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二章:領土拡張編
44話:ダンジョンコア(#)
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香織とカイは長い1日を終えた次の日、
ダンジョン攻略を再開した
と言っても、ダンジョンマスターに仕掛けるトラップも障害もなく
ただひたすらに階層を降りていくだけだったが、
違ったのは恋人気分を満喫する姉の香織だ、
カイの腕を組みルンルンな気分だ、
しかも2人きりだ、カイが顔を覗くとキスが帰ってくる
完全にのぼせ上がっている2人を待っていたのは…
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
コアルーム
「えっと…ここがコアルーム?」
「その筈だけど…」
コアルームはどう見てもラブホテルだ
キングサイズのベットの正面に、ダンジョン監視用モニター
ベットの横に対面する向きでソファーとテーブル
そしてソファーの向こうにはガラス張りの広い浴室で、
ウォータージェット機能付きで虹色のライトアップまで完備していた
肝心のコアは監視モニターの側でひっそりと水晶の様に陰を潜めてる
……こいつは一体何を求めてるんだ?
「コア…この部屋は何だ?」
///////////////
え?…とても仲の良いお二人だったので…おもてなしをクルスさんに相談したら、これをお勧めされました…
何か足りない物でも…あっマッサージ器具が必要でしたか?
///////////////
「要らんわ!」
「マッサージ器具?それなら欲しいかも!」
「ちがっ…姉さんちょっと黙ってて、話しが進まないから」
「えぇ?マッサージ……」
そう言って甘えてくる香織にやられそうになるが
名前通りの使い道とは違う気しかしない器具なのは間違いない
「あっ後で貰っとくから、ちょっと待ってて」
「はーい」
「質問があったのは戦艦の事だ、動かし方が分からないんだ、
お前、何か知らないか?」
///////////////
戦艦とは何でしょう?
お調べします、少々お待ち下さい
///////////////
水晶が光始め、モニターに色々な映像が映し出されては切り替えられていく
その中にあの戦艦があった
「あっそれだ!」
///////////////
こちらですね……調べます
///////////////
「……え?…ちょっとこれ…」
のんびりモードだった香織は起き上がりカイの腕を抱きしめる
それもその筈だ……まるで戦争映画だ
船の廻りを戦闘機が飛び廻りミサイルやら銃器のようなもので攻撃をしかける
戦艦は何かのバリアーのような物で防ぎながら、巨大な大砲から伸びる光のレーザーが数十の戦闘機を貫き迎撃していく
それだけでも充分に驚くべき光景だが、戦艦が進むのは海ではなく空の上、映し出された映像は雲の上だった
次の画面に切り替わる
1人の軍服を来た男が艦橋らしき場所で指揮を取っているが、
音声は無いみたいで映像のみだ
下士官らしき人物が振り返り何かを叫ぶと
指揮官がうなずきモニターに向かって何かを叫ぶ
すると、戦艦の甲板の射出口が開き数十本のミサイルが一斉に発射されて行き、
怪しい雰囲気を醸し出す雲に囲まれた一つの島に向かって飛んでいく
ミサイルは全方位に展開され、あらゆる角度から着弾する度に水爆のようなキノコ雲が発生してモニターが光に溢れて白一色になり……映像が回復すると……島は姿を消していた
///////////////
この戦艦は汎用戦術艦、ARGOS
今から5千年前の情報みたいですが…こちらであっていますか?
///////////////
「あぁ…あってる………動かし方わかるのか?」
「あれを使うの?……大丈夫なの?」
「まだ分からない…けど、あんな物を放って置くわけにも行かないだろ?」
「そうだけど…」
///////////////
お待たせしました、動かし方は分かりましたが…
マスターに正確に伝えるには10年程必要とされます
軍事関係の専門家が居る場合は2年程になります
……如何致しますか?
