好きな人が乳首フェチのド変態だったので、乳を吸わせる権利と引き換えに童貞を頂きました。

スイセイ

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後編~童貞、頂きます~

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 ネットでググった知識を頼りに、然るべき準備を完璧に済ませて。
 いざ誠太郎の童貞を貰うべく、全裸の俺たちは布団の上で相対していた。

「……いいんだな」
「は、はい。お願いします!」

 一応の確認としてそう問いかけると、誠太郎は間髪入れず首を縦に振った。よかった。準備の間に冷静になってしまっていたらどうしようと思っていたが、どうやら彼も俺も変わらず頭がおかしいままだ。さっき発射してしまわなかったのが功を奏したんだろうか。おかげでお互い結構ギリギリだ。

「じゃ、じゃあ……」
「あ、待ってください、先輩」
「ん?」

 早々と横たわろうとした俺を、誠太郎が押し止める。表情がどこか気まずそうに見えるが、これは。

「その……重ね重ねこんなお願いばっかりで申し訳ないんですけど」
「今更だ。言ってみろ」
「あのですね……ち、乳首、を」
「うん?」
「乳首を……吸わせてもらいながら、できたら……最高だな、って……」

 消えゆく語尾を言い切る前に、誠太郎は布団の上に土下座する。

「すいませんすいませんっ、変態ですいませんっ、童貞ですいませんっ」
「何謝ってんだ。むしろ最初からそのつもりだったよ、俺は」
「えっ」
「って言うか、そうじゃなくていいのか?」
「い、いえっ! それがいいですっ!」

 ぶんぶんと首を振る清太郎に苦笑する。ああ、俺も大概毒されてきてんな。でも好きな人がそう望むなら、叶えてやりたいと思うのが人のサガってやつじゃないのか。たとえその望みが世間的に見ればどうかしているような、変態じみた欲望であったとしても、だ。

「ん……じゃあ、どうすればいい?」
「えっと、そしたら、こうやって……俺の膝の上に乗ってもらう形で……」
「うん。……ん」

 投げ出された脚の上に跨って、そろそろと腰を下ろしていく。さっきから我慢させっぱなしの誠太郎自身が、俺の股間をちょんちょんとつつく。

「っふ……もうちょっと我慢してくれよ、な」
「はぅっ」

 先端をすりすりと撫でてやると、誠太郎の口から情けない声が漏れた。思わずくすりと笑いを漏らす。恨みがましい目で俺を見上げた誠太郎が、その目を逸らさぬままに俺の乳首に吸いついた。

「んぁっ、こらっ」
「おかえひ、れふ」
「ったく、もう……あぅんっ♡」

 快楽にくねる俺の腰を、誠太郎の大きな手が両脇から掴む。下を弄っていた手を離し、俺も彼の肩口に手をかけた。

「康成さん……それじゃ」
「お、おう。いいよ」
「はい……あ、いや、その前に」

 誠太郎の手が、不意に俺の後頭部に伸びてきた。そのまま優しく引き寄せられる。アップになった麗しい顔にたじろぐ俺をものともせず、誠太郎の唇が、俺の唇に重なった。

「んっ……!」
「……ふ」

 性行為の一環とは思えない、ついばむような軽いキス。びっくりして目を見開いたままだった俺は、誠太郎の目が閉じてから開くまで、一部始終をばっちり焼き付けてしまった。

「なっ……なんで」
「なんで、って。え、キスから始めるのっておかしかったですか。も、もしかして、童貞特有の間違った知識を発揮してたりしましたか」
「いや、違う違う! ただなんていうかお前、この状況で乳首から離れて大丈夫なのかって」
「……先輩は俺のことをなんだと思ってるんですか」
「乳首マニアの変態の童貞」
「言いましたけど……自分でもそう言いましたけど……!」

