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too hot then so sweet 2-3
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辺り一面眩しくて暗がりから出たばかりの俺は目が効かない、でも、この人が誰なのか俺は知っている。
眩しさに目を眩ませられながら、必死で抱きしめた。
「琢みぃ・・・っ!!」
やっと会えた・・・。
安堵と驚喜とないまぜにして兎に角琢美を抱き締める。
琢美も、優しく俺を抱き締めてくれた・・・。
眩しさに顔をしかめる俺に琢美が右手で優しく目隠しをする。
「熱が有るんだから眠らなきゃ・・・」
そう言いながら優しいキスを何度もくれた。
俺は安心して、大人しく目隠しされたまま幾度も繰り返されるついばむだけのキスをただ受け止めながらトロトロと、今度こそ心地よい眠りに落ちて。
琢美に抱き締められながら、キスを受けながら、それでも俺はアレ?と思う。
この腕を俺は知っている。
唐突に、自分の中に散らばった色んな物が一気に集結して形を作る。
俺はそれを理解して
「なんだ・・・そうか」
と納得する。
「何だ、そうだったのか・・・」
俺は安心して俺を抱き締める腕の持ち主に身を任せて、心地良い眠りに着いた。
自分がやらかした罪を自覚したのは目が覚めてからだった。
眩しさに目を眩ませられながら、必死で抱きしめた。
「琢みぃ・・・っ!!」
やっと会えた・・・。
安堵と驚喜とないまぜにして兎に角琢美を抱き締める。
琢美も、優しく俺を抱き締めてくれた・・・。
眩しさに顔をしかめる俺に琢美が右手で優しく目隠しをする。
「熱が有るんだから眠らなきゃ・・・」
そう言いながら優しいキスを何度もくれた。
俺は安心して、大人しく目隠しされたまま幾度も繰り返されるついばむだけのキスをただ受け止めながらトロトロと、今度こそ心地よい眠りに落ちて。
琢美に抱き締められながら、キスを受けながら、それでも俺はアレ?と思う。
この腕を俺は知っている。
唐突に、自分の中に散らばった色んな物が一気に集結して形を作る。
俺はそれを理解して
「なんだ・・・そうか」
と納得する。
「何だ、そうだったのか・・・」
俺は安心して俺を抱き締める腕の持ち主に身を任せて、心地良い眠りに着いた。
自分がやらかした罪を自覚したのは目が覚めてからだった。
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