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ジャラ、ガンガン!金属音とそれが何かにぶつかる音が聞こえる。その音の原因を作っているのは二人の男女だった。

「あっ、もう、や、めてぇーーー」
夜神の両手は一つに拘束されて、上から釣り上げられている。膝をつくことを許されない体勢で、自分の部屋に繋がる扉にすがりつく。足元には先程着ていた寝夜着が無造作に落ちていた。

ルードヴィッヒに背中を向けて、項や背中にチリリと痛みが走る。そのたびにチュと水音が聞こえる。

後ろから回された手は、夜神の胸の色づいた桜色の先端を捏ねたり、柔らかい胸を、形が変わるまで揉みしだく。そのたびに背中がしなり、感じた声を出す。
「やめて、お願、い、ん、いっっーー!!」
「ねえ、凪ちゃん。この背中の傷は誰に付けられたの?そいつはどうなったの」

夜神の体は所々肉が盛り上がった傷跡がある。それは軍人として戦って出来た傷だ。
その中でも背中の左肩から、肩甲骨の下ぐらいまで剣でつけられた深い傷跡がある。
ルードヴィッヒはその傷跡が気に入らなくて、傷の上から強く唇を落として鬱血の跡を順に付けていく。

その間も両手は固くなった胸の粒を、爪でカリカリと掻いたり、摘んで引っ張ったりする。
「んっーーー!あっ、む、昔のぉ・・・Aクラ、スにぃつけ、ら、た、のぉ・・・・」
舌足らずな言葉で応える。ルードヴィッヒは更に確認する。
「そいつはどうなったの?凪ちゃんが屠ったの?」
「も、いなぁ、んぁぁ!とうば・・・つした、からぁぁ」
「そうなんだ。生きていたら、私の手で始末しようかと思ったけど。凪ちゃんが既に始末していたのならもういいか」

ルードヴィッヒはそのまま下に向かって、赤い跡を残していく。胸を揉みしだいていた手も徐々に下に向かって、汗ばんだ肌を楽しむように、撫でながら落ちていく。ルードヴィッヒは膝たちになり、もう一つ気になった場所に唇を落とす。

そこには剣に刺された薔薇と、その周りを蔦薔薇といかずちが囲むタトゥーが、腰から臀部にかけての所にあった。
「このマークはなに?なんでこんなものが体にあるの?」

何の意図があるのか分からないが、薔薇は帝国を意味するのだろう。そしてそれを剣が刺す。まさに我々と軍の関係を表すものだ。
それがまるで軍の所有物のように、体に刻み込んでいるのだからルードヴィッヒは面白くない。
それを消していくように強めに吸って鬱血の跡を残していく。

それと同時に、秘粒にも手を伸びし、胸と同じように爪でカリカリと搔いていく。余りの刺激に雷にでも打たれた衝撃が全身を駆け巡る。
「あぁぁーーーー!!だめ!そこだめなの!あっ、んーー」
「凪ちゃん教えて。このタトゥーは何なのかい?」
「あっ、あっ、そ、れは軍には、いると、ちゅーせーの、ためぇに、するのぉ!」
搔いていた指は、すっかり固く摘めるぐらいに、プックリした秘粒の皮を剥いて捏ねていく。
余りの快楽に飲まれそうになる。足が震えて、立っているの難しくなって、カクンと崩れる。
だが手首の鎖がそれを許さず、体重を総て両手首で支える。

「後から来た奴らに、所有物の証を付けられるとか、面白くないなぁー。凪ちゃんは既に「スティグマ」を授けていたのに。面白くないよ。凪ちゃん」
赤い跡を残すための吸い付きが強まると同時に、秘粒を捏ねている指の動きも強まっていく。
「だめ!!もう、あっ、いっちゃう!!」
頭の中が真っ白になって弾ける。背中は雷にでも打たれたような衝撃が広がり、腰から下は甘いしびれが広がる。
蜜口からは、感じていた証拠の蜜が、次から次へと溢れ出ては太腿を伝う。

「あっ、はぁ、はぁ、ら、めなのぉ・・・だめ、ゆるし、てぇ・・・・」
「言われたとおりにイクときはイクと、言えるようになったね。偉いよ凪ちゃん。ご褒美をあげるね」

夜神の片膝の裏を持ち上げて、片足立ちにさせると、前だけを寛げたくつろげたトラウザーズから、既に腹に付きそうなほど反り返った楔を、夜神のシドシドに濡れた蜜口に充てがう。
「や、やめて!もう、無理なの。ゆるして、だ、めーーー!!」

熱く脈打つ肉茎を半分ほど突き立てると、浅く律動を始める。
浅い所を何度も何度も抜き差しされていると、夜神の体は甘いしびれが腰から全身を伝い、頭の中までしびれるぐらい、何にも考えられなくなってしまった。
そして無意識に肉茎を蜜壁がギュウギュウに締め付ける

「すごいね。まるで食べられているみたいだ。美味しい?」
余りの卑猥な言葉に夜神は喘ぎながらも首を左右に振った。
「ここが気持ちよくなれば、中でイクことも出来るからね。けど、今日は限界。また今度ね」
「いたっい!ああぁぁぁぁ!!」

悲鳴を上げて顎をあげる。ルードヴィッヒの肉茎が奥までねじ込められたのだ。
昨日、純潔を奪われたばかりのそこはまだ、熱い楔に慣れていなくて、少しだけ鈍い痛みが残る。
「痛い?まだ、一晩しか経ってないから痛いかもね。でも大丈夫だよ。そのうち痛みが取れて快楽だけで満たさせるから。そしたら気持ちよくなれるからね」

夜神のなだらかな白い双丘が、ルードヴィッヒの鼠径部に音を立ててをぶつかる。その音が、部屋に響く。
「あっ、あ、ん、んーーー」
深く打ち込む度に、夜神の蜜道はルードヴィッヒの楔を締め付けていく。

そして奥に楔の先端が当たるたびに、夜神の声がどんどん上擦っていく。それに呼応するように、奥から蜜がトロリと溢れては楔の太いところで、掻き出されて繋がった処を濡らしていく。
「あぁぁぁ、だ、めっ、もう、む、り・・・・い、くっの!」
「いいよ。一緒に気持ちよくなろう。中に沢山あげる」

限界がそこまで来ている夜神を更に追い詰めるため、律動を早くする。
強めに打ち付けるたびに、ぶつかる双丘が波を打つ。
何度か奥に穿たれた衝撃に、夜神の蜜壁が肉茎をギュウと食らいついて決壊した。
「あぁぁぁぁぁーーー!」
背中をそらし、片足立ちの足をガクガクと震わす。
それと同時にルードヴィッヒの怒張も弾けて蜜壁の奥に、熱い飛沫をを放った。
「な、んで、いやっ!こわいのぉ・・・・」

胎内の奥に広がる熱を感じて、夜神は涙する。
こんな事を続けていたら、本当に孕んでしまうかもしれない。そんな恐ろしい事やめてほしいのに。

ルードヴィッヒは嫌がる夜神の掴んでいた足を下ろすと、腰を掴み、残っていた残滓を胎内に放つため、ゆっくりと抜き差しをする。
「怖いのかい?大丈夫だよ。そのうちここで、受け止めることが喜びに変わるから」

ね、だから怖くないよーーー

ルードヴィッヒは震える背中を見つめて、ゆっくりと楔を抜いていく。
すると沢山注がれた白濁が、ポタポタと床に落ちていく。
「凪ちゃん、こぼしたら駄目じゃないか。悪い子だ。悪い子はお仕置きをしないとね」
ルードヴィッヒは繋いでいた鎖に触れて、吊り下げられていた体勢から解き放つ。

夜神は立っていることも出来ないほど、足がガクガクと震えて、そのまま床に座り込んでしまった。
その衝撃で更に床に水溜りのように、白濁を溢れさす。
「っう・・・・・」
胎内から伝う感覚が気持ち悪くて、声を漏らす夜神をルードヴィッヒは横抱きにして、ベッドに連れて行く

「下ろして!もう、嫌なの。止めて!」
「凪ちゃんは満足したの?私は満足してないよ。夜は長いんだから、もっと可愛がってあげなきゃね。もっと気持ちよくなろうね」
愉悦を浮かべて、夜神を見下ろし、ベッドにドサッと下ろす。いまだに拘束されている手首を頭上に固定すると、口と片手で尖った先端を愛撫し始めた。
「もう、む、りなの、ゆるしてぇ・・・・」
懇願は、ルードヴィッヒのわざとたてた音にかき消される。

そして、最後は喘ぎ声しか出ないほどになるまで、何度も絶頂を繰り返し、気を失うように気絶した。
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