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失恋の特効薬
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「安心しろ、感じて女の顔してるナタリアもすげぇ唆る…」
そんなこと心配してないと反論しようとするもノアの腰つきがラストスパートをかけて激しくなってくる。私の腰を掴んで子宮口を押し潰すかの動きに声も出ないほどの快感が襲ってきて、ノアの背に爪を立てて必死にしがみつく。
「あっ♡の、ぁっ、は、ぁあんっ♡んっ、んうっ♡」
「カワイー甘ったるい声出しちまって…、すげーちんこにクる…っ」
ぐちゅんっ、ばちんっ、ぱつんぱつんと肌同士がぶつかり合う音と水音が激しくなっていって、この堪らなくエロティックな音を私とノアが奏でていると思うと信じられないと思うと共にどうしようもなく興奮した。
私のイイトコロを擦るようにノアの腰が動いて、視界がチカチカと点滅する。もう限界だと訴えるようにノアを見上げれば彼もまた余裕のない表情をしていた。
「の、ノア……っ、私もう……!」
「ああ、俺も…っ、そろ、そろ…っ、ヤバい…っ、一緒にいこうぜ……っ、ナタリア……っ」
「ひ、ぃ──────んうううううっ♡♡♡」
ノアは私の首筋に吸い付いて私が絶頂を迎えるのを見届けるとペニスを引き抜いて私のお腹の上に勢いよく熱を放出した。初めて見る男の人の射精をまじまじと見つめてしまう。達したばかりの痙攣する体は止められないが視線だけは彼の方に向ける。ノアのペニスからは数度にわたって精子が吐き出され、全力疾走でもした後かのように肩でとめどなく息を繰り返していた。
あれがお腹の中に出されると妊娠しちゃうんだ…なんて思うとお腹の奥がきゅんきゅん♡とうねる。しかしノアにとって今夜はただの遊戯。今夜きりの夢物語なのだろう。
(って私だって次なんて期待してない!気持ちよかった…気持ちよかったけど…)
ただの酔っ払いの過ちだ。そう思っていないと明日からノアのことまっすぐ見ることなんてできない。
「気持ちよかったな…」
だというのにノアは恋人同士のような甘い雰囲気で私の髪を掬い取って口付けを落とす。ノアにこんな態度を取られるととことん調子が狂う。ベッドから出ようとしても軽々と抱えられてどこかへと連れて行かれてしまう。再びお姫様抱っこをされて連れて来られた先は浴室で浴槽の縁に優しく座らせるとシャワーを出して汗やら精液らを流してくれる。
「気持ち悪いだろ、今全部流してやるぞ」
「あ、んぅ…っ」
甲斐甲斐しくシャンプーや石鹸まで使って髪や体まで洗われてしまう。体の力がうまく入らないことをいいことに、あられもないところも指を使って中までしっかりと洗われるものだから浴室で声を響かせないように堪えるのがやっとだった。
そうしてようやく浴槽の中に浸かると、背後に腰掛けるノアにぐったりと体重を預けた。
「疲れたか?」
「ん、凄かった…」
洗った髪が濡れないように後ろから私の髪をお団子状に結ってくれる。そうしてポンポンと労るように私の肩を撫でた。
「ハハっ、凄かったってそりゃ光栄だ。お前ほどの美人ならそれなりに経験はあるだろうに」
「なっ、け、経験って…!初めて、だったんですけど…」
美人という言葉はありがたいが不名誉な言葉が聞こえてきて振り返ると、何を言われたのか理解できていないのか緑色の綺麗な瞳をまんまるくさせて私を見つめていた。
「は、初めて…ったぁ…俺がお前の処女もらっちまった…て、コトか?」
改めて聞かなくても分かることをノアはわざわざ口に出して確認して、こちらもしまったと感じた。30歳にもなって処女だなんて恥ずかしくて隠してたのに頭に血が上って思わず言い返してしまった。逃げるように口元までお湯に浸かると無言を貫いた。
「ナタリア…大事にしてきたモン、俺が奪っちまって悪かった」
「………」
耳の裏を軽く口付けされて浴槽の中でぎゅっと身体を抱き寄せられる。私自身そんなに背は低くはないが何しろ190はあるノアの前ではいとも簡単に彼の腕の中に収まってしまう。背中に当たる凹凸のはっきりした肉体は思っていたよりずっと逞しかった。
「いいよ、その…初めてだけど…きもち、よかったし…」
どうせ今夜の出来事は彼にとっては一夜限りの過ちだ。ノアがおんなじ女の子を連れているところなんて見たことは無いし、つまみ食いされたと思って今夜のことは忘れてしまおうと心に決める。
ノアが気に病まないようにそう答えると顎を掴まれて彼の方を向かされたと思ったら何故かキスをされる。しかも軽いキスとかではなく情事の中であったような深くて熱いキス。浴室では音がよく響いて舌が絡み合う音が耳にこびりついた。
そんなこと心配してないと反論しようとするもノアの腰つきがラストスパートをかけて激しくなってくる。私の腰を掴んで子宮口を押し潰すかの動きに声も出ないほどの快感が襲ってきて、ノアの背に爪を立てて必死にしがみつく。
「あっ♡の、ぁっ、は、ぁあんっ♡んっ、んうっ♡」
「カワイー甘ったるい声出しちまって…、すげーちんこにクる…っ」
ぐちゅんっ、ばちんっ、ぱつんぱつんと肌同士がぶつかり合う音と水音が激しくなっていって、この堪らなくエロティックな音を私とノアが奏でていると思うと信じられないと思うと共にどうしようもなく興奮した。
私のイイトコロを擦るようにノアの腰が動いて、視界がチカチカと点滅する。もう限界だと訴えるようにノアを見上げれば彼もまた余裕のない表情をしていた。
「の、ノア……っ、私もう……!」
「ああ、俺も…っ、そろ、そろ…っ、ヤバい…っ、一緒にいこうぜ……っ、ナタリア……っ」
「ひ、ぃ──────んうううううっ♡♡♡」
ノアは私の首筋に吸い付いて私が絶頂を迎えるのを見届けるとペニスを引き抜いて私のお腹の上に勢いよく熱を放出した。初めて見る男の人の射精をまじまじと見つめてしまう。達したばかりの痙攣する体は止められないが視線だけは彼の方に向ける。ノアのペニスからは数度にわたって精子が吐き出され、全力疾走でもした後かのように肩でとめどなく息を繰り返していた。
あれがお腹の中に出されると妊娠しちゃうんだ…なんて思うとお腹の奥がきゅんきゅん♡とうねる。しかしノアにとって今夜はただの遊戯。今夜きりの夢物語なのだろう。
(って私だって次なんて期待してない!気持ちよかった…気持ちよかったけど…)
ただの酔っ払いの過ちだ。そう思っていないと明日からノアのことまっすぐ見ることなんてできない。
「気持ちよかったな…」
だというのにノアは恋人同士のような甘い雰囲気で私の髪を掬い取って口付けを落とす。ノアにこんな態度を取られるととことん調子が狂う。ベッドから出ようとしても軽々と抱えられてどこかへと連れて行かれてしまう。再びお姫様抱っこをされて連れて来られた先は浴室で浴槽の縁に優しく座らせるとシャワーを出して汗やら精液らを流してくれる。
「気持ち悪いだろ、今全部流してやるぞ」
「あ、んぅ…っ」
甲斐甲斐しくシャンプーや石鹸まで使って髪や体まで洗われてしまう。体の力がうまく入らないことをいいことに、あられもないところも指を使って中までしっかりと洗われるものだから浴室で声を響かせないように堪えるのがやっとだった。
そうしてようやく浴槽の中に浸かると、背後に腰掛けるノアにぐったりと体重を預けた。
「疲れたか?」
「ん、凄かった…」
洗った髪が濡れないように後ろから私の髪をお団子状に結ってくれる。そうしてポンポンと労るように私の肩を撫でた。
「ハハっ、凄かったってそりゃ光栄だ。お前ほどの美人ならそれなりに経験はあるだろうに」
「なっ、け、経験って…!初めて、だったんですけど…」
美人という言葉はありがたいが不名誉な言葉が聞こえてきて振り返ると、何を言われたのか理解できていないのか緑色の綺麗な瞳をまんまるくさせて私を見つめていた。
「は、初めて…ったぁ…俺がお前の処女もらっちまった…て、コトか?」
改めて聞かなくても分かることをノアはわざわざ口に出して確認して、こちらもしまったと感じた。30歳にもなって処女だなんて恥ずかしくて隠してたのに頭に血が上って思わず言い返してしまった。逃げるように口元までお湯に浸かると無言を貫いた。
「ナタリア…大事にしてきたモン、俺が奪っちまって悪かった」
「………」
耳の裏を軽く口付けされて浴槽の中でぎゅっと身体を抱き寄せられる。私自身そんなに背は低くはないが何しろ190はあるノアの前ではいとも簡単に彼の腕の中に収まってしまう。背中に当たる凹凸のはっきりした肉体は思っていたよりずっと逞しかった。
「いいよ、その…初めてだけど…きもち、よかったし…」
どうせ今夜の出来事は彼にとっては一夜限りの過ちだ。ノアがおんなじ女の子を連れているところなんて見たことは無いし、つまみ食いされたと思って今夜のことは忘れてしまおうと心に決める。
ノアが気に病まないようにそう答えると顎を掴まれて彼の方を向かされたと思ったら何故かキスをされる。しかも軽いキスとかではなく情事の中であったような深くて熱いキス。浴室では音がよく響いて舌が絡み合う音が耳にこびりついた。
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