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玉の輿だったはずなのに!
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サルビエト王国歴896年、芽吹の精霊月。
新緑が眩しい暖かな季節の晴れた日の午後。王都にある煌びやかな装飾が施された国内屈指の歴史を誇る教会で、俺は人生の岐路に立っていた。
明るい初夏の日差しが差し込む教会の中、穏やかな表情を浮かべた神官の前に俺は彼と2人並んで立つ。
花の刺繍が彩る伝統的な婚礼衣装に身を包む俺と彼。輿入れする俺の衣装は赤を基調としたローブにカラフルな花の刺繍が大量に刺してある非常に華やかなもの。紅茶色の髪を飾るアクセサリーも金や宝石でガチャガチャしている。
対して夫となる彼は白いローブの裾や襟元に同系統の白やシルバーで華美になりすぎない程度に刺繍が刺されたすっきりしたもの。綺麗なプラチナブロンドとも統一感がある。身に付けたアクセサリーも彼の身分を示す古い指輪だけだ。
方向性の違う華やかさを纏った俺たちと神官の間には小さなテーブルが一つ。そこには一枚の紙が置かれている。ちなみに紙も見るからに高級感の漂う代物である。そこに書かれている文字は結婚宣誓書、だ。
そう、今日は俺の結婚式なのだ。
「汝、バルトロメーオの息子ルキーノ・デ・ベネディクティスはネロを伴侶とし、愛と誠実を以て生涯を共に歩むと誓いますか?」
「誓います」
「汝、ネロはルキーノ・デ・ベネディクティスを伴侶とし、愛と誠実を以て生涯を共に歩むと誓いますか?」
「誓います」
神官からの問いかけにまず彼が応え、同じように問われて俺も頷く。ちらりと横目で盗み見た彼は眉間に皺を寄せた厳しい顔つきで真っ直ぐに正面を見据えていた。
切れ長の鋭い目に引き結ばれた口元のせいで正直怒っているようにしか見えない。一応はめでたい場であるはずなのだから、もう少し明るい表情をしてもらいたいものだ。隣で俺がそんな風に考えているなどつゆ知らず、進行役でもある神官は段取り通りに式を進めていく。
「では、こちらの結婚宣誓書にサインを」
そう言われて先にペンを取ったのは彼だ。不機嫌そうに見える顔のまま澱みなくペンを滑らせ、顔つきに似合いの神経質そうな文字で自らの名を綴る。
彼の名はルキーノ・デ・ベネディクティス。俺の夫となるアルファの男。
次いで俺もペンを取り、ルキーノの横に名前を書く。俺の名前はネロ。彼の伴侶となるオメガの男だ。
俺は今日からネロ・デ・ベネディクティス。ベネディクティス辺境伯家の当主ルキーノの伴侶。いずれは彼の番になるオメガの後夫。それを改めて認識した瞬間、俺の頭は何かで思いっきり殴られたような衝撃を受けた。
「っ……!?」
ずきりと頭が痛み慌てて顔を伏せる。突然の衝撃と痛みに驚く間もなく、頭の中に何かがどっと流れ込んできた。
『おい、祥子。頼まれてた新刊買ってきてやったぞ』
『マジ?兄ちゃんありがと!助かる~!』
『あっ、こらちゃんと先に金払え。金払ったの俺だぞ』
『えぇ?だって待ちきないんだもん。後で払うから先読ませて!』
堰を切ったかのように頭に流れ込んでくるのは沢山の知らない言葉と見慣れない景色。四角い部屋に雑多によくわからない物が並べられていて、視界の中心には黒髪の男女。男から本を受け取った女の子が嬉しそうに笑っている。それを俺はベッドらしきものに寝転がった「誰か」の視点を通して見ていた。
『全く、しゃーないな。ちゃんと後で払えよ』
『はーい』
苦笑いを浮かべる男に向かって明るく返事を返した女の子がバタンと部屋の扉を閉める。その瞬間に景色がぱっと切り替わり、今度は目線の先に一冊の本があった。
本に綴られているのは見慣れない文字だ。でも初めて見る感じはしない。どこかで見たことがあるような妙な懐かしさを感じる。
『うわ、マジでルキーノ死んだよ』
『あ、祥平ちゃんもそこまで読んだ?一族郎党皆殺しとかすごいよねぇ。オメガの後妻?後夫?とかとんだとばっちりじんゃね。何も関係ないのに若くして殺されちゃうなんて可哀想~』
俺の視点の誰かが漏らした言葉にさっきの女の子が反応する。座っていた椅子から身を乗り出してきた彼女の顔はどことなく見覚えがあった。何でだろう。
いや、それよりも今なんて言った?
ルキーノが死んで、一族全員殺された。そのとばっちりを受けたオメガの後夫……?
ゾッと背筋に冷たいものが落ちる。だって、それはまさに俺のことじゃないか?
『まあ、悪役の最後は悲惨なほどみんな喜ぶんだよ。みんな好きじゃん?ザマァされるの』
『確かに~』
俺の視点である「誰か」と女の子はそう言って笑う。
頭の中の何かが告げている。俺は知っているのだと。今脳裏に流れる世界のことを。そして今隣に立っている彼の行く末を。
彼は遠からず死ぬ。国家転覆を狙った逆賊として捕らえられ、俺を含む一族全員と共に断頭台の露と消える運命だ。俺の中にある謎のビジョンがそう伝えてくる。
一体これは何なんだ?どういうことだ……?!
「建国王ラディウスと守護精霊の御名において、ここに夫婦の誓いは結ばれました。ベネディクティス辺境伯、そして伴侶様どうぞ末永くお幸せに」
一人混乱を極めていた俺は祝福を告げる神官の声にハッとする。そうだった。今は結婚式の真っ最中だ。
浅くなる息を押し殺し、平静を装って神官を見つめる。しかし神官に変わった様子はなく、俺たちの婚姻を心から寿いでいるように見える。そして隣で俺に手を差し出している彼も相変わらずの硬い表情だ。どうやらさっきのビジョンは俺だけに見えたものらしい。
「どうした。行くぞ」
「は、はい」
慌てて鉄仮面かっていうくらいの顰め面で差し伸べられた手に手を重ね、2人並んで外への扉へ向かって歩く。
気分が悪い。知っているようで知らない情景が今も脳内を駆け巡り、ぐらぐらと揺れる脳みそに今にも倒れてしまいそうだ。少ない参列者から贈られる拍手も俺の気分の悪さを助長するばかりだった。
開かれた扉から出れば真っ青に晴れた気持ちのいい天気。それを見て天も俺を祝福しているのだと思っていた数分前が嘘のようだ。
「我が番よ、これでお前はベネディクティス辺境伯家に名を連ねた。これからはその名に恥じぬ振る舞いを期待する」
「心得ております。ベネディクティス様」
甘さなど皆無の硬い声で淡々と告げられた言葉に作り笑いを浮かべて頷く。太陽の光を受けてきらきら輝く彼のプラチナブロンド。その眩しさに目を細めながら俺はひっくり返りそうな胃をそっと押さえた。
どうやら俺は玉の輿じゃなくて泥舟に乗ってしまったらしい……?
新緑が眩しい暖かな季節の晴れた日の午後。王都にある煌びやかな装飾が施された国内屈指の歴史を誇る教会で、俺は人生の岐路に立っていた。
明るい初夏の日差しが差し込む教会の中、穏やかな表情を浮かべた神官の前に俺は彼と2人並んで立つ。
花の刺繍が彩る伝統的な婚礼衣装に身を包む俺と彼。輿入れする俺の衣装は赤を基調としたローブにカラフルな花の刺繍が大量に刺してある非常に華やかなもの。紅茶色の髪を飾るアクセサリーも金や宝石でガチャガチャしている。
対して夫となる彼は白いローブの裾や襟元に同系統の白やシルバーで華美になりすぎない程度に刺繍が刺されたすっきりしたもの。綺麗なプラチナブロンドとも統一感がある。身に付けたアクセサリーも彼の身分を示す古い指輪だけだ。
方向性の違う華やかさを纏った俺たちと神官の間には小さなテーブルが一つ。そこには一枚の紙が置かれている。ちなみに紙も見るからに高級感の漂う代物である。そこに書かれている文字は結婚宣誓書、だ。
そう、今日は俺の結婚式なのだ。
「汝、バルトロメーオの息子ルキーノ・デ・ベネディクティスはネロを伴侶とし、愛と誠実を以て生涯を共に歩むと誓いますか?」
「誓います」
「汝、ネロはルキーノ・デ・ベネディクティスを伴侶とし、愛と誠実を以て生涯を共に歩むと誓いますか?」
「誓います」
神官からの問いかけにまず彼が応え、同じように問われて俺も頷く。ちらりと横目で盗み見た彼は眉間に皺を寄せた厳しい顔つきで真っ直ぐに正面を見据えていた。
切れ長の鋭い目に引き結ばれた口元のせいで正直怒っているようにしか見えない。一応はめでたい場であるはずなのだから、もう少し明るい表情をしてもらいたいものだ。隣で俺がそんな風に考えているなどつゆ知らず、進行役でもある神官は段取り通りに式を進めていく。
「では、こちらの結婚宣誓書にサインを」
そう言われて先にペンを取ったのは彼だ。不機嫌そうに見える顔のまま澱みなくペンを滑らせ、顔つきに似合いの神経質そうな文字で自らの名を綴る。
彼の名はルキーノ・デ・ベネディクティス。俺の夫となるアルファの男。
