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第2.5章 崩壊するゲーム

第137話 結局こうなるのね…(と思うじゃん?)

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~放課後~

「さぁわたしと勝負しなさい!」

「やだよ、なんで俺がむっつりスケベなお前と勝負しないといけないんだ?絶対に卑猥ひわいな勝負だろ?」

朝の件約束破った事で問い詰められた時に使えた言葉だ、案の定顔を真っ赤にしている。

「そんなわけないでしょ!?」

「嘘だぁどうせリュークとの○○○○とか、〇〇〇〇とか、(自主規制音)で(削除される言葉)な(絶対にイカン)とか考えてんだろ?」

「そんなわけないでしょ!?…(ちょっとしか)」

はい、かなりヤバいですねー、早く逃げたい。

「そう言うわけで俺は失礼するよ、面倒ごとはパスだ」

「貴方…また逃げる気?」

「逃げるが勝ちって言うからな」

こっちはストーカー被害にあっていて困っているんだ、さっさとここから離れたい。

「だから!わたしと勝負しなさいよ!」

「だからやだって言ってるだろ?」

このままでは話が平行線を辿り話が終わらずに無駄な時間を過ごしてしまう、そうなったら決闘も身体を動かすから面倒臭いけど、ずっとストーカーされるのも面倒だ。

「良いんじゃないんですか?クロウ様?」

「メイディ?」

隣で話を聞いていたメイディは何回も断っているクロウにそう提案した。

「言ってもわからない馬鹿には物理暴力で教えるしかありませんよ」

「なんですって!?」

「事実なんだからしょうがないだろ」

小学生の頃に悪い事をしたのに
親やPTA、更に国法律などによって悪い事をした児童やいじめをした児童達は口だけの全く意味のない説明だけで終わってしまう。

『いじめはダメだよ』とか『やり返したら相手と同じだよ』とか、馬鹿の一つ覚えの様な事しか教師は言えない。

口で言って説明しても分からない馬鹿だからやっているのだから痛みで教えるしかないのにそれを理解しないせいでこう言う奴メジーナが出てくるのだ。

「そもそも何で俺が洗脳してんだよ、その証拠は?根拠は?それをやる理由は?意味は?どうやってやったの?どの様にしたの?やり方は?方法は?手段は?転校して来たばかりのお前がなんで洗脳されている前提で話してんの?」

「うーわ屁理屈の言葉ですねー」

「仕方ないだろ?捻くれ者が少しキレるとこうなるんだよ」

ようは『証拠を出せ』と言う事だ
口だけなら誰でも言える、例えば『勇者はクロウだ』とかも言うだけなら無料タダだから言える(その後は知らないけど)。

だからこそ洗脳したのなら、その証拠を見せてほしい。

「あら、捻くれ者と言う自覚はあるのね」

「お前はないみたいだな」

「はぁ?あるわけないでしょ?」

「お前なぁほぼほぼ初対面の人間に『お前は彼女達を洗脳している!だから勝負しろ!』とか言う人間を捻くれ者以外なんて言うんだよ」

ゲームを知っているからこその行動なのは理解出来る、しかしこう言う人間に暴露するのは面倒臭い、黙っておくのが1番だ。

「正直者」

「キチ○イの間違いだろ」

しかしここまでしつこいと諦めたくなるが、それはそれでメジーナは面倒な事を言って来そうなので言いにくい。

「自己紹介かしら?」

「お前のな?」

ヤバい本当にムカついて来た、でも我慢だ面倒事はパスだ。

「良いから早く勝負受けなさいよ、社会の汚物がわたしに逆らわないでよね?臭い息を吐き、気持ちの悪い声を出して、生きていて恥ずかしいと思わないの?さっさと死になさいよねぇwwwwww 」

「…殺す」

「調子に乗ってるわね?」

「もう我慢の限界なんですの」

「ボクも堪忍袋の尾が切れたよ」

しかし他のヒロイン達はそんな事お構いなしにブチ切れてしまい、メジーナに対して敵意と殺意を丸出しで睨みつける。

「ひっ!?」

わたしのご主人様を愚弄なさった事万死に値します」

「私達の前でよくも言えたわね?」

「あたくし達も我慢の限界なんですよ」

「ボクもそう思います」

メイディ、フィオナ、ミオ、シャルはメジーナを囲んでクロウの代わりに勝負を受けることになった。

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お久しぶりです、完結するまで投稿はやめませんし、逃げません、最後までよろしくお願いします🙇
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