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本編
60.投げやりだね
しおりを挟む「まぁいい。今回は、俺も行く」
…………は?
っていや、総括者って先頭切ってやるもんだったっけ?
「いや、ディアンが行くって……!!ほかの仕事はどうするのよっ!!!」
おぉ、リースが言ってくれたー!!!
「まぁ、直ぐに終わらせるし大丈夫だろう。もしもの時は、残った者が頑張れば大丈夫だろう」
投げやりだね…………。まぁ、直ぐに終わらせられるなら大丈夫なのかな……?能力的にもリースやカルト、ヘイトとかが残れば大丈夫そうだし。
「じゃあ、ディアンが行くとしたら後は誰と誰が行くの?」
「行くのは俺、シャルナ、ユーリで良いだろう」
「…私………ですか?」
「あぁ、解呪系を含む全ての魔法がこの中で最も得意であろう?」
「……!!!はい!分かりました!!」
「異議がありますッッ!!!!!!!」
ティナが突然叫んだ。
「どうしたの?ティナ??」
「何故!!!私も同行できないのですか!?せっかくシャルナ姉様と一緒に……もっと一緒にいられると思ったのにッッ!!!!!!!」
「いや、あのな……」
「何でですか!!!そんなに、姉様と私の時間を引き裂きたいのですかッッッ!!!!!」
わー、ディアンも他のみんなも引き攣った顔してるなー。
ディアンは多分、私達が行っている間に騎獣を使ってここを守りたいんじゃないかな…?だから、多分数には入れなかったんだと思うんだよね。
………ええっと……すごく、ティナをどうにかしてって言う目線が複数人からビシバシくるんだけど……。
私がどうにかしろと……
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