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episode.102 私は彼女を疑わない
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盾のキャッスルにて通話していた盾のプリンスだったが、言葉の途中で急な頭痛に襲われ、それと同時に通信を切ることとなってしまった。だが、太い針で刺されたような痛みが強く、通信を一方的に切ったことを後悔する間もない。脚の力が抜け、意識とは別にその場に座り込んでしまう。瞬間的な鋭い痛みは去るも痛みは消えず、彼は座ったまま頭を前に倒した。意識をまともに保つことも難しいほどの苦痛に、目を細める。そうしているうちに、彼は暗闇に覆われていた。
「……これは」
盾のプリンスは、頭の痛みの中で、海のプリンスから聞いた話を思い出す。
彼から聞いた話と重なる点があることから、海のプリンスを襲った敵と同じ敵だろうと考えた。
とはいえ反撃する方法があるわけではない。
確実に倒す方法を知っているわけでもない。
ずきずきじんじんする頭を持ち上げられないその中で、眼球だけを動かして周囲を様子を窺う――が、周囲にあるのは黒だけで、それ以外には何も見えない。
彼は痛みに震えるように目を閉じ眉を寄せる。
だが、少しして目を開くと、周囲は暗闇ではなくなっていた。
「え……」
その頃になるとようやく頭痛が落ち着いてくる。
しかし今度は戸惑いの波が迫る。
周囲に広がるのは、盾のキャッスルに似ている風景。けれども盾のキャッスルとはどこか違っている。目に映る盾のキャッスルは、高い壁はあちこち欠けたり崩れたりしていて、ボロボロ、という言葉が似合うような状態になっていて。直前までとは状態が明らかに異なっている。外からの光も入ってくるようなほど痛んだ状態だ。
暗闇へ連れていかれるところまでは聞いていた。しかしその先については聞いていない。海のプリンスはその後のことは詳しく話していなかった。そのため、盾のプリンスとしても、暗闇の先の情報はあまり持っていない。海のプリンスが「暗闇から脱出できた」と言っていたことは記憶しているが、これがそれと同じ状態なのかどうか判断できない。
その時、割れた壁の向こうに立つ一人の女性に気づいた。
白色のドレスを身にまとった彼女は金の髪を風になびかせながらキャッスル内部へと進んでくる。
「クイーン……!」
よく知る顔に気づいた盾のプリンスは少しばかり安堵したような表情で立ち上がる。
「どうして君がここに――」
「貴方は要らない」
歩み寄ろうとした瞬間、言葉でではあるが一方的に吐き捨てられた。
盾のプリンスが何がどうなったかよく分からないというような顔をしながら「一体何を言っている?」と返すと。
「それ以上近寄らないで」
クイーンのような姿をしたその女性ははっきりと言い放った。
「常々鬱陶しいと思っていたの。いつもいつも絡んできて引っ付き回って。貴方は好かれていると勘違いしているみたいだけど、私は貴方のこと、鬱陶しいおじさんとしてしか見ていないから」
女性は冷ややかな目つきで盾のプリンスを見ていた。
「何を言って……」
「貴方が私に必要とされていると思っているなら間違いよ、私は貴方を必要とはしていない」
「クイーンでは……ないのか」
幻でも見ているのかもしれない。盾のプリンス自身、薄々気づいてきた。壊れたキャッスル、心ないクイーン、何もかも不自然だから。
「私が偽物だと言うの? まぁそうね、そう思いたくもなるわよね」
女性はずいと顔を近づける。
「愛されていると思った?」
二人の視線が至近距離で重なる。
刹那、女性は盾のプリンスを突き飛ばした。
「っ……」
盾のプリンスは数歩分ほど後ろ向きに飛ばされた。数秒すると勢いは止まったが、その時には身体が斜めになってしまっていて、その場で腰から倒れてしまう。腰を打った衝撃が身体を駆けるけれど、それよりも目の前の女性に意識が向いているため、衝撃はそこまで気にならなかった。
「やめてくれ、なぜこんなことをするんだ」
「嫌いなのよ!」
目の前の女性は声を荒くする。
盾のプリンスは圧をかけられ身を震わせた。
「貴方みたいなむさ苦しいやつ、盾として使えなきゃとっくに縁を切っているわ。それでも一応付き合ってあげているのは貴方が弾除けにはなるからよ」
女性は晴れた空のような色の瞳で盾のプリンスを見下し睨む。
「いい加減にしてくれ。クイーンの姿でそんなことを言って、何がしたいんだ。彼女と同じ姿で彼女を穢すな」
盾のプリンスは長文を一気に発した。
その瞳には力がこもっている。
愛しい人の姿をしたものに言葉で傷つけられようとも、彼の心は折れてはいない。
「貴方は盾としてしか価値がない。その力がなくなったら終わり、誰にも相手されないわ」
「そんなことは分かっている」
「馬鹿ね、貴方は本当の怖さを知らないのよ! だからそんなことが言える。誰にも必要とされなくなる本当の恐ろしさは貴方が想像できる程度のものではないわ!」
