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21話、違いが分かる都市伝説
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「私、メリーさん。今、あなたのスマホで文字を打つ練習をしているの」
『私のスマホを持ってるから、完全に油断してたけど……。まさか、家の固定電話に掛けてくるとはね』
「とりあえず、ひらがなは打てるようになった……。あら? ねえ、ハル。ムカつく顔が沢山出てきたんだけど、どうすればいいの?」
『ムカつく顔? ああ、あれか。ちょっと待ってて、ん? ごめん、メリーさん。数分待ってて』
ちょっとから数分に言い直したハルが、一方的に電話を切ってしまった。話している途中に『ピンポーン』っていう音が鳴り響いたけど、一体何の音だろう?
それにしても、この笑ったり泣いたりしている黄色い顔よ。私を挑発しているとしか思えない。
なんなの、これ? 『あ』とか『か』の文字がある所への戻し方が分からないし、余計にムカついてくる。
「あっ。この顔、連打が出来る。うわぁ、すごい速度で増えてく」
けど、まったく面白くない。私がしたいのは、ムカつく顔の連続生成じゃなくて、文字を打つ練習なのよ。
早く『いんたぁねっと』を使ってみたいし、こんな物に時間を割いている場合じゃない。
「メリーさん、お待たせー。ピザ来たよー」
「え、もう来たの?」
不意に背後から声が聞こえてきたので、振り向いてみれば。右手に大きなビニール袋を、左手にはコーラ入りのペットボトルが透けて見える、やや小さめの袋を持っているハルが居た。
私と目が合うや否や、緩い笑みを浮かべたハルが歩き出し。テーブルの向かい側まで行って腰を下ろし、持っていた二つのビニール袋を漁り出した。
「予定よりも、五分ぐらい早く来たね。はい、コーラ」
「ありがとう。あら、ちゃんと冷たいじゃない」
差し出されたペットボトルを受け取ると、冷蔵庫から取り出したばかりの様な冷たさを感じるも、滴っていた水滴のせいで手が少し濡れてしまった。
ペットボトルを近くに置き、手を拭く時に使うタオルで手を拭いている間に、ハルが淡々と小箱や四角い大きな箱を置いていく。
「ハル? そっちの小さな箱には、何が入ってるの?」
「ふっふっふっ。メリーさんには内緒で、こっそりサイドメニューを頼んでおいたのさ。じゃーん」
ニヤニヤしているハルが、思わせ振りに小箱を開けたので、身を乗り出して中身を覗いてみる。その小箱の中には、黄色くて細長い物が大量に入っていた。
「これは……、フライポテト?」
「そうそう、誘惑に負けちゃってね。メリーさんも食べてみな」
「それじゃあせっかくだし、いただこうかしら」
フライポテトに手を伸ばして一本持ってみると、指先からじんわりとした温かさを感じた。出来立ての証拠だ。これもおいしそうね。
丸ごと口に入れると、丁度いい塩気を感じ。齧ると、じゃがいもの柔らかい風味がぶわっと広がっていった。外はカリカリとしていて、中はホクホクしている。
塩気がじゃがいも本来の味を引き立てているし、染み込んだ油が全体のバランスを程よく整えている。いいわね、フライポテト。一口が小さいし、テレビのお供にいいかも。
「う~ん、おいしい」
「満足するには、まだ早いよ。んで、こっちが本日のメイン! 私とメリーさんが選んで決めたピザだっ」
「わあっ、すごい」
様々な匂いが入り混じる湯気を浴びつつ、四角い箱の中を覗いてみれば。テレビで観た時よりも、断然大きく見えるピザが入っていた。
ハルが選んだ、シュリンプにジェノベーゼ。私が選んだ、四種のチーズとビーフカルビ。均等に四つ、綺麗に分かれている。
Lサイズのピザって、こんなに大きいんだ。確か人数分に換算すると、四、五人前ぐらいだったっけ? 私とハル、二人しか居ないけど……。はたして食べ切れるのかしら?
「ハル? 全部食べられるの? これ」
「ん? 私一人でも全然余裕だよ」
「ほ、ほんと? すごいわね……」
「ふっふーん、私の胃袋を侮ってもらっちゃあ困るなぁ~」
腕を組んだハルが、どこか勝ち誇った表情で私を見下してきた。ハルの体、見た目は細身なのに……。あの体のどこに、これだけの量が入るっていうの?
「こういうのって、案外ペロリといけちゃうもんなのさ。さあさあ、冷める前に食べちゃお」
「そ、そうね。なら私は、四種のチーズから食べようかしら」
「ジェノベーゼ~、ジェノベーゼ~っ」
ピザは元から切れている事を知っていたので、具材の境目を見極めて、引っ張る形でお目当てのピザを持ち上げた。
とろけたチーズが、おいしそうな太い糸を何本も引いている。匂いは、それぞれのチーズに個性があるわね。見た目も形も違うし、一枚のピザで四回は楽しめそうだ。さあ、食べるわよ!
「んっ、すごい伸びる!」
ちゃんと噛み切ったはずなのに、チーズがみょーんと伸びていく! 慌てて戻して、唇を動かして伸びた分を口に入れたけど、思わず驚いちゃった。
味は、食べ進めていく毎に変わっていくわね。チーズというよりも、ほのかに牛乳に近い味がする部分。チーズ特有のクセが無く、まろやかで口当たりがサッパリとした部分。
逆に濃厚で、チーズのコクが深くてガツンとくる部分に。それらの全てを兼ね備えつつも、豊かな風味がギュッと詰まった部分。
すごい。ちゃんと四種類分の味がするし、違いも分かる。しかも、それだけじゃない。異なった色の境目や、形が残っているチーズがあるので、多少なりともチーズ自体の判別がつく。
なので、そこを半分ずつ齧るとチーズ同士の味が複雑に絡み合い、喧嘩する事無く様変わりしていく! 一枚で四種類以上の味が楽しめるピザよ。どの味もおいしいなぁ。
「う~ん、おいしいっ」
「ジェノベーゼとガーリック、チーズの相性が抜群だし、しっかり利いてて美味しいや。っと、メリーさん。そこでコーラを挟むと、もっと美味しくなるよ」
「コーラ……。そうね、飲んでみようかしら」
「炭酸がすごく強いから、気を付けて飲んでね」
一枚目のピザを食べ終わったので、油が付着した手をタオルで拭く。ペットボトルはさっき初めて触ったけど、開け方はテレビで幾度となく見たから知っている。
蓋の部分を右手で握り、力を込めて右に回していく。すると固い蓋が開き、『プシュッ』という何とも心地よい音が鳴った。この音も、テレビで聞いた通りの音だ。
「わぁ、シュワシュワ鳴ってる」
「くぅ~っ! この刺激がたまらんっ! うんまぁ~」
いつの間にか先にコーラを飲んだハルが、大袈裟な唸りを上げて、恍惚が極まった緩い笑顔を浮かべた。
本当に幸せそうな顔をしている。そんなにおいしいんだ、コーラって。私も早く飲んでみよっと。
「んんっ!?」
何これ!? 口に含んだら泡みたいな物がぶわっと増えて、驚いた拍子に飲み込んだ瞬間、喉全体を劈く強烈な刺激が通っていった!
……ビックリしたぁ。口の中で、コーラが爆発したのかと思っちゃったじゃない。これ、本当に炭酸だけの刺激なの? いくらなんでも強すぎるわよ。
「……けど、ピザと合うわね」
身構えて飲んだ二口目は、一口目よりも刺激が薄くなっていたので、今度はちゃんと味が分かるようになっていた。
でも、なんだか色々と不思議な感覚がする。爽快感があるサッパリとした口当たりなのに対し、胃を無視して直接体に浸透していくような甘さ。
しかもその甘さは、口内にこびりつくと思っていたのに。口内に残っていたチーズの余韻や油を、後味残さず根こそぎ消し去ってしまった。これはまた、とんでもない口直しが現れたわね。
そしてなによりも、ピザと合う。ピザって、思っていたより油が多い。その油と、コーラの爽快感がある甘さが、絶妙にマッチしているのよ。……待てよ? それならば───。
「油っこい料理とコーラ、全部に合うんじゃ……?」
「全部、とは言い難いけど。ラーメンや焼き肉を食べた後になると、無性に飲みたくなってくるんだよね」
「ああ、全部じゃないんだ」
けど、焼き肉とコーラが合うのであれば、私が選んだビーフカルビと絶対に合うはずよね。
ならば、この組み合わせは最後の締めとして取っておこう。そうなると二枚目は、ハルが選んだピザを食べようかしら。
「ハル、そっちのピザを食べてもいいかしら?」
「いいよ。ついでに、私もメリーさんが選んだピザを食べてもいい?」
「いいわよ」
「やったー、ありがとう」
お互いに了承し合うと、私はエビが沢山乗ったシュリンプピザを。ハルは、ビーフカルビのピザを持っていった。
さてと、エビは一体どんな味がするのかしらね。初めての海鮮物だし、ちゃんと味わって食べよっと。
『私のスマホを持ってるから、完全に油断してたけど……。まさか、家の固定電話に掛けてくるとはね』
「とりあえず、ひらがなは打てるようになった……。あら? ねえ、ハル。ムカつく顔が沢山出てきたんだけど、どうすればいいの?」
『ムカつく顔? ああ、あれか。ちょっと待ってて、ん? ごめん、メリーさん。数分待ってて』
ちょっとから数分に言い直したハルが、一方的に電話を切ってしまった。話している途中に『ピンポーン』っていう音が鳴り響いたけど、一体何の音だろう?
