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too hot then so sweet 2-2
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気が付いたら、暗い水の中を漂っていた。
水の中じゃ息が出来ないハズなのに、苦しいだけで呼吸が出来ないワケじゃねぇからコレは夢ナンだろうな、と思う。
水の中なのは判るのにここが深海なのか湖の底なのかはイマイチ判らなかった。
殆ど真っ暗で何も見えず、上の方だけ微かに光がユラユラと揺れて水面らしき物が見えるから、とりあえず光の方に向かって泳ぎ出す事にした。
水は生温いのに何故か異常に寒かった。
本能的にヤバいな・・・と思う。水の外に出たいのに何時まで経っても水面にすら届かない、寒さが増してきて体の動きがドンドン鈍くなって行く、まともに水を掻く事もできやしねぇ。
水は相変わらず温いのに寒さはどんどん増して行き、寒さのせいで体は余計動かなくなる。
体が・・・・・・・・・・・・・・・水底に降下し始めた・・・。
ゆっくりと水面のきらめきが遠ざかって行く。
水面が遠ざかるほど息は苦しくなり、闇の中に気が遠のいて行く、それでも諦めが着かなくて必死で手を伸ばした。
闇の中でも唯一きらめきを失わない、あの光によく似た愛しい人の名前を呼ぶ・・・。
無くしたく無いんだ・・・どうしても。
もはや必要とされる事が無くなったとしても・・・。
せめてこの、お前を思う気持ち位は・・・。
気持ち位は・・・。
「琢美・・・。」
最後の呼吸と一緒に愛しい女の名前を呼ぶ。
そのまま・・・俺は闇に体ごと溶けていきかけた時だった。
「裕ちゃん」
懐かしい・・・優しい愛しい声がする・・・。
「裕ちゃんしっかりしてっ・・・」
伸ばした俺の手が、ぐいっと力強く掴まれて、不自由な体ごと一気に水中から引き上げられた。
水の中じゃ息が出来ないハズなのに、苦しいだけで呼吸が出来ないワケじゃねぇからコレは夢ナンだろうな、と思う。
水の中なのは判るのにここが深海なのか湖の底なのかはイマイチ判らなかった。
殆ど真っ暗で何も見えず、上の方だけ微かに光がユラユラと揺れて水面らしき物が見えるから、とりあえず光の方に向かって泳ぎ出す事にした。
水は生温いのに何故か異常に寒かった。
本能的にヤバいな・・・と思う。水の外に出たいのに何時まで経っても水面にすら届かない、寒さが増してきて体の動きがドンドン鈍くなって行く、まともに水を掻く事もできやしねぇ。
水は相変わらず温いのに寒さはどんどん増して行き、寒さのせいで体は余計動かなくなる。
体が・・・・・・・・・・・・・・・水底に降下し始めた・・・。
ゆっくりと水面のきらめきが遠ざかって行く。
水面が遠ざかるほど息は苦しくなり、闇の中に気が遠のいて行く、それでも諦めが着かなくて必死で手を伸ばした。
闇の中でも唯一きらめきを失わない、あの光によく似た愛しい人の名前を呼ぶ・・・。
無くしたく無いんだ・・・どうしても。
もはや必要とされる事が無くなったとしても・・・。
せめてこの、お前を思う気持ち位は・・・。
気持ち位は・・・。
「琢美・・・。」
最後の呼吸と一緒に愛しい女の名前を呼ぶ。
そのまま・・・俺は闇に体ごと溶けていきかけた時だった。
「裕ちゃん」
懐かしい・・・優しい愛しい声がする・・・。
「裕ちゃんしっかりしてっ・・・」
伸ばした俺の手が、ぐいっと力強く掴まれて、不自由な体ごと一気に水中から引き上げられた。
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