日本史

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第八章 近代

1985年 日本の状況:年号、人口、生活

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1985年 日本の状況:年号、人口、生活

年号
1985年は、昭和60年です。

人口
1985年の日本の人口は約1億2,100万人でした。これは、1975年と比べて約700万人増加したことを意味します。

この増加は、戦後のベビーブームによる出生率の高騰が主な要因です。

詳細:

総人口: 約1億2,100万人
男女別人口: 男性 約6,100万人、女性 約6,000万人
平均寿命: 男性 約74歳、女性 約79歳
出生率: 12.5‰
死亡率: 7.0‰
乳幼児死亡率: 5.4‰
生活
1985年は、バブル経済の始まりという好景気と、高度経済成長期から続く社会の変化が混在した時代でした。

経済:

バブル経済の好景気により、企業業績は好調で、雇用も安定していました。
国民生活は豊かになり、消費が拡大しました。
土地や株価が急騰し、資産価値が膨らみました。
社会:

高齢化社会の進展により、医療や介護などの社会保障制度への負担が大きくなりました。
情報技術の発展により、パソコンやインターネットが普及し始めました。
男女平等や環境問題など、新しい社会課題が顕在化しました。
文化:

アイドルやトレンディドラマなどの新しい文化が流行しました。
ファッションや音楽など、様々な分野で多様性が進みました。
国際交流が活発化し、海外旅行が身近になりました。
1985年当時の日本の様子をより詳しく知るために**
総務省統計局「統計年鑑」
NHK「バブル経済」
当時の写真や映像
1985年生まれの人々の証言
これらの資料を通じて、活気と豊かさの中にも、新たな課題に直面していた1985年当時の日本をより深く理解することができます。
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