それにしても、この笑ったり泣いたりしている黄色い顔よ。私を挑発しているとしか思えない。
なんなの、これ? 『あ』とか『か』の文字がある所への戻し方が分からないし、余計にムカついてくる。
「あっ。この顔、連打が出来る。うわぁ、すごい速度で増えてく」
けど、まったく面白くない。私がしたいのは、ムカつく顔の連続生成じゃなくて、文字を打つ練習なのよ。
早く『いんたぁねっと』を使ってみたいし、こんな物に時間を割いている場合じゃない。
「メリーさん、お待たせー。ピザ来たよー」
「え、もう来たの?」
不意に背後から声が聞こえてきたので、振り向いてみれば。右手に大きなビニール袋を、左手にはコーラ入りのペットボトルが透けて見える、やや小さめの袋を持っているハルが居た。
私と目が合うや否や、緩い笑みを浮かべたハルが歩き出し。テーブルの向かい側まで行って腰を下ろし、持っていた二つのビニール袋を漁り出した。
「予定よりも、五分ぐらい早く来たね。はい、コーラ」
「ありがとう。あら、ちゃんと冷たいじゃない」
差し出されたペットボトルを受け取ると、冷蔵庫から取り出したばかりの様な冷たさを感じるも、滴っていた水滴のせいで手が少し濡れてしまった。
ペットボトルを近くに置き、手を拭く時に使うタオルで手を拭いている間に、ハルが淡々と小箱や四角い大きな箱を置いていく。
「ハル? そっちの小さな箱には、何が入ってるの?」
「ふっふっふっ。メリーさんには内緒で、こっそりサイドメニューを頼んでおいたのさ。じゃーん」
ニヤニヤしているハルが、思わせ振りに小箱を開けたので、身を乗り出して中身を覗いてみる。その小箱の中には、黄色くて細長い物が大量に入っていた。
「これは……、フライポテト?」
「そうそう、誘惑に負けちゃってね。メリーさんも食べてみな」
「それじゃあせっかくだし、いただこうかしら」
フライポテトに手を伸ばして一本持ってみると、指先からじんわりとした温かさを感じた。出来立ての証拠だ。これもおいしそうね。
丸ごと口に入れると、丁度いい塩気を感じ。齧ると、じゃがいもの柔らかい風味がぶわっと広がっていった。外はカリカリとしていて、中はホクホクしている。
塩気がじゃがいも本来の味を引き立てているし、染み込んだ油が全体のバランスを程よく整えている。いいわね、フライポテト。一口が小さいし、テレビのお供にいいかも。
「う~ん、おいしい」
「満足するには、まだ早いよ。んで、こっちが本日のメイン! 私とメリーさんが選んで決めたピザだっ」
「わあっ、すごい」
様々な匂いが入り混じる湯気を浴びつつ、四角い箱の中を覗いてみれば。テレビで観た時よりも、断然大きく見えるピザが入っていた。
ハルが選んだ、シュリンプにジェノベーゼ。私が選んだ、四種のチーズとビーフカルビ。均等に四つ、綺麗に分かれている。
Lサイズのピザって、こんなに大きいんだ。確か人数分に換算すると、四、五人前ぐらいだったっけ? 私とハル、二人しか居ないけど……。はたして食べ切れるのかしら?
「ハル? 全部食べられるの? これ」
「ん? 私一人でも全然余裕だよ」
「ほ、ほんと? すごいわね……」
「ふっふーん、私の胃袋を侮ってもらっちゃあ困るなぁ~」
腕を組んだハルが、どこか勝ち誇った表情で私を見下してきた。ハルの体、見た目は細身なのに……。あの体のどこに、これだけの量が入るっていうの?
「こういうのって、案外ペロリといけちゃうもんなのさ。さあさあ、冷める前に食べちゃお」
「そ、そうね。なら私は、四種のチーズから食べようかしら」
「ジェノベーゼ~、ジェノベーゼ~っ」
ピザは元から切れている事を知っていたので、具材の境目を見極めて、引っ張る形でお目当てのピザを持ち上げた。
とろけたチーズが、おいしそうな太い糸を何本も引いている。匂いは、それぞれのチーズに個性があるわね。見た目も形も違うし、一枚のピザで四回は楽しめそうだ。さあ、食べるわよ!
「んっ、すごい伸びる!」
ちゃんと噛み切ったはずなのに、チーズがみょーんと伸びていく! 慌てて戻して、唇を動かして伸びた分を口に入れたけど、思わず驚いちゃった。
味は、食べ進めていく毎に変わっていくわね。チーズというよりも、ほのかに牛乳に近い味がする部分。チーズ特有のクセが無く、まろやかで口当たりがサッパリとした部分。
逆に濃厚で、チーズのコクが深くてガツンとくる部分に。それらの全てを兼ね備えつつも、豊かな風味がギュッと詰まった部分。
すごい。ちゃんと四種類分の味がするし、違いも分かる。しかも、それだけじゃない。異なった色の境目や、形が残っているチーズがあるので、多少なりともチーズ自体の判別がつく。
なので、そこを半分ずつ齧るとチーズ同士の味が複雑に絡み合い、喧嘩する事無く様変わりしていく! 一枚で四種類以上の味が楽しめるピザよ。どの味もおいしいなぁ。
「う~ん、おいしいっ」
「ジェノベーゼとガーリック、チーズの相性が抜群だし、しっかり利いてて美味しいや。っと、メリーさん。そこでコーラを挟むと、もっと美味しくなるよ」
「コーラ……。そうね、飲んでみようかしら」
「炭酸がすごく強いから、気を付けて飲んでね」
一枚目のピザを食べ終わったので、油が付着した手をタオルで拭く。ペットボトルはさっき初めて触ったけど、開け方はテレビで幾度となく見たから知っている。
蓋の部分を右手で握り、力を込めて右に回していく。すると固い蓋が開き、『プシュッ』という何とも心地よい音が鳴った。この音も、テレビで聞いた通りの音だ。
「わぁ、シュワシュワ鳴ってる」
「くぅ~っ! この刺激がたまらんっ! うんまぁ~」
いつの間にか先にコーラを飲んだハルが、大袈裟な唸りを上げて、恍惚が極まった緩い笑顔を浮かべた。
本当に幸せそうな顔をしている。そんなにおいしいんだ、コーラって。私も早く飲んでみよっと。
「んんっ!?」
何これ!? 口に含んだら泡みたいな物がぶわっと増えて、驚いた拍子に飲み込んだ瞬間、喉全体を劈く強烈な刺激が通っていった!
……ビックリしたぁ。口の中で、コーラが爆発したのかと思っちゃったじゃない。これ、本当に炭酸だけの刺激なの? いくらなんでも強すぎるわよ。
「……けど、ピザと合うわね」
身構えて飲んだ二口目は、一口目よりも刺激が薄くなっていたので、今度はちゃんと味が分かるようになっていた。
でも、なんだか色々と不思議な感覚がする。爽快感があるサッパリとした口当たりなのに対し、胃を無視して直接体に浸透していくような甘さ。
しかもその甘さは、口内にこびりつくと思っていたのに。口内に残っていたチーズの余韻や油を、後味残さず根こそぎ消し去ってしまった。これはまた、とんでもない口直しが現れたわね。
そしてなによりも、ピザと合う。ピザって、思っていたより油が多い。その油と、コーラの爽快感がある甘さが、絶妙にマッチしているのよ。……待てよ? それならば───。
「油っこい料理とコーラ、全部に合うんじゃ……?」
「全部、とは言い難いけど。ラーメンや焼き肉を食べた後になると、無性に飲みたくなってくるんだよね」
「ああ、全部じゃないんだ」
けど、焼き肉とコーラが合うのであれば、私が選んだビーフカルビと絶対に合うはずよね。
ならば、この組み合わせは最後の締めとして取っておこう。そうなると二枚目は、ハルが選んだピザを食べようかしら。
「ハル、そっちのピザを食べてもいいかしら?」
「いいよ。ついでに、私もメリーさんが選んだピザを食べてもいい?」
「いいわよ」
「やったー、ありがとう」
お互いに了承し合うと、私はエビが沢山乗ったシュリンプピザを。ハルは、ビーフカルビのピザを持っていった。
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