58 / 183
動き
第58話
しおりを挟む
そのまま廊下に出て階段を上り自室に入る。
下着のパンツを手に自室を出て階段を下り洗面所に入る。
脱衣所兼洗面所で全裸になりお風呂に入る。
妹と母が入っていたため洗い場の床が濡れていた。
お風呂の蓋を開けると少量の湯気が昇る。
手桶と呼ばれる持ち手のついたプラスチック製の桶でお湯を掬い肩からかける。
壁にかかった状態のシャワーからお湯を出し、目を瞑り髪を濡らす。
濡れた髪を掻き上げオールバック状態にする。
そして手桶ではない桶にお湯を張り、ボディータオルを濡らし
そこにボディーソープ出し泡立てる。そして体を洗う。
体が泡に包まれた中、手にシャンプーを1プッシュ出し、両手を合わせ、掌全体に伸ばし
髪に付け髪を洗う。目を瞑り泡で包まれ、泡の柔らかい感覚
その中にも濡れてまとまったしっかりとした手触りの髪を揉みながら
つい口元がニヤけてしまう。目を瞑り視界が真っ暗な中
頭に妃馬さんの笑顔やメッセージの文面が浮かぶ。
髪を包む泡をシャワーで洗い流す。
コンディショナーを髪に付け、付け置きするため湯船に浸かる。
「Crystal Peanuts」さんの曲を歌う。
10分ほど湯船に浸かり、コンディショナーを流し半身を脱衣所に出す。
タオル置き場から自分のバスタオルを出し、お風呂場に戻り
髪をぐしゃぐしゃして、ある程度の水分を飛ばし体を拭く。脱衣所に出る。
洗濯機の上に乱雑に置いた部屋着の隣に置いていた自室から持ってきたパンツを履き
その乱雑に置いた部屋着のスウェットパンツの中に潜んでいる
元々履いていたパンツを洗濯カゴに入れる。
スウェットパンツを履きTシャツ、パーカーを着る。
タオルを頭から垂らしリビングに向かう。すると先程と匂いが違った。
もちろん僕がお風呂上がりだからというのもあるが、それではなくなにか違う気がした。
リビングに入ると母がキッチンに立っていた。そこでわかった。父が帰宅したらしい。
「帰ってきたの?」
キッチンの母に声をかける。
「あぁ、お風呂上がったの?お父さん?さっき帰ってきて今部屋で着替えてるよ?」
「あぁやっぱり」
そう言い僕は机の上に置きっぱなしにしていたグラスを取り
キッチンで母と斜めで背中合わせになり、冷蔵庫の扉を開け
四ツ葉サイダーを注ぎ、スマホを取りにソファーへ向かう。
一度四ツ葉サイダーの入ったグラスをダイニングテーブルに置く。
そして2、3歩ソファーに近づくと僕の気配に気づいたのか
ソファーの背もたれからひょこっと妹が顔を出す。その妹に
「スマホ取って」
と言うと妹はローテーブルに置いてあったスマホを手に取り、僕に渡してくれた。
「はい」
「さんきゅ」
「ねぇ、お兄ちゃん」
「なに?」
「キウマさん?って誰?女の人?」
「誰?キウマさんて」
「お妃様の「妃」に「馬」って名前の人」
「あぁ妃馬(キサキ)さんね」
「あれで「キサキ」って読むんだ」
「てかなんで妃馬さんのこと知ってんの!?」
すると妹はニマニマしながら
「LIMEの通知来てたから」
と僕が手に持ったスマホを指指す。
「見んなよ」
と言いながらスマホをポケットにしまう。
「見えちゃったんだよ。で?女の人?」
「そうだよ」
「彼女ぉ?」
楽しそうに揶揄うようにニマニマしている妹に一泡吹かせてやろうと思い
「そうだよ」
と言うと妹は鳩が豆鉄砲を食ったような表情をする。
鳩が豆鉄砲を食ったような表情とよく言うがよく考えたらどんな表情だろう。とか
