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本編
69.
しおりを挟む「へぇー高いね……でも、ディアンならワンパンで壊せそうな壁だね」
おしゃべりしながらのんびり歩いて1時間ぐらいで森から見えた壁のところに着いた。
「シャルナの爆薬なら一瞬で終わるな」
「……2人して何言ってるんですか。早く検問を終わらせて行きましょう」
…ユーリがなんか冷たい気がする。
検問は犯罪の有無が分かる水晶に触って終わった。
………一人一人で行ったからかな?お嬢ちゃん連れは?って聞かれた………適当に答えたけど……………何でだ。少し身長が低いだけなのに……。
「じゃあ、昼飯食ったら宿とって怪しいところからまわるか」
「分かりました」
「分かったー」
お昼、お昼かぁ。何食べるんだろ?
「お昼どこで食べるの?」
「そこら辺のお店で食べますか?」
「そうするか」
近いお店に入って三人分の昼食を頼んで席に座る。
数分後に料理が運ばれて来た。
3人でいただきますをし、料理を食べ始めた。
「うーん?美味しい…けど普通だなぁ」
「…だな。俺はシャルナやアランの料理の方が断然好きだな」
「いやー照れるねぇ」
アランに褒められてディアンにも褒められたー!!嬉しいな。自分が作ったものを喜んでくれるって、すごい嬉しい。
「シャルナさん料理できたんですか!?」
「やだなぁーできるに決まってんじゃん。料理も生産系に入るよー」
「と言うかユーリ。シャルナの作ったもの今日食ったぞ?」
「そ、そうなんですか!?…あ、あのクッキー」
ディアン、気づいたんだ。へーすごい。
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