勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?

「パーティーを抜けてほしい」
「え?なんて?」

私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。
彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。
私が聖女であることが、どれほど重要なことか。
聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。

―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。


前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。
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