どんな由来なんだろう。とかを一瞬考えてしまう。
ポカーンとした表情をした妹を5秒ほど見ていると、ついぷっっと吹き出してしまった。
「なんだその表情」
そう笑いながら言うとポカーンとした表情のまま
「え…だって。え?」
と言うので
「冗談だよ冗談。はぁ~おもろ」
と言うと妹が
「もぉー!」
と言いながらソファーのクッションを投げつけてきた。
「おぉ」
と言いながらクッション攻撃を喰らう。ふぉさっっと床に落ちたクッションを拾い上げ
僕から見て妹の右側、妹からしたら左側のソファーに乗るように軽く投げる。
そして振り返りテーブルに置いたグラスを手にリビングを出る。
廊下で先程の妹の顔を思い出し笑う。
階段に差し掛かると階段の上から階段を下りる足音が聞こえてきた。
このまま僕が上がると階段中腹でお見合いになるので
恐らく父であろう足音が下りてくるのを待った。
すると予想通り父が階段から下りてきて
「おぉ」
と声を出した父に
「おかえり」
と声をかけた。
「おぉ、ただいま」
と言う父に
「遅かったね」
と声をかける。
「あぁ上司と後輩と飲んでてね」
「お疲れ様です」
と頭を下げる。
「あぁどうも」
と軽く会釈をする父に
「で、これからご飯食べるの?」
「うん。そうだけど。なんで?」
「飲んでたんならお腹いっぱいじゃないの?」
「まぁね。だから小盛りでお願いって言っといた」
「優しいね」
「まぁお母さんの料理美味しいからね」
「たしかにね。じゃ、ごゆっくり」
「はいよ」
と会話を交わし階段を上る。父母の部屋、妹の部屋を通り過ぎ
自分の部屋のドアノブを下ろし、ドアを押し中に入り、後ろ手でドアを閉める。
そのままベッドに行きベッドに座る。
目の前のローテーブルにグラスを置き、その手をそのままテレビのリモコンに伸ばす。
リモコンは持ち上げず、赤い丸い電源ボタンだけを押す。テレビが点く。
テレビはリモコンの正面にはないのにテレビ点くんだなぁ~と思った。
芸人さんがネタを披露する番組がやっていて
とりあえずそれをベッドの上で胡座をかきながら見た。
ポケットからスマホを出し電源をつける。
妹の言う通り妃馬さんからの通知があり、その他に鹿島からもLIMEがあった。
まずは妃馬さんのトーク画面を開き、メッセージを確認する。
胡座をかいた両膝を上下に羽のようにパタパタ動かしていた。
「私もお風呂中ちょっとワクワクしてました(*´꒳`*)」
「ですねwずっとw」
「んん~じゃあ次も誘ってくださいw」
そのメッセージの後に猫がニヤニヤしているスタンプが送られていた。
「なんだそれ」
読み終わって笑いながら独り言をこぼす。
そして返信をし、次は鹿島とのトーク画面を開く。
「実況撮ろうぜ!」
の一言だけだった。とりあえずパスタイム スポット 4の電源をつける。
「なんの実況?」
とLIMEを返しテレビのリモコンで入力切り替えをし
パスタイム スポット 4のホーム画面に行く。
その状態でまた入力切り替えをし、テレビを眺める。
するとスマホの画面が光った。鹿島からのLIMEのアプリでの無料通話がかかってきた。
電話に出るボタンをタップし電話に出る。
そしてスピーカーボタンを押し、耳に当てずに通話ができるようにする。
「おいおいー」
「おいおいー」
「なに撮るかー」
「決めてなかったんか」
「うぅ~ん。とりあえずトップ オブ レジェンズやる?」
「オレあれ弱いし、やるならランクでしょ?