///////////////
「確か…深町さんが居た筈だがそれでも2年…スタンピードには間に合わないな……」
///////////////
……もし宜しければですが、私なら動かし方は分かります
///////////////
「お前が?ここからか?」
///////////////
いえ、ここからでは不可能です
直接搭乗する必要が有ります
///////////////
「お前をここから持ち出したらこのダンジョンはどうなる?」
///////////////
私が直接持ち出されるとこのダンジョンは死にます
全ての機能が停止します
ですが…ポイントを使って、私専用のドールを召喚すればそこに私の意識をリンクする事は可能です
ドールであれば、ダンジョンの外に連れ出しても問題有りません
///////////////
「ドールか…それなら問題ないか?」
「…なんか嫌な予感がするわ」
「姉さんは反対か?」
「香織」
睨まれた…
「かっ香織は反対か?」
「まぁ、今の戦力じゃまだ明らかに足りないし、あれは既に動かし方さえ分かれば使われる可能性だってある……仕方ないんじゃない?確かに放ってはおけないわ」
「じゃあ……ドールの交換をしてくれポイント利用を許可する」
///////////////
畏まりました。
ドールを召喚します
…………
……
…
召喚が完了しました
///////////////
ガチャリとコアルームのドアが開けられて
1人の女性が入ってきた
「ドール、Ai-018個体名はアイです、宜しくお願いします」
ペコリと姿勢正しく頭を下げて戻る
「・・・・」
「ふっふっふくを着なさいぃぃ!!あんたも何見てんの!!」
「服の用意にはポイントが必要ですが?」
ギロリとこちらを睨む香織
「許す!許可する早く服を用意しろ!」
「畏まりました……」
「外で着てきてね!」
香織の指示に従い部屋を出たドール、アイは直ぐに戻ってきた
「なんで体操服なの!なんでブルマなの!もう馬鹿あ!」
胸の所にひらがなで「あい」と書かれた体操服を着たドール、アイ
因みにどう見てもブラしてない、思わずピッチリした下半身に目が行く…
「すみません……ドールはラブドールしか無くて…服もこれしか有りません」
しゅんとするアイに
「もう良いわよ…ラブドールって…何?」
「ラブドールとは男性とセックスする事を目的に作られたドールの事です、
身長は145cm
スリーサイズは上から、97-54-88
体重は持ち上げやすいように35Kgで設計されています」
香織がこちらを見ると「最低……」
「嫌々嫌々!俺の希望入ってないから!ドールしらなかったから!」
「ふん!どうだかね!」
「お前!なんとか言えよ!」
「はい、アイは女性にも対応可能です、直ぐに天国へお連れします」
「もう黙れ(って)!」
「はい・・・」
再び項垂れるドール、アイ
それからコアルームはカオスになった
何をさせてもラブドールの属性を遺憾無く発揮するアイ
「はぁ…喉が渇いたわ…」
「飲み物をお待ちしますね!」
「あっありがとう」
直ぐに戻ってくるアイは香織の目の前でコップの水を口に含んで香織の口に直接注ぐ
「んむむ!んぐんぐ!ぷはっ!ちちちょっと何すんのよ!」
「ぇっ…何か問題でも…成分はただの…お水です…」
「そうじゃなくて…コップあるんだからコップ使いなさい!」
「申し訳ありません…何故か…こうするのが自然だとプログラムされてました…」
「はぁぁ…………なんか疲れたわ」
深いため息を吐く香織
「あっそれではマッサージ致しましょうか?」
「えっ?本当?じゃお願いしようかしら」
「いや…それはやめといた方が…」
「なんで?マッサージぐらい良いじゃない!あっさっき言ってた器具も使ってね」
ベットダイブしうつ伏せになる香織
「畏まりました、器具を使ったマッサージコースをご所望ですね♡お任せ下さい♡」
2分後
「あら…上手よ♡いい感じ♡」
「はい♡もっと気持ちよくなりますよ♡」
「うふふ♡楽しみ♡」
15分後
「はぁぁ♡待って…なんかおかしい♡…気持ちいいけどなんかおかしいわ♡」
「問題ありません♡代謝が上がって血流が良くなってだけです♡冷え性に改善が認められてます♡」
「ほんと?だっ大丈夫?・・・んっふぅ♡」
30分後
「いっや♡いっく!いっぐう”♡とめてぇぇ♡あっあっあっむっむっむりいぃ♡…………」
「はい♡それではマスターが続きを行いますね♡準備いたしますので少しだけお待ち下さい♡」
2人の美女の交わいに思わず見惚れていたら
アイがこちらに向かってやってきた
「もう充分な様子ですが膣内に若干の炎症が有りましたので、薬用ローションでコーティングさせて頂きますね♡」
そう言うとアイはソファーに座る俺に膝まついてズボンを下ろして、迷う事なくブツを口に含んでいく
ドール……これ人間と何処が違うんだ
「しっかり包む必要があるんで少々お待ち下さい♡」
小さな顔では収まらないブツを当然の様に喉の奥まで咥えこむアイは
口の中で舌を使い、有りとあらゆる所を押し付ける様に舐めあげる
「はい、超極薄でコーティングさせて頂きました、薬用効果があるので炎症も治ります♡奥の奥まで塗り込んで上げて下さいませ♡」
ブツが妙にジンジン熱い……
うつ伏せで股を開いてピクピクする香織をひっくり返すと
準備万全な香織は俺を見るなり甘えてくる
「はっ……はっ……もうだめぇ♡……はやく……かいのが…欲しいよ♡」
ズブブっブブブゥ
「あっぐぅぅっ!っ!あっきゃぁぁああ!いっく!!なにっこれえええ!!!」
一日中繋がりあった時でも見た事ない反応で香織が狂った様に泡を吹き始める
「あっ媚薬効果もあります♡」
おいおい……
「ねっねえさん?大丈夫か?」
「だっだっいじょぶ!そのっまま!うごいて!お腹!あつっいのおお!!」
ズブブ!ヌヌヌヌッズボォッズボォ!
「ひっぃ!ん”お”お”!あ”っぐいっぐ!いっぐぅ!いくいくいくいくいく!はぁぁぁぁあああああ”あ”ん”ん”!!っ!っ!っ!」
目の前で両足を開いて何度もブリッヂする香織はやがて動かなくなった
「マスター…香織様は休憩が必要なご様子です」
分かっとるわ!!
香織の膣内から抜かれたカイのブツは解放される事なく硬いままだ
「マスター♡宜しければ、私をお使い下さいませ♡」
そう言って香織の隣に座って足を開いて下着の履いてないブルマを指でどかして誘う
黒髪ショートの体操服の少女……だけどラブドール……
どう見ても人間……だけどラブドール……どう見ても人間の…膣口…
ヌルリと先っぽが埋まる……カイの身体は人間だと判断した
「ぁ♡嬉しい…これがセックス♡…ますたぁ♡えんりょなく♡おくまでおつかいくださいませ♡」
ヌププ
「あっおぉぉ♡わたしにも♡媚薬効くみたいです♡大丈夫ですから♡一気にお願いします♡」
ヌプップププチプチプチィ
……え?
「まっますたぁとうろく完了です♡新品ですから♡かっっ開封後の返品はご遠慮くっ下さいね♡」
汗だらだらで血の気が引いた笑顔で親父ギャグみたいな事を言うアイ
「だっ大丈夫なのか?」
「もちろんです♡丈夫ですから♡さぁ♡逝かせて差し上げますよ♡」
「無理するなよ?お前は壊れたら困るんだ?」
「はい♡承知してます♡ますたぁこそ♡我慢しないで下さいませ♡いきますよ?♡」
そう言うとアイの柔らかい膣肉に変化が発生した
最初の変化は熱だ、ジンワリと全てが熱くなった
次の変化は愛液だ粘度が変わり包み込むようだ
まだ変化は終わらない柔らかい膣内にイボの様なのがあちこちブツを刺激する
最後の変化は極悪だった…膣内が振動し蠕動し始めた
「うっうっぐおおおううう!」
「あぐっあぐぅううぅ!!」
何でアイも一緒に感じてんのか分からないが
顔から涙と涎が止まらない
「ますたぁ♡これ私も感じるみたい♡いっちゃいます♡」
もう、数瞬も我慢出来ない、一回も腰を動かして無いのに俺は簡単に果てさせられた
ビュブルル!ドビュゥ!ドビュゥ!ドピュルルル!!
妊娠の選択肢は当然出ない
偶に卵が全く無い完全な安全日の時もあるが僅かにでも残ってれば表示する
つまり、そんな事は滅多に無いって事だ、何となく安心した
その後も、ソファーで少し休んだ後香織を連れて浴室で休んだ
アイが身体を洗うと言ったが、香織が激しく拒否した
「あっ貴女は暫く私に触っちゃダメ!!」
しゅんとするアイ
「……カイなら良いわ」
…俺の意思は?
「はい♡有難う御座います♡」
「変な事しないように見張ってるから!」
「お身体綺麗にするだけですよ♡」
「……ねえ?何で身体を使って洗うの?」
「はぁ♡はぁ♡え?ここに洗面用具が無いからです♡」
「手を使えば良いじゃない!なんで胸とかお尻とか使うのよ!」
「そうプログラムされてるんです♡香織さんも洗います?」
「いい!私は良いから!!」
何処の世界に姉に特殊なお風呂のサービスを受ける弟が居るのだろうか?
流石のカイも、香織も身も心もなにかも疲れてベットで並んで寝た
次の日の朝
アイが頭を下げてきた
「あれからメインプログラムをコアの意識下で制御する事に成功しました」
ラブドールの方は封印したそうだ
良かった……女も男も関係なく奉仕始められたら全員悶絶して何にも出来なくなるので安心した
「……じゃっじゃあお水頂戴…」
香織が物は試しに頼んでみる
「はい、畏まりました」
人が変わった様に無機質な返事を返し、コップに水を注いで
丁寧に香織に手渡す
「有難う…これなら大丈夫ね…服は帰ったら着替えないと駄目だけど」
「これ駄目ですか?」
「駄目、絶対だめよ」
「分かりました、ではよろしくお願いします」
素直に頭を下げる
香織がシャワーを受けている間にそっと耳打ちしてくるアイ
「いつでも…ラブモード使えますんで♡」
思わず振り返ると、無表情なアイに戻っていた
その後、戦艦のマニュアルをインストールする為、二日を必要だと言われ、アイはモニターのそばでしゃがみ込みインストール作業を開始すると言って目を閉じる
どう見ても体育座りして眠る女の子だった
二日後の朝、カイの上で寝ていた香織がガチャガチャと動く音に目を覚ます
音の方を見るとモニターを見つめるアイがいた
「あっおはよーアイ」
ギギギと首だけ廻して香織に挨拶する
「おはようございます、香織様」
「ひぃぃぃぃ!!!」
俺の身体の上で後ずさり、俺は朝から姉のお尻で起こされるという
素晴らしい?一日が始まる…………分けなかった
ようやく準備を整え、
俺たちは新しい仲間?を連れてタイラントに戻った
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ログハウス
人間ではないアイは普通にログハウスに入ってきた
・・・物扱いなんだろうか?
最初に声を掛けてきたのはリディアだった
「また新しい女を…しかもなんか妙に如何わしいのぉ」
「こいつはダンジョンコアだ、アイって呼んでやってくれ」
早希が次に声を掛けてきた
「ダンジョンコア?この子が?どう見ても人間…」
「まぁまぁ…とりあえず全員集まってから改めて紹介するよ」
「そうね、それじゃあアイちゃん、服を用意するからいらっしゃい」
「はい、よろしくお願いします」
こうして戦艦を動かす為の準備が整い始めたタイラントに召喚され最初の秋が近づき、冬がやってくる
春までまだまだ時間は有る、やれる事は全部やってやろうじゃないか
ダンジョン攻略を再開した
と言っても、ダンジョンマスターに仕掛けるトラップも障害もなく
ただひたすらに階層を降りていくだけだったが、
違ったのは恋人気分を満喫する姉の香織だ、
カイの腕を組みルンルンな気分だ、
しかも2人きりだ、カイが顔を覗くとキスが帰ってくる
完全にのぼせ上がっている2人を待っていたのは…
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
コアルーム
「えっと…ここがコアルーム?」
「その筈だけど…」
コアルームはどう見てもラブホテルだ
キングサイズのベットの正面に、ダンジョン監視用モニター
ベットの横に対面する向きでソファーとテーブル
そしてソファーの向こうにはガラス張りの広い浴室で、
ウォータージェット機能付きで虹色のライトアップまで完備していた
肝心のコアは監視モニターの側でひっそりと水晶の様に陰を潜めてる
……こいつは一体何を求めてるんだ?
「コア…この部屋は何だ?」
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え?…とても仲の良いお二人だったので…おもてなしをクルスさんに相談したら、これをお勧めされました…
何か足りない物でも…あっマッサージ器具が必要でしたか?
///////////////
「要らんわ!」
「マッサージ器具?それなら欲しいかも!」
「ちがっ…姉さんちょっと黙ってて、話しが進まないから」
「えぇ?マッサージ……」
そう言って甘えてくる香織にやられそうになるが
名前通りの使い道とは違う気しかしない器具なのは間違いない
「あっ後で貰っとくから、ちょっと待ってて」
「はーい」
「質問があったのは戦艦の事だ、動かし方が分からないんだ、
お前、何か知らないか?」
///////////////
戦艦とは何でしょう?
お調べします、少々お待ち下さい
///////////////
水晶が光始め、モニターに色々な映像が映し出されては切り替えられていく
その中にあの戦艦があった
「あっそれだ!」
///////////////
こちらですね……調べます
///////////////
「……え?…ちょっとこれ…」
のんびりモードだった香織は起き上がりカイの腕を抱きしめる
それもその筈だ……まるで戦争映画だ
船の廻りを戦闘機が飛び廻りミサイルやら銃器のようなもので攻撃をしかける
戦艦は何かのバリアーのような物で防ぎながら、巨大な大砲から伸びる光のレーザーが数十の戦闘機を貫き迎撃していく
それだけでも充分に驚くべき光景だが、戦艦が進むのは海ではなく空の上、映し出された映像は雲の上だった
次の画面に切り替わる
1人の軍服を来た男が艦橋らしき場所で指揮を取っているが、
音声は無いみたいで映像のみだ
下士官らしき人物が振り返り何かを叫ぶと
指揮官がうなずきモニターに向かって何かを叫ぶ
すると、戦艦の甲板の射出口が開き数十本のミサイルが一斉に発射されて行き、
怪しい雰囲気を醸し出す雲に囲まれた一つの島に向かって飛んでいく
ミサイルは全方位に展開され、あらゆる角度から着弾する度に水爆のようなキノコ雲が発生してモニターが光に溢れて白一色になり……映像が回復すると……島は姿を消していた
///////////////
この戦艦は汎用戦術艦、ARGOS
今から5千年前の情報みたいですが…こちらであっていますか?
///////////////
「あぁ…あってる………動かし方わかるのか?」
「あれを使うの?……大丈夫なの?」
「まだ分からない…けど、あんな物を放って置くわけにも行かないだろ?」
「そうだけど…」
///////////////
お待たせしました、動かし方は分かりましたが…
マスターに正確に伝えるには10年程必要とされます
軍事関係の専門家が居る場合は2年程になります
……如何致しますか?
///////////////
「確か…深町さんが居た筈だがそれでも2年…スタンピードには間に合わないな……」
///////////////
……もし宜しければですが、私なら動かし方は分かります
///////////////
「お前が?ここからか?」
///////////////
いえ、ここからでは不可能です
直接搭乗する必要が有ります
///////////////
「お前をここから持ち出したらこのダンジョンはどうなる?」
///////////////
私が直接持ち出されるとこのダンジョンは死にます
全ての機能が停止します
ですが…ポイントを使って、私専用のドールを召喚すればそこに私の意識をリンクする事は可能です
ドールであれば、ダンジョンの外に連れ出しても問題有りません
///////////////
「ドールか…それなら問題ないか?」
「…なんか嫌な予感がするわ」
「姉さんは反対か?」
「香織」
睨まれた…
「かっ香織は反対か?」
「まぁ、今の戦力じゃまだ明らかに足りないし、あれは既に動かし方さえ分かれば使われる可能性だってある……仕方ないんじゃない?確かに放ってはおけないわ」
「じゃあ……ドールの交換をしてくれポイント利用を許可する」
///////////////
畏まりました。
ドールを召喚します
…………
……
…
召喚が完了しました
///////////////
ガチャリとコアルームのドアが開けられて
1人の女性が入ってきた
「ドール、Ai-018個体名はアイです、宜しくお願いします」
ペコリと姿勢正しく頭を下げて戻る
「・・・・」
「ふっふっふくを着なさいぃぃ!!あんたも何見てんの!!」
「服の用意にはポイントが必要ですが?」
ギロリとこちらを睨む香織
「許す!許可する早く服を用意しろ!」
「畏まりました……」
「外で着てきてね!」
香織の指示に従い部屋を出たドール、アイは直ぐに戻ってきた
「なんで体操服なの!なんでブルマなの!もう馬鹿あ!」
胸の所にひらがなで「あい」と書かれた体操服を着たドール、アイ
因みにどう見てもブラしてない、思わずピッチリした下半身に目が行く…
「すみません……ドールはラブドールしか無くて…服もこれしか有りません」
しゅんとするアイに
「もう良いわよ…ラブドールって…何?」
「ラブドールとは男性とセックスする事を目的に作られたドールの事です、
身長は145cm
スリーサイズは上から、97-54-88
体重は持ち上げやすいように35Kgで設計されています」
香織がこちらを見ると「最低……」
「嫌々嫌々!俺の希望入ってないから!ドールしらなかったから!」
「ふん!どうだかね!」
「お前!なんとか言えよ!」
「はい、アイは女性にも対応可能です、直ぐに天国へお連れします」
「もう黙れ(って)!」
「はい・・・」
再び項垂れるドール、アイ
それからコアルームはカオスになった
何をさせてもラブドールの属性を遺憾無く発揮するアイ
「はぁ…喉が渇いたわ…」
「飲み物をお待ちしますね!」
「あっありがとう」
直ぐに戻ってくるアイは香織の目の前でコップの水を口に含んで香織の口に直接注ぐ
「んむむ!んぐんぐ!ぷはっ!ちちちょっと何すんのよ!」
「ぇっ…何か問題でも…成分はただの…お水です…」
「そうじゃなくて…コップあるんだからコップ使いなさい!」
「申し訳ありません…何故か…こうするのが自然だとプログラムされてました…」
「はぁぁ…………なんか疲れたわ」
深いため息を吐く香織
「あっそれではマッサージ致しましょうか?」
「えっ?本当?じゃお願いしようかしら」
「いや…それはやめといた方が…」
「なんで?マッサージぐらい良いじゃない!あっさっき言ってた器具も使ってね」
ベットダイブしうつ伏せになる香織
「畏まりました、器具を使ったマッサージコースをご所望ですね♡お任せ下さい♡」
2分後
「あら…上手よ♡いい感じ♡」
「はい♡もっと気持ちよくなりますよ♡」
「うふふ♡楽しみ♡」
15分後
「はぁぁ♡待って…なんかおかしい♡…気持ちいいけどなんかおかしいわ♡」
「問題ありません♡代謝が上がって血流が良くなってだけです♡冷え性に改善が認められてます♡」
「ほんと?だっ大丈夫?・・・んっふぅ♡」
30分後
「いっや♡いっく!いっぐう”♡とめてぇぇ♡あっあっあっむっむっむりいぃ♡…………」
「はい♡それではマスターが続きを行いますね♡準備いたしますので少しだけお待ち下さい♡」
2人の美女の交わいに思わず見惚れていたら
アイがこちらに向かってやってきた
「もう充分な様子ですが膣内に若干の炎症が有りましたので、薬用ローションでコーティングさせて頂きますね♡」
そう言うとアイはソファーに座る俺に膝まついてズボンを下ろして、迷う事なくブツを口に含んでいく
ドール……これ人間と何処が違うんだ
「しっかり包む必要があるんで少々お待ち下さい♡」
小さな顔では収まらないブツを当然の様に喉の奥まで咥えこむアイは
口の中で舌を使い、有りとあらゆる所を押し付ける様に舐めあげる
「はい、超極薄でコーティングさせて頂きました、薬用効果があるので炎症も治ります♡奥の奥まで塗り込んで上げて下さいませ♡」
ブツが妙にジンジン熱い……
うつ伏せで股を開いてピクピクする香織をひっくり返すと
準備万全な香織は俺を見るなり甘えてくる
「はっ……はっ……もうだめぇ♡……はやく……かいのが…欲しいよ♡」
ズブブっブブブゥ
「あっぐぅぅっ!っ!あっきゃぁぁああ!いっく!!なにっこれえええ!!!」
一日中繋がりあった時でも見た事ない反応で香織が狂った様に泡を吹き始める
「あっ媚薬効果もあります♡」
おいおい……
「ねっねえさん?大丈夫か?」
「だっだっいじょぶ!そのっまま!うごいて!お腹!あつっいのおお!!」
ズブブ!ヌヌヌヌッズボォッズボォ!
「ひっぃ!ん”お”お”!あ”っぐいっぐ!いっぐぅ!いくいくいくいくいく!はぁぁぁぁあああああ”あ”ん”ん”!!っ!っ!っ!」
目の前で両足を開いて何度もブリッヂする香織はやがて動かなくなった
「マスター…香織様は休憩が必要なご様子です」
分かっとるわ!!
香織の膣内から抜かれたカイのブツは解放される事なく硬いままだ
「マスター♡宜しければ、私をお使い下さいませ♡」
そう言って香織の隣に座って足を開いて下着の履いてないブルマを指でどかして誘う
黒髪ショートの体操服の少女……だけどラブドール……
どう見ても人間……だけどラブドール……どう見ても人間の…膣口…
ヌルリと先っぽが埋まる……カイの身体は人間だと判断した
「ぁ♡嬉しい…これがセックス♡…ますたぁ♡えんりょなく♡おくまでおつかいくださいませ♡」
ヌププ
「あっおぉぉ♡わたしにも♡媚薬効くみたいです♡大丈夫ですから♡一気にお願いします♡」
ヌプップププチプチプチィ
……え?
「まっますたぁとうろく完了です♡新品ですから♡かっっ開封後の返品はご遠慮くっ下さいね♡」
汗だらだらで血の気が引いた笑顔で親父ギャグみたいな事を言うアイ
「だっ大丈夫なのか?」
「もちろんです♡丈夫ですから♡さぁ♡逝かせて差し上げますよ♡」
「無理するなよ?お前は壊れたら困るんだ?」
「はい♡承知してます♡ますたぁこそ♡我慢しないで下さいませ♡いきますよ?♡」
そう言うとアイの柔らかい膣肉に変化が発生した
最初の変化は熱だ、ジンワリと全てが熱くなった
次の変化は愛液だ粘度が変わり包み込むようだ
まだ変化は終わらない柔らかい膣内にイボの様なのがあちこちブツを刺激する
最後の変化は極悪だった…膣内が振動し蠕動し始めた
「うっうっぐおおおううう!」
「あぐっあぐぅううぅ!!」
何でアイも一緒に感じてんのか分からないが
顔から涙と涎が止まらない
「ますたぁ♡これ私も感じるみたい♡いっちゃいます♡」
もう、数瞬も我慢出来ない、一回も腰を動かして無いのに俺は簡単に果てさせられた
ビュブルル!ドビュゥ!ドビュゥ!ドピュルルル!!
妊娠の選択肢は当然出ない
偶に卵が全く無い完全な安全日の時もあるが僅かにでも残ってれば表示する
つまり、そんな事は滅多に無いって事だ、何となく安心した
その後も、ソファーで少し休んだ後香織を連れて浴室で休んだ
アイが身体を洗うと言ったが、香織が激しく拒否した
「あっ貴女は暫く私に触っちゃダメ!!」
しゅんとするアイ
「……カイなら良いわ」
…俺の意思は?
「はい♡有難う御座います♡」
「変な事しないように見張ってるから!」
「お身体綺麗にするだけですよ♡」
「……ねえ?何で身体を使って洗うの?」
「はぁ♡はぁ♡え?ここに洗面用具が無いからです♡」
「手を使えば良いじゃない!なんで胸とかお尻とか使うのよ!」
「そうプログラムされてるんです♡香織さんも洗います?」
「いい!私は良いから!!」
何処の世界に姉に特殊なお風呂のサービスを受ける弟が居るのだろうか?
流石のカイも、香織も身も心もなにかも疲れてベットで並んで寝た
次の日の朝
アイが頭を下げてきた
「あれからメインプログラムをコアの意識下で制御する事に成功しました」
ラブドールの方は封印したそうだ
良かった……女も男も関係なく奉仕始められたら全員悶絶して何にも出来なくなるので安心した
「……じゃっじゃあお水頂戴…」
香織が物は試しに頼んでみる
「はい、畏まりました」
人が変わった様に無機質な返事を返し、コップに水を注いで
丁寧に香織に手渡す
「有難う…これなら大丈夫ね…服は帰ったら着替えないと駄目だけど」
「これ駄目ですか?」
「駄目、絶対だめよ」
「分かりました、ではよろしくお願いします」
素直に頭を下げる
香織がシャワーを受けている間にそっと耳打ちしてくるアイ
「いつでも…ラブモード使えますんで♡」
思わず振り返ると、無表情なアイに戻っていた
その後、戦艦のマニュアルをインストールする為、二日を必要だと言われ、アイはモニターのそばでしゃがみ込みインストール作業を開始すると言って目を閉じる
どう見ても体育座りして眠る女の子だった
二日後の朝、カイの上で寝ていた香織がガチャガチャと動く音に目を覚ます
音の方を見るとモニターを見つめるアイがいた
「あっおはよーアイ」
ギギギと首だけ廻して香織に挨拶する
「おはようございます、香織様」
「ひぃぃぃぃ!!!」
俺の身体の上で後ずさり、俺は朝から姉のお尻で起こされるという
素晴らしい?一日が始まる…………分けなかった
ようやく準備を整え、
俺たちは新しい仲間?を連れてタイラントに戻った
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ログハウス
人間ではないアイは普通にログハウスに入ってきた
・・・物扱いなんだろうか?
最初に声を掛けてきたのはリディアだった
「また新しい女を…しかもなんか妙に如何わしいのぉ」
「こいつはダンジョンコアだ、アイって呼んでやってくれ」
早希が次に声を掛けてきた
「ダンジョンコア?この子が?どう見ても人間…」
「まぁまぁ…とりあえず全員集まってから改めて紹介するよ」
「そうね、それじゃあアイちゃん、服を用意するからいらっしゃい」
「はい、よろしくお願いします」
こうして戦艦を動かす為の準備が整い始めたタイラントに召喚され最初の秋が近づき、冬がやってくる
春までまだまだ時間は有る、やれる事は全部やってやろうじゃないか
応援ありがとうございます!
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