187 / 207
ふたたびダンジョンへ
187.
しおりを挟む
8階層にやってきた。
とりあえずウォール草を採取して次の階を目指す。
9階層のトレンドはとりあえず狩れるだけ刈って収納にどんどん仕舞い込む。
もちろん壁も調べたけど真新しい物は出てこなかった。
10階層、とりあえずのボス戦でさっくり終わらす。
ボス部屋を出たところで壁を調べるも何も出てこない。
「今日はここまでだね」
本日の目標が終了したので野営の準備をしてゆっくりする事にした。
「明日は15階層までかな」
「そうだな。この調子だと10日で攻略か」
「明日は花の採取とルビーかな」
予定の擦り合わせをし、早々に就寝した。
翌日、11階は特に変わったものはなし。
12階で沢山花の採取を行った。
13階、サファイアの原石を採取。
生成しながら純度の高い宝石も取り出して収納に片付ける。
次の階層への階段に辿り着いたので一旦休憩する事にした。
いつも通り壁を調べながらさぐったらまだ宝石がありそうなので採取する。
「ん?ちょっと抵抗あるかな?」
ここの階層に来てから採取していたサファイアより魔力の抵抗が大きい。
集中して取り出してみた。
「うわぁ、ピンクサファイアだ」
「ほぅ、珍しいな」
かなり小さいけど純度の高いピンクサファイアが出てきた。
「新発見だね」
ウキウキしながら眺めていたらアイザックが呆れてる。
「多分、採取できるのはククルぐらいじゃないか?かなりの熟練度がいるぞ」
「そかな?アイザックも試してみたら?」
「気が向いたらな」
もはやツッコむ気にもならないみたいだ。
そんなの事は気にせず、お昼ご飯を堪能した。
「ハチミツ」
15階のボスは相変わらずの女王蜂。
さっくり倒してハチミツを手に入れた。
ボス部屋をでて安全地帯に到着。
今日はここまでなので野営の準備をする。
離れたところに攻略中の人がいるのでテントの影でこっそりルビーを採取した。
明日の攻略は20階層まで。
順調に進んでいるので大満足。
今日とて早々に就寝した。
翌日、16階からスタート。
特に変わった物もなく、18階にて一旦休憩。
19階にやってきた。
「アイザック、滝の裏側行こうよ」
前回は宝箱にはしゃぎ過ぎて壁を調べてなかった。
ふと思い出したので今回はゆっくり調査したい。
とりあえず滝を目指して進み、到着したので裏に回って細い道をすすんだ。
前と同じ様に宝箱があるので罠が無いか慎重に調べた。
特に異常はなさそうなので中身を確認するのに蓋を開けた。
「今回は何が入っている?」
「うんとね、なんだろ?」
中身を覗いたら一冊の本と長剣が入っていた。
「剣はアイザックのだと思うよ。私の身長じゃもてないもん。この本はなにかな?」
手に取り表紙を観ると『図鑑』とかいてある。
中を開くと初回採取日と素材、詳細に使用用途が書かれている。
ただ虫食いになっているところもあるのでどうやら今まで私が取り扱った物が記載されているみたいだ。
「うん、何となくしまっとこっかな」
「また、奇妙な物が入ってたな。多分ネル様か妖精達のおかげだろう」
「だね」
じっくり中を見たいとも思うけどとりあえず収納に片付けてまたの機会にすることにした。
とりあえずウォール草を採取して次の階を目指す。
9階層のトレンドはとりあえず狩れるだけ刈って収納にどんどん仕舞い込む。
もちろん壁も調べたけど真新しい物は出てこなかった。
10階層、とりあえずのボス戦でさっくり終わらす。
ボス部屋を出たところで壁を調べるも何も出てこない。
「今日はここまでだね」
本日の目標が終了したので野営の準備をしてゆっくりする事にした。
「明日は15階層までかな」
「そうだな。この調子だと10日で攻略か」
「明日は花の採取とルビーかな」
予定の擦り合わせをし、早々に就寝した。
翌日、11階は特に変わったものはなし。
12階で沢山花の採取を行った。
13階、サファイアの原石を採取。
生成しながら純度の高い宝石も取り出して収納に片付ける。
次の階層への階段に辿り着いたので一旦休憩する事にした。
いつも通り壁を調べながらさぐったらまだ宝石がありそうなので採取する。
「ん?ちょっと抵抗あるかな?」
ここの階層に来てから採取していたサファイアより魔力の抵抗が大きい。
集中して取り出してみた。
「うわぁ、ピンクサファイアだ」
「ほぅ、珍しいな」
かなり小さいけど純度の高いピンクサファイアが出てきた。
「新発見だね」
ウキウキしながら眺めていたらアイザックが呆れてる。
