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10年前※愛犬については後半に書いてあります。
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今日は3月11日ですね。
10年前、未曾有の大災害が起こりました。
復興したところもあれば、道半ばのところもあります。
まだ手が付けられぬまま放置(という表現が正しいのか分かりませんが)されたところもあるでしょう。
あの日、我が家では人は立っていられるけど、物が落下する程度の揺れを感じました。
私の人生の中で一番強い震度だったと思います。
地震が起きた時、愛犬は今まで体験した事のない揺れを感じブルブルと震えて怯えていました。
動物病院でだってこんなに震えませんでした。
その後、次々に各地の被害を知り、私も愛犬のように震えそうになりました。
実は、父方母方、両方とも東北地方に親戚がいます。
ですので、皆がどうなったのか心配でなりませんした。
翌日の12日に父方の祖父の法事が行われる予定だったので、そちらに移動中の叔父と叔母がいたのもあります。
母が、彼らは今頃常磐道を通っているんじゃないかと言いました。
従姉妹も常磐線に乗っているんじゃないかとも。
常磐道で移動中だった叔父叔母の娘(私から見たら従姉妹、上記の従姉妹とは別人)は二人は死んでしまったんだと思ったのだそうです。
それほど衝撃的な情報が次々と入って来たのだから、そう考えてしまうのも無理はありません。
震源に近い親戚も心配でした。
海のすぐ近くではありませんが、遠くはないのです。
ちょっと車を走らせればすぐに海が見えます。
後日、親戚から聞いたのですが、父の実家に行くのに目印にしていた建物まで津波が来ていたそうです。
報道や実際に目にした時、見知った建物や道の変わり果てた姿を見るのはとても辛かったです。
生活していた人ならより深い痛みを感じているのだと思います。
これは想像しか出来ません。
いきなり愚痴を言います。
色んな場面で、勝手にその人の気持ちを想像して、偉そうにあーだこーだ言う人が出現しません?
大体見当違いも甚だしい人ばかりです。
言ってて気持ちよくなってるのでしょうけど……。
可哀想って言葉も好きじゃないです。
なら、その可哀想な人と立場を交換出来るのかい?と思ってしまうのです。
可哀想って上から目線に感じますし、上手くまとめられませんが、なんかモヤッとします。
これはあくまで私個人の考えですので、貴女はそういう考えなのね程度で読んでください。
話を愛犬に戻します。
父方の実家にも犬がいました。
以下、犬君と呼びます。
愛犬より1歳か2歳年上なのですが、愛犬が登場するまで帰省の時期になると、親戚の皆に可愛い可愛いと言われて犬君も喜んでいました。
しかし、愛犬の登場でそれが変わりました。
愛犬を父の実家に連れて行ったら、親戚は今までいなかった愛犬を可愛がりました。
愛犬と犬君では毛並みも全然違い、愛犬はふわふわで毛が長く、犬君は日本犬特有の短毛でちょっと毛が手に刺さる感じです。
親戚は犬君と全く違う愛犬の毛並みを楽しんでいました。
犬君が一番懐いている伯父まで愛犬を可愛がったので、犬君は悲しかったのでしょう。
犬君は嘘泣きをしたのです。
親戚の皆で愛犬を囲んでいたら、犬君がキャワワンと何か怪我でもしたかのように吠えたのです。
伯父は慌てて犬君を見に行きますが、犬君に変わった箇所はありません。
そう、寂しかっただけですから。
それ以来、帰省の時は愛犬をペットホテルに預ける事にしました。
犬君が拗ねちゃうのでね。
そう言えば、その犬君は私の父にだけ牙を向けて唸っていました。
他の親戚にはしないのに。
なんなら郵便配達などの業者さんにもしないそうです。
伯母さんが別犬みたいと悲しんでいました。
これは愛犬の登場前からです。
不思議です。
謎です。
ちなみに犬君は私には背中を向けてきていました。
よく分からず背中を見ていると、ちょっと近寄ってきてチラリと私を見てきました。
どうやら撫でて欲しかったようなので、犬君を撫でると満足げにしていました。
撫でてくれてもいいんだぜ?と思っていたのでしょうか。
もう一つちなみに言うと、犬君は母へは腹を見せて、撫でてくれ~としていました。
なんだ、この違いは。
ああそうだ。
親戚は皆無事でした。
父方だと、祖父のおかげになっています。
じいちゃん凄いな。
10年前、未曾有の大災害が起こりました。
復興したところもあれば、道半ばのところもあります。
まだ手が付けられぬまま放置(という表現が正しいのか分かりませんが)されたところもあるでしょう。
あの日、我が家では人は立っていられるけど、物が落下する程度の揺れを感じました。
私の人生の中で一番強い震度だったと思います。
地震が起きた時、愛犬は今まで体験した事のない揺れを感じブルブルと震えて怯えていました。
動物病院でだってこんなに震えませんでした。
その後、次々に各地の被害を知り、私も愛犬のように震えそうになりました。
実は、父方母方、両方とも東北地方に親戚がいます。
ですので、皆がどうなったのか心配でなりませんした。
翌日の12日に父方の祖父の法事が行われる予定だったので、そちらに移動中の叔父と叔母がいたのもあります。
母が、彼らは今頃常磐道を通っているんじゃないかと言いました。
従姉妹も常磐線に乗っているんじゃないかとも。
常磐道で移動中だった叔父叔母の娘(私から見たら従姉妹、上記の従姉妹とは別人)は二人は死んでしまったんだと思ったのだそうです。
それほど衝撃的な情報が次々と入って来たのだから、そう考えてしまうのも無理はありません。
震源に近い親戚も心配でした。
海のすぐ近くではありませんが、遠くはないのです。
ちょっと車を走らせればすぐに海が見えます。
後日、親戚から聞いたのですが、父の実家に行くのに目印にしていた建物まで津波が来ていたそうです。
報道や実際に目にした時、見知った建物や道の変わり果てた姿を見るのはとても辛かったです。
生活していた人ならより深い痛みを感じているのだと思います。
これは想像しか出来ません。
いきなり愚痴を言います。
色んな場面で、勝手にその人の気持ちを想像して、偉そうにあーだこーだ言う人が出現しません?
大体見当違いも甚だしい人ばかりです。
言ってて気持ちよくなってるのでしょうけど……。
可哀想って言葉も好きじゃないです。
なら、その可哀想な人と立場を交換出来るのかい?と思ってしまうのです。
可哀想って上から目線に感じますし、上手くまとめられませんが、なんかモヤッとします。
これはあくまで私個人の考えですので、貴女はそういう考えなのね程度で読んでください。
話を愛犬に戻します。
父方の実家にも犬がいました。
以下、犬君と呼びます。
愛犬より1歳か2歳年上なのですが、愛犬が登場するまで帰省の時期になると、親戚の皆に可愛い可愛いと言われて犬君も喜んでいました。
しかし、愛犬の登場でそれが変わりました。
愛犬を父の実家に連れて行ったら、親戚は今までいなかった愛犬を可愛がりました。
愛犬と犬君では毛並みも全然違い、愛犬はふわふわで毛が長く、犬君は日本犬特有の短毛でちょっと毛が手に刺さる感じです。
親戚は犬君と全く違う愛犬の毛並みを楽しんでいました。
犬君が一番懐いている伯父まで愛犬を可愛がったので、犬君は悲しかったのでしょう。
犬君は嘘泣きをしたのです。
親戚の皆で愛犬を囲んでいたら、犬君がキャワワンと何か怪我でもしたかのように吠えたのです。
伯父は慌てて犬君を見に行きますが、犬君に変わった箇所はありません。
そう、寂しかっただけですから。
それ以来、帰省の時は愛犬をペットホテルに預ける事にしました。
犬君が拗ねちゃうのでね。
そう言えば、その犬君は私の父にだけ牙を向けて唸っていました。
他の親戚にはしないのに。
なんなら郵便配達などの業者さんにもしないそうです。
伯母さんが別犬みたいと悲しんでいました。
これは愛犬の登場前からです。
不思議です。
謎です。
ちなみに犬君は私には背中を向けてきていました。
よく分からず背中を見ていると、ちょっと近寄ってきてチラリと私を見てきました。
どうやら撫でて欲しかったようなので、犬君を撫でると満足げにしていました。
撫でてくれてもいいんだぜ?と思っていたのでしょうか。
もう一つちなみに言うと、犬君は母へは腹を見せて、撫でてくれ~としていました。
なんだ、この違いは。
ああそうだ。
親戚は皆無事でした。
父方だと、祖父のおかげになっています。
じいちゃん凄いな。
応援ありがとうございます!
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