Promised Happiness

春夏

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9. リアルの出会い

9-5 リアルでしよな

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side マール

ほんの3時間前まで一緒に過ごした理久の、いや、ティエラの顔を見つめる。リアルでも青髪やったんやな。髪を撫で唇に指を伸ばす。この唇に触れてもうた。甘く痺れるこの唇。飴屋のネェちゃん、手伝いは要らんかったで。緩む頬、こんなダラシない顔、他の人には見せられへん。ブランを撫でながらティエラを待つ。


side 理久

プロハピの待ち合わせまであと10分。身長を戻すかどうか迷って…結局変更するのはやめた。マールとティエラの4センチ、海未と僕の7センチ。その3センチの違和感がリアルとゲームの境界線。…海未はそのままの僕を受け入れてくれた。僕は海未を好きになる、ってわかってたけど、海未も僕を好きになってくれて、いろんな話をして、キスまでしちゃって!…はぁ…マールに会ったら思い出しちゃうよね。ヤバいヤバい、落ち着かなきゃ。プロハピは発熱だとかの体の不調があるとログインできない仕様になってるはず。こんなにドキドキしてたらログインさせてもらえないかも!僕はゆっくり深呼吸して装置を身に着けた。

「おはよ」「…おはよ…」「目覚めのキスはリアルでしよな」マールが微笑んで、僕は枕で顔を隠した。
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