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6.外は…イヤです*
だったら大人しくしてないと
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***
外でするのはイヤだと言ったものの、ふたりともプールの中にいたからびしょ濡れで。
そのまま室内に足を踏み入れるのは憚られた。
プールサイドに所在なく立った結葉は、懸命に覆いがなくなってしまった胸を両腕で隠す。
そのまま落ち着かない様子でオロオロと偉央を見上げたら、偉央がニコッと笑って「水着、ここで脱いでから、さっき結葉が持ってきてくれたタオルで身体拭いて中へ入ろうか?」と言ってきて。
「あ、あのっ」
偉央の言うことはもっともだと思いはするものの、ここで裸になるのには抵抗しかない結葉だ。
ソワソワしながら偉央を見遣って言葉を紡ぐ。
「わ、私っ、脱衣所で脱いでもいいですか?」
幸い脱衣所には先に結葉が出てきた、プールサイドに面した扉がある。
そこから入ってお風呂場に飛び込めば、脱衣所の床だってそんなに濡らさないですむ気がした。
もちろん、そんな小細工をしたところで、今からすぐ偉央に裸を見られてしまうことは分かっている。分かってはいても、彼の目の前で臆面なく脱いでしまうのは何かが違うと思ってしまった。
「ねぇ結葉。ここで脱ぐのは恥ずかしい?」
偉央が瞳を細めてそんな結葉を見下ろしてきて。結葉はコクコクと懸命に頷いて見せた。
偉央はそんな結葉を見てクスッと笑うと
「そっか。だったら――」
そこで結葉の手をグイッと引いて腕の中に閉じ込めると、声を低めて言い放つ。
「――僕が脱がせてあげる」
結葉は耳朶をくすぐった偉央のセリフに瞳を見開いて、すぐさま「ダメッ」と言ったのだけど。
偉央は結葉の短い抗議の声なんてまるで聞こえていないみたいに彼女の水着のトップスに手をかけて、濡れて身体にまとわりついた布地を、半ば強引に下肢へ向けてずり下げてしまう。
「やぁっ……!」
ウエストの辺りでクルクルと丸まってしまったそれを、ボトムと一緒にグッと力を込めて下ろされそうになった結葉は、さすがにそれだけは嫌だと思って。
偉央から離れようと懸命に身じろいだ途端、いつもより幾分低められた声音で
「結葉、じっと。脱がせにくい」
と諌められてしまう。
「偉央さっ、でも……っ」
どこか有無を言わせぬその声音に脅えた結葉が、ギュッと身体を縮こまらせる。
それでもやはり羞恥心が大きくて、何も言わずに成すがままにはなれなかった結葉だ。何とかか細い声で懸命に「やめて欲しい」と言い募ろうとしたら
「じゃあ結葉。自分で脱げるの? ――僕が見てる前で?」
と耳元、今度はささやくようにそう吹き込まれて。
そんなこと出来っこないと耳まで真っ赤にした結葉に、
「ね? だったら大人しくしてないと――」
偉央が勝ち誇ったようにそう宣言した。
外でするのはイヤだと言ったものの、ふたりともプールの中にいたからびしょ濡れで。
そのまま室内に足を踏み入れるのは憚られた。
プールサイドに所在なく立った結葉は、懸命に覆いがなくなってしまった胸を両腕で隠す。
そのまま落ち着かない様子でオロオロと偉央を見上げたら、偉央がニコッと笑って「水着、ここで脱いでから、さっき結葉が持ってきてくれたタオルで身体拭いて中へ入ろうか?」と言ってきて。
「あ、あのっ」
偉央の言うことはもっともだと思いはするものの、ここで裸になるのには抵抗しかない結葉だ。
ソワソワしながら偉央を見遣って言葉を紡ぐ。
「わ、私っ、脱衣所で脱いでもいいですか?」
幸い脱衣所には先に結葉が出てきた、プールサイドに面した扉がある。
そこから入ってお風呂場に飛び込めば、脱衣所の床だってそんなに濡らさないですむ気がした。
もちろん、そんな小細工をしたところで、今からすぐ偉央に裸を見られてしまうことは分かっている。分かってはいても、彼の目の前で臆面なく脱いでしまうのは何かが違うと思ってしまった。
「ねぇ結葉。ここで脱ぐのは恥ずかしい?」
偉央が瞳を細めてそんな結葉を見下ろしてきて。結葉はコクコクと懸命に頷いて見せた。
偉央はそんな結葉を見てクスッと笑うと
「そっか。だったら――」
そこで結葉の手をグイッと引いて腕の中に閉じ込めると、声を低めて言い放つ。
「――僕が脱がせてあげる」
結葉は耳朶をくすぐった偉央のセリフに瞳を見開いて、すぐさま「ダメッ」と言ったのだけど。
偉央は結葉の短い抗議の声なんてまるで聞こえていないみたいに彼女の水着のトップスに手をかけて、濡れて身体にまとわりついた布地を、半ば強引に下肢へ向けてずり下げてしまう。
「やぁっ……!」
ウエストの辺りでクルクルと丸まってしまったそれを、ボトムと一緒にグッと力を込めて下ろされそうになった結葉は、さすがにそれだけは嫌だと思って。
偉央から離れようと懸命に身じろいだ途端、いつもより幾分低められた声音で
「結葉、じっと。脱がせにくい」
と諌められてしまう。
「偉央さっ、でも……っ」
どこか有無を言わせぬその声音に脅えた結葉が、ギュッと身体を縮こまらせる。
それでもやはり羞恥心が大きくて、何も言わずに成すがままにはなれなかった結葉だ。何とかか細い声で懸命に「やめて欲しい」と言い募ろうとしたら
「じゃあ結葉。自分で脱げるの? ――僕が見てる前で?」
と耳元、今度はささやくようにそう吹き込まれて。
そんなこと出来っこないと耳まで真っ赤にした結葉に、
「ね? だったら大人しくしてないと――」
偉央が勝ち誇ったようにそう宣言した。
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