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魔道具
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先程の先輩は確かマッシュ先輩といったかな?
マッシュ先輩に紹介された人の研究室に行くと鍵は空いているけど人は見当たらない。
長期休みだから実家にでも帰ってるんだろうけど鍵ぐらいかけたらいいのに、物騒だなと思いながらも目の前の本を読み始める…ご飯も食べずにひたすら読み続けて気がついたら寝ていて起きてまた違う本を読む日々が続いた
モグモグ、ゴグゴク…「成程ねー」
モグモグ、ゴグゴク…「でもそうすると?ん?あーそういうことか」
モグモグ、ゴグゴク…「じゃあここをあーすれば」
モグモグ、ゴグゴク…??
「…だ、れ、です?」
「やっと気づいたか?もうかれこれ3日は経つが?お前は誰だ?」
「アンジェリーナです」
「俺はここの研究室を使っているルイスだが?」
「初めまして。アンジェリーナです。おかえりなさい。」
「…ただいま?」
「ここなんですけど」
「おいおい待て待て、話を続けるのか?」
「はい?」
「いやいや、ここは俺の研究室なんだが?」
「それはさっき聞きましたけど?」
「俺の研究室になんでいるんだ?」
「あー、紹介されたので。で、ここなんですけど」
「はぁー…で?なんだって?」
「ですからここなんですけど、魔力を流した本人以外にも効果を出すにはどうすればいいですかね?」
「それは魔石を研究している全員が知りたいことなんじゃないか?」
「じゃあ、効果は出なくてもいいんでダメ魔石の見た目が変わるような方法ってありますかね?キラキラの粒があるから効果あるように思わせるみたいな」
「どういう事だ?」
「ですから実際には魔法は使えないけど他者から見たら本人の魔力が溜まっているように見せたいってことです」
「!!」
「聞いてます?」
「ああ、、しかし、、お前を紹介したのは誰だ?」
「え?それ関係あります?」
「ある」
「マッシュ先輩です」
「マッシュ?誰だそれ?」
「キノコみたいな綺麗なサラサラヘアーの金髪ショートカットの男性です。」
「…アシュー先輩か?6年の?」
「誰ですか?」
「…土魔法の研究室を持っている先輩か?」
「はい」
どうやらマッシュ先輩ではなくアシュー先輩というらしい。
「普通の魔石も本人以外に使えたら便利ですよねーそっちからやる?
あーでもダメになった魔石の使い道の方が興味あるなーそれにこれ完成させたいしな~
いや~まぁやってみてだよね、うん。で、先輩どうです?分かります?」
「あ?」
「いや、ですからですね、ダメ魔石をキラキラさせたいんです!」
「…なんで?」
「え?かわいいからですよ?」
「は?」
「だって魔石って削ったり割ったりしたら使い物にならなくなるだけじゃなくてキラキラ消えちゃいますよね?
だから大きさも変えられないし使い勝手悪くないですか?あんなに宝石みたいに綺麗なのにもったいないです。
もちろん失われた魔石も悪くはないんですよ!これはこれでいいんですけどアクセサリーにするならやっぱりあのキラキラが欲しいですよね!?
キラキラが復活したら魔力を込めなくても色々使い道出来ると思いません?宝石的な感じで…あ、これが私が作ったブレスレットなんですけど、ね?かわいいでしょ?でもキラキラしてないんですよ。物足りない。
もちろんまだまだデザインも繊細にしていけつもりなんですけどまぁとりあえずなので、で、キラキラさせるためにと思ったんですけどこれ魔道具研究している人の方が詳しいよねってなったのでここに来ました。
あ、もちろん可愛いだけじゃなくて騙しにも使えますよね?もしかしたら魔力が込めてあったとしたら魔法を出されるかもしれない。この人は魔法が使える人なんだって警戒してくれるかもしれませんし、この世界で自分を守る為にも悪い事じゃないと思うんですよ。」
「…」
んー?引いている?何故?
「あーまぁとにかくダメになった魔石に輝きを取り戻したいって事だな」
「そうです!」
「悪いが正解は知らない。が、この研究室を自由に使って構わない。」
「良いんですか!?ありがとうございます!」
「とは言っても俺の研究室だ。それだけは忘れるなよ」
「はい!」
よく分からないけど研究室を手に入れた!
「その代わりその件は俺との共同研究にする。いいな?」
「はい!」
研究の助手を手に入れた!
「言っておくが助手はお前な」
「え、あ、はい。」
私が助手でした。
「それから他にも手伝ってもらうぞ」
「え、いやですけど」
「あ?」
「私興味あることしかしたくないんで」
「…なら気になったことだけで良いから手伝え」
「まぁそれならいいですよ」
少し怖そうな先輩だけど良い人そう!なんか色々楽しそうな本もあるし、楽しくなってきたーー!!!