女性は金の髪を揺らしながら感情的に言葉を並べてゆく。
「……もうやめてほしい、こんなこと」
盾のプリンスは同情するような目の色で悲しげに顎を引く。
「こんなことをしても私とクイーンの関係は変わらない。君が何者かは知らないが、君の感情を彼女の姿に重ねるのはやめてくれ。クイーンはこんなことのために利用されるべき存在ではない。彼女は君の心を映し出す鏡ではない」
そこまで言って、盾のプリンスは片手をついて立ち上がる。
そして女性の真正面に移動する。
彼はその黄色い瞳で、目の前に立つ何者かさえ分からないクイーンのような女性の顔を真っ直ぐに見た。
「私は彼女を疑わない」
あまりに真っ直ぐに見られたものだから、女性は怯んで数歩後退した。
だがそれを追うように盾のプリンスは数歩前へ出る。
「彼女がそのような酷いことを言う者ではないことは知っている」
女性はまた一歩後ろへ。
表情には一種の怖さのようなものが混じっていた。
「何を、言って……」
絶対的な信頼。
それを目の当たりにした時の恐怖。
「君がしていることは彼女を侮辱することと同義だ」
「馬鹿ね……どこまでも……」
「君がこれ以上こんなことを続けるなら、私は君を許さない」
そう言った直後、盾のプリンスが見ている世界は一変した。
あらゆるところが損傷したキャッスルと目の前のクイーンのような女性は消え去り、普段通りのキャッスルへと戻ってきたのだ。
ただ盾のプリンスは一人きりではなく。
「気がついたの?」
不思議そうに彼の顔を覗き込んでいるミクニが目の前にいた。
「……私は」
「座ったままじっとしていたのよ、何かあったの?」
通信が途切れたことを不思議に思ってクイーンにも許可を貰って様子を見にきたこと。キャッスル内部には盾のプリンスが一人、座ったまま、時が止まったかのようにじっとしていたこと。声をかえたり肩を叩いてみたりしても反応がなかったこと。
ミクニはすべての真実を話した。
「そんなことになっていた、のか……」
盾のプリンスは脳に痛みが残っていることを感じながらも考え込むような顔をする。
「やはりあれは夢か……」
「もしかして、噂の敵?」
ミクニは気の強そうな面持ちは崩さないまま真剣な顔をしている彼に向けて問いを放つ。
「そうかもしれない」
「かもしれない? そうでないかもしれないの?」
「……いや、多分そうだ」
「まったく……いちいいち分かりづらいわね」
そう言われたのが気に食わなかったのか。
「うるさい」
不満げな顔をする盾のプリンス。
「どうしてすぐそんなことを言うのよ、貴方どうかしてるわ」
ミクニは呆れたように言って盾のプリンスから離れる。
「ま、無事ならいいわ。あたしはこれで帰るから」
「そうしてくれ」
何とか敵の術から逃れられた盾のプリンスだが、喜びはあまりなく、ミクニに対しては最後まで不機嫌そうな態度をとっていた。
「……これは」
盾のプリンスは、頭の痛みの中で、海のプリンスから聞いた話を思い出す。
彼から聞いた話と重なる点があることから、海のプリンスを襲った敵と同じ敵だろうと考えた。
とはいえ反撃する方法があるわけではない。
確実に倒す方法を知っているわけでもない。
ずきずきじんじんする頭を持ち上げられないその中で、眼球だけを動かして周囲を様子を窺う――が、周囲にあるのは黒だけで、それ以外には何も見えない。
彼は痛みに震えるように目を閉じ眉を寄せる。
だが、少しして目を開くと、周囲は暗闇ではなくなっていた。
「え……」
その頃になるとようやく頭痛が落ち着いてくる。
しかし今度は戸惑いの波が迫る。
周囲に広がるのは、盾のキャッスルに似ている風景。けれども盾のキャッスルとはどこか違っている。目に映る盾のキャッスルは、高い壁はあちこち欠けたり崩れたりしていて、ボロボロ、という言葉が似合うような状態になっていて。直前までとは状態が明らかに異なっている。外からの光も入ってくるようなほど痛んだ状態だ。
暗闇へ連れていかれるところまでは聞いていた。しかしその先については聞いていない。海のプリンスはその後のことは詳しく話していなかった。そのため、盾のプリンスとしても、暗闇の先の情報はあまり持っていない。海のプリンスが「暗闇から脱出できた」と言っていたことは記憶しているが、これがそれと同じ状態なのかどうか判断できない。
その時、割れた壁の向こうに立つ一人の女性に気づいた。
白色のドレスを身にまとった彼女は金の髪を風になびかせながらキャッスル内部へと進んでくる。
「クイーン……!」
よく知る顔に気づいた盾のプリンスは少しばかり安堵したような表情で立ち上がる。
「どうして君がここに――」
「貴方は要らない」
歩み寄ろうとした瞬間、言葉でではあるが一方的に吐き捨てられた。
盾のプリンスが何がどうなったかよく分からないというような顔をしながら「一体何を言っている?」と返すと。
「それ以上近寄らないで」
