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最終章 高校生編 〜全てを失うまで〜
第44話 生き地獄
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ギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコ…グジュグジュグジュグジュグジュグジュグジュグジュグジュグジュグジュグジュグジュグジュグジュグジュグジュグジュグジュグジュグジュグジュグジュグジュ…
ノリオ「ァァァァァァァァァァァ…かはァァァァァァァァァァァ…あガァァァァァ…か…カハァァァァ…」ハァハァハァハァハァハァハァハァ…
両腕を切られ、足を今片方が切られた
叫び過ぎた事で喉が潰れ始めているせいか
先程よりも声が小さくなっていき、つまらなくなった
組長「そろそろ、次の段階に移すか…」
医院長「なら、これも終わりになさいますか?」
組長「ああ、動画も撮れているし文句を言われることもないだろう」
医院長(誰がこんなのを見るんだ)
気になる事だが、言わないでおく
口は災いの元だ、黙っておけば何も起こらない
医院長はマイクで手術室に話しかける
医院長「これ以上はいい、とっとと終わらせてくれ」
医者「了解です」
そう言うと先程と変わり手際よく残りの足を切る(だからと言って麻酔はつけられていない為痛み事態は変わらない)
そして両手両足を回収すると医者は手術室から出る
ノリオ(…お…おわ…終わった…の…か…?)
これ以上の苦痛がない事に安堵すると同時に
この姿になってしまった事に絶望する
ノリオ(な…なんで…ぼ…僕は…こん…な…目に…あわな…い…と…いけない…んだ…よ)
未だに自分の犯した罪の自覚がないノリオ
自覚した所で全てが遅いが
組長「お!男前になって!」
ノリオ「お…お前…」キッ
組長「へぇ、まだそんな元気があるなんて」
ここまで痛みを感じて生きている事もノリオの生命力が人以上にあると言う事だ
此処で死ねた方が良かったかもしれないが
組長「さてと、此処はもう良い、移動させろ」
そう言うと組長の周りにいた部下に命令し
連れて行く
ノリオ「ど…何処へ…行く…」
組長「止血はしてあるし、血は少々足りないと思うが、まぁ死ぬ事はないだろう」
組長が手術室から出ると、部下達もノリオを運びながら移動する
——————————————————————
???
車で移動し、とある場所へ着く
とある場所と言うのは、何処かわからないからだ
あたりは木々が生い茂り、所々に古びた建物が見える
ノリオ(廃工場…か?)
車の窓から見える景色だけで判断するが
一体此処で何をするのだろう?
そう思い、この状態でも何とか逃げ出す策を考える
限りなく0に近いが決して0%ではない
その僅かな希望にノリオは全てを賭ける
全くの無謀なわけだが
キッ…
車が止まり、目的地に着いた事がわかる
部下が組長のドアを開け、組長が出る
その隣に倒れる様にいるノリオがもう1人の
部下に降ろされる(担がれながら)
ノリオ「ここは…?」
組長「お久しぶりです」
そう言うと、ノリオは話の方向に顔を向ける
そこにはある男が2人いる
1人はソムリエ?のような格好をしており
もう1人は助手なのだろう少し後ろに
立っている
ソムリエ「おやまぁ、随分と面白い物をお持ちで?」
組長「まぁ、君の趣味に比べたらマシだと思いますよ?…ソムリエさん?」
ソムリエ「まぁ…そこは否定しませんが」
組長「とりあえず、此奴を渡せばいいんだろ?」
そう言うと組長は部下に指示して
助手らしき人物に引き渡す
組長「それじゃあ、私達の仕事は終わりだ………後は頼んだぞ?」
ソムリエ「ええ、後はお任せを」
そう言って組長達は車に乗り、その場から去る
ソムリエ「では行きましょうか?」
ソムリエ(我欲の為に他者を堕とし、更には法から逃げようとする外道)
「お前の死は死んだとしてもその罪を償うことは出来ない」
此奴によって苦しんだ女性達の苦しみを
そいつによって人生を壊された男性達の
苦しみを
ソムリエ「何千倍にして返してやる」
そう言うと彼の顔が恐ろしくなる
ノリオ「ヒッ!?」ビクッ
まるで人々の怨念を集めたかのような
そのドス黒いオーラが顔からも滲み出て
その恐ろしさにノリオは失禁する
助手「…ふざけんなよ………」
——————————————————————
廃工場~???~
廃工場の地下、そこは何故か綺麗なままで
まるで"今でも誰かが使っている"かのように
ノリオ「…こ…此処は?」
ソムリエ「そうだな、お前の様な外道を裁く所…かな?」
そう言うと男はノリオを、木の板で固定して
磔(はりつけ)の様にする
ソムリエ「さてと、君に質問がある」
ノリオ「な…なんだよ…」
ソムリエ「君は自分の侵した罪に自覚はあるのか?」
ノリオ「は?」
ソムリエ「あるのかと聞いているんだ?」
ノリオはまたかと溜め息を零し、ソムリエに
言う
ノリオ「あるわけねぇだろ?馬鹿!!!!!そもそも僕は悪くない!