 さめざめ泣き伏すふりをして、誠太郎は俺の乳首に再びしゃぶりついた。吸うんかい。いや、確かに吸うとは宣言してたけど。

「俺らっへね……んっ、はじめてのときはこんなふうにしたい、とか……そういうロマンくらい、ちゅっ、あるんですよ」
「乳首吸いながら言うセリフじゃねえな……んっ」
「と、とにかく」

 誠太郎の手が再び俺の腰に戻り、促すように俺の腰を引き寄せる。準備万端に慣らした尻の穴が、割れた先っぽにひたりと触れる。

「康成さん……んぷっ、俺の童貞、貰ってください……っ!」
「あ……っ!」

 宣言通り乳首をねぶり上げながら、誠太郎はぐぐっと俺の中にペニスを押し込んできた。日常生活ではありえない向きから侵入してくる質量を、俺の意志とは無関係に括約筋が拒む。

「あっ、あぅ、ぐっ、はぁっ……!」
「はぁっ、んむっ、康成さんっ、これが……んっ、康成さんの、なかっ……!」

 張りつめた肉の壁が体の中で、みちみちと嫌な音を立てた。ただでさえ大きい誠太郎のものが、中で膨らんでいるような錯覚さえ覚える。調べたやり方の通り力を抜こうとしても、こんなもんを突き刺されて脱力しろって方が無理だ。

「やっ、誠たろっ、いった、痛いっ、マジいてえっ……!」
「えぇ!? だ、大丈夫ですか!?」
「や、やばい……尻の穴、切れそう……っ」
「切れ……い、いったん抜きますねっ」
「……! い、いやだっ」

 行為を中断されかけたことに、俺は自分でも意外なほど泡を食った。痛みも忘れて尻に力を込める。このまま出ていかせるなんて、嫌だ。

「いやだ、って、そんな……あ、危ないですよっ」
「だ、だって……ここで抜いたとしても、それからどうすんだよ」
「それは……もう一回、ちゃんと慣らして……」
「い、入れたまましばらくほっといたら、たぶん慣れるだろうし」
「そんな、乱暴な」
「なあ、頼む、もうちょっとだけ……このまま、待っててくれよ。……抜かれるの、嫌だ」
「先輩……」

 誠太郎の火照った顔が、俺に向かって優しく微笑む。

「わかりました。待ちます。でも無理だったらすぐ言ってくださいね」
「うん。ごめんな、またお預けさせちまって」
「そんなん気にしないでください。俺、嬉しいです……先輩がそこまでして、俺を受け入れようとしてくれるなんて」
「ん……そ、そうか。あーでも、なんつーか、維持できるか、このまま?」
「余裕っす。先輩の乳首があれば俺、二十四時間は勃起し続けられる自信があります」
「お、おう……頼もしいな。乳首吸っててもいいぞ」
「それはやめておきます。暴発の危険性があるんで」
「あー……」

 とにかくできるだけ力を抜いて、誠太郎の上に座り込む。繋がった部分がじんじんと熱い。痛みと、誠太郎のあれが脈打つ感覚。ともすればそこに集中してしまいそうになるのを、どうにか気を逸らして慣らしに努める。
 そのまま俺たちは少しの間、あえて普段と同じ、馬鹿みたいな会話を交わし続けた。最近見たテレビの話とか、職場でやらかした失敗談とか。違いと言えばお互い裸で、相手の体温をダイレクトに感じ合っていることくらいだ。時折その事実に気を向けてしまうたび、体の感覚で伝わってしまうのが恥ずかしかった。
 しばらくののち。

「あ……うん。そろそろ、大丈夫かも」
「本当ですか? 焦らなくてもいいですからね?」
「いや、多分、いける。その……お前の形に、合ってきた感じ……だから」

 言いながら自分で赤面してしまった。でも事実だ。誠太郎の太さを受け入れ続けた入り口は、広げたままにしておかれた輪ゴムみたく、最初の頃よりだいぶ柔らかく馴染んできている。

「ごめん、だいぶ待たせちまったな。せっかくの初体験だってのに」
「謝らないでくださいよ。いい思い出にするつもりなんで」
「ふふ、そっか」

 今度は俺の方から、触れるだけの口づけを落とす。俺の中に入ってる誠太郎のそこが、ぴくんと反応を示した。

「……素直だなあ」
「か、勘弁してくださいよ……童貞なんで」
「おい、もう童貞じゃないだろ」
「あ……」

 茶化す俺に返す言葉もなくなったのか、誠太郎は誤魔化すように俺の胸に顔を埋めた。神聖な乳首をそんな使い方していいのか。いやなんだ神聖な乳首って。俺の方が毒されすぎだ。

「……康成さん」
「んっ……あ」

 誠太郎が俺の下から腰を揺さぶる。中に仕込んだローションが、ぬちゅ、と濡れた音を立てる。誠太郎の唇に胸を押し付けながら、俺も少しだけ腰を揺らした。

「痛くない、ですか」
「うん……平気。平気だから、もっと……激しくして、いいよ」
「っ、康成さん……っ!」

 もはや当然の権利のように、誠太郎が俺の乳首にむしゃぶりつく。俺の方もなんのかんの言ってこの状況に慣れてきている。いや、それどころか、胸を包む熱く濡れた口腔や、俺を求めて必死に動く頭の感触が、心地いいとすら感じ始めてしまっているのだからおしまいだ。

「あっ、あ……はぁん、んっ、誠太郎……っ♡」
「はふっ、ちゅっ……ぷ、やふなり、さんっ……あぁっ……!」

 唇は俺の乳首に張りついたまま、誠太郎の手が俺の腰を両側から固定する。そのまま、かろうじて抑えているようなテンポで、誠太郎のものが俺の中を上下し始める。カリ首あたりまでぬぷりと引き抜かれ、やや性急に突き入れられる。それを何度も繰り返すうちに、次第に抜き差しのリズムが早くなっていく。

「あっ、あ、あぁっ、誠太郎っ、んっ、うぅんっ♡」
「はぁっ、あっ、先輩っ、康成さんっ」
「あんっ、誠太郎、あっ、いい? 俺のなか気持ちいい?」
「はいっ、凄い、凄いですっ……熱くて、狭くて、とろとろでっ……あぁっ……!」
「はぅんっ、あっ、ああっ♡」

 突き上げに合わせて乳首をしゃぶられ、がむしゃらに中をかき混ぜられる。いつしかだんだん俺の体は、穴の中を擦られること自体に快感を覚え始めていた。熱くて硬いので柔らかい肉をえぐられるたびに、体の中から性器を扱かれているような、直接的な快感が脳天を突き抜ける。

「あっ、はぁんっ、いいっ、誠太郎……やばい、俺、もっ、気持ちいいっ、あぁぅんっ♡」
「や、康成さんっ……康成さんもっ、気持ちいいれふか? 乳首も、俺のちんこも、んっ、気持ちいいと思ってくれて、まふかっ!?」
「んんっ、いいっ、いいよっ、んぁあっ♡ 乳首ちゅうちゅうされながら、誠太郎のかたいのでっ、ずんずんってされんの、あっいいっ、気持ちいいっ♡♡♡」
「くぁ……っ!」

 肩を掴む手にぐっと力を込めた。至近距離の誠太郎の瞳に、とろけきった俺の顔が映っている。茹で上がった顔面は涙と涎でぐちゃぐちゃで、こんな表情、ほんとはこいつの目に映したくない。顔のいい彼の中でも一番綺麗な瞳が、俺のみっともない顔で汚されてしまう。
 でも俺がいくら顔を背けても、誠太郎は俺をまっすぐ見つめ続けているままだ。彼が理想と言った乳首ですらない、俺の瞳を。
 孔の入り口が、きゅんきゅんと誠太郎自身を締めつける。甘い痺れが脊髄を通って脳をとろかす。ヤバい。駄目だ。限界が近い。

「せ、誠太郎っ、もうっ、俺、あっいきそうっ、あっああっ駄目っらめぇっ♡♡♡」
「はっ、康成さんっ、俺もっ、俺も、んぅっ、一緒にっ……!」
「あぅんっ、いいっ、いいよっ、来てっ、せいたろっ、中にっ、ぜんぶっ、おれの中に出してっ♡」
「はっあっ……ぐぅっ……!」

 誠太郎の腰に脚を絡めて、奥深くまで刺さるように強く引き寄せた。彼も突き上げのテンポを上げながら、俺の乳首を遠慮なしに舐めしゃぶる。熱い。じんじんする。尻の穴も乳首も、多分明日には腫れあがること間違いなしだ。ああ、でも、やめてほしくない。俺いま、最高に気持ちいい。

「あっ誠太郎っ、好きっ、すきだっ、ああっいいっ、おしりもちくびもっ、あっいいっ好きっすきぃっ♡♡」
「んぷっ、康成さんっ、俺も、俺も好きですっ、愛してますっ康成さんっ、んんっ!!」
「あっ、ああっ、あっいくっ、いくっせーたろっ来てっ、吸って、もっとっ、ずんずんしてっ、ちゅうってしてぇっ♡♡♡」
「はっ、んぅうっ……!!!」
「ああ、あぁあーーー……っ♡♡♡」

 取れそうなくらいに吸い上げられた乳首が、射精しているみたいにじいんと痺れた。同時にきつく締まった後孔の中で、誠太郎のペニスがぶるりと震える。腹筋の奥で誠太郎の先端から、どくどくと熱いものが放出されるのがわかった。その感触すらも幸せで、嬉しい。
 孔の中から押されるようにして、俺自身も精を放っていたのに気が付いたのは、腹の奥に広がっていく、とろけるような体温に浸りつくしたあとのことだった。




「嘘じゃ、ないよな」

 事後にまず発した俺の第一声に、誠太郎はきょとんと目を丸くした。おい何とぼけてやがんだと胸倉を掴んでやりたい気持ちと、そんな顔まで可愛いなあちくしょうという気持ちが同時に胸を支配する。畜生。

「嘘、って、何がですか」
「さっき……その、最後に、言ってたやつ。好きとか……あ、愛してる、とか」
「えーと……あ、あー、言いました言いました」
「おいなんだその反応!? あれか、やっぱりその場の勢いで言っちまっただけか!?」
「ち、違いますよ!!」

 食ってかかる俺をなだめるように、誠太郎は慌てて俺の肩を抱き寄せる。

「なんか、自分でも成り行き任せみたいな感じで嫌なんですけど……でも、本当です。マジで俺先輩のこと好きだなって思ったんで、自覚したんで、ちゃんと」
「乳首以外もか」
「乳首以外もですよ!」
「とか言いつつこの手は何だ」
「これは本能なので仕方がないです」

 あまりに堂々と言い放たれて、胸元に寄ってきた手を払いのける気も起こらない。こいつマジで、乳首のことに関してだけは一切の躊躇がない。童貞を卒業したからと言って、そいつの人間性が即座に変わるわけじゃない。当然のことではあるが、それにしてもたった今リビドーを解放した直後の割には、あまりにもバイタリティが高すぎやしないか。
 でも、まあ。
 こいつの変態的側面を、体で受け止めてやれる人間なんて、物理的にも精神的にも、俺以外は存在しないのだ。

「……なよ」
「え?」
「これからは……俺以外の乳首になんか、目移りするなよ」
「も、もちろんです! だって」

 告白にしちゃ異常すぎる俺のセリフに、しかし誠太郎は心底嬉しそうに目を輝かせて答えた。

「先輩の乳首は、俺の理想の乳首ですから」
 
 さっきは虚無のままに聞いたその言葉を、今はほんのちょっとだけ嬉しく思ってしまったのは、こいつの変態をうつされたせい、ということにしておこう。
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