「多分、採取できるのはククルぐらいじゃないか?かなりの熟練度がいるぞ」
「そかな?アイザックも試してみたら?」
「気が向いたらな」
もはやツッコむ気にもならないみたいだ。
そんなの事は気にせず、お昼ご飯を堪能した。
「ハチミツ」
15階のボスは相変わらずの女王蜂。
さっくり倒してハチミツを手に入れた。
ボス部屋をでて安全地帯に到着。
今日はここまでなので野営の準備をする。
離れたところに攻略中の人がいるのでテントの影でこっそりルビーを採取した。
明日の攻略は20階層まで。
順調に進んでいるので大満足。
今日とて早々に就寝した。
翌日、16階からスタート。
特に変わった物もなく、18階にて一旦休憩。
19階にやってきた。
「アイザック、滝の裏側行こうよ」
前回は宝箱にはしゃぎ過ぎて壁を調べてなかった。
ふと思い出したので今回はゆっくり調査したい。
とりあえず滝を目指して進み、到着したので裏に回って細い道をすすんだ。
前と同じ様に宝箱があるので罠が無いか慎重に調べた。
特に異常はなさそうなので中身を確認するのに蓋を開けた。
「今回は何が入っている?」
「うんとね、なんだろ?」
中身を覗いたら一冊の本と長剣が入っていた。
「剣はアイザックのだと思うよ。私の身長じゃもてないもん。この本はなにかな?」
手に取り表紙を観ると『図鑑』とかいてある。
中を開くと初回採取日と素材、詳細に使用用途が書かれている。
ただ虫食いになっているところもあるのでどうやら今まで私が取り扱った物が記載されているみたいだ。
「うん、何となくしまっとこっかな」
「また、奇妙な物が入ってたな。多分ネル様か妖精達のおかげだろう」
「だね」
じっくり中を見たいとも思うけどとりあえず収納に片付けてまたの機会にすることにした。
343
あなたにおすすめの小説
憧れのスローライフを異世界で?
さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。
日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
転生チート薬師は巻き込まれやすいのか? ~スローライフと時々騒動~
志位斗 茂家波
ファンタジー
異世界転生という話は聞いたことがあるが、まさかそのような事を実際に経験するとは思わなかった。
けれども、よくあるチートとかで暴れるような事よりも、自由にかつのんびりと適当に過ごしたい。
そう思っていたけれども、そうはいかないのが現実である。
‥‥‥才能はあるのに、無駄遣いが多い、苦労人が増えやすいお話です。
「小説家になろう」でも公開中。興味があればそちらの方でもどうぞ。誤字は出来るだけ無いようにしたいですが、発見次第伝えていただければ幸いです。あと、案があればそれもある程度受け付けたいと思います。
(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。
転生したので、今世こそは楽しく生きます!~大好きな家族に囲まれて第2の人生を謳歌する~
結笑-yue-
ファンタジー
『可愛いわね』
『小さいな』
『…やっと…逢えた』
『我らの愛しい姫。パレスの愛し子よ』
『『『『『『『『『『我ら、原初の精霊の祝福を』』』』』』』』』』
地球とは別の世界、異世界“パレス”。
ここに生まれてくるはずだった世界に愛された愛し子。
しかし、神たちによって大切にされていた魂が突然できた輪廻の輪の歪みに吸い込まれてしまった。
神たちや精霊王、神獣や聖獣たちが必死に探したが、終ぞ見つけられず、時間ばかりが過ぎてしまっていた。
その頃その魂は、地球の日本で産声をあげ誕生していた。
しかし異世界とはいえ、神たちに大切にされていた魂、そして魔力などのない地球で生まれたため、体はひどく病弱。
原因不明の病気をいくつも抱え、病院のベッドの上でのみ生活ができる状態だった。
その子の名は、如月結笑《キサラギユエ》ーーー。
生まれた時に余命宣告されながらも、必死に生きてきたが、命の燈が消えそうな時ようやく愛し子の魂を見つけた神たち。
初めての人生が壮絶なものだったことを知り、激怒し、嘆き悲しみ、憂い……。
阿鼻叫喚のパレスの神界。
次の生では、健康で幸せに満ち溢れた暮らしを約束し、愛し子の魂を送り出した。
これはそんな愛し子が、第2の人生を楽しく幸せに暮らしていくお話。
家族に、精霊、聖獣や神獣、神たちに愛され、仲間を、友達をたくさん作り、困難に立ち向かいながらも成長していく姿を乞うご期待!
*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈
小説家になろう様でも連載中です。
第1章無事に完走したので、アルファポリス様でも連載を始めます!
よろしくお願い致します( . .)"
*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈
転生したら神だった。どうすんの?
埼玉ポテチ
ファンタジー
転生した先は何と神様、しかも他の神にお前は神じゃ無いと天界から追放されてしまった。僕はこれからどうすれば良いの?
人間界に落とされた神が天界に戻るのかはたまた、地上でスローライフを送るのか?ちょっと変わった異世界ファンタジーです。
没落した建築系お嬢様の優雅なスローライフ~地方でモフモフと楽しい仲間とのんびり楽しく生きます~
土偶の友
ファンタジー
優雅な貴族令嬢を目指していたクレア・フィレイア。
しかし、15歳の誕生日を前に両親から没落を宣言されてしまう。
そのショックで日本の知識を思いだし、ブラック企業で働いていた記憶からスローライフをしたいと気付いた。
両親に勧められた場所に逃げ、そこで楽しいモフモフの仲間と家を建てる。
女の子たちと出会い仲良くなって一緒に住む、のんびり緩い異世界生活。
公爵令嬢やめて15年、噂の森でスローライフしてたら最強になりました!〜レベルカンストなので冒険に出る準備、なんて思ったけどハプニングだらけ〜
咲月ねむと
ファンタジー
息苦しい貴族社会から逃げ出して15年。
元公爵令嬢の私、リーナは「魔物の森」の奥で、相棒のもふもふフェンリルと気ままなスローライフを満喫していた。
そんなある日、ひょんなことから自分のレベルがカンストしていることに気づいてしまう。
「せっかくだし、冒険に出てみようかしら?」
軽い気持ちで始めた“冒険の準備”は、しかし、初日からハプニングの連続!
金策のために採った薬草は、国宝級の秘薬で鑑定士が気絶。
街でチンピラに絡まれれば、無自覚な威圧で撃退し、
初仕事では天災級の魔法でギルドの備品を物理的に破壊!
気づけばいきなり最高ランクの「Sランク冒険者」に認定され、
ボロボロの城壁を「日曜大工のノリ」で修理したら、神々しすぎる城塞が爆誕してしまった。
本人はいたって平和に、堅実に、お金を稼ぎたいだけなのに、規格外の生活魔法は今日も今日とて大暴走!
ついには帝国の精鋭部隊に追われる亡国の王子様まで保護してしまい、私の「冒険の準備」は、いつの間にか世界の運命を左右する壮大な旅へと変わってしまって……!?
これは、最強の力を持ってしまったおっとり元令嬢が、その力に全く気づかないまま、周囲に勘違いと畏怖と伝説を振りまいていく、勘違いスローライフ・コメディ!
本人はいつでも、至って真面目にお掃除とお料理をしたいだけなんです。信じてください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる