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10.うまくいったりいかなかったり
10-②
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シュウがときどき発するしゃっくりみたいな声以外、なにも音の聞こえないおだやかな時間だった。今日、吹奏楽部は休みなのだろうか。めずらしいな、とシュウの背をさすりながらぼんやり考えていた。
「……ごめん。ありがとう」
深く息をして、シュウがことばを絞りだす。手のひらを離すと、エアコンの風にあたって汗が冷えた。
シュウは横を向いたままで、俺はそんなシュウの横顔をまっすぐ見ていた。向きあうと決めた。だからシュウの出すサインは、逃したくなかった。泣きやんだシュウの指先はそわそわと動いていて、なにかを話したがっているように見えたからだ。
待っているというのは、能動的な行動なのだと思い知る。俺は、あまりことばが多いほうではない。会話がなくてもそれはそれでいいと思っていたし、相手が話しだすまで黙っているのも苦ではなかったからだ。でも俺がいままでやっていたのは、ただ話をするのを放棄していただけだった。待つためには、相手に神経を傾けていなければいけないのだ。それはとても、気力のいることだった。
「……俺って、優等生に見えるかな」
息を吸ったり、身動ぎしたりする様子も見せずにシュウが口を開ける。ことばは、質問の形をとっていた。けれど、シュウは俺の答えを知りたいわけではないと感じた。
「昔からよく言われるんだ、優等生だね、いい子だねって」
その直感はあたっていたようだった。俺の反応を気にしていない、ひとりごとのようなことばを、シュウが紡いでいく。
「そう言われるのがうれしかった。そのために努力するのもたのしかった」
俺も、ずっとシュウを優等生だと思っていた。成績はつねに上位で、そしてなにより、授業中の姿勢がまっすぐで真剣に見えたからだ。
でも、とシュウが続ける。エアコンの出す風の音だけが、ふたりしかいない空間に響いた。
「だんだん息苦しくなってきて、どうがんばったらいいかわからなくなった」
それでもなんとかやってたけどね、と眉をさげてシュウが笑う。
「俺、話す前にすごい考えこんじゃうんだ。だから友達もすくなかった。きついって言えないまま、場に合わせて笑ってたら、どんどんなにも言えなくなってた」
シュウの口数はすくない。そういう性分なのだと思っていた。こうしてまた、自分はシュウのどこを見ていたのだろうと思い知らされる。
「そんなときにテレビで……自分を傷つけちゃう高校生を見たんだ」
なつかしいできごとを思いだすようにシュウが目を伏せる。揺れるまつげの先が、そっと頬に影を落とした。相槌を打つのもためらわれる空気のなかで、俺は耳を傾けているこの気持ちが視線に乗ればいいと、それだけを願ってシュウの横顔を見ていた。
「明の言うとおりだ。どうしようもなくなって、ぐるぐる考えてる自分が嫌になって」
シュウの指先は震えていた。遠くを見ているけれど、その意識が強く左腕に向けられているのがわかる。
「はじめて切った日のこと、俺、いまでも覚えてる」
ぎゅっとこぶしを握って、かたまりになった自分の手を、恨むように睨んだ。
「苦しくて、俺、ただただ苦しくて、気づいたら目の前のカッター握ってた。でも手震えて力入んないし、かすり傷みたいな、細い、赤い線ができるだけでさ。血も流れなかった」
そうしてシュウは、またぎゅっとこぶしを強く握った。
「すぐふさがっちゃうような傷なのに、一丁前に痛かったんだ。カッター持ってる手にはすごく力が入ってるのにぜんぜん切れなくて、俺はそれが悔しくて死ぬほど泣いた」
ぽつりぽつりと話すシュウの瞳が、またすこしずつ湿っていくのが見えた。でも俺はそこから、目を離さないでいようと決めた。
「こんなこともできないのかって。みんなのなかで真っ当に生きることも、自分で選んで死ぬこともできないのかって思ったら、悔しくて悔しくてたまらなかった」
