47 / 68
6.大人の華金デート***
[2]ー7
しおりを挟む
「きちんと洗っておかないと、後で後悔することになるけどいいのか?」
言っている意味を理解するより早く指が合わせを割った。
「あ……っ」
花弁をめくり、内側を優しく撫でていく。秘芽には触れず、その周りをクルクルと羽のように優しくなぞるだけだ。ゾクゾクと甘い愉悦がはい上がってくるが、同時にじれったくもなった。彼の指は肝心な場所には触れてくれない。
「どうした。腰が揺れているぞ」
指摘されてカッと顔が熱くなる。
「い、いじわる……」
首を後ろに回してじっとりと睨む。彼は、なにが? と言わんばかりに微笑むと、唇を合わせてきた。
「ふぁっ、んんん……っ」
押し入ってきた舌に口蓋をこすられると同時に、指で秘芽を撫でられた。大きく腰が跳ねて、飛び出した嬌声が彼の口腔にのみ込まれる。
首をねじった体勢で貪るように激しく口づけられる一方で、花芽を撫でられる手はまるで小さなガラス細工にでも触れるかのように優しい。
「んぁっ……ふっ」
苦しくて、もどかしくて、もうどうにかなってしまいそうだ。快感が膨れ上がり、苦しさすら愉悦に変わっていく。
硬い屹立を腰にグリグリと押しつけながら、すばやい動きで秘芽をこすり上げれる。
「んあぁっんっ」
強烈な愉悦が湧き上がり、ビリビリと電流のようになって全身に駆け巡った。
口が自由になりハアハアと荒い息をつく。足がガクガクと震えて今にも崩れ落ちそうだ。彼の腕に支えられて、なんとか立っている。
「そろそろいいかな」
そう言うと、彼は目の前のコックをひねった。シャワーから勢いよくお湯が飛び出してきた。
これでやっとこの状況から脱出できるとほっと胸をなで下ろしたが、今度は大きな手ひらが私の肌をこすり始める。
「あの、もういいから……」
「だめ。きちんと流さないと。せっかくこんなにきれいな肌が荒れたら申し訳なさすぎる」
至って真面目な顔でそう言い、上から下へと丁寧に撫でていく。太もものあたりに来ると彼の手が止まった。
「ここもだな」
「……っ!」
さっき散々に弄られたせいで、したたるほどの蜜で濡れていた。彼はそれを手のひらでぬぐっていく。
「んんっ……」
花弁を割って指を蜜口にあてられ、ビクンと腰が跳ねた。
「こんなところまでぬるぬるだ。しっかり落さないと」
「あっ……ああっ」
それがボディソープのせいではないことなんて百も承知のくせに、そ知らぬふりで入り口のあたりで指をクルクルと回しながら入ってくる。キュンっとナカが甘く締まった。奥まで埋められた指に内襞を強くこすられる。
「や……っ」
快感に忠実になろうとする体に抗うよう身をよじると、彼の指がピタ止まった。
「嫌? 本当に? それならやめる。香ちゃんが嫌がることはしない」
「い、嫌じゃない! けど、だめ……なの」
「どうして?」
「どうしてって……」
「理由がわからないと後々困るだろう?」
後々なにがどう困るというのだろう。意味がわからないが、とにかくそんなことを聞かれてもこちらの方が困る。必死に首を横に振った。
「そうか。仕方ない、香ちゃんが望まないことはしないと約束したからな」
彼の指がするりと抜かれる。
「あっ」
奥がキュンとせつなく疼いた。
ここまで来ても、私がだめだということはしないつもりらしい。彼の本気が伝わってくる。
さすがになんだか申し訳ない気持ちになってきた。
さっきの愛撫も嫌ではなかった。ただ、こんな場所で立ったまま達かされることに抵抗があったのだ。
どうしよう。思い切って『ここじゃ嫌だ』と告げてみようか。
でもそれは『ここじゃない所がいい』と伝えるのと同じことだ。つい一か月前まで処女だった私には難易度が高い。
ううっ……どうしよう。
ひとり葛藤していると、耳元で「ごめん」と低くかすれた声がした。
「違うのっ、私……っ」
振り向こうとした瞬間、内ももの間を硬く温かいものが分け入ってきた。 それが彼の雄竿だと気づいた瞬間、カアッとつま先から頭のてっぺんまで熱くなった。
言っている意味を理解するより早く指が合わせを割った。
「あ……っ」
花弁をめくり、内側を優しく撫でていく。秘芽には触れず、その周りをクルクルと羽のように優しくなぞるだけだ。ゾクゾクと甘い愉悦がはい上がってくるが、同時にじれったくもなった。彼の指は肝心な場所には触れてくれない。
「どうした。腰が揺れているぞ」
指摘されてカッと顔が熱くなる。
「い、いじわる……」
首を後ろに回してじっとりと睨む。彼は、なにが? と言わんばかりに微笑むと、唇を合わせてきた。
「ふぁっ、んんん……っ」
押し入ってきた舌に口蓋をこすられると同時に、指で秘芽を撫でられた。大きく腰が跳ねて、飛び出した嬌声が彼の口腔にのみ込まれる。
首をねじった体勢で貪るように激しく口づけられる一方で、花芽を撫でられる手はまるで小さなガラス細工にでも触れるかのように優しい。
「んぁっ……ふっ」
苦しくて、もどかしくて、もうどうにかなってしまいそうだ。快感が膨れ上がり、苦しさすら愉悦に変わっていく。
硬い屹立を腰にグリグリと押しつけながら、すばやい動きで秘芽をこすり上げれる。
「んあぁっんっ」
強烈な愉悦が湧き上がり、ビリビリと電流のようになって全身に駆け巡った。
口が自由になりハアハアと荒い息をつく。足がガクガクと震えて今にも崩れ落ちそうだ。彼の腕に支えられて、なんとか立っている。
「そろそろいいかな」
そう言うと、彼は目の前のコックをひねった。シャワーから勢いよくお湯が飛び出してきた。
これでやっとこの状況から脱出できるとほっと胸をなで下ろしたが、今度は大きな手ひらが私の肌をこすり始める。
