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◆ 第二章 異邦への旅路
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「……うわっ!」
足場となっている岩の上で、吉乃がつるりと滑る。慌てて俺は吉乃の体を抱きしめ、吉乃も俺の体に抱き着いた。
「大丈夫か」
「すまない、滑ってしまったようだ」
「ぬめりを持つ部分も多いからな」
びっくりした、と言って吉乃が笑っている。随分と楽しそうで、俺も嬉しくなった。この旅で、吉乃は笑顔が増えたような気がする。
普段とて無表情な訳ではないが、小さく微笑んだりすることが多く、満面の笑みというのはなかなか見られるものではなかった。そんな笑顔が、この旅では多く見られた。
「魚が足をつついてくる」
「吉乃は生き物に愛されやすいんだな」
「そうなのだろうか?」
猫といい魚といい、自ら積極的にすり寄ってくるような動物ではない。現に、猫も魚も吉乃以外には反応していないのだ。これはつまり、吉乃が生き物に愛されているという証に他ならなかった。
「この魚を手で捕まえられないかな」
「捕まえるのは流石に難しいと思うけれど……、捕まえたいのか?」
「どんな手触りなのか、触ってみたくて」
「うーん……仕留めて捕まえることは出来るけど、死んだものを吉乃に触れさせることに抵抗がある」
過保護なのかもしれないが、死というものをあまり吉乃に触れさせたくなかった。どうしたものか、と悩んでいると背後から助言が飛んでくる。
「では釣りは如何ですか?」
侍従長殿だった。河には入らず、岸部にてこちらを見守っている。河の中での護衛は、俺と近衛に任せたようだった。
「釣り? 釣りの道具があるのか?」
「近衛たちが天蚕糸を持っておりますので、それに針を付ければ簡易的な釣り具となります」
「針で捕まえるのか……魚は痛くないのだろうか」
「魚類は、痛覚が酷く鈍いと言われています。針が刺さった程度で、動じることは御座いません」
「捕まえてすぐに河へ戻せば、魚が死ぬこともない」
侍従長殿の言葉に、俺も補足を重ねた。それならば安心だ、と吉乃も同意を示す。周囲を見れば、何も指示されていないのに全ての近衛が釣りの準備をしていた。近衛たちはただ、吉乃に喜んでもらいたいというその一心で、魚釣りに闘志を燃やしている。
「みなでやるのか? では、釣り大会というわけだな。なんだか楽しくなってきた」
「一番でかい魚を捕まえた奴は、巫女から親愛の抱擁を賜るってのはどうだ?」
「ラオセンお前、余計なことを言うな」
吉乃が口にした釣り大会、という言葉にラオセンが悪乗りをする。ラオセンは激しく葉桜に睨まれており、そのまま鉄拳制裁をしてしまえばいいのにと俺は心中で思った。
「抱擁、か。それくらいなら、私は構わないが……、どうだろう?」
「……吉乃が良いというのなら」
普段、姫宮として体を提供している吉乃からすれば、抱擁など可愛いものだろう。本当は、他の男と吉乃が抱き合っている姿など見たくはないが、吉乃がそうしたいというのなら、俺はそれを受けれる。
すっかり楽しくなってしまっている吉乃を川岸に上げ、侍従長殿が吉乃の足を拭いて靴を履かせていた。俺も川岸にあがり、ラオセンの臀部に蹴りを入れながら釣りの準備をする。
「お前が変なことを言ったせいで、こんなことになったんだぞ」
「旅は楽しくしなくちゃ、だろ。盛り上げた俺に感謝して欲しいくらいだ」
「絶対にお前には、一番でかい魚は釣らせない」
「それはこっちの台詞だ」
川べりに近衛や一部の侍従が集まって、皆で糸を垂らしている。なんとも異様な光景だった。とことこと俺の近くにやって来た吉乃が笑顔を見せる。
「清玖、応援してる」
「ありがとう、吉乃」
「巫女、俺のことは応援してくれないのか?」
「あ、いや、ちゃんとラオセンのことも応援している」
言わせたくせに、その応援にラオセンはとても喜んでいた。正直なことを言えば、俺はラオセンが吉乃のことを巫女と呼ぶのが好きじゃない。吉乃は巫女ではないのだから。だが、そんなことを懇々と語ってもきっとラオセンは改めないだろう。
「宮様、あちらで魚があがったそうですよ」
「本当か!」
侍従長が吉乃に報告した。一番最初に釣り上げた近衛のもとへ、吉乃が向かう。うかうかしていられない。誰よりも大きな魚を釣り上げて、吉乃の抱擁を賜らなければ。