次いで俺もペンを取り、ルキーノの横に名前を書く。俺の名前はネロ。彼の伴侶となるオメガの男だ。
俺は今日からネロ・デ・ベネディクティス。ベネディクティス辺境伯家の当主ルキーノの伴侶。いずれは彼の番になるオメガの後夫。それを改めて認識した瞬間、俺の頭は何かで思いっきり殴られたような衝撃を受けた。
「っ……!?」
ずきりと頭が痛み慌てて顔を伏せる。突然の衝撃と痛みに驚く間もなく、頭の中に何かがどっと流れ込んできた。
『おい、祥子。頼まれてた新刊買ってきてやったぞ』
『マジ?兄ちゃんありがと!助かる~!』
『あっ、こらちゃんと先に金払え。金払ったの俺だぞ』
『えぇ?だって待ちきないんだもん。後で払うから先読ませて!』
堰を切ったかのように頭に流れ込んでくるのは沢山の知らない言葉と見慣れない景色。四角い部屋に雑多によくわからない物が並べられていて、視界の中心には黒髪の男女。男から本を受け取った女の子が嬉しそうに笑っている。それを俺はベッドらしきものに寝転がった「誰か」の視点を通して見ていた。
『全く、しゃーないな。ちゃんと後で払えよ』
『はーい』
苦笑いを浮かべる男に向かって明るく返事を返した女の子がバタンと部屋の扉を閉める。その瞬間に景色がぱっと切り替わり、今度は目線の先に一冊の本があった。
本に綴られているのは見慣れない文字だ。でも初めて見る感じはしない。どこかで見たことがあるような妙な懐かしさを感じる。
『うわ、マジでルキーノ死んだよ』
『あ、祥平ちゃんもそこまで読んだ?一族郎党皆殺しとかすごいよねぇ。オメガの後妻?後夫?とかとんだとばっちりじんゃね。何も関係ないのに若くして殺されちゃうなんて可哀想~』
俺の視点の誰かが漏らした言葉にさっきの女の子が反応する。座っていた椅子から身を乗り出してきた彼女の顔はどことなく見覚えがあった。何でだろう。
いや、それよりも今なんて言った?
ルキーノが死んで、一族全員殺された。そのとばっちりを受けたオメガの後夫……?
ゾッと背筋に冷たいものが落ちる。だって、それはまさに俺のことじゃないか?
『まあ、悪役の最後は悲惨なほどみんな喜ぶんだよ。みんな好きじゃん?ザマァされるの』
『確かに~』
俺の視点である「誰か」と女の子はそう言って笑う。
頭の中の何かが告げている。俺は知っているのだと。今脳裏に流れる世界のことを。そして今隣に立っている彼の行く末を。
彼は遠からず死ぬ。国家転覆を狙った逆賊として捕らえられ、俺を含む一族全員と共に断頭台の露と消える運命だ。俺の中にある謎のビジョンがそう伝えてくる。
一体これは何なんだ?どういうことだ……?!
「建国王ラディウスと守護精霊の御名において、ここに夫婦の誓いは結ばれました。ベネディクティス辺境伯、そして伴侶様どうぞ末永くお幸せに」
一人混乱を極めていた俺は祝福を告げる神官の声にハッとする。そうだった。今は結婚式の真っ最中だ。
浅くなる息を押し殺し、平静を装って神官を見つめる。しかし神官に変わった様子はなく、俺たちの婚姻を心から寿いでいるように見える。そして隣で俺に手を差し出している彼も相変わらずの硬い表情だ。どうやらさっきのビジョンは俺だけに見えたものらしい。
「どうした。行くぞ」
「は、はい」
慌てて鉄仮面かっていうくらいの顰め面で差し伸べられた手に手を重ね、2人並んで外への扉へ向かって歩く。
気分が悪い。知っているようで知らない情景が今も脳内を駆け巡り、ぐらぐらと揺れる脳みそに今にも倒れてしまいそうだ。少ない参列者から贈られる拍手も俺の気分の悪さを助長するばかりだった。
開かれた扉から出れば真っ青に晴れた気持ちのいい天気。それを見て天も俺を祝福しているのだと思っていた数分前が嘘のようだ。
「我が番よ、これでお前はベネディクティス辺境伯家に名を連ねた。これからはその名に恥じぬ振る舞いを期待する」
「心得ております。ベネディクティス様」
甘さなど皆無の硬い声で淡々と告げられた言葉に作り笑いを浮かべて頷く。太陽の光を受けてきらきら輝く彼のプラチナブロンド。その眩しさに目を細めながら俺はひっくり返りそうな胃をそっと押さえた。
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