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5章 18 初対面
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その声に皆で一斉に振り返ると、小屋の中に現れたのはおじ様だった。その背後には見たことのない男性と女性がいる。年齢は両親と同年代頃だろうか?
あの人達は一体……?
戸惑っていると、リオンが口を開いた。
「父さん……。それに、ソレイユ伯爵夫妻……」
ソレイユ伯爵夫妻? もしかすると……。
「ソレイユ伯爵って……? ひょっとしてロザリンの両親か?」
ザカリーがポツリと口にする。
「え!? ロザリンの……?」
全身から血の気が引き、その場に立っているのがやっとだった。
そ、そんな……どうしてロザリンの両親がここに……?
「大丈夫? クラリス」
エイダが心配そうに私の手を握りしめてきた。
「え、ええ……」
何とか返事をしたものの、絶望の気持ちで一杯だった。今の状況を解決する策もえられぬうちに、ロザリンの両親が現れるなんて。
「な、何故突然こちらにいらしたのですか?」
リオンがソレイユ伯爵夫妻に尋ねると、父親のほうが口を開いた。
「ハイランド伯爵から連絡を受けたのだよ。ロザリンが同じ大学の女子学生を監禁しているので助けたいから協力して欲しいと言われてね。……本当に、今まで娘が酷いことをしてすまなかった」
「私達がいけなかったのよ……一人娘だからと甘やかして育ててしまったから、ロザリンは我儘に育ってしまって……あの顔の火傷だって、リオンがわざとやったわけでもないのに……私達にはどうすることも出来なかったわ……」
ロザリンの母親は涙ぐんでいる。
「……いえ。でも、ロザリンの火傷は俺のせいです。あの誕生パーティーで魔力を抑えきれなくなった為に、一番近くにいたロザリンに大火傷を負わせてしまった俺の……」
私達は黙ってリオン達の会話を聞いていたとき、おじ様が話し始めた。
「リオンが大学へ行った頃を見計らってクラリスさんを逃がすためにすぐにソレイユ伯爵に連絡を入れたのだよ。その後クラリスさんの元へ行ったのだけど、ロザリンに見つかってしまって……」
「そう……だったのですか……?」
まさか、おじ様がロザリンの両親に連絡を入れていたなんて……。
するとソレイユ伯爵が私に謝罪してきた。
「君がクラリスさんだね? ハイランド伯爵から聞いたよ。娘が無理やり監禁したのだろう? 本当に申し訳ないことをしてしまった」
「私からも謝らせて下さい。それで、ロザリンは何処にいるのでしょう?」
ソレイユ婦人が尋ねてきた。
「あ……ロザリン……は……」
私が言いかけた時。
「ロザリンならここにいますよ」
いつの間にか、エイダが眠っているロザリンを腕に抱いていた。
「何だって!?」
「え!? そ、そんな!」
ソレイユ夫妻は慌てて駆け寄ると、ロザリンは婦人に腕の中のロザリンを託した。
「どうぞ、抱いてあげて下さい」
婦人エイダから赤子に戻ったロザリンを受取り、じっと見つめた。
「……そう、だわ……。間違いない、赤ちゃんだった頃のロザリンだわ……」
「あ、ああ。そうだな……」
「一体、何故ロザリンはこんな姿になってしまったのだ?」
叔父様は驚いて、私に問いかけてきた。
「申し訳ございません……私のせいです。ロザリンの怪我を治そうとして魔法を使ったところ、こんなことになってしまいました……」
私は覚悟を決めて、白状した。
「魔法って、一体どんな魔法なの!?」
婦人がロザリンを抱きしめたまま尋ねてきた。
「それ……は……」
時を操る魔法は禁忌の魔法。
そんな魔法を使ったことを、この場で白状すれば私はもう……!
――すると。
「その魔法についてなら私に説明させて下さい」
驚くことに、エイダが前に進み出てきた――
あの人達は一体……?
戸惑っていると、リオンが口を開いた。
「父さん……。それに、ソレイユ伯爵夫妻……」
ソレイユ伯爵夫妻? もしかすると……。
「ソレイユ伯爵って……? ひょっとしてロザリンの両親か?」
ザカリーがポツリと口にする。
「え!? ロザリンの……?」
全身から血の気が引き、その場に立っているのがやっとだった。
そ、そんな……どうしてロザリンの両親がここに……?
「大丈夫? クラリス」
エイダが心配そうに私の手を握りしめてきた。
「え、ええ……」
何とか返事をしたものの、絶望の気持ちで一杯だった。今の状況を解決する策もえられぬうちに、ロザリンの両親が現れるなんて。
「な、何故突然こちらにいらしたのですか?」
リオンがソレイユ伯爵夫妻に尋ねると、父親のほうが口を開いた。
「ハイランド伯爵から連絡を受けたのだよ。ロザリンが同じ大学の女子学生を監禁しているので助けたいから協力して欲しいと言われてね。……本当に、今まで娘が酷いことをしてすまなかった」
「私達がいけなかったのよ……一人娘だからと甘やかして育ててしまったから、ロザリンは我儘に育ってしまって……あの顔の火傷だって、リオンがわざとやったわけでもないのに……私達にはどうすることも出来なかったわ……」
ロザリンの母親は涙ぐんでいる。
「……いえ。でも、ロザリンの火傷は俺のせいです。あの誕生パーティーで魔力を抑えきれなくなった為に、一番近くにいたロザリンに大火傷を負わせてしまった俺の……」
私達は黙ってリオン達の会話を聞いていたとき、おじ様が話し始めた。
「リオンが大学へ行った頃を見計らってクラリスさんを逃がすためにすぐにソレイユ伯爵に連絡を入れたのだよ。その後クラリスさんの元へ行ったのだけど、ロザリンに見つかってしまって……」
「そう……だったのですか……?」
まさか、おじ様がロザリンの両親に連絡を入れていたなんて……。
するとソレイユ伯爵が私に謝罪してきた。
「君がクラリスさんだね? ハイランド伯爵から聞いたよ。娘が無理やり監禁したのだろう? 本当に申し訳ないことをしてしまった」
「私からも謝らせて下さい。それで、ロザリンは何処にいるのでしょう?」
ソレイユ婦人が尋ねてきた。
「あ……ロザリン……は……」
私が言いかけた時。
「ロザリンならここにいますよ」
いつの間にか、エイダが眠っているロザリンを腕に抱いていた。
「何だって!?」
「え!? そ、そんな!」
ソレイユ夫妻は慌てて駆け寄ると、ロザリンは婦人に腕の中のロザリンを託した。
「どうぞ、抱いてあげて下さい」
婦人エイダから赤子に戻ったロザリンを受取り、じっと見つめた。
「……そう、だわ……。間違いない、赤ちゃんだった頃のロザリンだわ……」
「あ、ああ。そうだな……」
「一体、何故ロザリンはこんな姿になってしまったのだ?」
叔父様は驚いて、私に問いかけてきた。
「申し訳ございません……私のせいです。ロザリンの怪我を治そうとして魔法を使ったところ、こんなことになってしまいました……」
私は覚悟を決めて、白状した。
「魔法って、一体どんな魔法なの!?」
婦人がロザリンを抱きしめたまま尋ねてきた。
「それ……は……」
時を操る魔法は禁忌の魔法。
そんな魔法を使ったことを、この場で白状すれば私はもう……!
――すると。
「その魔法についてなら私に説明させて下さい」
驚くことに、エイダが前に進み出てきた――
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