確かに薬は使ったが選んだのは彼女達だ!!僕は関係ない!」
あくまでも自分は悪くないと言い張るノリオ
ソムリエは「へぇ」と一言だけ言い
ノリオ「ギャアアアアア!!!!!」グジュ
なんの躊躇いも無しにノリオの目玉をくり抜く
ソムリエ「人間の屑が、もう黙っとけ」
そう言って片目を踏み潰す
助手「もう良いですか?」
ソムリエ「ああ………やれ」
そう言って助手はノリオに身体全体を
蜂蜜(ハチミツ)だらけにする
勿論張り付けている木にもだ
全体をコーティングされたノリオは一体何をされるのかわからない表情でソムリエを
見つめる
ソムリエ「安心しろ、今"わかるから"」カチ
そう言うとソムリエはボタンを取り出し
スイッチを押す
すると
ノリオ「な…なんだ..」
足元が開き、そこから大量の蟻が出てくる
ソムリエ「さあ、侵した罪をその自身の体で償え」
ノリオ「な…何を…する気…だ?」
そして蟻はノリオの体に向かって進む
しかしそれはただの蟻ではない
その名は…軍隊蟻(ぐんたいあり)
ピューマすら逃げると言われる
アマゾンに住む、最強最悪の生物軍隊
それが彼らの異名だ
ソムリエ「そいつらは、南アメリカで使われていた拷問の一つだ、命の保証はないけどな?」
そして身体全体に蟻がまとわりつくと
ノリオは叫び始める
ノリオ「ギャアアアアア!!!!!痛い!痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!」
ソムリエ「それはそうさ、"喰われている"のだから」
この拷問は今でも使われており
文字通り"骨の髄まで"喰われるのだ
ソムリエ「おいおいそんな叫ぶと…」
ノリオ「ゴボッガハァ!?」
叫んで口を開けていた為、口の中に蟻が入る
目にも蟻が来る為、いずれ失明するだろう
耳にも入り鼓膜が喰われて、耳が聞こえなくなるだろう
それでも尚、ノリオは生にしがみつく
ノリオ(死んでたまるか!死んでたまるかぁ!!)
ノリオ「ペッペッぺッ」
ソムリエ「へぇ?」
ノリオは頭を動かし、顔にいる蟻を落とし
口を動かし、中にいる蟻を吐き出しながら
噛む、そうする事でほんの僅か、コンマの差だが、寿命が伸びる
ソムリエ「そんなに生きたいのか?」
ノリオにそう質問するソムリエ
ノリオは聞こえなくなっていく耳で聞き、
答える
ノリオ「当…たり…前……だ!」
ソムリエ「そうか…なら…」キュポン
ソムリエは"軍隊蟻専用の餌"をノリオの股間にかける
ソムリエ「さっさと死ね、塵屑野郎」
軍隊蟻は、ノリオの股間を食し始める
そしてついに
ノリオ「もう嫌だああ!!!!助けて!!誰か!!!誰かぁ!!!助けてぇ!!」
ついに精神が壊れたのだろう
目に見えない恐怖が、
少しずつ近づいてくる死が
彼の心を壊す
彼の心からの叫びは届かない
切られた所から蟻が入ってくる
神経もまだ残っている為喰われるたびに
ノリオは誰かに助けを求め続け、そして
ブチッ
ノリオ「痛!?」ベシッ
固定していた物が切れ、地面に叩きつけられる
すると穴から出てきた蟻達が一斉に襲い掛かる
ノリオ「ああああああああああああああああああああああああ痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!!!!!」
芋虫の様に暴れ、周りにいる蟻を潰しながら
逃げようとする、しかし蟻の数は尋常じゃなく
ノリオ「やめてくれ!反省したって!言ってんだよ!!もうやめろ!!」
必死に命乞いをするノリオだが、その言葉は全く届かない
ソムリエ「反省するのが遅かったな」
皮が剥がれて血が地面に流れ出す
鼓膜が喰われて中から液体が溢れる
体内に蟻が入り込み臓器が少しずつ喰われ始める
ノリオ「嫌ぁ!!嫌だぁ!!!!ヤァだ!やめてよぉ!!!いやいやいらだぁ!!ああああああ!!!!アヤダァ!!!いあいよ!!ヤダヤダやだやだ!!!ああああああああ!!!ひぃやあああああ!!!」
最早言語すらままならない程の恐怖が彼を襲い、叫び続ける
無意味で無慈悲で無謀で無価値で
みっともなく、無様に醜く、喚き散らし
唾液を零し、糞尿を垂れ流し
ひたすら喰われ続ける
ソムリエ「私の拷問、随分と気に入ってくれたみたいだな?嬉しそうに叫んで…クフフフフ…」
助手「…喜んでますかね?あれ?」
ノリオ「ヒィヤァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」
ノリオは知らない、暴れ回る事で痛みが苦しみが苦痛が恐怖が絶望が延びることを
そして………
この苦しみは、文字通り死ぬまで続く事も
蟻は餌を取る時、自分の顎で咥えながら
巣へと運ぶ
しかし人間の皮膚は思った以上に丈夫だ
なのに痛みは感じる
その為ノリオは暴れ回り、その元凶を
剥がす、そのせいでまた同じ痛みを味わう
それを繰り返し、自ら苦しみを伸ばしているのだ
ソムリエ「その苦しみは、数日間は続く、精々楽しく蟻達と遊んでくれよ?」
ノリオ「まっへ!いからいで!!!たふけえ!!!いヤァ!!いだいのいあ!!」
ソムリエ「大丈夫だ、ちゃんと火葬してやるよ」
そう言うと2人は部屋を出て外にあるボタンを押す
すると
ノリオ「あずい!!!いだい!!いァァァァァァァァァ!!!!」
ソムリエ「此処は元々パチンコの玉を作るところだったんだ、その機能をちょっと復活させただけだよ?」
上から出来立ての真っ赤な玉がノリオに目掛けて降ってくる
その熱さで暴れ回る
ソムリエ「3時間に一回は落ちてくる様に設定してあるから、ゆっくりと暖まれよ?」
そう言って2人はその場から去る
ノリオ「いやァァァァァァァァァ!!!!いやァァァァァァァァァ!!!!!」
その声がこだまするが、誰にも届く事はなく
死ぬその瞬間まで、苦しみながら死んでいった。
——————————————————————
とことん苦しめてやろうと思ったら
ここまで長くなりました
納得していただけると幸いです。
ノリオ「ァァァァァァァァァァァ…かはァァァァァァァァァァァ…あガァァァァァ…か…カハァァァァ…」ハァハァハァハァハァハァハァハァ…
両腕を切られ、足を今片方が切られた
叫び過ぎた事で喉が潰れ始めているせいか
先程よりも声が小さくなっていき、つまらなくなった
組長「そろそろ、次の段階に移すか…」
医院長「なら、これも終わりになさいますか?」
組長「ああ、動画も撮れているし文句を言われることもないだろう」
医院長(誰がこんなのを見るんだ)
気になる事だが、言わないでおく
口は災いの元だ、黙っておけば何も起こらない
医院長はマイクで手術室に話しかける
医院長「これ以上はいい、とっとと終わらせてくれ」
医者「了解です」
そう言うと先程と変わり手際よく残りの足を切る(だからと言って麻酔はつけられていない為痛み事態は変わらない)
そして両手両足を回収すると医者は手術室から出る
ノリオ(…お…おわ…終わった…の…か…?)
これ以上の苦痛がない事に安堵すると同時に
この姿になってしまった事に絶望する
ノリオ(な…なんで…ぼ…僕は…こん…な…目に…あわな…い…と…いけない…んだ…よ)
未だに自分の犯した罪の自覚がないノリオ
自覚した所で全てが遅いが
組長「お!男前になって!」
ノリオ「お…お前…」キッ
組長「へぇ、まだそんな元気があるなんて」
ここまで痛みを感じて生きている事もノリオの生命力が人以上にあると言う事だ
此処で死ねた方が良かったかもしれないが
組長「さてと、此処はもう良い、移動させろ」
そう言うと組長の周りにいた部下に命令し
連れて行く
ノリオ「ど…何処へ…行く…」
組長「止血はしてあるし、血は少々足りないと思うが、まぁ死ぬ事はないだろう」
組長が手術室から出ると、部下達もノリオを運びながら移動する
——————————————————————
???
車で移動し、とある場所へ着く
とある場所と言うのは、何処かわからないからだ
あたりは木々が生い茂り、所々に古びた建物が見える
ノリオ(廃工場…か?)
車の窓から見える景色だけで判断するが
一体此処で何をするのだろう?
そう思い、この状態でも何とか逃げ出す策を考える
限りなく0に近いが決して0%ではない
その僅かな希望にノリオは全てを賭ける
全くの無謀なわけだが
キッ…
車が止まり、目的地に着いた事がわかる
部下が組長のドアを開け、組長が出る
その隣に倒れる様にいるノリオがもう1人の
部下に降ろされる(担がれながら)
ノリオ「ここは…?」
組長「お久しぶりです」
そう言うと、ノリオは話の方向に顔を向ける
そこにはある男が2人いる
1人はソムリエ?のような格好をしており
もう1人は助手なのだろう少し後ろに
立っている
ソムリエ「おやまぁ、随分と面白い物をお持ちで?」
組長「まぁ、君の趣味に比べたらマシだと思いますよ?…ソムリエさん?」
ソムリエ「まぁ…そこは否定しませんが」
組長「とりあえず、此奴を渡せばいいんだろ?」
そう言うと組長は部下に指示して
助手らしき人物に引き渡す
組長「それじゃあ、私達の仕事は終わりだ………後は頼んだぞ?」
ソムリエ「ええ、後はお任せを」
そう言って組長達は車に乗り、その場から去る
ソムリエ「では行きましょうか?」
ソムリエ(我欲の為に他者を堕とし、更には法から逃げようとする外道)
「お前の死は死んだとしてもその罪を償うことは出来ない」
此奴によって苦しんだ女性達の苦しみを
そいつによって人生を壊された男性達の
苦しみを
ソムリエ「何千倍にして返してやる」
そう言うと彼の顔が恐ろしくなる
ノリオ「ヒッ!?」ビクッ
まるで人々の怨念を集めたかのような
そのドス黒いオーラが顔からも滲み出て
その恐ろしさにノリオは失禁する
助手「…ふざけんなよ………」
——————————————————————
廃工場~???~
廃工場の地下、そこは何故か綺麗なままで
まるで"今でも誰かが使っている"かのように
ノリオ「…こ…此処は?」
ソムリエ「そうだな、お前の様な外道を裁く所…かな?」
そう言うと男はノリオを、木の板で固定して
磔(はりつけ)の様にする
ソムリエ「さてと、君に質問がある」
ノリオ「な…なんだよ…」
ソムリエ「君は自分の侵した罪に自覚はあるのか?」
ノリオ「は?」
ソムリエ「あるのかと聞いているんだ?」
ノリオはまたかと溜め息を零し、ソムリエに
言う
ノリオ「あるわけねぇだろ?馬鹿!!!!!そもそも僕は悪くない!
確かに薬は使ったが選んだのは彼女達だ!!僕は関係ない!」
あくまでも自分は悪くないと言い張るノリオ
ソムリエは「へぇ」と一言だけ言い
ノリオ「ギャアアアアア!!!!!」グジュ
なんの躊躇いも無しにノリオの目玉をくり抜く
ソムリエ「人間の屑が、もう黙っとけ」
そう言って片目を踏み潰す
助手「もう良いですか?」
ソムリエ「ああ………やれ」
そう言って助手はノリオに身体全体を
蜂蜜(ハチミツ)だらけにする
勿論張り付けている木にもだ
全体をコーティングされたノリオは一体何をされるのかわからない表情でソムリエを
見つめる
ソムリエ「安心しろ、今"わかるから"」カチ
そう言うとソムリエはボタンを取り出し
スイッチを押す
すると
ノリオ「な…なんだ..」
足元が開き、そこから大量の蟻が出てくる
ソムリエ「さあ、侵した罪をその自身の体で償え」
ノリオ「な…何を…する気…だ?」
そして蟻はノリオの体に向かって進む
しかしそれはただの蟻ではない
その名は…軍隊蟻(ぐんたいあり)
ピューマすら逃げると言われる
アマゾンに住む、最強最悪の生物軍隊
それが彼らの異名だ
ソムリエ「そいつらは、南アメリカで使われていた拷問の一つだ、命の保証はないけどな?」
そして身体全体に蟻がまとわりつくと
ノリオは叫び始める
ノリオ「ギャアアアアア!!!!!痛い!痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!」
ソムリエ「それはそうさ、"喰われている"のだから」
この拷問は今でも使われており
文字通り"骨の髄まで"喰われるのだ
ソムリエ「おいおいそんな叫ぶと…」
ノリオ「ゴボッガハァ!?」
叫んで口を開けていた為、口の中に蟻が入る
目にも蟻が来る為、いずれ失明するだろう
耳にも入り鼓膜が喰われて、耳が聞こえなくなるだろう
それでも尚、ノリオは生にしがみつく
ノリオ(死んでたまるか!死んでたまるかぁ!!)