「あの、もういいから……」
「だめ。きちんと流さないと。せっかくこんなにきれいな肌が荒れたら申し訳なさすぎる」
至って真面目な顔でそう言い、上から下へと丁寧に撫でていく。太もものあたりに来ると彼の手が止まった。
「ここもだな」
「……っ!」
さっき散々に弄られたせいで、したたるほどの蜜で濡れていた。彼はそれを手のひらでぬぐっていく。
「んんっ……」
花弁を割って指を蜜口にあてられ、ビクンと腰が跳ねた。
「こんなところまでぬるぬるだ。しっかり落さないと」
「あっ……ああっ」
それがボディソープのせいではないことなんて百も承知のくせに、そ知らぬふりで入り口のあたりで指をクルクルと回しながら入ってくる。キュンっとナカが甘く締まった。奥まで埋められた指に内襞を強くこすられる。
「や……っ」
快感に忠実になろうとする体に抗うよう身をよじると、彼の指がピタ止まった。
「嫌? 本当に? それならやめる。香ちゃんが嫌がることはしない」
「い、嫌じゃない! けど、だめ……なの」
「どうして?」
「どうしてって……」
「理由がわからないと後々困るだろう?」
後々なにがどう困るというのだろう。意味がわからないが、とにかくそんなことを聞かれてもこちらの方が困る。必死に首を横に振った。
「そうか。仕方ない、香ちゃんが望まないことはしないと約束したからな」
彼の指がするりと抜かれる。
「あっ」
奥がキュンとせつなく疼いた。
ここまで来ても、私がだめだということはしないつもりらしい。彼の本気が伝わってくる。
さすがになんだか申し訳ない気持ちになってきた。
さっきの愛撫も嫌ではなかった。ただ、こんな場所で立ったまま達かされることに抵抗があったのだ。
どうしよう。思い切って『ここじゃ嫌だ』と告げてみようか。
でもそれは『ここじゃない所がいい』と伝えるのと同じことだ。つい一か月前まで処女だった私には難易度が高い。
ううっ……どうしよう。
ひとり葛藤していると、耳元で「ごめん」と低くかすれた声がした。
「違うのっ、私……っ」
振り向こうとした瞬間、内ももの間を硬く温かいものが分け入ってきた。 それが彼の雄竿だと気づいた瞬間、カアッとつま先から頭のてっぺんまで熱くなった。
1
お気に入りに追加
229
あなたにおすすめの小説
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
セカンドラブ ー30歳目前に初めての彼が7年ぶりに現れてあの時よりちゃんと抱いてやるって⁉ 【完結】
remo
恋愛
橘 あおい、30歳目前。
干からびた生活が長すぎて、化石になりそう。このまま一生1人で生きていくのかな。
と思っていたら、
初めての相手に再会した。
柚木 紘弥。
忘れられない、初めての1度だけの彼。
【完結】ありがとうございました‼
隠れ御曹司の愛に絡めとられて
海棠桔梗
恋愛
目が覚めたら、名前が何だったかさっぱり覚えていない男とベッドを共にしていた――
彼氏に浮気されて更になぜか自分の方が振られて「もう男なんていらない!」って思ってた矢先、強引に参加させられた合コンで出会った、やたら綺麗な顔の男。
古い雑居ビルの一室に住んでるくせに、持ってる腕時計は超高級品。
仕事は飲食店勤務――って、もしかしてホスト!?
チャラい男はお断り!
けれども彼の作る料理はどれも絶品で……
超大手商社 秘書課勤務
野村 亜矢(のむら あや)
29歳
特技:迷子
×
飲食店勤務(ホスト?)
名も知らぬ男
24歳
特技:家事?
「方向音痴・家事音痴の女」は「チャラいけれど家事は完璧な男」の愛に絡め取られて
もう逃げられない――
溺愛ダーリンと逆シークレットベビー
葉月とに
恋愛
同棲している婚約者のモラハラに悩む優月は、ある日、通院している病院で大学時代の同級生の頼久と再会する。
立派な社会人となっていた彼に見惚れる優月だったが、彼は一児の父になっていた。しかも優月との子どもを一人で育てるシングルファザー。
優月はモラハラから抜け出すことができるのか、そして子どもっていったいどういうことなのか!?
【完結】やさしい嘘のその先に
鷹槻れん
恋愛
妊娠初期でつわり真っ只中の永田美千花(ながたみちか・24歳)は、街で偶然夫の律顕(りつあき・28歳)が、会社の元先輩で律顕の同期の女性・西園稀更(にしぞのきさら・28歳)と仲睦まじくデートしている姿を見かけてしまい。
妊娠してから律顕に冷たくあたっていた自覚があった美千花は、自分に優しく接してくれる律顕に真相を問う事ができなくて、一人悶々と悩みを抱えてしまう。
※30,000字程度で完結します。
(執筆期間:2022/05/03〜05/24)
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
2022/05/30、エタニティブックスにて一位、本当に有難うございます!
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
---------------------
○表紙絵は市瀬雪さまに依頼しました。
(作品シェア以外での無断転載など固くお断りします)
○雪さま
(Twitter)https://twitter.com/yukiyukisnow7?s=21
(pixiv)https://www.pixiv.net/users/2362274
---------------------
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる