265 / 378
77話-2、苦戦する独特の歩き方
しおりを挟む
「それでは楓さん、ご指導の方よろしくお願いします!」
「よろしくお願いしますっ」
妖狐姿に変化した花梨と、大人の妖狐姿になったゴーニャが改めて言うと、天狐の楓が妖々しく微笑みつつ頷いた。
「それじゃあ、まずは歩き方から始めようかのお。二人共、ワシらの後ろへ付け」
練習を始めるべく、楓が花梨達に背中を見せ、妖狐の雅が楓の横に立つ。その二人の背後に花梨達が立つと、前を向いている楓が「よし」と口にした。
「まずは、ワシらが手本を見せてやる。雅、やるぞ」
「アイアイサー」
楓が合図を出すと、二人はゆっくりと前へ歩き出していく。右足を前に出し、約三秒その場に制止。左足を前に出し、再びその場に制止を繰り返す。
足を前へ出している最中に体を少し沈め、のらりくらりと亀のように遅い速度で歩いていき、花梨達との距離を離していく。
そして五メートル程離れると、二人は同時に振り返り、楓が「こんな感じじゃ」とざっくり言い放った。
「それだけなんですか?」
「そうじゃ。お主らはただ提灯を持ち、今のように歩くだけでいい。簡単じゃろ?」
「って事は、他の人は別の事をやったりするんですかね?」
「まあの。龍笛班、神楽鈴班、和傘班、狐火班、提灯班。他にもまだ班はあるが、まあ細かい所は説明しなくてもいいじゃろ」
流れるがままに質問し、細かな役割分担を知れたものの。神楽鈴という聞き慣れぬ単語を耳にした花梨が、更に質問を続ける。
「あの~、神楽鈴ってなんですか?」
「神楽鈴っていうのは、こういうのじゃ」
止まらない花梨の質問に、楓は目の前にヒラヒラと舞い落ちてきた紅葉を手に取り、変化術をかけた。すると、持っていた紅葉が白い煙に包まれていく。
その煙はすぐに霧散していき、持っていた紅葉は、三段に連なった各層に鈴が取り付けられている、持ち手が艶のある赤で、先に真っ赤な紐らしき物が付いている物へと変わっていた。
「これじゃ。神楽鈴、または三番叟鈴とも呼ばれておる」
軽く詳細を挟んだ楓が、手首を捻るように回し、シャンと、幾重にも重なった透明度の高い鈴の音を鳴らす。
「ああっ! それ、神社で働いた時に見た事がある! へぇ~、それが神楽鈴っていうんだ。改めて聴くと、心が洗われるような音色だなぁ」
「とても綺麗な音がするわっ。私、その音好きかも」
「いい音だよねー。私も好きなんだー」
神楽鈴の本体と音色を認めた花梨が、瞬く間に音色の虜になると、初めて聴いたゴーニャもすぐさま気に入り、雅が相槌を打つ。
「いい音色じゃろう? ちなみに、ワシが神楽鈴。雅が龍笛を吹きながら先頭で導き手をするぞ」
どこか誇らしげに楓が言うと、得意気に神楽鈴をシャンと鳴らした。
「楓さん達が先頭を行くんですね。うーん、正面からも見てみたいなぁ。それにしても」
好奇心が止めどなく溢れてくる花梨が、神楽鈴から話題を切り替えようとする。
「和楽器は、龍笛と神楽鈴だけなんでね。私が見た神社の結婚式のイメージですと、和太鼓や~……。え~っと、あれあれ……。そうだ、鳳笙とかも使われてました」
「その名前をよく知っているのお。確かに、他にも使われておる。他の和楽器は狐の嫁入り後、直会殿で結婚の儀を行う際に使う予定じゃ」
「そうなんですね。それじゃあ楽しみにしてよっと」
一通りの好奇心を満たし終えると、そこから狐の嫁入りの練習が始まり、花梨達は再び楓達の後ろに立つ。
体をやや沈めつつ、一歩進んでは三秒制止の動きを意識し、頭や体に覚えさせ、徹底的に叩き込んでいく。
ただそれだけの行為なので、数十分程度で完璧にこなせるようになるだろうと踏んでいたが。タイミングを合わせるのが思いの外難しく、ゴーニャと共に悪戦苦闘を強いられた。
練習を重ねていく中で、花梨は視覚的にも学んでいこうと考え。まずは、二人の歩んでいく間隔をコンマ秒毎に確認するべく、足元へ視線を送る。
すると、一秒、二秒、『三秒』のタイミングで足を前に出し、四秒制止している事に気づき、タイミングがずれていた正体を掴んだ。
ゴーニャに伝えて実践してみると、楓達の進むタイミングとピッタリ合い。やっとの思いでコツを掴んだ二人は、手を握り締めて喜びを分かち合う。
「やったぁっ! 花梨の言う通りにやったら、ちゃんとできたわっ!」
「でしょでしょ! 頭が煮詰まるほど苦労したから、達成感が半端ないや!」
一時間以上も苦戦をしていたせいか。気分が止めどなく舞い上がり、満面の笑みでピョンピョンと飛び跳ねだす姉妹達。
「あえて言わず、昼休憩中にコツを教えてやろうと思っとったんじゃが。まさか、自分で見出すとはの。どうじゃ? 意識して歩くのは案外難しいじゃろ?」
「案外どころの騒ぎじゃないですよ。一秒の誤差を修正するのは、すごく大変でした」
「でも短時間で覚えたのは、なかなかすごいと思うよー。後は体で覚えて、ごく自然に歩けるようになるだけだねー」
糸目を微笑ましている楓の横で、雅が褒めると、狐の嫁入り特有の歩き方の難しさを知った花梨が、「それもそうだけどさ」と口にする。
「雅達は、神楽鈴を鳴らしたり龍笛を吹きながら歩くんでしょ? それもかなり難しくない?」
「おおー、そこを分かってくれるかー。最初は頭がこんがらがって、耳から煙が出そうだったよー」
やはり雅も過去に苦戦していたようで。苦い思い出を語ると、楓が意地悪そうな表情をしながら雅に指を差す。
「こやつな。「もう無理ー!」と弱音を吐き、半べそをかいた事があるんじゃよ」
「ぬわっ!? ちょっと楓様! ここで言わないで下さいよ!」
「しかもじゃ。狐の嫁入り中に龍笛を、むぐっ」
トドメを刺す勢いで、過去のワケありな暴露話を明かそうとするも、雅が慌てて楓の滑る口を手で塞ぐ。
「それ以上は絶対にダメー! もし言ったら、楓様が隠し持ってる油揚げを全部食べちゃいますからねー!」
必死に釘を刺そうと試みるも、それが逆効果だったのか。楓の狐の耳と糸目がピクリと反応し、力ずくで雅の手を引き剥がす。
次に、威圧感がこもった顔をジリジリと寄せていき、雅の手を掴んでいる両手に力を込めていった。
「なぜ、とっておきの油揚げの事を知っとるんじゃ? ん?」
「……あっ。そ、それはー、そのー……」
釘を刺そうと必死になり過ぎたせいで、今までずっと隠し通せてきた悪事がバレてしまい、逃げ場のない金色の瞳を右へずらしていく雅。
しかし瞳をどこへ逃がそうとも、視界には恐怖さえ纏い始めた楓の顔が映り込んでしまい、言い訳が思いつかないでいる雅の頬を、冷や汗が数滴伝っていく。
「たまに数が減ってるとは思っとったが。まさか、あの隠し場所を嗅ぎつけておったとはのお」
「な、なんの、こと、でしょうかねー……?」
未だにとぼける雅に対し、楓は最終尋問をするべく。雅の手を握っていた両手を、刹那の速さで頬に移す。
そのまま軽く摘むと、雅はそこで初めて頬を掴まれたと察し、表情をハッとさせた後。額から大量の汗が流れ始めた。
「今言えば、三千世界・黄泉捻りだけは勘弁しておいてやろう」
二人のやり取りで置いてけぼりを食らい、物騒極まりない技名を耳にした花梨は、よく分からないけど、頬がとんでもない事になりそうな技名だなぁ……。と自分の頬に手を当て、想像してしまった幻痛で体を身震いさせる。
為す術がなく、己の命日を今日だと悟り出した雅は、負けたと言わんばかりの諦め顔になり、爽やかな笑顔に変えた。
「あの油揚げ、ほっぺがとろけるほど美味しかったです」
その爽やかな命乞い染みた白状に、楓は小さく頷くも、手先にゆっくりと力を込めていく。
「うむ、素直でよろしい。さあ、そのとろけた頬を直してやろう」
死を悟って素直に白状したものの、罪自体は消えるはずもなく。せめて死ぬ前にと思った雅は、花梨達に哀愁漂う横顔を送った。
「花梨、ゴーニャちゃん。短い間だったけど、今まで楽しかぁぁあああああっっ!!」
別れの言葉を交わす前に、雅の両頬がゴムの如く伸び、チラホラと参拝客が行き交う境内に、悲痛な断末魔を響き渡らせていく。
途切れる事を知らない断末魔は、紅葉に染まる山まで駆け、やまびことなり反響し、温泉街全体まで広がっていった。
「よろしくお願いしますっ」
妖狐姿に変化した花梨と、大人の妖狐姿になったゴーニャが改めて言うと、天狐の楓が妖々しく微笑みつつ頷いた。
「それじゃあ、まずは歩き方から始めようかのお。二人共、ワシらの後ろへ付け」
練習を始めるべく、楓が花梨達に背中を見せ、妖狐の雅が楓の横に立つ。その二人の背後に花梨達が立つと、前を向いている楓が「よし」と口にした。
「まずは、ワシらが手本を見せてやる。雅、やるぞ」
「アイアイサー」
楓が合図を出すと、二人はゆっくりと前へ歩き出していく。右足を前に出し、約三秒その場に制止。左足を前に出し、再びその場に制止を繰り返す。
足を前へ出している最中に体を少し沈め、のらりくらりと亀のように遅い速度で歩いていき、花梨達との距離を離していく。
そして五メートル程離れると、二人は同時に振り返り、楓が「こんな感じじゃ」とざっくり言い放った。
「それだけなんですか?」
「そうじゃ。お主らはただ提灯を持ち、今のように歩くだけでいい。簡単じゃろ?」
「って事は、他の人は別の事をやったりするんですかね?」
「まあの。龍笛班、神楽鈴班、和傘班、狐火班、提灯班。他にもまだ班はあるが、まあ細かい所は説明しなくてもいいじゃろ」
流れるがままに質問し、細かな役割分担を知れたものの。神楽鈴という聞き慣れぬ単語を耳にした花梨が、更に質問を続ける。
「あの~、神楽鈴ってなんですか?」
「神楽鈴っていうのは、こういうのじゃ」
止まらない花梨の質問に、楓は目の前にヒラヒラと舞い落ちてきた紅葉を手に取り、変化術をかけた。すると、持っていた紅葉が白い煙に包まれていく。
その煙はすぐに霧散していき、持っていた紅葉は、三段に連なった各層に鈴が取り付けられている、持ち手が艶のある赤で、先に真っ赤な紐らしき物が付いている物へと変わっていた。
「これじゃ。神楽鈴、または三番叟鈴とも呼ばれておる」
軽く詳細を挟んだ楓が、手首を捻るように回し、シャンと、幾重にも重なった透明度の高い鈴の音を鳴らす。
「ああっ! それ、神社で働いた時に見た事がある! へぇ~、それが神楽鈴っていうんだ。改めて聴くと、心が洗われるような音色だなぁ」
「とても綺麗な音がするわっ。私、その音好きかも」
「いい音だよねー。私も好きなんだー」
神楽鈴の本体と音色を認めた花梨が、瞬く間に音色の虜になると、初めて聴いたゴーニャもすぐさま気に入り、雅が相槌を打つ。
「いい音色じゃろう? ちなみに、ワシが神楽鈴。雅が龍笛を吹きながら先頭で導き手をするぞ」
どこか誇らしげに楓が言うと、得意気に神楽鈴をシャンと鳴らした。
「楓さん達が先頭を行くんですね。うーん、正面からも見てみたいなぁ。それにしても」
好奇心が止めどなく溢れてくる花梨が、神楽鈴から話題を切り替えようとする。
「和楽器は、龍笛と神楽鈴だけなんでね。私が見た神社の結婚式のイメージですと、和太鼓や~……。え~っと、あれあれ……。そうだ、鳳笙とかも使われてました」
「その名前をよく知っているのお。確かに、他にも使われておる。他の和楽器は狐の嫁入り後、直会殿で結婚の儀を行う際に使う予定じゃ」
「そうなんですね。それじゃあ楽しみにしてよっと」
一通りの好奇心を満たし終えると、そこから狐の嫁入りの練習が始まり、花梨達は再び楓達の後ろに立つ。
体をやや沈めつつ、一歩進んでは三秒制止の動きを意識し、頭や体に覚えさせ、徹底的に叩き込んでいく。
ただそれだけの行為なので、数十分程度で完璧にこなせるようになるだろうと踏んでいたが。タイミングを合わせるのが思いの外難しく、ゴーニャと共に悪戦苦闘を強いられた。
練習を重ねていく中で、花梨は視覚的にも学んでいこうと考え。まずは、二人の歩んでいく間隔をコンマ秒毎に確認するべく、足元へ視線を送る。
すると、一秒、二秒、『三秒』のタイミングで足を前に出し、四秒制止している事に気づき、タイミングがずれていた正体を掴んだ。
ゴーニャに伝えて実践してみると、楓達の進むタイミングとピッタリ合い。やっとの思いでコツを掴んだ二人は、手を握り締めて喜びを分かち合う。
「やったぁっ! 花梨の言う通りにやったら、ちゃんとできたわっ!」
「でしょでしょ! 頭が煮詰まるほど苦労したから、達成感が半端ないや!」
一時間以上も苦戦をしていたせいか。気分が止めどなく舞い上がり、満面の笑みでピョンピョンと飛び跳ねだす姉妹達。
「あえて言わず、昼休憩中にコツを教えてやろうと思っとったんじゃが。まさか、自分で見出すとはの。どうじゃ? 意識して歩くのは案外難しいじゃろ?」
「案外どころの騒ぎじゃないですよ。一秒の誤差を修正するのは、すごく大変でした」
「でも短時間で覚えたのは、なかなかすごいと思うよー。後は体で覚えて、ごく自然に歩けるようになるだけだねー」
糸目を微笑ましている楓の横で、雅が褒めると、狐の嫁入り特有の歩き方の難しさを知った花梨が、「それもそうだけどさ」と口にする。
「雅達は、神楽鈴を鳴らしたり龍笛を吹きながら歩くんでしょ? それもかなり難しくない?」
「おおー、そこを分かってくれるかー。最初は頭がこんがらがって、耳から煙が出そうだったよー」
やはり雅も過去に苦戦していたようで。苦い思い出を語ると、楓が意地悪そうな表情をしながら雅に指を差す。
「こやつな。「もう無理ー!」と弱音を吐き、半べそをかいた事があるんじゃよ」
「ぬわっ!? ちょっと楓様! ここで言わないで下さいよ!」
「しかもじゃ。狐の嫁入り中に龍笛を、むぐっ」
トドメを刺す勢いで、過去のワケありな暴露話を明かそうとするも、雅が慌てて楓の滑る口を手で塞ぐ。
「それ以上は絶対にダメー! もし言ったら、楓様が隠し持ってる油揚げを全部食べちゃいますからねー!」
必死に釘を刺そうと試みるも、それが逆効果だったのか。楓の狐の耳と糸目がピクリと反応し、力ずくで雅の手を引き剥がす。
次に、威圧感がこもった顔をジリジリと寄せていき、雅の手を掴んでいる両手に力を込めていった。
「なぜ、とっておきの油揚げの事を知っとるんじゃ? ん?」
「……あっ。そ、それはー、そのー……」
釘を刺そうと必死になり過ぎたせいで、今までずっと隠し通せてきた悪事がバレてしまい、逃げ場のない金色の瞳を右へずらしていく雅。
しかし瞳をどこへ逃がそうとも、視界には恐怖さえ纏い始めた楓の顔が映り込んでしまい、言い訳が思いつかないでいる雅の頬を、冷や汗が数滴伝っていく。
「たまに数が減ってるとは思っとったが。まさか、あの隠し場所を嗅ぎつけておったとはのお」
「な、なんの、こと、でしょうかねー……?」
未だにとぼける雅に対し、楓は最終尋問をするべく。雅の手を握っていた両手を、刹那の速さで頬に移す。
そのまま軽く摘むと、雅はそこで初めて頬を掴まれたと察し、表情をハッとさせた後。額から大量の汗が流れ始めた。
「今言えば、三千世界・黄泉捻りだけは勘弁しておいてやろう」
二人のやり取りで置いてけぼりを食らい、物騒極まりない技名を耳にした花梨は、よく分からないけど、頬がとんでもない事になりそうな技名だなぁ……。と自分の頬に手を当て、想像してしまった幻痛で体を身震いさせる。
為す術がなく、己の命日を今日だと悟り出した雅は、負けたと言わんばかりの諦め顔になり、爽やかな笑顔に変えた。
「あの油揚げ、ほっぺがとろけるほど美味しかったです」
その爽やかな命乞い染みた白状に、楓は小さく頷くも、手先にゆっくりと力を込めていく。
「うむ、素直でよろしい。さあ、そのとろけた頬を直してやろう」
死を悟って素直に白状したものの、罪自体は消えるはずもなく。せめて死ぬ前にと思った雅は、花梨達に哀愁漂う横顔を送った。
「花梨、ゴーニャちゃん。短い間だったけど、今まで楽しかぁぁあああああっっ!!」
別れの言葉を交わす前に、雅の両頬がゴムの如く伸び、チラホラと参拝客が行き交う境内に、悲痛な断末魔を響き渡らせていく。
途切れる事を知らない断末魔は、紅葉に染まる山まで駆け、やまびことなり反響し、温泉街全体まで広がっていった。
0
お気に入りに追加
80
あなたにおすすめの小説
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
デリバリー・デイジー
SoftCareer
キャラ文芸
ワケ有りデリヘル嬢デイジーさんの奮闘記。
これを読むと君もデリヘルに行きたくなるかも。いや、行くんじゃなくて呼ぶんだったわ……あっ、本作品はR-15ですが、デリヘル嬢は18歳にならないと呼んじゃだめだからね。
※もちろん、内容は百%フィクションですよ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
怪物の歯医者さん
寳田 タラバ
キャラ文芸
【モンスターだって、歯医者さんには行きたくない。】
歯医者には、できれば行きたくない──それは人類共通の本音。だが、この世界ではそれだけじゃない。エルフも、ドワーフも、魔族も、果てはモンスターまでも、みーんな歯医者が嫌いなのだ。
そんな誰もが避けたい場所を、何を好き好んでか、今日もひっそり営んでいる歯医者がひとり。これは、世界の片隅で繰り広げられる、ちょっと変わった歯医者さんのお話。
(筆者は現役歯医者です)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる