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新たなる伝説の戦士!? 正体不明の三人目!
第78話 新たなる伝説の戦士!? 正体不明の三人目! 21
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「あきらめない、私たちは、人々の夢を守るんだから…」
「倒れてはダメ、私たちが、人々の希望なんだから…」
懸命に立ち上がろうとする二人のプリピュア、ですがドーラは再度剣を一振り、倒れていた二人に血色の衝撃波がぶつかります。
もはや悲鳴を上げることもかなわず、私の近くに倒れている二人の体が色を失ういました。
変身が解けていきます。
「…夢さん? 希望さん!?」
なんと!
「お約束ですね、お嬢様」
「ですね、しかしまったく気づきませんでした」
まさかお二人がプリピュアだったとは。
私はつかさを連れて二人の顔を覗き込みました。
お二人の胸にはおそろいのペンダントが光っています。
「お嬢ちゃん、邪魔ですよ。私は彼女らとそのクリスタルを破壊しなければならないのです」
「なるほど、これがザルナクリスタルという物ですか」
「…ほほう? お嬢ちゃん、君も関係者かね?」
ドーラが剣を振り上げます!
「お嬢様!」
「風牙の絶壁!」
ちょうどつかさが私の肩に手を置いたので、魔法を発動させます。
私の風の障壁に振り上げられた剣がぶつかって弾き飛ばすと、ドーラも吹き飛びました。
「これは!? …今のは貴様の仕業か!」
呆けてる暇はなさそうですね。
『そこの子供! 乗れ!』
先ほど吹き飛ばされたはずのジュークが車形態で走りこんできました!
「都合がいい!」
私は気絶している二人をジュークの後部座席に押し込みます。
念のためザルナクリスタルとやらは私が回収。
「なるほど、合体状態から分離してジュークだけ出てきたのですね」
つかさが呟きながらボルテックジュークの外装部分に目を向けています。
そこには半壊したボルテックローダーと、それに押しつぶされているキングシャッフラー。
「出して下さい!」
「逃がすか!」
「業火の絶壁!」
「くうっ!」
炎の壁を出してドーラの動きを止めると、私とつかさもジュークに乗り込みます。
『出すぞ! シートベルトを!』
「はいはい」
「まずは後ろのお二人ですね」
助手席から体を後部座席に出して、つかさが二人にシートベルトをしめさせます。
『勇者救急隊のジュークだ、私たちの攻撃は通用しなかったというのに、君は』
「あれは魔法です」
『魔法か、なるほど。奴が我々の攻撃を受けないのにもそこに謎があるわけだな』
「恐らくは。プリピュアのお二人もかなり密度の濃い魔力を篭めていましたから」
『だが、街中で魔法は使えないはず』
「まあカラクリがあるんでしょう。私も使えますから」
世の中には裏技があるんです。
「まてえええええええええええ!」
ドーラが飛んでこちらを追ってきます。
『く、せめて市街地を抜けねば』
ドーラは咆哮と共に剣を振り回してこちらを攻撃してきます。
それに対し、まるで後ろに目があるかの如くジグザグに走行をしてその攻撃を避けます!
真横で爆発と共にアスファルトが霧散していくのが見えます。
『今レイジに連絡を取った! この先の高速入り口に入り人気のない場所に向かう!』
「ブブ! 二人とも起きるブブ!」
突如、狭い車内に新たな声が聞こえます。
振り向くと、そこには件のぬいぐるみがいました。
「このままではドーラの好きにやられるブブ! 目を覚ますブブ!」
小さな手でペチペチと二人の頬を交互に叩きます。
「お嬢様…いかがなさいましたか?」
「ええと…つかさ、あれが見えますか?」
「あれ、でございますか?」
なるほど、この謎ぬいぐるみもドーラと同じく、魔力のない者には見えない様子です。
「ブブ! おーきーるーブブ!」
魔力欠乏が原因でしょうからすぐには起きないと思いますよ。
「ブブ…起きるブブ…」
「…夢を、諦めな…い」
「希望を…みんなに希望を…」
寝言のように二人は目をつぶったまま呟いてます。
「ブブ!?」
その二人の言葉に反応するかのように、私が二人からかっぱらったザルナクリスタルが輝き始めます。
「これは…」
『どうした!? 車内で何をしている!?』
「お嬢様!?」
クリスタルはゆっくりと宙に浮くと輝き始めました!