遠くからは、ぬるぬるだ、という感想が聞こえてきた。どうやら吉乃は、魚に触れることが出来たようだった。そこからは、次々に皆が魚を釣り上げはじめた。
「集計の結果、一番大きな魚を吊り上げたのは」
侍従長殿が、全ての釣り上げられた魚の大きさを記した板を見る。その目が素早く板面を駆け抜けて、最大値を確認していた。全ての者が緊張した面持ちをしている。何故か、つられて吉乃のおもても緊迫していた。
「近衛隊の葉桜でした」
歓声が上がる。近衛隊の者たちは皆、己の上官の快挙を自分のことのように感じ、歓喜しているようだった。吉乃も笑顔で拍手している。
俺が釣り上げた魚が一番大きなものでなくて残念だったが、ラオセンが選ばれるよりは葉桜の方がうんとマシだった。何より、吉乃が楽しそうで俺も嬉しくなる。
「記念として、葉桜の釣り上げた魚のみ、調理して宮様の昼食と致します」
「それは良い。食すのが楽しみだ。……さて、葉桜。こちらへ」
吉乃が葉桜に向けて手を差し出す。求めに応じて葉桜は吉乃に近付くが、その動きの何もかもがぎこちない。よくよく考えれば、葉桜がこんなに吉乃に近い光景を見たことが無かった。
「あいつ、もう顔真っ赤じゃねーか」
俺の隣に立つラオセンが茶化すようにそんな言葉を口にする。その結果、周囲の近衛たちから猛烈に睨まれた。思ったことを何でも口にするラオセンの軽薄さは侮蔑に値するが、たしかに葉桜の顔は真っ赤になっていた。
「宮様、私は、とても畏れ多く、ほ、抱擁など……っ」
「そうか……、では褒美は要らぬと?」
「あ、いや、その……っ、か、可能であるならば、手を、握らせて頂けないでしょうか……っ」
「手? 構わないが……それが褒美となるのか?」
「望外の褒美であります」
抱擁のために用意していた腕を下ろして、吉乃は葉桜に片手を差し出す。葉桜はその場に跪いて、吉乃の片手を、己の両手で恭しく包み込んだ。
「葉桜。いつも私のことを守ってくれて、ありがとう」
「身に余る御言葉でございます、私は、宮様の御傍でお仕え出来るだけで、幸せなのです」
吉乃からの感謝の言葉を受けて、葉桜は静かに涙を流していた。葉桜にとって吉乃は触れがたい尊崇の存在で、そんな存在を敬い、愛しているのだ。
俺にはそんな、葉桜の気持ちが痛い程によく分かる。肩を震わせて、唇を噛みしめ、ただ瞳から涙を零す葉桜を、ラオセンですら真剣なまなざしで見守っていた。
「葉桜の忠義と忠誠に感謝する」
足場となっている岩の上で、吉乃がつるりと滑る。慌てて俺は吉乃の体を抱きしめ、吉乃も俺の体に抱き着いた。
「大丈夫か」
「すまない、滑ってしまったようだ」
「ぬめりを持つ部分も多いからな」
びっくりした、と言って吉乃が笑っている。随分と楽しそうで、俺も嬉しくなった。この旅で、吉乃は笑顔が増えたような気がする。
普段とて無表情な訳ではないが、小さく微笑んだりすることが多く、満面の笑みというのはなかなか見られるものではなかった。そんな笑顔が、この旅では多く見られた。
「魚が足をつついてくる」
「吉乃は生き物に愛されやすいんだな」
「そうなのだろうか?」
猫といい魚といい、自ら積極的にすり寄ってくるような動物ではない。現に、猫も魚も吉乃以外には反応していないのだ。これはつまり、吉乃が生き物に愛されているという証に他ならなかった。
「この魚を手で捕まえられないかな」
「捕まえるのは流石に難しいと思うけれど……、捕まえたいのか?」
「どんな手触りなのか、触ってみたくて」
「うーん……仕留めて捕まえることは出来るけど、死んだものを吉乃に触れさせることに抵抗がある」
過保護なのかもしれないが、死というものをあまり吉乃に触れさせたくなかった。どうしたものか、と悩んでいると背後から助言が飛んでくる。
「では釣りは如何ですか?」
侍従長殿だった。河には入らず、岸部にてこちらを見守っている。河の中での護衛は、俺と近衛に任せたようだった。
「釣り? 釣りの道具があるのか?」
「近衛たちが天蚕糸を持っておりますので、それに針を付ければ簡易的な釣り具となります」
「針で捕まえるのか……魚は痛くないのだろうか」
「魚類は、痛覚が酷く鈍いと言われています。針が刺さった程度で、動じることは御座いません」
「捕まえてすぐに河へ戻せば、魚が死ぬこともない」
侍従長殿の言葉に、俺も補足を重ねた。それならば安心だ、と吉乃も同意を示す。周囲を見れば、何も指示されていないのに全ての近衛が釣りの準備をしていた。近衛たちはただ、吉乃に喜んでもらいたいというその一心で、魚釣りに闘志を燃やしている。
「みなでやるのか? では、釣り大会というわけだな。なんだか楽しくなってきた」
「一番でかい魚を捕まえた奴は、巫女から親愛の抱擁を賜るってのはどうだ?」
「ラオセンお前、余計なことを言うな」
吉乃が口にした釣り大会、という言葉にラオセンが悪乗りをする。ラオセンは激しく葉桜に睨まれており、そのまま鉄拳制裁をしてしまえばいいのにと俺は心中で思った。
「抱擁、か。それくらいなら、私は構わないが……、どうだろう?」
「……吉乃が良いというのなら」
普段、姫宮として体を提供している吉乃からすれば、抱擁など可愛いものだろう。本当は、他の男と吉乃が抱き合っている姿など見たくはないが、吉乃がそうしたいというのなら、俺はそれを受けれる。
すっかり楽しくなってしまっている吉乃を川岸に上げ、侍従長殿が吉乃の足を拭いて靴を履かせていた。俺も川岸にあがり、ラオセンの臀部に蹴りを入れながら釣りの準備をする。
「お前が変なことを言ったせいで、こんなことになったんだぞ」
「旅は楽しくしなくちゃ、だろ。盛り上げた俺に感謝して欲しいくらいだ」
「絶対にお前には、一番でかい魚は釣らせない」
「それはこっちの台詞だ」
川べりに近衛や一部の侍従が集まって、皆で糸を垂らしている。なんとも異様な光景だった。とことこと俺の近くにやって来た吉乃が笑顔を見せる。
「清玖、応援してる」
「ありがとう、吉乃」
「巫女、俺のことは応援してくれないのか?」
「あ、いや、ちゃんとラオセンのことも応援している」
言わせたくせに、その応援にラオセンはとても喜んでいた。正直なことを言えば、俺はラオセンが吉乃のことを巫女と呼ぶのが好きじゃない。吉乃は巫女ではないのだから。だが、そんなことを懇々と語ってもきっとラオセンは改めないだろう。
「宮様、あちらで魚があがったそうですよ」
「本当か!」
侍従長が吉乃に報告した。一番最初に釣り上げた近衛のもとへ、吉乃が向かう。うかうかしていられない。誰よりも大きな魚を釣り上げて、吉乃の抱擁を賜らなければ。
遠くからは、ぬるぬるだ、という感想が聞こえてきた。どうやら吉乃は、魚に触れることが出来たようだった。そこからは、次々に皆が魚を釣り上げはじめた。
「集計の結果、一番大きな魚を吊り上げたのは」
侍従長殿が、全ての釣り上げられた魚の大きさを記した板を見る。その目が素早く板面を駆け抜けて、最大値を確認していた。全ての者が緊張した面持ちをしている。何故か、つられて吉乃のおもても緊迫していた。
「近衛隊の葉桜でした」
歓声が上がる。近衛隊の者たちは皆、己の上官の快挙を自分のことのように感じ、歓喜しているようだった。吉乃も笑顔で拍手している。
俺が釣り上げた魚が一番大きなものでなくて残念だったが、ラオセンが選ばれるよりは葉桜の方がうんとマシだった。何より、吉乃が楽しそうで俺も嬉しくなる。
「記念として、葉桜の釣り上げた魚のみ、調理して宮様の昼食と致します」
「それは良い。食すのが楽しみだ。……さて、葉桜。こちらへ」
吉乃が葉桜に向けて手を差し出す。求めに応じて葉桜は吉乃に近付くが、その動きの何もかもがぎこちない。よくよく考えれば、葉桜がこんなに吉乃に近い光景を見たことが無かった。
「あいつ、もう顔真っ赤じゃねーか」
俺の隣に立つラオセンが茶化すようにそんな言葉を口にする。その結果、周囲の近衛たちから猛烈に睨まれた。思ったことを何でも口にするラオセンの軽薄さは侮蔑に値するが、たしかに葉桜の顔は真っ赤になっていた。
「宮様、私は、とても畏れ多く、ほ、抱擁など……っ」
「そうか……、では褒美は要らぬと?」
「あ、いや、その……っ、か、可能であるならば、手を、握らせて頂けないでしょうか……っ」
「手? 構わないが……それが褒美となるのか?」
「望外の褒美であります」
抱擁のために用意していた腕を下ろして、吉乃は葉桜に片手を差し出す。葉桜はその場に跪いて、吉乃の片手を、己の両手で恭しく包み込んだ。
「葉桜。いつも私のことを守ってくれて、ありがとう」
「身に余る御言葉でございます、私は、宮様の御傍でお仕え出来るだけで、幸せなのです」
吉乃からの感謝の言葉を受けて、葉桜は静かに涙を流していた。葉桜にとって吉乃は触れがたい尊崇の存在で、そんな存在を敬い、愛しているのだ。
俺にはそんな、葉桜の気持ちが痛い程によく分かる。肩を震わせて、唇を噛みしめ、ただ瞳から涙を零す葉桜を、ラオセンですら真剣なまなざしで見守っていた。
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