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第五章〜外伝〜 カルデア学園の3年間 高等部編
第百三十二話 親子喧嘩
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~夜~
エイト達がミュウの実家に着いたその日の夜
ミュウ父「君1人を外に出すのは申し訳ない」
と言う理由で1泊泊まらせて頂く事になった
公爵家としてなのかミュウの彼氏としてなのかはわからないが、兎に角助かった
メイド「では、私が案内いたしますので、着いてきてください」
エイト「わかりました」
そう言ってエイトはミュウ達と離れていった
残ったミュウ達も自分達の部屋に行こうとしたが
ミュウ父「待て」
とミュウの父に言われて止まる
3人はミュウの父を見て話を聞く
ミュウ「なんでしょうか?お父様」
ミュウ父「ミュウよそれにシルフィとアリアンよ、お前達に聞きたい事がある、嘘偽りなく答えてくれ」
シルフィ「わかりました、可能な限りお答えいたしましょう」
かなり失礼な態度だが、前世の事や、女神の事などは言ったところで信用してくれる可能性は低いし、余計な事をしてこちら側が不利になる事はしたくない
だからこそ、エイトは黙っていたのだ
その点においてはエイトは知恵が働く
ミュウ父「お前達は本当にカイトとの婚約は嫌なのか?」
アリアン「…どう言う事でしょうか?」
ミュウ父「彼奴…エイトともうしたか?あの者がなんらかの魔法か何かで洗脳しているのではないか?と思っているのだ」
ミュウ「そんな事を聞いて何になると言うのですか?」
言い方はきついが事実だ
もし本当に洗脳されているのなら「洗脳されています」なんて言うわけもないし
必ず「洗脳されていない」と答える
つまりここで「洗脳されていない」と答えると無条件でエイトが不利になるのだ
シルフィ(旦那様はエイトさんを信用していない)
アリアン (だからこんな子供騙しを使ったのか?)
どちらにせよ、洗脳魔法なんてエイトは持っていないし、そもそも「魔王」にそんな物が効くとは思えない
ミュウ父「いや…仮にお前達が何かしらの洗脳を受け騙されている可能性もあるのでな、それを確かめたいのだ」
ミュウ「確かめてどうするのですか?あのクソ野郎と結婚でもしろと?」
ミュウ父「お前達は幼き頃から仲が良く、彼奴のためにわざわざ他国まで行ったのだ、そう考えるのが妥当だろ?」
仲は良くないし、付き纏っていただけだ(カイトが)
他国に行ったのも、そんな奴と1秒でも良いから離れたかったからだ
シルフィ「では、カイトとの婚約も私達の意思で決めていたとそう思っていたのですか?」
ミュウ父「事実であろう?それを何処ぞの馬の骨が奪い取ったとも書いてあった、それが彼奴なのだろう?」
アリアン「…つまりカイトは自分の妄想話しを本気で信じていて、その妄想を真実として手紙に送っていた…と言うことか」
まさに存在そのものが害悪そのものだ
今は隔離寮に住んでいるが、それでもここまで影響を及ぼすのが腹ただしい
ミュウ「お父様…」
ミュウ父「なんだ…m」
ドゴォォォォンンン…とけたたましい音を立てながらミュウの父の後ろの壁が破壊される
破壊したのは勿論ミュウだ
ミュウの瞳はハイライトがオフになり
完全にブチギレている
ミュウ「…もう1度言います、確かめてどうするのですか?あのクソ野郎と結婚しろと?」
ミュウ父「貴様…父親に向かって!」
ミュウ「貴方の様な人は父ではない!」
ミュウ父「な!?」
ミュウ「エイトのお父さんとお母さんはとても優しかった!
あんなにも暖かい家庭があるなんて、
あんなにも幸せな気分になれるなんて思っても見なかった!
それなのに貴方はなんなの!
