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第103話 絶叫絶叫また絶叫
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ばーーーーんっ!
クラリの叫び声とほぼ同時に、部屋のドアが荒々しく開かれた
「「ぎゃああぁぁぁぁ!」」
クラリの絶叫…かと思いきや意外な事に、そこにはアラブライのものも含まれていた
「あっ!クラリじゃねーか!探したんだぞ」
「へっ…きょ、きょーやさん?」
顔を見合わせる2人、沈黙
「「………」」
「どーした?黙りこくって」
アラブライが思わず声をかけるが
「「怖かったよおおおおおーーー!!」」
そんな事はお構いなしに叫ぶのだった
・
・
・
「で、だ。このふよってるオッサンが有名な冒険者だったってのは理解した…」
「ふよってるって何だ」
「はい、ここからの脱出を手伝って貰おうと思いまして」
「おい、スルーするなよ泣くぞ」
アラブライが俺とクラリの会話に合いの手を入れてくるが、無視する。とりあえず今はクラリから話を聞くのが先だ
「この廃墟はどう考えてもまともな場所じゃないですよ」
真剣な目で、ごくりと喉を鳴らすクラリ。そりゃ幽霊の手を借りて幽霊廃墟?から脱出するなんて、ここに来るまで夢にも思わなかったからな
「まぁ、それはいいんだが、こいつは信用出来るのか?いくら昔は冒険者だったって言っても、今は人間じゃないんだぞ、いきなり後ろから襲われる可能性だってあるだろ?」
「おい、お前らなぁ…本人を目の前にしてよくそこまでずけずけとモノが言えるな…俺を信じられないってのは分からなくもないが…そもそもここに来るまでに色々見てきたんだろ?」
アラブライがくいっと顎で廊下を指す。確かに、キリングマシーン的な人形とか、先が見えない廊下とか…思い出すだけでも眩暈がするな…
「おーけー、確かにあそこを俺達だけで突破出来るとは思えないし、ここはオッサンに任せるよ」
両手を挙げて降参のポーズをとる、お、ちょっと映画っぽいな…こういうの憧れてたんだよな…ん?
カタン、と
ふいに部屋の隅から小さくは無い音がする
凶夜は恐る恐る視線だけを部屋の隅へと向けた、そこには凶夜がこの部屋に来るまでに遭遇したものにそっくりな、但しサイズは10分の1ほどの西洋人形が置かれていた、ゆっくりとクラリとアラブライへ視線を戻す。どうやら2人も気がついた様子で視線が合う
「おい…クラリ、あんな物置いてあったか?」
「さぁ、興味ないので…よく見てなかったですね、でもあったんじゃないんですか…現に今も置いてありますし…」
そりゃ確かに今はある、重要なのはクラリがこの部屋に入った時点で置いてあったかだ、少なくとも俺が部屋に入った時には無かった様に思える。単純に気がつかなかったって線もあるが
「アラブライはどう思…」
そう言い掛けた、その時
ーカタンッ
ばっ、とその場の3人が人形へ視線を移す
ーカタカタカタカタ
3人はそれぞれの顔を覗き込みながらカタカタと震える人形と目が合った、いつの間に移動したんだとか。なんで3体に増えているんだとか。最早些細なこと
「「「うおぁあああああああああうああああああああ!!」」」
さも当然かの様に、その絶叫にはアラブライのものも含まれていた
何だこのオッサン…実はまったく頼りにならないんじゃないだろうな…
クラリの叫び声とほぼ同時に、部屋のドアが荒々しく開かれた
「「ぎゃああぁぁぁぁ!」」
クラリの絶叫…かと思いきや意外な事に、そこにはアラブライのものも含まれていた
「あっ!クラリじゃねーか!探したんだぞ」
「へっ…きょ、きょーやさん?」
顔を見合わせる2人、沈黙
「「………」」
「どーした?黙りこくって」
アラブライが思わず声をかけるが
「「怖かったよおおおおおーーー!!」」
そんな事はお構いなしに叫ぶのだった
・
・
・
「で、だ。このふよってるオッサンが有名な冒険者だったってのは理解した…」
「ふよってるって何だ」
「はい、ここからの脱出を手伝って貰おうと思いまして」
「おい、スルーするなよ泣くぞ」
アラブライが俺とクラリの会話に合いの手を入れてくるが、無視する。とりあえず今はクラリから話を聞くのが先だ
「この廃墟はどう考えてもまともな場所じゃないですよ」
真剣な目で、ごくりと喉を鳴らすクラリ。そりゃ幽霊の手を借りて幽霊廃墟?から脱出するなんて、ここに来るまで夢にも思わなかったからな
「まぁ、それはいいんだが、こいつは信用出来るのか?いくら昔は冒険者だったって言っても、今は人間じゃないんだぞ、いきなり後ろから襲われる可能性だってあるだろ?」
「おい、お前らなぁ…本人を目の前にしてよくそこまでずけずけとモノが言えるな…俺を信じられないってのは分からなくもないが…そもそもここに来るまでに色々見てきたんだろ?」
アラブライがくいっと顎で廊下を指す。確かに、キリングマシーン的な人形とか、先が見えない廊下とか…思い出すだけでも眩暈がするな…
「おーけー、確かにあそこを俺達だけで突破出来るとは思えないし、ここはオッサンに任せるよ」
両手を挙げて降参のポーズをとる、お、ちょっと映画っぽいな…こういうの憧れてたんだよな…ん?
カタン、と
ふいに部屋の隅から小さくは無い音がする
凶夜は恐る恐る視線だけを部屋の隅へと向けた、そこには凶夜がこの部屋に来るまでに遭遇したものにそっくりな、但しサイズは10分の1ほどの西洋人形が置かれていた、ゆっくりとクラリとアラブライへ視線を戻す。どうやら2人も気がついた様子で視線が合う
「おい…クラリ、あんな物置いてあったか?」
「さぁ、興味ないので…よく見てなかったですね、でもあったんじゃないんですか…現に今も置いてありますし…」
そりゃ確かに今はある、重要なのはクラリがこの部屋に入った時点で置いてあったかだ、少なくとも俺が部屋に入った時には無かった様に思える。単純に気がつかなかったって線もあるが
「アラブライはどう思…」
そう言い掛けた、その時
ーカタンッ
ばっ、とその場の3人が人形へ視線を移す
ーカタカタカタカタ
3人はそれぞれの顔を覗き込みながらカタカタと震える人形と目が合った、いつの間に移動したんだとか。なんで3体に増えているんだとか。最早些細なこと
「「「うおぁあああああああああうああああああああ!!」」」
さも当然かの様に、その絶叫にはアラブライのものも含まれていた
何だこのオッサン…実はまったく頼りにならないんじゃないだろうな…
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