ノリオ「ペッペッぺッ」
ソムリエ「へぇ?」
ノリオは頭を動かし、顔にいる蟻を落とし
口を動かし、中にいる蟻を吐き出しながら
噛む、そうする事でほんの僅か、コンマの差だが、寿命が伸びる
ソムリエ「そんなに生きたいのか?」
ノリオにそう質問するソムリエ
ノリオは聞こえなくなっていく耳で聞き、
答える
ノリオ「当…たり…前……だ!」
ソムリエ「そうか…なら…」キュポン
ソムリエは"軍隊蟻専用の餌"をノリオの股間にかける
ソムリエ「さっさと死ね、塵屑野郎」
軍隊蟻は、ノリオの股間を食し始める
そしてついに
ノリオ「もう嫌だああ!!!!助けて!!誰か!!!誰かぁ!!!助けてぇ!!」
ついに精神が壊れたのだろう
目に見えない恐怖が、
少しずつ近づいてくる死が
彼の心を壊す
彼の心からの叫びは届かない
切られた所から蟻が入ってくる
神経もまだ残っている為喰われるたびに
ノリオは誰かに助けを求め続け、そして
ブチッ
ノリオ「痛!?」ベシッ
固定していた物が切れ、地面に叩きつけられる
すると穴から出てきた蟻達が一斉に襲い掛かる
ノリオ「ああああああああああああああああああああああああ痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!!!!!」
芋虫の様に暴れ、周りにいる蟻を潰しながら
逃げようとする、しかし蟻の数は尋常じゃなく
ノリオ「やめてくれ!反省したって!言ってんだよ!!もうやめろ!!」
必死に命乞いをするノリオだが、その言葉は全く届かない
ソムリエ「反省するのが遅かったな」
皮が剥がれて血が地面に流れ出す
鼓膜が喰われて中から液体が溢れる
体内に蟻が入り込み臓器が少しずつ喰われ始める
ノリオ「嫌ぁ!!嫌だぁ!!!!ヤァだ!やめてよぉ!!!いやいやいらだぁ!!ああああああ!!!!アヤダァ!!!いあいよ!!ヤダヤダやだやだ!!!ああああああああ!!!ひぃやあああああ!!!」
最早言語すらままならない程の恐怖が彼を襲い、叫び続ける
無意味で無慈悲で無謀で無価値で
みっともなく、無様に醜く、喚き散らし
唾液を零し、糞尿を垂れ流し
ひたすら喰われ続ける
ソムリエ「私の拷問、随分と気に入ってくれたみたいだな?嬉しそうに叫んで…クフフフフ…」
助手「…喜んでますかね?あれ?」
ノリオ「ヒィヤァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」
ノリオは知らない、暴れ回る事で痛みが苦しみが苦痛が恐怖が絶望が延びることを
そして………
この苦しみは、文字通り死ぬまで続く事も
蟻は餌を取る時、自分の顎で咥えながら
巣へと運ぶ
しかし人間の皮膚は思った以上に丈夫だ
なのに痛みは感じる
その為ノリオは暴れ回り、その元凶を
剥がす、そのせいでまた同じ痛みを味わう
それを繰り返し、自ら苦しみを伸ばしているのだ
ソムリエ「その苦しみは、数日間は続く、精々楽しく蟻達と遊んでくれよ?」
ノリオ「まっへ!いからいで!!!たふけえ!!!いヤァ!!いだいのいあ!!」
ソムリエ「大丈夫だ、ちゃんと火葬してやるよ」
そう言うと2人は部屋を出て外にあるボタンを押す
すると
ノリオ「あずい!!!いだい!!いァァァァァァァァァ!!!!」
ソムリエ「此処は元々パチンコの玉を作るところだったんだ、その機能をちょっと復活させただけだよ?」
上から出来立ての真っ赤な玉がノリオに目掛けて降ってくる
その熱さで暴れ回る
ソムリエ「3時間に一回は落ちてくる様に設定してあるから、ゆっくりと暖まれよ?」
そう言って2人はその場から去る
ノリオ「いやァァァァァァァァァ!!!!いやァァァァァァァァァ!!!!!」
その声がこだまするが、誰にも届く事はなく
死ぬその瞬間まで、苦しみながら死んでいった。
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とことん苦しめてやろうと思ったら
ここまで長くなりました
納得していただけると幸いです。
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