クイーンのような姿をしたその女性ははっきりと言い放った。
「常々鬱陶しいと思っていたの。いつもいつも絡んできて引っ付き回って。貴方は好かれていると勘違いしているみたいだけど、私は貴方のこと、鬱陶しいおじさんとしてしか見ていないから」
女性は冷ややかな目つきで盾のプリンスを見ていた。
「何を言って……」
「貴方が私に必要とされていると思っているなら間違いよ、私は貴方を必要とはしていない」
「クイーンでは……ないのか」
幻でも見ているのかもしれない。盾のプリンス自身、薄々気づいてきた。壊れたキャッスル、心ないクイーン、何もかも不自然だから。
「私が偽物だと言うの? まぁそうね、そう思いたくもなるわよね」
女性はずいと顔を近づける。
「愛されていると思った?」
二人の視線が至近距離で重なる。
刹那、女性は盾のプリンスを突き飛ばした。
「っ……」
盾のプリンスは数歩分ほど後ろ向きに飛ばされた。数秒すると勢いは止まったが、その時には身体が斜めになってしまっていて、その場で腰から倒れてしまう。腰を打った衝撃が身体を駆けるけれど、それよりも目の前の女性に意識が向いているため、衝撃はそこまで気にならなかった。
「やめてくれ、なぜこんなことをするんだ」
「嫌いなのよ!」
目の前の女性は声を荒くする。
盾のプリンスは圧をかけられ身を震わせた。
「貴方みたいなむさ苦しいやつ、盾として使えなきゃとっくに縁を切っているわ。それでも一応付き合ってあげているのは貴方が弾除けにはなるからよ」
女性は晴れた空のような色の瞳で盾のプリンスを見下し睨む。
「いい加減にしてくれ。クイーンの姿でそんなことを言って、何がしたいんだ。彼女と同じ姿で彼女を穢すな」
盾のプリンスは長文を一気に発した。
その瞳には力がこもっている。
愛しい人の姿をしたものに言葉で傷つけられようとも、彼の心は折れてはいない。
「貴方は盾としてしか価値がない。その力がなくなったら終わり、誰にも相手されないわ」
「そんなことは分かっている」
「馬鹿ね、貴方は本当の怖さを知らないのよ! だからそんなことが言える。誰にも必要とされなくなる本当の恐ろしさは貴方が想像できる程度のものではないわ!」
女性は金の髪を揺らしながら感情的に言葉を並べてゆく。
「……もうやめてほしい、こんなこと」
盾のプリンスは同情するような目の色で悲しげに顎を引く。
「こんなことをしても私とクイーンの関係は変わらない。君が何者かは知らないが、君の感情を彼女の姿に重ねるのはやめてくれ。クイーンはこんなことのために利用されるべき存在ではない。彼女は君の心を映し出す鏡ではない」
そこまで言って、盾のプリンスは片手をついて立ち上がる。
そして女性の真正面に移動する。
彼はその黄色い瞳で、目の前に立つ何者かさえ分からないクイーンのような女性の顔を真っ直ぐに見た。
「私は彼女を疑わない」
あまりに真っ直ぐに見られたものだから、女性は怯んで数歩後退した。
だがそれを追うように盾のプリンスは数歩前へ出る。
「彼女がそのような酷いことを言う者ではないことは知っている」
女性はまた一歩後ろへ。
表情には一種の怖さのようなものが混じっていた。
「何を、言って……」
絶対的な信頼。
それを目の当たりにした時の恐怖。
「君がしていることは彼女を侮辱することと同義だ」
「馬鹿ね……どこまでも……」
「君がこれ以上こんなことを続けるなら、私は君を許さない」
そう言った直後、盾のプリンスが見ている世界は一変した。
あらゆるところが損傷したキャッスルと目の前のクイーンのような女性は消え去り、普段通りのキャッスルへと戻ってきたのだ。
ただ盾のプリンスは一人きりではなく。
「気がついたの?」
不思議そうに彼の顔を覗き込んでいるミクニが目の前にいた。
「……私は」
「座ったままじっとしていたのよ、何かあったの?」
通信が途切れたことを不思議に思ってクイーンにも許可を貰って様子を見にきたこと。キャッスル内部には盾のプリンスが一人、座ったまま、時が止まったかのようにじっとしていたこと。声をかえたり肩を叩いてみたりしても反応がなかったこと。
ミクニはすべての真実を話した。
「そんなことになっていた、のか……」
盾のプリンスは脳に痛みが残っていることを感じながらも考え込むような顔をする。
「やはりあれは夢か……」
「もしかして、噂の敵?」
ミクニは気の強そうな面持ちは崩さないまま真剣な顔をしている彼に向けて問いを放つ。
「そうかもしれない」
「かもしれない? そうでないかもしれないの?」
「……いや、多分そうだ」
「まったく……いちいいち分かりづらいわね」
そう言われたのが気に食わなかったのか。
「うるさい」
不満げな顔をする盾のプリンス。
「どうしてすぐそんなことを言うのよ、貴方どうかしてるわ」
ミクニは呆れたように言って盾のプリンスから離れる。
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