複雑で単純なこと

高校の通学中にふと書き留めた物語を手直ししました。


気づいた時からひとりぼっちな男の子。
部屋から出ることを許されず、日の目を見ることも認められなかった。

必死に扉を叩いても、必死に叫び続けても

誰も救い出してはくれない世界。

ここはそういう場所。

誰も彼を見てやしない。
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