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sakura flavor 2-3

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ボロボロと流れる涙は止まる気配も無い。
何とか竹川をなだめようと、とりあえず自由になる手で竹川の髪を撫でる様に梳いてやる。
前髪に半分隠れていた顔がすっかり出てきて、俺が見つける前に竹川がどんだけ泣いていたかが見て取れた。
「昼間、コバに合ったんだって?」
一体コバに何言われたのか・・・・。
それとも涙の理由が他にも有るのか。
「・・・・・・お金を出して女の子を買わなきゃいけない程、溜まってたんですか?」
竹川は俺の物を筋の通った鼻でぐいとジーンズの上から押しながら言った。
「僕がいくらでも気持ちよくしてあげるのに・・・・」
すりり・・・と頬摺りまでして来た。
「止めろ、竹川さん」
今日のボトムは厚手のジーンズで、頬摺り位じゃ刺激は感じ無い筈なのに、微かに下半身に血液が集まり始めたのを感じて慌てて竹川にストップをかける。
「――もう抜いて来たから必要無いですか?」
「ソープには行ってねぇよ」
「・・・本当だ石鹸の匂いがしない」
ショートコートの下から鼻を突っ込み。 
俺の匂いを嗅いで確かめる。
俺を逃がすまいとしているんだろう・・・。決して両手を放さない竹川の仕草は妙に動物的で色っぽく、そこに竹川の欲情がにじみ出て、色っぽさに拍車をかけてた。
「ヘルスにも行ってねぇし、誰とも何もしてねぇ。」
だから落ち着け、そしてとりあえずこの手を離せと言ったのに。
逆に竹川は両腕を俺の体にがっしりと絡ませてきた。
「じゃぁ、佐藤さん今溜まってるんですね」
「はい?」
「僕が―――」
僕が抜いてあげます。
そう言って竹川は俺の下の枝をジーンズの上から数回軽く甘噛みして、口で器用にボトムのジッパーを下げ、躊躇いも無く口を突っ込んで愛撫をし始めた。
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