そもそも鹿島とランク差あって同じパーティーでランクできないっしょ」
「あれ?怜ちゃん今ランクなに?」
「こないだリセットされたでしょ?そこからちょいちょいやって、今やっとゴールド4」
「うわぁ~マジか。オレちょうど昨日ダイア4に上がっちゃったとこだわ」
「ほら」
「オレが初動死しまくってプラチナ1に下げればできるな」
「仲間に迷惑だからやめろ。あと仮にプラチナ1に下がっても一緒にできて5試合くらいだろ」
と笑ってつっこむ。
「たしかに」
鹿島も笑う。
「さっきから気になってたけどテレビ?」
「あぁ、うん。今テレビ見てる」
「じゃあ悪いか」
「なにが?」
「いや、実況撮るの」
「いや別に流し見してただけだから」
「あぁ、そ?ならいいんだけど」
「うん」
「まぁとりあえずパーティー作るからボイス付けて入って。
とりあえずなんかゲームしながら考えよ」
「あいよ」
「うぃー」
と言い通話が切れた。今まで頭に乗せ頭から垂らしていたタオルを肩に下げる。
有名な闘魂レスラー、もしくはサモアのレスラーのようになる。
テレビのリモコンで入力切り替えをし
パスタイム スポット 4で鹿島の作ったパーティーチャットに入り
コントローラーにマイク付きヘッドホンを接続し鹿島と話す。
ワールド メイド ブロックス通称「ワメブロ」という
ブロックで作られた3D空間の世界で自由に家をクラフトしたり
ゾンビと戦ったりドラゴンのボスを倒したりするサバイバルゲームをしながら
なんの実況を撮るかを話し合った。結局なんの実況を撮るか決まらず
そのままワメブロで新しい世界で1から実況を撮ることにした。
その日は気付けば朝?深夜?4時頃まで鹿島とゲームをしており
鹿島はこれから編集すると言って離脱した。
その後僕も僕でパソコンで動画の編集をし、動画のサムネイルを作り
動画を投稿する予約をし、結局寝たのは7時過ぎだった。
パスタイム スポット 4の隣の棚にノートパソコンをしまい
スマホを充電ケーブルに挿し、ベッドに倒れ込む。
窓から明かりが差し込み始め、頭まで布団を被る。
布団のシワが暗がりに見える。自分のシャンプーとリンスの香りが顔周辺を包む。
あくびが出る。ついさっき編集し終えた動画が頭の中で再生される。
今日の19時に予約したその動画の再生数が伸びることを願った。
体を反転させる。布団がカシャカシャと音を立てる。
スズメの鳴く声が聞こえる。
今日投稿した動画が急上昇ランキングに載って
チャンネル登録者も一気に5万人くらいいって
鹿島とのコラボが嬉しいっていうコメント書かれて。
下着のパンツを手に自室を出て階段を下り洗面所に入る。
脱衣所兼洗面所で全裸になりお風呂に入る。
妹と母が入っていたため洗い場の床が濡れていた。
お風呂の蓋を開けると少量の湯気が昇る。
手桶と呼ばれる持ち手のついたプラスチック製の桶でお湯を掬い肩からかける。
壁にかかった状態のシャワーからお湯を出し、目を瞑り髪を濡らす。
濡れた髪を掻き上げオールバック状態にする。
そして手桶ではない桶にお湯を張り、ボディータオルを濡らし
そこにボディーソープ出し泡立てる。そして体を洗う。
体が泡に包まれた中、手にシャンプーを1プッシュ出し、両手を合わせ、掌全体に伸ばし
髪に付け髪を洗う。目を瞑り泡で包まれ、泡の柔らかい感覚
その中にも濡れてまとまったしっかりとした手触りの髪を揉みながら
つい口元がニヤけてしまう。目を瞑り視界が真っ暗な中
頭に妃馬さんの笑顔やメッセージの文面が浮かぶ。
髪を包む泡をシャワーで洗い流す。
コンディショナーを髪に付け、付け置きするため湯船に浸かる。
「Crystal Peanuts」さんの曲を歌う。
10分ほど湯船に浸かり、コンディショナーを流し半身を脱衣所に出す。
タオル置き場から自分のバスタオルを出し、お風呂場に戻り
髪をぐしゃぐしゃして、ある程度の水分を飛ばし体を拭く。脱衣所に出る。
洗濯機の上に乱雑に置いた部屋着の隣に置いていた自室から持ってきたパンツを履き
その乱雑に置いた部屋着のスウェットパンツの中に潜んでいる
元々履いていたパンツを洗濯カゴに入れる。
スウェットパンツを履きTシャツ、パーカーを着る。
タオルを頭から垂らしリビングに向かう。すると先程と匂いが違った。
もちろん僕がお風呂上がりだからというのもあるが、それではなくなにか違う気がした。
リビングに入ると母がキッチンに立っていた。そこでわかった。父が帰宅したらしい。
「帰ってきたの?」
キッチンの母に声をかける。
「あぁ、お風呂上がったの?お父さん?さっき帰ってきて今部屋で着替えてるよ?」
「あぁやっぱり」
そう言い僕は机の上に置きっぱなしにしていたグラスを取り
キッチンで母と斜めで背中合わせになり、冷蔵庫の扉を開け
四ツ葉サイダーを注ぎ、スマホを取りにソファーへ向かう。
一度四ツ葉サイダーの入ったグラスをダイニングテーブルに置く。
そして2、3歩ソファーに近づくと僕の気配に気づいたのか
ソファーの背もたれからひょこっと妹が顔を出す。その妹に
「スマホ取って」
と言うと妹はローテーブルに置いてあったスマホを手に取り、僕に渡してくれた。
「はい」
「さんきゅ」
「ねぇ、お兄ちゃん」
「なに?」
「キウマさん?って誰?女の人?」
「誰?キウマさんて」
「お妃様の「妃」に「馬」って名前の人」
「あぁ妃馬(キサキ)さんね」
「あれで「キサキ」って読むんだ」
「てかなんで妃馬さんのこと知ってんの!?」
すると妹はニマニマしながら
「LIMEの通知来てたから」
と僕が手に持ったスマホを指指す。
「見んなよ」
と言いながらスマホをポケットにしまう。
「見えちゃったんだよ。で?女の人?」
「そうだよ」
「彼女ぉ?」
楽しそうに揶揄うようにニマニマしている妹に一泡吹かせてやろうと思い
「そうだよ」
と言うと妹は鳩が豆鉄砲を食ったような表情をする。
鳩が豆鉄砲を食ったような表情とよく言うがよく考えたらどんな表情だろう。とか
どんな由来なんだろう。とかを一瞬考えてしまう。
ポカーンとした表情をした妹を5秒ほど見ていると、ついぷっっと吹き出してしまった。
「なんだその表情」
そう笑いながら言うとポカーンとした表情のまま
「え…だって。え?」
と言うので
「冗談だよ冗談。はぁ~おもろ」
と言うと妹が
「もぉー!」
と言いながらソファーのクッションを投げつけてきた。
「おぉ」
と言いながらクッション攻撃を喰らう。ふぉさっっと床に落ちたクッションを拾い上げ
僕から見て妹の右側、妹からしたら左側のソファーに乗るように軽く投げる。
そして振り返りテーブルに置いたグラスを手にリビングを出る。
廊下で先程の妹の顔を思い出し笑う。
階段に差し掛かると階段の上から階段を下りる足音が聞こえてきた。
このまま僕が上がると階段中腹でお見合いになるので
恐らく父であろう足音が下りてくるのを待った。
すると予想通り父が階段から下りてきて
「おぉ」
と声を出した父に
「おかえり」
と声をかけた。
「おぉ、ただいま」
と言う父に
「遅かったね」
と声をかける。
「あぁ上司と後輩と飲んでてね」
「お疲れ様です」
と頭を下げる。
「あぁどうも」
と軽く会釈をする父に
「で、これからご飯食べるの?」
「うん。そうだけど。なんで?」
「飲んでたんならお腹いっぱいじゃないの?」
「まぁね。だから小盛りでお願いって言っといた」
「優しいね」
「まぁお母さんの料理美味しいからね」
「たしかにね。じゃ、ごゆっくり」
「はいよ」
と会話を交わし階段を上る。父母の部屋、妹の部屋を通り過ぎ
自分の部屋のドアノブを下ろし、ドアを押し中に入り、後ろ手でドアを閉める。
そのままベッドに行きベッドに座る。
目の前のローテーブルにグラスを置き、その手をそのままテレビのリモコンに伸ばす。
リモコンは持ち上げず、赤い丸い電源ボタンだけを押す。テレビが点く。
テレビはリモコンの正面にはないのにテレビ点くんだなぁ~と思った。
芸人さんがネタを披露する番組がやっていて
とりあえずそれをベッドの上で胡座をかきながら見た。
ポケットからスマホを出し電源をつける。
妹の言う通り妃馬さんからの通知があり、その他に鹿島からもLIMEがあった。
まずは妃馬さんのトーク画面を開き、メッセージを確認する。
胡座をかいた両膝を上下に羽のようにパタパタ動かしていた。
「私もお風呂中ちょっとワクワクしてました(*´꒳`*)」
「ですねwずっとw」
「んん~じゃあ次も誘ってくださいw」
そのメッセージの後に猫がニヤニヤしているスタンプが送られていた。
「なんだそれ」
読み終わって笑いながら独り言をこぼす。
そして返信をし、次は鹿島とのトーク画面を開く。
「実況撮ろうぜ!」
の一言だけだった。とりあえずパスタイム スポット 4の電源をつける。
「なんの実況?」
とLIMEを返しテレビのリモコンで入力切り替えをし
パスタイム スポット 4のホーム画面に行く。
その状態でまた入力切り替えをし、テレビを眺める。
するとスマホの画面が光った。鹿島からのLIMEのアプリでの無料通話がかかってきた。
電話に出るボタンをタップし電話に出る。
そしてスピーカーボタンを押し、耳に当てずに通話ができるようにする。
「おいおいー」
「おいおいー」
「なに撮るかー」
「決めてなかったんか」
「うぅ~ん。とりあえずトップ オブ レジェンズやる?」
「オレあれ弱いし、やるならランクでしょ?
そもそも鹿島とランク差あって同じパーティーでランクできないっしょ」
「あれ?怜ちゃん今ランクなに?」
「こないだリセットされたでしょ?そこからちょいちょいやって、今やっとゴールド4」
「うわぁ~マジか。オレちょうど昨日ダイア4に上がっちゃったとこだわ」
「ほら」
「オレが初動死しまくってプラチナ1に下げればできるな」
「仲間に迷惑だからやめろ。あと仮にプラチナ1に下がっても一緒にできて5試合くらいだろ」
と笑ってつっこむ。
「たしかに」
鹿島も笑う。
「さっきから気になってたけどテレビ?」
「あぁ、うん。今テレビ見てる」
「じゃあ悪いか」
「なにが?」
「いや、実況撮るの」
「いや別に流し見してただけだから」
「あぁ、そ?ならいいんだけど」
「うん」
「まぁとりあえずパーティー作るからボイス付けて入って。
とりあえずなんかゲームしながら考えよ」
「あいよ」
「うぃー」
と言い通話が切れた。今まで頭に乗せ頭から垂らしていたタオルを肩に下げる。
有名な闘魂レスラー、もしくはサモアのレスラーのようになる。
テレビのリモコンで入力切り替えをし
パスタイム スポット 4で鹿島の作ったパーティーチャットに入り
コントローラーにマイク付きヘッドホンを接続し鹿島と話す。
ワールド メイド ブロックス通称「ワメブロ」という
ブロックで作られた3D空間の世界で自由に家をクラフトしたり
ゾンビと戦ったりドラゴンのボスを倒したりするサバイバルゲームをしながら
なんの実況を撮るかを話し合った。結局なんの実況を撮るか決まらず
そのままワメブロで新しい世界で1から実況を撮ることにした。
その日は気付けば朝?深夜?4時頃まで鹿島とゲームをしており
鹿島はこれから編集すると言って離脱した。
その後僕も僕でパソコンで動画の編集をし、動画のサムネイルを作り
動画を投稿する予約をし、結局寝たのは7時過ぎだった。
パスタイム スポット 4の隣の棚にノートパソコンをしまい
スマホを充電ケーブルに挿し、ベッドに倒れ込む。
窓から明かりが差し込み始め、頭まで布団を被る。
布団のシワが暗がりに見える。自分のシャンプーとリンスの香りが顔周辺を包む。
あくびが出る。ついさっき編集し終えた動画が頭の中で再生される。
今日の19時に予約したその動画の再生数が伸びることを願った。
体を反転させる。布団がカシャカシャと音を立てる。
スズメの鳴く声が聞こえる。
今日投稿した動画が急上昇ランキングに載って
チャンネル登録者も一気に5万人くらいいって
鹿島とのコラボが嬉しいっていうコメント書かれて。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました
ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら……
という、とんでもないお話を書きました。
ぜひ読んでください。
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
隣の人妻としているいけないこと
ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。
そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。
しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。
彼女の夫がしかけたものと思われ…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる