猫舌ということ。

結愛

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旅の始まり、旅の終わり

第159話

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スマホのアラームの音で目が覚める。まだ眠く重い瞼をこじ開ける。
枕元のスマホに手を伸ばし、アラームを止める。
僕のスマホのアラームで少し脳が起きたのか、隣のベッドの匠の布団がモゾモゾと動いた。
体を起こして胸を張り反る。
「んん~…!」
床で布団で寝ている鹿島を見ると僕のスマホのアラームではびくともしておらず
手足を布団からはみ出させ、ダイナミックに寝ていた。

こいつらオレより夜型のくせにアラームかけてないんか

と思った。それぞれの元に行って体を揺らして無理矢理起こす。
「んん~…!あぁ!おはよーございます…」
「はい。おはよう」
匠は無言でボーっとしていた。アメニティーの歯ブラシに
歯ブラシの入っていた袋に一緒入っていた1回分の歯磨き粉を歯ブラシにつけて
なぜかベランダで3人で歯を磨いた。少し霧がかった景色を見ながら歯を磨き
口を濯いで、顔を洗い、朝テレビを見ているとコンコンと部屋がノックされる。
鹿島がスッっと立ち上がり
「はいはいはーい」
と行ってドアのほうまで行った。
「おはよーございます」
妃馬さんの声。
「おはよーございます」
「おはよー」
「はよ」
音成と森本さんの声もする。女子陣が入ってきて、8時の星座占いを見てから朝ご飯に行った。
朝も変わらずバイキングで全員パンを食べた。部屋に戻り、その日なにをするか話し合った。
そして女子陣は女子陣の部屋に戻り、浴衣から私服に着替えて、車で出掛けた。
まずは恋人の聖地と呼ばれる「スターテラス」と呼ばれるところへ向かった。
夏休み真っ盛りということもあり、海付近の駐車場は埋まっており
少し遠くの駐車場に車を停めて少し歩き、海辺まで着いた。
その「スターテラス」と呼ばれるところがすぐそこに見えた。海沿いの歩道を歩く。
すぐ側にはボートが停泊したおり、潮の香りが強かった。
恋人の聖地「スターテラス」に着き、手すりから海を眺めたり
鳥のオブジェの写真を撮ったりしていると指一本で背中をトントンとされる。振り返る。
「一緒に写真撮りませんか?」
と妃馬さんが言った。ドキッっとしたが嬉しかった。
「撮りーましょうか」
妃馬さんがスマホをインカメラにして掲げる。妃馬さんのほうに寄ると
妃馬さんも僕のほうに寄ってきて肩が触れ合った。
少し照れ臭かったが肩が触れたまま写真を撮ることにした。
妃馬さんがピースしたので僕もピースをした。数枚撮った。
妃馬さんがスマホをしまい、僕に笑顔を向ける。めちゃくちゃ可愛かった。
その後全員で写真を撮ろうということになり
森本さんのスマホで、めちゃくちゃ大変だったけど自撮りの要領で全員で写真を撮った。
その後も手すりから近くのビーチを眺めて「めっちゃ混んでる」とか色々話して車に戻った。
車を出し、しばらく走って次に向かったのはトリックアートを体験できる施設。
駐車場に車を停めて、入場料を支払い中に入る。
トリックアートはどれもすごく、人魚になっているかや
アシカと泳いでいるように見えるものや虎に襲われているように見えるもの
サメに食べられそうになっているように見えるもの
ベタに四角い部屋の中に入って第三者から見ると左側の人が大きく
右側の人が小さく見えるものやキリンに餌をあげているように見えるもの
割れた流氷に落ちそうになっているもの
大穴に板一枚が架かっていてそこを渡っているように見えるもの。
その他にも様々なトリックアートがあって、みんながやっているのを見て楽しんだり
時には写真を撮ったり、自分がトリックアートの中に入り
写真を撮って貰って、その写真を見て笑ったり、そのトリックアート施設を楽しみ尽くした。
施設を出たときにスマホで時間を確認するともう昼を過ぎていたので海に行くことにした。
海、ビーチ周辺の駐車場はどこも「満」と出ていたり
どう見ても停まるところがなかったりしたので
少し離れた駐車場に車を停めて、荷物を持って海に向かった。
半地下の誰でも使える更衣室…で着替えようという話も出たが
混雑すると読んで、女子陣は女子陣、男子陣は男子陣ですでに車の中で着替えを済ませていた。
男子陣は匠以外はTシャツを匠と女子陣はパーカーを着て海へと歩く。
夏休み真っ盛り、熱海のビーチ周辺
僕たちの他にも水着で歩いている人はそこそこいたのであまり恥ずかしくなかった。
ビーチへ行くととんでもない人で溢れかえっていた。
僕たちは海の家でビーチパラソルを借りて、なるべく人のいない岩場に近いほうへ避難した。
岩場のほうも人は少ないが、いないことはなく
岩場の上のほうでは親子が釣りをしていたりしていた。
鹿島が持ってきてくれたレジャーシートを広げる。大きかった。
6人が余裕で入れるくらいの大きさがあった。荷物をレジャーシートの中央に置いて
鹿島と一緒に岩場に重しにいい大きさの石を探しに行く。
帰ってくるとレジャーシートの真ん中の端にビーチパラソルを刺してあった。
四隅を持ってきた岩で留める。鹿島はTシャツを脱ぎ、森本さんの腕をひいて
「行こ行こ!」
と言って海に走り出そうとする。
「わかったわかった。待って」
森本さんがパーカーを脱ぐ。ストレートに言うと美ボディーだった。
胸も大きく、お尻も大きい。足は長く、しかし細いわけではなく、割と肉付きは良いほうだ。
白い肌に赤い水着が映える。2人ともビーチサンダルを脱いで海へと走り出す。
「匠たちも行ってくれば?」
「ん?んん~…まだいいかな?怜夢たちこそ行ってくれば?妃馬さんも」
「んん~行きます?」
「私もまだいいかな?」
ということで音成、妃馬さん、匠、僕でビーチパラソルの影で4人で話した。
「もっさんスタイルいいですよねぇ~」
「たっくんやらし~」
「いや、見るだろ。やらしいとかじゃなく。な?」
「え?」
オレに振るなよ。と思った。
「どうなんですか?」
と妃馬さんがジーっと見つめてきたので
「まあ、見…るよね」
と嘘はつけなかった。
「「いやらしぃ~」」
音成と妃馬さんが声を合わせて言った。
「いやらしぃ~」
「お前だけは言うなよ?」
4人で笑った。その後もビーチパラソルの影で話していると
匠がビーチパラソルの影の端っこ、レジャーシートの端に行って砂浜の砂をいじり始めた。
「なにしてんの?」
「ん?サンドアート」
「サンドアート?」
「うん。とりあえずお城作れるかなぁ~と思って」
「私も手伝うー」
音成も参戦した。
「じゃ、オレ水持ってきてあげるよ」
「おぉ、必要だと思ってた。さんきゅ」
恐らく鹿島が子どもの頃使ったのもだろう。
レジャーシートの入っていたビニール袋に入っていた赤く、持ち手が青いバケツを取り出し
そのバケツに入っていたシャベルを匠のほうに置いて、バケツを持って水際へ行く。
森本さんと鹿島を見るといつの間に借りてきたのか、森本さんが浮き輪に入り
その浮き輪の端を掴んだ鹿島がプカプカ浮いていた。
「流されんなよー!」
声をかけると森本さんと鹿島は手を振ってきた。なので僕も手を振りかえした。
海の水をバケツに汲み、音成、妃馬さん、匠の元へ戻る。
「ほい。水」
「おぉ、さんくすぅ~」
まだまだお城の「お」もないがこんもりと土台は出来上がってきていた。
妃馬さんと僕は特にやることはなかったので
「海入らないにしても水際行ってみます?」
と提案してみた。
「いいですね。ちょっと海触りたい」
ということだったので立ち上がる。
妃馬さんも立ち上がろうとしていたので手を差し出してサポートする。
妃馬さんは僕の手を見て、次に僕の顔を見て、ニコッっと笑顔になり僕の手を取る。
あくまでサポートなので軽く手をひく。
妃馬さんが立ち上がり僕との距離が近づき、少し照れ臭い。
2人でビーチサンダルを履いて水際へ歩いていく。
真夏の太陽で熱されたサラサラの砂の上をビーチサンダルをパカパカさせながら歩く。
「あっつ!」
妃馬さんが跳ねる。その妃馬さんを見ていたら
僕のビーチサンダルと足の裏の間にも灼熱の砂が入ってきた。
「あっつ!」
妃馬さんと顔を見合わせて、同時に走り出す。灼熱かつサラサラな砂で走りづらかったのが
波で少し濡れた砂のところへ来て、少し歩きやすくなってスピードを緩める。
完全に色が変わり、水分のたっぷり含まれた砂をザリジャリと歩く。
すると足元に波が押し寄せてきた。ビーチサンダルと足の間に水と砂が入り込む。
「つめっ…あったかい?」
波と共にビーチサンダルの下の砂と足の間に入り込んだ砂が引き揚げる。
「反射的に冷たいって言いそうになってましたね」
「はい。でもあったかかった?」
「そうですね。そんな冷たくはなかったはずです」
また波が押し寄せてきてビーチサンダルと足の間に砂が入り込む。
「あっ…たかい?ですね」
「ですね」
引き揚げていった波を追いかけるように歩く。
すると次に波が来たときは脛の真ん中くらいまでの高さになった。
「おぉ!もおこんなとこまで来てる!」
「次の波が大きかったら、膝上まで来るかもですね」
「たしかに!」
すると言った途端、次の波の騒めきが大きく
膝上までは来なかったものの膝の少し下くらいまでは来た。
「きゃ!ヤバ!」
妃馬さんが少し跳ねる。僕の膝下ということは身長的には妃馬さんからしたら膝上なのだろう。
妃馬さんが背伸びをした。ビーチサンダルで背伸びはバランスが取りづらいのだろう。
妃馬さんが僕に向かってゆっくりと倒れてくる。僕は受け止めようと手を前に出す。
妃馬さんは倒れた勢いで1歩こちらに来た。距離30センチほど。照れた。
妃馬さんの顔を見たり、足元を見たり、海を見たり。視線が定まらない。
その間も足元には波が押し寄せて引いていく。僕はTシャツを脱ぎ、匠のほうを向き
「匠ー!」
とTシャツを丸めて手を挙げる。匠も声に気付き
手を挙げてくれたので匠に向かってTシャツを投げる。
うまく投げれたものの距離があったので届くはずなく、灼熱の砂の上に落ちていった。
匠が立ち上がってこちらに来ようとしてビクッっとなっていた。
きっと砂の熱さに驚いたのだろう。ビーチサンダルを履いてTシャツを拾いに行ってくれる匠に
手を合わせて「ごめん」をした。そして照れと夏の暑さで火照った体を誤魔化すように
ビーチサンダルを脱いで海へと入っていく。すぐに腰の辺りまできて、プカプカと浮く。
波で海水が口に入る。しょっぱい。妃馬さんを見ると
「小野田さーん!」
と僕のTシャツを拾った匠を呼ぶ。匠は自分を指指し「オレ?」という顔をしている。
妃馬さんが頷く。すると妃馬さんは着ていたパーカーを脱いだ。
「これもお願いしまーす!」
と言った。匠は僕のTシャツを片手に腕で丸を作り
歩いてこちらに近づいてくる。妃馬さんも匠に近づき
ある程度近づいたところで妃馬さんがパーカーを投げた。匠がナイスキャッチをする。
「ナイスキャッチ!」
そう言って妃馬さんがこちらに少し小走りで駆けてくる。
僕のビーチサンダルを手に取り、波の来ないところに置いてくれて
妃馬さんも僕のビーチサンダルの横で自分もビーチサンダルを脱いだ。
そして素足でこちらへ少し小走りで駆けてくる。
妃馬さんの水着は胸の部分がフレア状になっていたので谷間などは見えないが
少し小走りになると胸が揺れる。
さすがに見過ぎるのはどうかと思ったので妃馬さんの顔を見た。
しかし顔を見ているつもりでも視界内に揺れる胸が入ってくるので
空を見て視界の端ギリギリに妃馬さんの顔を入れた。
段々妃馬さんの顔が近付いてきて、すぐ側まで来た。
「なんか温水プールみたい」
そう言って肩まで海に浸かる妃馬さん。
「たしかに。でもそうやってると」
波来たらヤバいですよ。と言おうとした矢先、波が押し寄せてきて
「ぶっ!」
妃馬さんの顔に海の水がかかる。立ち上がる妃馬さん。
髪からも水が滴っていてなぜかセクシーに感じた。
「使うー?」
という声のほうを向くと妃馬さんと比べものにならないビチャビチャの森本さんと鹿島がいた。
「はい」
と鹿島が僕に浮き輪をスポッっと入れた。
「あ、どうも」
「私たちはちょっと休むわ」
「あ、お昼食べます?」
「あ、そっか」
「オレらは疲れたからちょい休むわ」
「じゃ、匠たち連れて行きますか」
「そうしましょうか」
ということで妃馬さん、森本さん、鹿島と音成、匠の元へ戻った。
森本さんと鹿島には留守番を頼み、音成、妃馬さん、匠、僕でお昼ご飯の買い出しに行った。
妃馬さんはタオルで体を拭き、パーカーを着て、音成はパーカーを着て
僕は水着だけで海の家へ向かった。
本当は屋台のときみたいに持って帰って森本さんと鹿島とみんなで食べたかったのだが
持って帰れるのは焼きそばやたこ焼きといった昨日も食べたものばかりだったので
海の家で座って食べることにした。妃馬さんと匠はラーメンを、音成と僕はカレーを頼んだ。
妃馬さんからラーメンを一口貰ったり、逆にカレーを一口あげたり
音成も匠からラーメンを一口貰ったり、匠も音成からカレーを一口貰ったりして食べ終えた。
森本さんと鹿島が少し食べれるようにたこ焼きとフランクフルトを買った。
そして自動販売機で6本飲み物を買い、森本さんと鹿島の元へ戻った。
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