他人の人生を滅茶苦茶にする最低最悪の屑男と結婚しろと!両想いだから良いだろって!私が好きなのはエイトなの!この世でたった1人の私の大切な人なの!!!!」
そう言ってミュウは外に飛び出した
エイト「おい!何があった!?」
メイド「先程大きな爆発が聞こえましたが!?」
離れていたエイトとメイドが慌てて戻り
状況を確認する
シルフィ「ミュウ様が外に行ってしまいました!」
エイト「は!?」
アリアン「兎に角行くぞ!」
そう言ってエイト達はミュウを追いかけに行った
——————————————————————
厨二病って1番小説家に向いていると思うんですよねぇ(^◇^;)
エイト達がミュウの実家に着いたその日の夜
ミュウ父「君1人を外に出すのは申し訳ない」
と言う理由で1泊泊まらせて頂く事になった
公爵家としてなのかミュウの彼氏としてなのかはわからないが、兎に角助かった
メイド「では、私が案内いたしますので、着いてきてください」
エイト「わかりました」
そう言ってエイトはミュウ達と離れていった
残ったミュウ達も自分達の部屋に行こうとしたが
ミュウ父「待て」
とミュウの父に言われて止まる
3人はミュウの父を見て話を聞く
ミュウ「なんでしょうか?お父様」
ミュウ父「ミュウよそれにシルフィとアリアンよ、お前達に聞きたい事がある、嘘偽りなく答えてくれ」
シルフィ「わかりました、可能な限りお答えいたしましょう」
かなり失礼な態度だが、前世の事や、女神の事などは言ったところで信用してくれる可能性は低いし、余計な事をしてこちら側が不利になる事はしたくない
だからこそ、エイトは黙っていたのだ
その点においてはエイトは知恵が働く
ミュウ父「お前達は本当にカイトとの婚約は嫌なのか?」
アリアン「…どう言う事でしょうか?」
ミュウ父「彼奴…エイトともうしたか?あの者がなんらかの魔法か何かで洗脳しているのではないか?と思っているのだ」
ミュウ「そんな事を聞いて何になると言うのですか?」
言い方はきついが事実だ
もし本当に洗脳されているのなら「洗脳されています」なんて言うわけもないし
必ず「洗脳されていない」と答える
つまりここで「洗脳されていない」と答えると無条件でエイトが不利になるのだ
シルフィ(旦那様はエイトさんを信用していない)
アリアン (だからこんな子供騙しを使ったのか?)
どちらにせよ、洗脳魔法なんてエイトは持っていないし、そもそも「魔王」にそんな物が効くとは思えない
ミュウ父「いや…仮にお前達が何かしらの洗脳を受け騙されている可能性もあるのでな、それを確かめたいのだ」
ミュウ「確かめてどうするのですか?あのクソ野郎と結婚でもしろと?」
ミュウ父「お前達は幼き頃から仲が良く、彼奴のためにわざわざ他国まで行ったのだ、そう考えるのが妥当だろ?」
仲は良くないし、付き纏っていただけだ(カイトが)
他国に行ったのも、そんな奴と1秒でも良いから離れたかったからだ
シルフィ「では、カイトとの婚約も私達の意思で決めていたとそう思っていたのですか?」
ミュウ父「事実であろう?それを何処ぞの馬の骨が奪い取ったとも書いてあった、それが彼奴なのだろう?」
アリアン「…つまりカイトは自分の妄想話しを本気で信じていて、その妄想を真実として手紙に送っていた…と言うことか」
まさに存在そのものが害悪そのものだ
今は隔離寮に住んでいるが、それでもここまで影響を及ぼすのが腹ただしい
ミュウ「お父様…」
ミュウ父「なんだ…m」
ドゴォォォォンンン…とけたたましい音を立てながらミュウの父の後ろの壁が破壊される
破壊したのは勿論ミュウだ
ミュウの瞳はハイライトがオフになり
完全にブチギレている
ミュウ「…もう1度言います、確かめてどうするのですか?あのクソ野郎と結婚しろと?」
ミュウ父「貴様…父親に向かって!」
ミュウ「貴方の様な人は父ではない!」
ミュウ父「な!?」
ミュウ「エイトのお父さんとお母さんはとても優しかった!
あんなにも暖かい家庭があるなんて、
あんなにも幸せな気分になれるなんて思っても見なかった!
それなのに貴方はなんなの!
他人の人生を滅茶苦茶にする最低最悪の屑男と結婚しろと!両想いだから良いだろって!私が好きなのはエイトなの!この世でたった1人の私の大切な人なの!!!!」
そう言ってミュウは外に飛び出した
エイト「おい!何があった!?」
メイド「先程大きな爆発が聞こえましたが!?」
離れていたエイトとメイドが慌てて戻り
状況を確認する
シルフィ「ミュウ様が外に行ってしまいました!」
エイト「は!?」
アリアン「兎に角行くぞ!」
そう言ってエイト達はミュウを追いかけに行った
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厨二病って1番小説家に向いていると思うんですよねぇ(^◇^;)
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