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September Rabbit 1-9
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「あぁっ!」
いつもは宥めるみたいに甘く繰り返される愛撫も、今日は性急に入り口を無理矢理こじ開けるみたいに施された。
ジェルが乱暴に中に突っ込まれる。
中を蹂躙する指は直ぐに三本になった。
三本の指にひっきりなしに前立腺を弄ばれて、俺の理性なんて言語を理解できるかどうかしか残っていない。
琢、琢・・・お前が欲しいよ・・・。
「や・・・ぁあぁ。琢ぅも・・・」
節操無く腰をふって更なる蹂躙を恋人にねだる。
初めてをこんな所所でとかそんな事気にしない。
場所なんてどうでも良かった。
琢が・・・琢が欲しかった。
他なんてどうでも良かった。
静かに身体を離した俺の愛しい虎が、自分の雄を俺のひくつく雌に突きつけた。
ずぅっと焦がれていた情熱の、切っ先がとうとう俺の中に突き刺さってくる。
「ぅん・・・」
初めて感じる圧迫感に我を忘れて、シーツ代わりに引かれた琢のスーツを握りしめる、俺の下口が限界まで押し広げられたと思った直後、ズルッっと勢いよく熱塊が逆流して来る感覚と、プチュルと云う恥ずかしいジェルが飛び散る音で先端が入り切ったのを自覚する。
・・・何だ・・・これ?
出張の時以外は3日と開けずベッドの中で鳴かされて来た。
琢の手で、舌で、なでまわされ、くすぐられ。
甘く酔わされて、時には気が遠のく程の恍惚を与えられて来た。
なのに・・・、何だこの感覚。
今までの事と全然違う。
琢の胸板がそっと覆い被さって来た。
固く握りしめた手が解かれて二人の指が甘く絡まる。
気配だけで、覆い被さるこの男の口元が甘く緩んでいるのが判った。
いつもは宥めるみたいに甘く繰り返される愛撫も、今日は性急に入り口を無理矢理こじ開けるみたいに施された。
ジェルが乱暴に中に突っ込まれる。
中を蹂躙する指は直ぐに三本になった。
三本の指にひっきりなしに前立腺を弄ばれて、俺の理性なんて言語を理解できるかどうかしか残っていない。
琢、琢・・・お前が欲しいよ・・・。
「や・・・ぁあぁ。琢ぅも・・・」
節操無く腰をふって更なる蹂躙を恋人にねだる。
初めてをこんな所所でとかそんな事気にしない。
場所なんてどうでも良かった。
琢が・・・琢が欲しかった。
他なんてどうでも良かった。
静かに身体を離した俺の愛しい虎が、自分の雄を俺のひくつく雌に突きつけた。
ずぅっと焦がれていた情熱の、切っ先がとうとう俺の中に突き刺さってくる。
「ぅん・・・」
初めて感じる圧迫感に我を忘れて、シーツ代わりに引かれた琢のスーツを握りしめる、俺の下口が限界まで押し広げられたと思った直後、ズルッっと勢いよく熱塊が逆流して来る感覚と、プチュルと云う恥ずかしいジェルが飛び散る音で先端が入り切ったのを自覚する。
・・・何だ・・・これ?
出張の時以外は3日と開けずベッドの中で鳴かされて来た。
琢の手で、舌で、なでまわされ、くすぐられ。
甘く酔わされて、時には気が遠のく程の恍惚を与えられて来た。
なのに・・・、何だこの感覚。
今までの事と全然違う。
琢の胸板がそっと覆い被さって来た。
固く握りしめた手が解かれて二人の指が甘く絡まる。
気配だけで、覆い被さるこの男の口元が甘く緩んでいるのが判った。
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