「ブブ! ブブブー!」
その光るクリスタルに謎のぬいぐるみが飛びつくと、食べてしまいました。
「ブブ! ブブブ! ブブブー!」
叫び声をあげると共に、私の体が車内から放り出されました!
「倒れてはダメ、私たちが、人々の希望なんだから…」
懸命に立ち上がろうとする二人のプリピュア、ですがドーラは再度剣を一振り、倒れていた二人に血色の衝撃波がぶつかります。
もはや悲鳴を上げることもかなわず、私の近くに倒れている二人の体が色を失ういました。
変身が解けていきます。
「…夢さん? 希望さん!?」
なんと!
「お約束ですね、お嬢様」
「ですね、しかしまったく気づきませんでした」
まさかお二人がプリピュアだったとは。
私はつかさを連れて二人の顔を覗き込みました。
お二人の胸にはおそろいのペンダントが光っています。
「お嬢ちゃん、邪魔ですよ。私は彼女らとそのクリスタルを破壊しなければならないのです」
「なるほど、これがザルナクリスタルという物ですか」
「…ほほう? お嬢ちゃん、君も関係者かね?」
ドーラが剣を振り上げます!
「お嬢様!」
「風牙の絶壁!」
ちょうどつかさが私の肩に手を置いたので、魔法を発動させます。
私の風の障壁に振り上げられた剣がぶつかって弾き飛ばすと、ドーラも吹き飛びました。
「これは!? …今のは貴様の仕業か!」
呆けてる暇はなさそうですね。
『そこの子供! 乗れ!』
先ほど吹き飛ばされたはずのジュークが車形態で走りこんできました!
「都合がいい!」
私は気絶している二人をジュークの後部座席に押し込みます。
念のためザルナクリスタルとやらは私が回収。
「なるほど、合体状態から分離してジュークだけ出てきたのですね」
つかさが呟きながらボルテックジュークの外装部分に目を向けています。
そこには半壊したボルテックローダーと、それに押しつぶされているキングシャッフラー。
「出して下さい!」
「逃がすか!」
「業火の絶壁!」
「くうっ!」
炎の壁を出してドーラの動きを止めると、私とつかさもジュークに乗り込みます。
『出すぞ! シートベルトを!』
「はいはい」
「まずは後ろのお二人ですね」
助手席から体を後部座席に出して、つかさが二人にシートベルトをしめさせます。
『勇者救急隊のジュークだ、私たちの攻撃は通用しなかったというのに、君は』
「あれは魔法です」
『魔法か、なるほど。奴が我々の攻撃を受けないのにもそこに謎があるわけだな』
「恐らくは。プリピュアのお二人もかなり密度の濃い魔力を篭めていましたから」
『だが、街中で魔法は使えないはず』
「まあカラクリがあるんでしょう。私も使えますから」
世の中には裏技があるんです。
「まてえええええええええええ!」
ドーラが飛んでこちらを追ってきます。
『く、せめて市街地を抜けねば』
ドーラは咆哮と共に剣を振り回してこちらを攻撃してきます。
それに対し、まるで後ろに目があるかの如くジグザグに走行をしてその攻撃を避けます!
真横で爆発と共にアスファルトが霧散していくのが見えます。
『今レイジに連絡を取った! この先の高速入り口に入り人気のない場所に向かう!』
「ブブ! 二人とも起きるブブ!」
突如、狭い車内に新たな声が聞こえます。
振り向くと、そこには件のぬいぐるみがいました。
「このままではドーラの好きにやられるブブ! 目を覚ますブブ!」
小さな手でペチペチと二人の頬を交互に叩きます。
「お嬢様…いかがなさいましたか?」
「ええと…つかさ、あれが見えますか?」
「あれ、でございますか?」
なるほど、この謎ぬいぐるみもドーラと同じく、魔力のない者には見えない様子です。
「ブブ! おーきーるーブブ!」
魔力欠乏が原因でしょうからすぐには起きないと思いますよ。
「ブブ…起きるブブ…」
「…夢を、諦めな…い」
「希望を…みんなに希望を…」
寝言のように二人は目をつぶったまま呟いてます。
「ブブ!?」
その二人の言葉に反応するかのように、私が二人からかっぱらったザルナクリスタルが輝き始めます。
「これは…」
『どうした!? 車内で何をしている!?』
「お嬢様!?」
クリスタルはゆっくりと宙に浮くと輝き始めました!
「ブブ! ブブブー!」
その光るクリスタルに謎のぬいぐるみが飛びつくと、食べてしまいました。
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