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2、転生出来るようです
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葵が目を開くとそこは大会議室のような場所で床にはなにやら幾何学模様が描かれている。
葵が周りを見渡すと多くの人がいた。
この場に居たのは葵を含めて20名だった。
全員が不思議そうにしていた。
そうしていると光の筋が降りてきてそこに一人の女性が舞い降りた。
ふんわりゆるやかウェーブの金髪に色白の肌、にこやかな表情をした女性だった。
「は~い。皆さん、こちらを注目してください~」
「なんだ、なんだ?」
「女性?」
「なんか、昔のローマ人のような服装」
「…なにこれ?テンプレ?」
降り立った女性が声をかけると不思議そうにしながらも全員が女性に注目した。
全員の視線が自身に向かったのを確認すると女性は話し始めた。
「は~い、ありがとうございます。まずは自己紹介ですね~。私はいわゆる神様の一人で、あなた方に今回の事を説明する担当になりました~」
「神様?」
「はい、神様の一人です。名前は教えられないので普通に女神様と呼んでください。女神ちゃんでも良いですよ~」
「「「「「「軽い!」」」」」」
全員が見た目同様なんだかふんわりとし、軽い感じの女性こと女神に困惑していたが、女神はそれを丸っと無視して話を進めた。
「では、なぜ皆さんがここにいるのか不思議に思っているでしょうから説明いたしますね~。とりあえず、しっかりと聞いてください。ご質問は後で……気が乗れば答えます~」
「「「気が乗ればかい?!」」」
「は~い。気が乗ればです~。では、さっそく説明しますね~。皆さんはあの大事故で亡くなった一部の方々です。あの大事故は神々の中でも予期せぬ不足の事態でして、本来死ぬ筈ではなかった方々まで失くなりました。なので、私たちは話し合いの末に『異世界転生』『輪廻転生』『天国行き』『地獄行き』の四つに分けました~」
「『地獄』?!」
「どんなわけ方だよ?!」
全員が引いた。
『異世界転生』『輪廻転生』までならラノベなどのテンプレだから文句がありながらも納得した者は多いだろうし、『天国行き』は普通に文句はでないが『地獄行き』となったら話は別だ。
誰も好き好んで『地獄』に行きたいなど言わない。
どのように分けられるか、戦々恐々としたのだ。
だが、女神は表情はひとつも変えずに話を続けた。
「はいはい、話を続けますよ~。その中であなた方は『異世界転生』に選ばれた方々です。ちなみに『地獄行き』は悪行が過ぎた方々で、『天国行き』は善行を多く積んだ方々です。『輪廻転生』は善行も悪行も大差ない方々です。『異世界転生』は特殊でそんな3つの中からピックアップされましたあなた方です。特殊ですが特別ではありませんよ~。選抜理由等は非公開です~」
「「「「「………………」」」」」
「『異世界転生』は行き先も種族も能力も何もかもがランダムです~。この人数で全員の希望を聞くのは無理がありますのでご理解ください~」
「「「「「ランダム」」」」」
「はい、ランダムです~」
葵が周りを見渡すと多くの人がいた。
この場に居たのは葵を含めて20名だった。
全員が不思議そうにしていた。
そうしていると光の筋が降りてきてそこに一人の女性が舞い降りた。
ふんわりゆるやかウェーブの金髪に色白の肌、にこやかな表情をした女性だった。
「は~い。皆さん、こちらを注目してください~」
「なんだ、なんだ?」
「女性?」
「なんか、昔のローマ人のような服装」
「…なにこれ?テンプレ?」
降り立った女性が声をかけると不思議そうにしながらも全員が女性に注目した。
全員の視線が自身に向かったのを確認すると女性は話し始めた。
「は~い、ありがとうございます。まずは自己紹介ですね~。私はいわゆる神様の一人で、あなた方に今回の事を説明する担当になりました~」
「神様?」
「はい、神様の一人です。名前は教えられないので普通に女神様と呼んでください。女神ちゃんでも良いですよ~」
「「「「「「軽い!」」」」」」
全員が見た目同様なんだかふんわりとし、軽い感じの女性こと女神に困惑していたが、女神はそれを丸っと無視して話を進めた。
「では、なぜ皆さんがここにいるのか不思議に思っているでしょうから説明いたしますね~。とりあえず、しっかりと聞いてください。ご質問は後で……気が乗れば答えます~」
「「「気が乗ればかい?!」」」
「は~い。気が乗ればです~。では、さっそく説明しますね~。皆さんはあの大事故で亡くなった一部の方々です。あの大事故は神々の中でも予期せぬ不足の事態でして、本来死ぬ筈ではなかった方々まで失くなりました。なので、私たちは話し合いの末に『異世界転生』『輪廻転生』『天国行き』『地獄行き』の四つに分けました~」
「『地獄』?!」
「どんなわけ方だよ?!」
全員が引いた。
『異世界転生』『輪廻転生』までならラノベなどのテンプレだから文句がありながらも納得した者は多いだろうし、『天国行き』は普通に文句はでないが『地獄行き』となったら話は別だ。
誰も好き好んで『地獄』に行きたいなど言わない。
どのように分けられるか、戦々恐々としたのだ。
だが、女神は表情はひとつも変えずに話を続けた。
「はいはい、話を続けますよ~。その中であなた方は『異世界転生』に選ばれた方々です。ちなみに『地獄行き』は悪行が過ぎた方々で、『天国行き』は善行を多く積んだ方々です。『輪廻転生』は善行も悪行も大差ない方々です。『異世界転生』は特殊でそんな3つの中からピックアップされましたあなた方です。特殊ですが特別ではありませんよ~。選抜理由等は非公開です~」
「「「「「………………」」」」」
「『異世界転生』は行き先も種族も能力も何もかもがランダムです~。この人数で全員の希望を聞くのは無理がありますのでご理解ください~」
「「「「「ランダム」」」」」
「はい、ランダムです~」
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