【R18BL】とある妖狐が執着心がヤバい弟に当主の座を奪われた上に監禁される話

ナイトウ

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最悪だ、と絶頂の浮遊感の合間でアカオは思った。
まさかトキノに乳首を弄られただけで射精してしまうなんて。
一度も勃起に触れられずルーンドオルガズムを迎えたアカオの体は絶頂後異常に敏感になってしまい、トキノがしつこく乳首を触ってくるのでまるで快楽拷問のようだった。

あ、もうダメかも。

自分でも意識しないままに言葉を口走り、意識が遠のく。

「兄さん?」

呼びかけにすぐに意識は浮上した。
一瞬だけ失神していたらしい。
トキノの声は聞こえているが、反応したくない。
アカオはトキノにもたれて狸寝入りを決め込んだ。
狐だけれど。

後ろから抱きしめているトキノが、寝たふりをしているアカオの体をやわやわ撫でる。
脇腹や臍に触れられて声が漏れそうになったが耐えた。
やがてぎゅっと抱きついて、

「あー……好き……。」

とトキノがつぶやいた。
自分はそんなにトキノに好かれることをしただろうか?
一体自分が何したって言うんだ。
そんな風に思ったが、起きてもいたずらされるだけだと思ったので寝たふりを続けた。

そんなアカオに気付いているのかいないのか、トキノはアカオの頭にキスして髪を優しくなでる。

何だうっとおしい。離せよ。

そう思うのに思考がぼやけてくる。
異常な環境で思った以上に神経を使ったからか、アカオはトキノに背後から抱きしめられているうちに本当に寝てしまった。

そして、尻に感じる違和感で程なくして目覚めた。
眠る前は背後にいたトキノはアカオの横でアカオの顔を覗きこむように寝ており、アカオはリクライニングが倒されて仰向けになっていた。
手首に繋がれた鎖は相変わらずだ。

「ん……あ?」

ぐちゃりと音がして尻の中を何かが動いた。
少し覚醒した頭で目線を下げると、自分は軽く膝を立てて足を開きその間にトキノが手を突っ込んでいる。
トキノの肩が動くと尻の中で何かが動く感触がするので、アカオはすぐに今自分に起きていることを理解した。

「ちょ……」

「兄さん、じっとして。変に動くと中が傷ついちゃうかもよ。」

思わず逃げようとしたアカオを制して、頭をもたげたアカオの額に押し当てるようにキスをした。
尻に突っ込んでいない方の手をアカオの脇の下から背中に回し、体を寄せて今度は唇にキスをしてくる。

口の中には舌をねじ込まれて、尻には指が入り込んで中をくちゅくちゅと探られている。
それはまるでセックスの前戯だ。

「ぷはっ……トキノ、離せよ。しないって言ってくれただろ?」

どう考えてもそのうちヤられてしまいそうな雰囲気に、甘えてくる唇を避けながら抗議する。

「もちろん、兄さんがとろとろのおまんこに俺のちんこ挿れてっておねだりするまでちゃんと我慢するよ。今してるのはそのための好かれる努力。」

既に二本はいっているようで、中を広げたり内壁を撫でるように長い指がバラバラと動く。

だからAVかっつーの。逆立ちしたって言うわけないだろ、とアカオは内心吐き捨てた。

トキノのキスを避けていればやがてうなじや鎖骨にキスをし始めた。
時折きつく吸われるのが少し痛くて、痕でも付けられてるんじゃないかと疑う。

「中、何か感じる?」

「知らない」

実際圧迫感はあるけど、後は中を触られる感触と穴が広がるのが分かるくらいだ。

「これから開発するから大丈夫。」

なぜこっちがフォローされたようになってるんだ?
理不尽さに首をひねる。

「今は他の気持ちいい所触ってあげるね。」

そう言ってトキノは体を伸ばしてアカオの耳を食んだ。まだ狐のままの、頭頂にぴょこんと伸びた耳だ。

「ひっ」

耳は弱いので直ぐに人間の耳に変化させて攻撃から逃れようとした。
でも、アカオの意志に反して耳の状態に変化は無かった。

「なっ、なんで?ひゃっ……」

ふうっと耳の中に息を吹きかけられて肩をすくめる。

「可愛いから、しばらくその姿でいてよ。」

そのトキノの言葉に、寝ている間にトキノの妖術で変化を封じられたのだと知った。



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