シュウの口から出た「死」ということばに心臓が跳ねる。なんとか肩は揺らさなくて済んだけれど、急に早鐘を打ちはじめた心臓は、おさまってくれそうになかった。
シュウは、まだ虚ろな目をしたまま話し続けていた。よく見ると左の腕を強く掴んでいて、まるでそこから血が流れるのを押さえようとしているように見えた。
「これじゃ涙の海で溺れて死ぬなって思った」
でも死ななかった。とシュウはさみしそうに笑った。その顔があんまり哀しくて、俺はシュウを見ていることができなくなった。
ひざのうえで組みあわされた両手が強く握られる。シュウがカッターを持つ姿を想像してみようとして、さっきまで見ていた泣き顔が頭に浮かんだ。
「情けなくて、悔しくて、苦しくて」
身体のなかに積もっていったものを吐きだすように、自分の腕に向けるのだろうか。シュウはまた、嗚咽を堪えるようにして聞きとりづらい声で泣いていた。
「……痛いよな、それ」
なにをあたりまえのことを、と思う自分が頭のなかで呼びとめたのに、浮かんだことばはそのまま口をついて出ていた。そんな俺を一瞬だけ見て、またシュウは視線をそらす。
「痛くないよ。……おかしいよね、もうぜんぜん、痛くないんだ」
はは、と乾いた笑いを浮かべたシュウを見つめる。つばを飲みこんだら、のどが鳴ってしまいそうだった。ぴんと張りつめた静寂が、俺たちのあいだに横たわる。
「傷が痛いのなんてどうでもいいんだ。またやっちゃった、なんでやめられないんだろうって思ってるほうが、よっぽど痛い」
強い、つよい後悔。シュウの声から、身体から伝わるその思いが、俺の肺を侵す。荒れているシュウの呼吸と一緒に、俺の息も乱れた。
「やめようと思うんだ。でもやらずにはいられない。こんなの、やっててもやらなくても、どっちも地獄だよ」
考えこまなければ話すことができないと言っていたシュウが、こんなにも饒舌に話をしている。美奈子と話したときも感じた。きっとシュウは、何度も何度も、自分自身にこんな話をしてきたのだろう。
「生きるのって、しんどいね」
俺はただ、シュウのあげる声の、切れそうな響きに耐えるしかなかった。背後霊みたいなやつ。シュウのことを、ずっとそう思っていた。でも、そんなわけがないのだ。シュウは息をして、考えて、俺のとなりにいる。
「やりはじめた俺が間違ってたんだ。俺が悪いんだ」
「……やめられるなら、やめたい?」
シュウのことばからは、強い後悔が伝わってきた。愚問だとわかっていたけれど、どうしても訊かずにはいられなかった。俺は、シュウの支えになりたい。
「あたりまえだろ、こんなの、もうやだ……っ」
身体をぐっと折って、シュウが押し殺したような叫びをあげる。話しているあいだは見守ろうと決めた自分の視線に、痛々しいものを見るときの逃げが混じってしまいそうな気がして、こぶしを強く握りこんだ。
「でもやめられないんだ。俺にはこうするしかないから」
シュウが笑う。自嘲を含んだ、シュウがときどき見せるその笑顔が、俺は嫌いだった。再びやってきた沈黙を破って、呼吸をひとつする。
「シュウにとってそれしかないんなら、止めたりしないよ」
正直な気持ちを言えば、止めたかった。けれどシュウは言うのだ、「こうするしかない」と。もしそうなのだとしたら、俺に止める権利があるだろうか。走ることをやめるように言われたら、どうしたらいいのかわからなくなる。やり場のない気持ちは、どこかに捨てなければならない。それは、だれでも同じだ。
「でもやっぱり、シュウがつらそうなのは見てたくない。だからもし俺のこと、嫌じゃないって思うなら呼んでよ」
目をまんまるにして、シュウがこちらを見る。視線を受けとめて、ことばを重ねた。
「シュウの話、聴きたいんだ。俺に、一緒にいさせて」
まるで懇願しているみたいな響きになって、照れくささを隠すために笑った。笑ってくれればいいと思ったのに、シュウは今度こそ漏れる声を抑えることもせずに泣いていた。震える背中がちいさくまるまって、背が高いという印象はどこかへいってしまっている。いつだって後姿が頼りないシュウのことを支えてやりたいという思いが胸のなかに溢れてくる。
そのままシュウが泣きやむまで、俺はその細い背中を撫でていた。太陽が西のほうに傾いたころ、やっと笑って「アイス食べたいな」とつぶやいたシュウに、俺は笑いかけた。
「……ごめん。ありがとう」
深く息をして、シュウがことばを絞りだす。手のひらを離すと、エアコンの風にあたって汗が冷えた。
シュウは横を向いたままで、俺はそんなシュウの横顔をまっすぐ見ていた。向きあうと決めた。だからシュウの出すサインは、逃したくなかった。泣きやんだシュウの指先はそわそわと動いていて、なにかを話したがっているように見えたからだ。
待っているというのは、能動的な行動なのだと思い知る。俺は、あまりことばが多いほうではない。会話がなくてもそれはそれでいいと思っていたし、相手が話しだすまで黙っているのも苦ではなかったからだ。でも俺がいままでやっていたのは、ただ話をするのを放棄していただけだった。待つためには、相手に神経を傾けていなければいけないのだ。それはとても、気力のいることだった。
「……俺って、優等生に見えるかな」
息を吸ったり、身動ぎしたりする様子も見せずにシュウが口を開ける。ことばは、質問の形をとっていた。けれど、シュウは俺の答えを知りたいわけではないと感じた。
「昔からよく言われるんだ、優等生だね、いい子だねって」
その直感はあたっていたようだった。俺の反応を気にしていない、ひとりごとのようなことばを、シュウが紡いでいく。
「そう言われるのがうれしかった。そのために努力するのもたのしかった」
俺も、ずっとシュウを優等生だと思っていた。成績はつねに上位で、そしてなにより、授業中の姿勢がまっすぐで真剣に見えたからだ。
でも、とシュウが続ける。エアコンの出す風の音だけが、ふたりしかいない空間に響いた。
「だんだん息苦しくなってきて、どうがんばったらいいかわからなくなった」
それでもなんとかやってたけどね、と眉をさげてシュウが笑う。
「俺、話す前にすごい考えこんじゃうんだ。だから友達もすくなかった。きついって言えないまま、場に合わせて笑ってたら、どんどんなにも言えなくなってた」
シュウの口数はすくない。そういう性分なのだと思っていた。こうしてまた、自分はシュウのどこを見ていたのだろうと思い知らされる。
「そんなときにテレビで……自分を傷つけちゃう高校生を見たんだ」
なつかしいできごとを思いだすようにシュウが目を伏せる。揺れるまつげの先が、そっと頬に影を落とした。相槌を打つのもためらわれる空気のなかで、俺は耳を傾けているこの気持ちが視線に乗ればいいと、それだけを願ってシュウの横顔を見ていた。
「明の言うとおりだ。どうしようもなくなって、ぐるぐる考えてる自分が嫌になって」
シュウの指先は震えていた。遠くを見ているけれど、その意識が強く左腕に向けられているのがわかる。
「はじめて切った日のこと、俺、いまでも覚えてる」
ぎゅっとこぶしを握って、かたまりになった自分の手を、恨むように睨んだ。
「苦しくて、俺、ただただ苦しくて、気づいたら目の前のカッター握ってた。でも手震えて力入んないし、かすり傷みたいな、細い、赤い線ができるだけでさ。血も流れなかった」
そうしてシュウは、またぎゅっとこぶしを強く握った。
「すぐふさがっちゃうような傷なのに、一丁前に痛かったんだ。カッター持ってる手にはすごく力が入ってるのにぜんぜん切れなくて、俺はそれが悔しくて死ぬほど泣いた」
ぽつりぽつりと話すシュウの瞳が、またすこしずつ湿っていくのが見えた。でも俺はそこから、目を離さないでいようと決めた。
「こんなこともできないのかって。みんなのなかで真っ当に生きることも、自分で選んで死ぬこともできないのかって思ったら、悔しくて悔しくてたまらなかった」
シュウの口から出た「死」ということばに心臓が跳ねる。なんとか肩は揺らさなくて済んだけれど、急に早鐘を打ちはじめた心臓は、おさまってくれそうになかった。
シュウは、まだ虚ろな目をしたまま話し続けていた。よく見ると左の腕を強く掴んでいて、まるでそこから血が流れるのを押さえようとしているように見えた。
「これじゃ涙の海で溺れて死ぬなって思った」
でも死ななかった。とシュウはさみしそうに笑った。その顔があんまり哀しくて、俺はシュウを見ていることができなくなった。
ひざのうえで組みあわされた両手が強く握られる。シュウがカッターを持つ姿を想像してみようとして、さっきまで見ていた泣き顔が頭に浮かんだ。
「情けなくて、悔しくて、苦しくて」
身体のなかに積もっていったものを吐きだすように、自分の腕に向けるのだろうか。シュウはまた、嗚咽を堪えるようにして聞きとりづらい声で泣いていた。
「……痛いよな、それ」
なにをあたりまえのことを、と思う自分が頭のなかで呼びとめたのに、浮かんだことばはそのまま口をついて出ていた。そんな俺を一瞬だけ見て、またシュウは視線をそらす。
「痛くないよ。……おかしいよね、もうぜんぜん、痛くないんだ」
はは、と乾いた笑いを浮かべたシュウを見つめる。つばを飲みこんだら、のどが鳴ってしまいそうだった。ぴんと張りつめた静寂が、俺たちのあいだに横たわる。
「傷が痛いのなんてどうでもいいんだ。またやっちゃった、なんでやめられないんだろうって思ってるほうが、よっぽど痛い」
強い、つよい後悔。シュウの声から、身体から伝わるその思いが、俺の肺を侵す。荒れているシュウの呼吸と一緒に、俺の息も乱れた。
「やめようと思うんだ。でもやらずにはいられない。こんなの、やっててもやらなくても、どっちも地獄だよ」
考えこまなければ話すことができないと言っていたシュウが、こんなにも饒舌に話をしている。美奈子と話したときも感じた。きっとシュウは、何度も何度も、自分自身にこんな話をしてきたのだろう。
「生きるのって、しんどいね」
俺はただ、シュウのあげる声の、切れそうな響きに耐えるしかなかった。背後霊みたいなやつ。シュウのことを、ずっとそう思っていた。でも、そんなわけがないのだ。シュウは息をして、考えて、俺のとなりにいる。
「やりはじめた俺が間違ってたんだ。俺が悪いんだ」
「……やめられるなら、やめたい?」
シュウのことばからは、強い後悔が伝わってきた。愚問だとわかっていたけれど、どうしても訊かずにはいられなかった。俺は、シュウの支えになりたい。
「あたりまえだろ、こんなの、もうやだ……っ」
身体をぐっと折って、シュウが押し殺したような叫びをあげる。話しているあいだは見守ろうと決めた自分の視線に、痛々しいものを見るときの逃げが混じってしまいそうな気がして、こぶしを強く握りこんだ。
「でもやめられないんだ。俺にはこうするしかないから」
シュウが笑う。自嘲を含んだ、シュウがときどき見せるその笑顔が、俺は嫌いだった。再びやってきた沈黙を破って、呼吸をひとつする。
「シュウにとってそれしかないんなら、止めたりしないよ」
正直な気持ちを言えば、止めたかった。けれどシュウは言うのだ、「こうするしかない」と。もしそうなのだとしたら、俺に止める権利があるだろうか。走ることをやめるように言われたら、どうしたらいいのかわからなくなる。やり場のない気持ちは、どこかに捨てなければならない。それは、だれでも同じだ。
「でもやっぱり、シュウがつらそうなのは見てたくない。だからもし俺のこと、嫌じゃないって思うなら呼んでよ」
目をまんまるにして、シュウがこちらを見る。視線を受けとめて、ことばを重ねた。
「シュウの話、聴きたいんだ。俺に、一緒にいさせて」
まるで懇願しているみたいな響きになって、照れくささを隠すために笑った。笑ってくれればいいと思ったのに、シュウは今度こそ漏れる声を抑えることもせずに泣いていた。震える背中がちいさくまるまって、背が高いという印象はどこかへいってしまっている。いつだって後姿が頼りないシュウのことを支えてやりたいという思いが胸のなかに溢れてくる。
そのままシュウが泣きやむまで、俺はその細い背中を撫でていた。太陽が西のほうに傾いたころ、やっと笑って「アイス食べたいな」とつぶやいたシュウに、俺は笑いかけた。
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