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7. 恋人になれる?
7-2 好きです!
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「なんで!アタシさっきそこ見たのに!」2人は称号の効果で隠されているものを見つけやすい。リポップするのかなぁ、なんてブツブツ言っているミアに隠れてティエラが舌を出した。しかしまだまだ満足のいくものはない。3人は公園に向かう。そこには宝を探す多くのプレイヤー。「これはもう無いかな?」ブランがいつもの樹を目指す。
「あ、ロイさん!」「おう。今日はなんかあるのか?やたら異大陸人がいるけど」「うん、ちょっと…ブラン!」ブランがロイによじ登り頭上の鳥と遊びだす。「こら、あかんよ」「かまわねえよ」笑うロイ。ティエラをミアが引っ張って「ねぇ、誰?すごいカッコいいんだけど!」小声で尋ねられて「えっと、魔狼のロイさん。青い鳥はヴァイの地護」ティエラも小声で返す。「お願い!紹介して!」えー、なんなのぉ…と思いながらも「ロイさん、友だちのミアさん」と言うと「おう、オレはロイ。よろしくな」「好きです!」
「「「は?!」」」「ロイさん、恋人いますか?いないならアタシどうですか?!」「…いや、そんな急に言われても」「だってカッコ良すぎる!地護に好かれてるくらいだし、性格もいいに決まってる!」「…すげえな、異大陸人ってみんなこうなのか?」「…んなわけないやろ」「だよな。マールは言えねえみたいだし」今度はマールがロイを引っ張って「…なんのことや…」「バレバレなんだよ。ティエラいけそうだけどな」「!!」2人がそんな話をしているとも知らず、ティエラはミアにまとわりつく地護たちをアタフタと引き剥がしていたのであった。
「あ、ロイさん!」「おう。今日はなんかあるのか?やたら異大陸人がいるけど」「うん、ちょっと…ブラン!」ブランがロイによじ登り頭上の鳥と遊びだす。「こら、あかんよ」「かまわねえよ」笑うロイ。ティエラをミアが引っ張って「ねぇ、誰?すごいカッコいいんだけど!」小声で尋ねられて「えっと、魔狼のロイさん。青い鳥はヴァイの地護」ティエラも小声で返す。「お願い!紹介して!」えー、なんなのぉ…と思いながらも「ロイさん、友だちのミアさん」と言うと「おう、オレはロイ。よろしくな」「好きです!」
「「「は?!」」」「ロイさん、恋人いますか?いないならアタシどうですか?!」「…いや、そんな急に言われても」「だってカッコ良すぎる!地護に好かれてるくらいだし、性格もいいに決まってる!」「…すげえな、異大陸人ってみんなこうなのか?」「…んなわけないやろ」「だよな。マールは言えねえみたいだし」今度はマールがロイを引っ張って「…なんのことや…」「バレバレなんだよ。ティエラいけそうだけどな」「!!」2人がそんな話をしているとも知らず、ティエラはミアにまとわりつく地護たちをアタフタと引き剥がしていたのであった。
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