15 / 42
騎士と海賊
しおりを挟む
現在王宮にて、シスイ様・ハイネ様・ソフィア様・カイトさん・ルカと私の6名で何をして遊ぶと相談中だ。
しかし、王族の3名に危ない遊びなどさせられない。
「何がある?」
「魔法で競走!」
「却下、また暴れるのが関の山だ。」
「今度は失敗しないわ!」
ハイネ様とソフィア様が喧嘩をなさる。どうやらソフィア様はお転婆らしい。
「収集がつかなくなるから、辞めようね。」
シスイ様とカイトさんが止めに入る。
「お嬢様、何か面白い遊びはございませんか?」
「何故、私に聞くのです?」
「お嬢様がいつも面白い遊びを考えるからです。」
そう、私は皆と遊ぶ時、前世の遊びを教えてる。
自業自得?だってこの国、面白い遊びがないのだ。
「キシトウはどうでしょう?」
「「「「「キシカイ?」」」」」
これはケイドロを騎士と海賊に変えたもの。警察が騎士で泥棒が海賊だ。
皆にケイドロにちなんだ、キシカイのルールを説明した。
「面白そうですわ!」
「ならば、ジャンケンで3対3を決めましょう。」
ジャンケンした結果、騎士チームがルカとカイトさんで海賊チームが私・シスイ様・ハイネ様・ソフィア様となった。
何故、2対4かの質問なら、最初が騎士チームにシスイ様もいたからだ。
チームの強さバランスが異常だから、こんな感じになっている。
「30秒数えるので、逃げてください。」
ルカの言葉で皆が逃げる。
私はとにかく逃げた。そしたらなんと、迷子になったのだから笑える話である。
外見は6歳だが、中身は大人だ。恥ずかしい事この上ない。
「貴女、何をしていますの?」
「迷子です。」
私の目の前には、ピンクスピネルの髪にデマンドイドガーネットの瞳をした美少女がいた。
「私はティアラ・ディナシスですわ。」
「私はセシリア・メルファーナと申します。」
ティアラ・ディナシスとは、公爵家の長女であり、悪役令嬢である。
どうしてこうなるの!そう思っていると、ティアラの後ろから男の子が・・・。
「紹介しますわ。こちら双子の弟で」
「シオン・ディナシスです。」
グリーンアベンチェリンの瞳に、薄桃色の髪をした美少年。知っている。攻略対象者だ。
ふふふ。笑うしかないよね?
「セシリア様はどこに行きたいのですか?」
「それがですね。」
「セシリア嬢。」
呼ばれて振り向いた先は、ハイネ様だった。ハイネ様と共に2人に説明した。
そしたら何故か、2人もキシカイに参加。
私は逃げる事は辞めて、バラ園で呑気に本を読んでいる。何故?だって捕まらないんだもの。
追いかけられる事もないしね。わざわざ捕まりに行くなんてしないし。
暇なので本を読む事にした。
「セシリア嬢は逃げないの?」
シオンが聞いて来た。
「ええ、ここは見つからないので大人しく本を読んでいます。」
「へぇ~どんな本なの?」
可愛い見た目でキラキラな瞳をしてるが、本性を知っている私は何も思わない。
思うとすれば、怖いよ。本当に6歳児?である。
「他国の物語です。」
「へぇ~僕も読みたいな!・・・って、他国の言語で書かれてるよ!凄い!」
「猫を被らなくても構いませんよ。」
「・・・どう言う意味かな?」
「理由は分かりませんが、無理矢理猫を被っている様に見えますよ。」
「・・・どうして、そう思うの?」
「ただの勘ですわ。」
「そろそろ出て来たらどうですか?ハイネ様。」
「気づいていたか。」
「ええ、お2人共、何かご用がお有りですか?」
「兄上がいつもお前の事を話すんだ。レオンとエジスもだ。だから気になった。」
「僕は君が誑かしたのかと、思ってね?勘ぐりを入れただけさ。」
「シオンは女性が好きでなくてな。だが、俺も同意見だったから本性を探りたかった。」
「それで、何か分かりましたか?」
「ああ、お前は面白いと言う事と、誑かしていないと言う事だ。」
「僕も面白いと思ったよ!そして本性が聞きたいな?僕達を前にして、何を企んでるの?」
笑顔で聞いて来るシオン。この子は女性が大嫌いでどこか見下した態度を取る。
「言っておきますが、貴方方のした事は私の事を罵ったと同義なのです。」
私は微笑みながら続ける。
「シオン様は女性を見下しているのですか?」
「そんな事ないよ?」
「本性が聞きたい?貴方の耳と目は飾りですか?自分の目で確かめてください。」
「どう言う事かな?」
「物語の様に決まっていないと言う事です。人は感情があり考えがあるのです。」
私は立ち上がり、彼等の間を通り過ぎ振り返る。
「私の言った意味が理解出来ないなら構いません。ですが、貴方方の考えが刃となり傷つけない事を祈ります。」
その言葉を残して、私は違う場所へ隠れた。帰る時が来たので、皆に挨拶をする。
馬車に乗った時、とてつもなくもふもふに癒されたくなった。
《シオン視点》
僕はセシリア嬢の言った事が理解出来なかった。考えても分からない。
僕はセシリア嬢の言った通り、何処か女性を見下していた。
僕の周りの女性達は、地位と外見だけを見て中身を見ようとしない。だから嫌いだった。
僕の考えでは、セシリア嬢の言った意味が全く分からない。気にする必要はない。
女性が言った言葉だ。関係ない。そう言い払う事が出来なかったので、お父様に聞く事にした。
お母様は早くに他界した為、お父様は僕達をとても溺愛する。
お父様に話したら、お父様は言った。
「その言葉は、外見ではなく中身を見た方がいいと言う事だろうね。」
僕は間違いをしたのかもしれない。
「セシリア嬢は気づいて欲しかったんだろう。シオンがこのまま進めば、大変な事になると。」
「どう言う意味ですか?」
「シオンの様に周りを見ないで、決めつける事は大切な事を見失うかもしれないから。」
「大切な事?」
「そう。例えば犯罪が起こった時、何もしてない無実の人間を有罪とした時だ。」
僕はお父様の言葉を真剣に聞いた。
「調べずに有罪と決め付けて、後から違ったなんて事は取り返しのつかない事なんだ。」
「・・・」
「もしも、この人は大丈夫と確認しなかった書類に間違いがあったら、それが書き直せない物だったら?」
僕は大変失礼な事をセシリア嬢にしたのだろう。僕がした事は、嫌いな令嬢達と変わらない。
「謝ってからは遅い事を、刃となり傷つけない事を祈ると言葉に変えたんじゃないかな?」
「お父様、僕はセシリア嬢に謝りたいです。」
「そうだね。」
セシリア嬢は許してくれるだろうか?
⇒セシリアはそこまで考えてはいません。ただ決め付けは令嬢に失礼だと言いたかっただけです。
僕はセシリア嬢に会って、謝罪した。すると、
「構いませんよ。」
「許してくれるのですか?」
許してもらえるとは思えなかった。
「失敗しない人などいませんよ。人は失敗して初めて気づきます。」
凄い人だと思った。
「私達は子供なのです。失敗した数を次に活かす数に変える事が素晴らしいと思います。」
「僕は変わろうと思います。」
「敬語はなしでいいですよ。」
そう笑うセシリア嬢を見て、僕は思った。
必ず変わり恥のない胸を誇れる男になって、セシリア嬢を振り向かせるとーー
しかし、王族の3名に危ない遊びなどさせられない。
「何がある?」
「魔法で競走!」
「却下、また暴れるのが関の山だ。」
「今度は失敗しないわ!」
ハイネ様とソフィア様が喧嘩をなさる。どうやらソフィア様はお転婆らしい。
「収集がつかなくなるから、辞めようね。」
シスイ様とカイトさんが止めに入る。
「お嬢様、何か面白い遊びはございませんか?」
「何故、私に聞くのです?」
「お嬢様がいつも面白い遊びを考えるからです。」
そう、私は皆と遊ぶ時、前世の遊びを教えてる。
自業自得?だってこの国、面白い遊びがないのだ。
「キシトウはどうでしょう?」
「「「「「キシカイ?」」」」」
これはケイドロを騎士と海賊に変えたもの。警察が騎士で泥棒が海賊だ。
皆にケイドロにちなんだ、キシカイのルールを説明した。
「面白そうですわ!」
「ならば、ジャンケンで3対3を決めましょう。」
ジャンケンした結果、騎士チームがルカとカイトさんで海賊チームが私・シスイ様・ハイネ様・ソフィア様となった。
何故、2対4かの質問なら、最初が騎士チームにシスイ様もいたからだ。
チームの強さバランスが異常だから、こんな感じになっている。
「30秒数えるので、逃げてください。」
ルカの言葉で皆が逃げる。
私はとにかく逃げた。そしたらなんと、迷子になったのだから笑える話である。
外見は6歳だが、中身は大人だ。恥ずかしい事この上ない。
「貴女、何をしていますの?」
「迷子です。」
私の目の前には、ピンクスピネルの髪にデマンドイドガーネットの瞳をした美少女がいた。
「私はティアラ・ディナシスですわ。」
「私はセシリア・メルファーナと申します。」
ティアラ・ディナシスとは、公爵家の長女であり、悪役令嬢である。
どうしてこうなるの!そう思っていると、ティアラの後ろから男の子が・・・。
「紹介しますわ。こちら双子の弟で」
「シオン・ディナシスです。」
グリーンアベンチェリンの瞳に、薄桃色の髪をした美少年。知っている。攻略対象者だ。
ふふふ。笑うしかないよね?
「セシリア様はどこに行きたいのですか?」
「それがですね。」
「セシリア嬢。」
呼ばれて振り向いた先は、ハイネ様だった。ハイネ様と共に2人に説明した。
そしたら何故か、2人もキシカイに参加。
私は逃げる事は辞めて、バラ園で呑気に本を読んでいる。何故?だって捕まらないんだもの。
追いかけられる事もないしね。わざわざ捕まりに行くなんてしないし。
暇なので本を読む事にした。
「セシリア嬢は逃げないの?」
シオンが聞いて来た。
「ええ、ここは見つからないので大人しく本を読んでいます。」
「へぇ~どんな本なの?」
可愛い見た目でキラキラな瞳をしてるが、本性を知っている私は何も思わない。
思うとすれば、怖いよ。本当に6歳児?である。
「他国の物語です。」
「へぇ~僕も読みたいな!・・・って、他国の言語で書かれてるよ!凄い!」
「猫を被らなくても構いませんよ。」
「・・・どう言う意味かな?」
「理由は分かりませんが、無理矢理猫を被っている様に見えますよ。」
「・・・どうして、そう思うの?」
「ただの勘ですわ。」
「そろそろ出て来たらどうですか?ハイネ様。」
「気づいていたか。」
「ええ、お2人共、何かご用がお有りですか?」
「兄上がいつもお前の事を話すんだ。レオンとエジスもだ。だから気になった。」
「僕は君が誑かしたのかと、思ってね?勘ぐりを入れただけさ。」
「シオンは女性が好きでなくてな。だが、俺も同意見だったから本性を探りたかった。」
「それで、何か分かりましたか?」
「ああ、お前は面白いと言う事と、誑かしていないと言う事だ。」
「僕も面白いと思ったよ!そして本性が聞きたいな?僕達を前にして、何を企んでるの?」
笑顔で聞いて来るシオン。この子は女性が大嫌いでどこか見下した態度を取る。
「言っておきますが、貴方方のした事は私の事を罵ったと同義なのです。」
私は微笑みながら続ける。
「シオン様は女性を見下しているのですか?」
「そんな事ないよ?」
「本性が聞きたい?貴方の耳と目は飾りですか?自分の目で確かめてください。」
「どう言う事かな?」
「物語の様に決まっていないと言う事です。人は感情があり考えがあるのです。」
私は立ち上がり、彼等の間を通り過ぎ振り返る。
「私の言った意味が理解出来ないなら構いません。ですが、貴方方の考えが刃となり傷つけない事を祈ります。」
その言葉を残して、私は違う場所へ隠れた。帰る時が来たので、皆に挨拶をする。
馬車に乗った時、とてつもなくもふもふに癒されたくなった。
《シオン視点》
僕はセシリア嬢の言った事が理解出来なかった。考えても分からない。
僕はセシリア嬢の言った通り、何処か女性を見下していた。
僕の周りの女性達は、地位と外見だけを見て中身を見ようとしない。だから嫌いだった。
僕の考えでは、セシリア嬢の言った意味が全く分からない。気にする必要はない。
女性が言った言葉だ。関係ない。そう言い払う事が出来なかったので、お父様に聞く事にした。
お母様は早くに他界した為、お父様は僕達をとても溺愛する。
お父様に話したら、お父様は言った。
「その言葉は、外見ではなく中身を見た方がいいと言う事だろうね。」
僕は間違いをしたのかもしれない。
「セシリア嬢は気づいて欲しかったんだろう。シオンがこのまま進めば、大変な事になると。」
「どう言う意味ですか?」
「シオンの様に周りを見ないで、決めつける事は大切な事を見失うかもしれないから。」
「大切な事?」
「そう。例えば犯罪が起こった時、何もしてない無実の人間を有罪とした時だ。」
僕はお父様の言葉を真剣に聞いた。
「調べずに有罪と決め付けて、後から違ったなんて事は取り返しのつかない事なんだ。」
「・・・」
「もしも、この人は大丈夫と確認しなかった書類に間違いがあったら、それが書き直せない物だったら?」
僕は大変失礼な事をセシリア嬢にしたのだろう。僕がした事は、嫌いな令嬢達と変わらない。
「謝ってからは遅い事を、刃となり傷つけない事を祈ると言葉に変えたんじゃないかな?」
「お父様、僕はセシリア嬢に謝りたいです。」
「そうだね。」
セシリア嬢は許してくれるだろうか?
⇒セシリアはそこまで考えてはいません。ただ決め付けは令嬢に失礼だと言いたかっただけです。
僕はセシリア嬢に会って、謝罪した。すると、
「構いませんよ。」
「許してくれるのですか?」
許してもらえるとは思えなかった。
「失敗しない人などいませんよ。人は失敗して初めて気づきます。」
凄い人だと思った。
「私達は子供なのです。失敗した数を次に活かす数に変える事が素晴らしいと思います。」
「僕は変わろうと思います。」
「敬語はなしでいいですよ。」
そう笑うセシリア嬢を見て、僕は思った。
必ず変わり恥のない胸を誇れる男になって、セシリア嬢を振り向かせるとーー
0
あなたにおすすめの小説
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
美人同僚のおまけとして異世界召喚された私、無能扱いされ王城から追い出される。私の才能を見出してくれた辺境伯様と一緒に田舎でのんびりスローライ
さら
恋愛
美人な同僚の“おまけ”として異世界に召喚された私。けれど、無能だと笑われ王城から追い出されてしまう――。
絶望していた私を拾ってくれたのは、冷徹と噂される辺境伯様でした。
荒れ果てた村で彼の隣に立ちながら、料理を作り、子供たちに針仕事を教え、少しずつ居場所を見つけていく私。
優しい言葉をかけてくれる領民たち、そして、時折見せる辺境伯様の微笑みに、胸がときめいていく……。
華やかな王都で「無能」と追放された女が、辺境で自分の価値を見つけ、誰よりも大切に愛される――。
美男美女の同僚のおまけとして異世界召喚された私、ゴミ無能扱いされ王城から叩き出されるも、才能を見出してくれた隣国の王子様とスローライフ
さら
恋愛
会社では地味で目立たない、ただの事務員だった私。
ある日突然、美男美女の同僚二人のおまけとして、異世界に召喚されてしまった。
けれど、測定された“能力値”は最低。
「無能」「お荷物」「役立たず」と王たちに笑われ、王城を追い出されて――私は一人、行くあてもなく途方に暮れていた。
そんな私を拾ってくれたのは、隣国の第二王子・レオン。
優しく、誠実で、誰よりも人の心を見てくれる人だった。
彼に導かれ、私は“癒しの力”を持つことを知る。
人の心を穏やかにし、傷を癒す――それは“無能”と呼ばれた私だけが持っていた奇跡だった。
やがて、王子と共に過ごす穏やかな日々の中で芽生える、恋の予感。
不器用だけど優しい彼の言葉に、心が少しずつ満たされていく。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
働かないつもりでしたのに、気づけば全部うまくいっていました ――自由に生きる貴族夫人と溺愛旦那様』
鷹 綾
恋愛
前世では、仕事に追われるだけの人生を送り、恋も自由も知らないまま終わった私。
だからこそ転生後に誓った――
「今度こそ、働かずに優雅に生きる!」 と。
気づけば貴族夫人、しかも結婚相手は冷静沈着な名門貴族リチャード様。
「君は何もしなくていい。自由に過ごしてくれ」
――理想的すぎる条件に、これは勝ち確人生だと思ったのに。
なぜか気づけば、
・屋敷の管理を改善して使用人の待遇が激変
・夫の仕事を手伝ったら経理改革が大成功
・興味本位で教えた簿記と珠算が商業界に革命を起こす
・商人ギルドの顧問にまで祭り上げられる始末
「あれ? 私、働かない予定でしたよね???」
自分から出世街道を爆走するつもりはなかったはずなのに、
“やりたいことをやっていただけ”で、世界のほうが勝手に変わっていく。
一方、そんな彼女を静かに見守り続けていた夫・リチャードは、
実は昔から彼女を想い続けていた溺愛系旦那様で――。
「君が選ぶなら、私はずっとそばにいる」
働かないつもりだった貴族夫人が、
自由・仕事・愛情のすべてを“自分で選ぶ”人生に辿り着く物語。
これは、
何もしないはずだったのに、幸せだけは全部手に入れてしまった女性の物語。
完結 愚王の側妃として嫁ぐはずの姉が逃げました
らむ
恋愛
とある国に食欲に色欲に娯楽に遊び呆け果てには金にもがめついと噂の、見た目も醜い王がいる。
そんな愚王の側妃として嫁ぐのは姉のはずだったのに、失踪したために代わりに嫁ぐことになった妹の私。
しかしいざ対面してみると、なんだか噂とは違うような…
完結決定済み
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる