スターチスの思い出

めぐみ

文字の大きさ
20 / 28

19

しおりを挟む
「犬のちんぽでもイかせてやる。普通の男じゃこんなに射精しながらピストンできないだろ」

みちみちと入り口を亀頭球で広げられては緩められを繰り返しながら激しいピストンが膣内を襲った。

「アッ!!!ひ、ぁ、でながらっ♡パンパンされてるっ♡♡♡」

「俺のちんぽ大好きだもんなお前は…っ、マンコぎゅうぎゅうに締め付けてザーメン子宮いっぱいになるくらい飲ませてやるよ」

びゅっびゅるるっと射精されながらそれをぐちゃぐちゃにかき混ぜられる。結合部が熱くてぐつぐつに煮立ったような感覚に陥った。それを何度も何度も、5分でもおかしくなりそうなのに数十分も繰り返される。

「ハーヴィル…おまんこ…っ、あちゅいっ♡♡♡♡♡アッ、や、ぁあっ♡♡♡♡もうっ、入んないよぉっ♡♡♡♡♡」

「あつあつちんぽ大好きマンコだからいいだろ?またっ…ぐっ、出るっ!」

「あっ!やだあっ…♡ヒ、ん───────────ッ!!!!!!!」

それが最後だったのか勢いよく出されてぐぐーっとお尻を押しつけられる。ぷにぷにと触れる睾丸が、先ほどよりも柔らかくなったように感じる。ペニスが抜かれるとぶぽっと下品な音を立てて精液が溢れ出した。

「あっ、ふ…んんっ…」

力なくベッドに倒れ込むと、その横にハーヴィルが横たわって、私にタオルケットをかけて頭を撫でた。

「朝から無理させたな…遅いけど朝ごはんにするか?」

ハーヴィルは持ってきていたマグカップを口に含むと口移しで私に与えた。フルーツのゼリーのようなそれは美味しくて、一口目を食べ終えると、ハーヴィルに顔を寄せた。

「おかわりか?ほら、ん…」

ハーヴィルが二口目を与えると、そのまま舌を差し込まれてキスをされる。それも喜んで受け入れてしまう私は彼の背中に手を回して舌を絡めた。

「ん、くちゅっ…む、んんっ♡」

「ん、は…そんな夢中になってキスして…お前やっぱ俺のこと好きだろ」

唇を離したかと思うといきなり爆弾を落としてきた。もうここまできてごまかすのも無理な話だろう。ハーヴィルの首元に抱きついてコクリと頷いた。

「それでいいんだよ、今更恥ずかしがって俺のセックスが好きとか言いやがって」

「だって…ハーヴィルに本気になったら、負けた気がして」

「あー、なんだ…俺が女遊び激しかったこと気にしてんのか?」

荒っぽい性格に見えてとことん鋭いみたいだ。思いっきり言い当てられて黙り込んでしまう。そう、傷のことは一番の問題点だったが彼にはそれもあったのだ。
唇を尖らせて睨むとそんな私をハーヴィルは向かい合うように横にならせて額にキスを落とす。

「妻ができりゃそんな気起きねぇよ、安心しろ…それに、足りない分はお前で発散させてもらう」

「なっ?!な、にを…っ?!」

「何って…言わせる気か?やらしーやつ」

ハーヴィルもタオルケットに潜り込んでふわふわの尾で私の体を撫でた。ゾワリとする感触に思わず体が強張った。

「ヒ─────っ?!、ア…」

「まぁ参考までに以前は媚薬なしで男俺1人で4Pとか乱交してたから、よろしくな?」

「3人分の相手なんて…っ、む、無理に決まってるでしょ…っ」

「昨日と今日の乱れっぷりを見るに…できなくはなさそうだったけどな」

抱き寄せられそうになるのをギリギリかわしてベッドから出て行こうと腰掛ける。それを追うようにハーヴィルは後ろから私を抱きしめた。

「どこ行こうとしているんだ?俺が案内する」

「シャワーあびたいから…」

「汗いっぱいかいたもんな、俺も一緒に入っていいか?」

「いい、けど…」

そう答えるとハーヴィルは腰布を巻いて靴を履くと私をタオルケットで包み込んで抱き上げた。軽々と抱き上げる姿に雄々しさを感じて、その胸にそっと体を預けた。

「この部屋にはシャワールームは無いからな…村に戻って俺の家に向かうぞ」

「う、うん…あの…あんまり人には見られたく無いんだけど…」

「村人が少ないルートを通るから安心しろ」

テントを出るとすぐ村の方へと歩かず、木々が生茂っているところを歩いて行く。歩き辛そうなルートだが、ハーヴィルは慣れた足取りで木々をかき分けていった。

「あともうちょっとで着くから、大丈夫か?」

「ん…」

15分ほど歩くと見慣れた村の景色、ハーヴィルの家周辺が見えた。周囲に人は特別いない。そうしてハーヴィルは林から抜けてそこでやっと村の中へと入った。

「おや、若様」

「おう、昨夜も特に村に異常は無かったか?」

「ええ、大丈夫ですよ」

しかしそこで一人の青年に会ってしまう。秘部からとろりと精液が溢れ出してタオルケットに染み込んでいく。このままではいずれ滴ってしまうほどに濡れてしまう。そこを締めるがそれでも大量に流し込まれたそれは収まりきらない。

(なんでさっきまで大丈夫だったのに今になって…っ!)

まだ話を続けるハーヴィルの耳元に唇を寄せて「早く…家に…」と声を絞り出した。すると安心させるようにポンポンと頭を撫でられる。そして青年の耳元にぐっと口を寄せると小さな声で囁いた。

「それより俺たちまだ【足りねぇ】んだ。この意味…わかるよな」

青年は顔を真っ赤にして後ずさった後「失礼しました!」と言ってあっという間に遠ざかってしまった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜

来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。 望んでいたわけじゃない。 けれど、逃げられなかった。 生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。 親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。 無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。 それでも――彼だけは違った。 優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。 形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。 これは束縛? それとも、本当の愛? 穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

離婚した妻の旅先

tartan321
恋愛
タイトル通りです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

娼館で元夫と再会しました

無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。 しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。 連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。 「シーク様…」 どうして貴方がここに? 元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!

処理中です...