マッシュ先輩に紹介された人の研究室に行くと鍵は空いているけど人は見当たらない。
長期休みだから実家にでも帰ってるんだろうけど鍵ぐらいかけたらいいのに、物騒だなと思いながらも目の前の本を読み始める…ご飯も食べずにひたすら読み続けて気がついたら寝ていて起きてまた違う本を読む日々が続いた
モグモグ、ゴグゴク…「成程ねー」
モグモグ、ゴグゴク…「でもそうすると?ん?あーそういうことか」
モグモグ、ゴグゴク…「じゃあここをあーすれば」
モグモグ、ゴグゴク…??
「…だ、れ、です?」
「やっと気づいたか?もうかれこれ3日は経つが?お前は誰だ?」
「アンジェリーナです」
「俺はここの研究室を使っているルイスだが?」
「初めまして。アンジェリーナです。おかえりなさい。」
「…ただいま?」
「ここなんですけど」
「おいおい待て待て、話を続けるのか?」
「はい?」
「いやいや、ここは俺の研究室なんだが?」
「それはさっき聞きましたけど?」
「俺の研究室になんでいるんだ?」
「あー、紹介されたので。で、ここなんですけど」
「はぁー…で?なんだって?」
「ですからここなんですけど、魔力を流した本人以外にも効果を出すにはどうすればいいですかね?」
「それは魔石を研究している全員が知りたいことなんじゃないか?」
「じゃあ、効果は出なくてもいいんでダメ魔石の見た目が変わるような方法ってありますかね?キラキラの粒があるから効果あるように思わせるみたいな」
「どういう事だ?」
「ですから実際には魔法は使えないけど他者から見たら本人の魔力が溜まっているように見せたいってことです」
「!!」
「聞いてます?」
「ああ、、しかし、、お前を紹介したのは誰だ?」
「え?それ関係あります?」
「ある」
「マッシュ先輩です」
「マッシュ?誰だそれ?」
「キノコみたいな綺麗なサラサラヘアーの金髪ショートカットの男性です。」
「…アシュー先輩か?6年の?」
「誰ですか?」
「…土魔法の研究室を持っている先輩か?」
「はい」
どうやらマッシュ先輩ではなくアシュー先輩というらしい。
「普通の魔石も本人以外に使えたら便利ですよねーそっちからやる?
あーでもダメになった魔石の使い道の方が興味あるなーそれにこれ完成させたいしな~
いや~まぁやってみてだよね、うん。で、先輩どうです?分かります?」
「あ?」
「いや、ですからですね、ダメ魔石をキラキラさせたいんです!」
「…なんで?」
「え?かわいいからですよ?」
「は?」
「だって魔石って削ったり割ったりしたら使い物にならなくなるだけじゃなくてキラキラ消えちゃいますよね?
だから大きさも変えられないし使い勝手悪くないですか?あんなに宝石みたいに綺麗なのにもったいないです。
もちろん失われた魔石も悪くはないんですよ!これはこれでいいんですけどアクセサリーにするならやっぱりあのキラキラが欲しいですよね!?
キラキラが復活したら魔力を込めなくても色々使い道出来ると思いません?宝石的な感じで…あ、これが私が作ったブレスレットなんですけど、ね?かわいいでしょ?でもキラキラしてないんですよ。物足りない。
もちろんまだまだデザインも繊細にしていけつもりなんですけどまぁとりあえずなので、で、キラキラさせるためにと思ったんですけどこれ魔道具研究している人の方が詳しいよねってなったのでここに来ました。
あ、もちろん可愛いだけじゃなくて騙しにも使えますよね?もしかしたら魔力が込めてあったとしたら魔法を出されるかもしれない。この人は魔法が使える人なんだって警戒してくれるかもしれませんし、この世界で自分を守る為にも悪い事じゃないと思うんですよ。」
「…」
んー?引いている?何故?
「あーまぁとにかくダメになった魔石に輝きを取り戻したいって事だな」
「そうです!」
「悪いが正解は知らない。が、この研究室を自由に使って構わない。」
「良いんですか!?ありがとうございます!」
「とは言っても俺の研究室だ。それだけは忘れるなよ」
「はい!」
よく分からないけど研究室を手に入れた!
「その代わりその件は俺との共同研究にする。いいな?」
「はい!」
研究の助手を手に入れた!
「言っておくが助手はお前な」
「え、あ、はい。」
私が助手でした。
「それから他にも手伝ってもらうぞ」
「え、いやですけど」
「あ?」
「私興味あることしかしたくないんで」
「…なら気になったことだけで良いから手伝え」
「まぁそれならいいですよ」
少し怖そうな先輩だけど良い人そう!なんか色々楽しそうな本もあるし、楽しくなってきたーー!!!
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