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新たなる伝説の戦士!? 正体不明の三人目!
第69話 新たなる伝説の戦士!? 正体不明の三人目! 12
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特別事件も起きないと、プリピュアも出てこないしノタマウナーも出てきません。
たまに別枠で怪人が出てきて弾君が破面ライダーになって敵を倒したり。
暴走宇宙人が出たとかで、コウさんとマシロ君が授業から抜け出したりしておりましたが、任務に関してだけで言えば『進展無し』となってしまっています。
授業にも慣れて、由良先生に寝すぎと怒られたりもしましたが、授業中に指摘される事は何もありませんでした。
「起こそうとした先生達は、なんか優しい目をして離れていったよ?」
とは夢さんの談。
任務中につき、ホテルに篭っている訳にもいかないのです。祝日ではありますが、お外に出ることにします。
「おっかいものー♪ おっかいものー♪ おじょーさまーとおっかいものー♪」
鼻歌交じりで私の横を歩くのはメイドロボのゼオン君ことつかさ。
こんな歌を歌って回りに笑顔を振りまいていますが中身は機械仕掛けの殺戮者(マシーナリーブレイカー)人類の敵です。
「私、ショッピングモールにいい思い出が無いんですよね」
「では私と良い思い出を作りましょう! デートですデート!」
「なんでまた従者とデートをしなければならないのですか」
「お嬢様と二人っきりでのお買い物ですよ!? デートじゃなければなんなのですか!」
「や、普通にお買い物でいいじゃないですか」
「デートです!」
「まあなんでもいいですけど。つかさの普段着も買わないといけないですからね」
そうです、このメイド。
無駄にセクシーランジェリーばかり持っているだけで、普段着を持っていないんです。
ホテルだと裸かメイド服か、そんな2択を迫るばかりのダメイドです。
「私よりお嬢様のお洋服の方が大事です! あ、でもお嬢様とお揃いの服なら欲しいです!」
「普通に普段着買いましょうよ…」
「じゃあ普通にお揃いにしましょう!」
「はいはい」
つかさにじゃれられていると、クスクスと笑い声を受けました。
「仲良いね」
「あう」
夢さんに見られました。恥ずかしい。
「ゆめー、買い終わったよー。あ、優ちゃん!」
横のお店からは小さな紙袋を持った希望さんが出てきました。
何日か学校で顔を合わせるようになってから、気がついたらちゃん付けで呼ばれるようになっています。
「お買い物?」
「ええ、少々日用品とお洋服を」
「優ちゃん引っ越してきたばかりだもんね、初日の祝日といえばお買い物だよね! あ、お店教えるよ!」
「ホントですか? 助かります」
「…そうですね、お嬢様」
心なしか声が低くなったつくさ。
「あ、えーっと。いつも優ちゃんを送り迎えしているメイドさん」
「つかさ、と申します」
スカートをつまんで控えめに頭をさげるつかさ。
「わあ、本物のメイドさんだ」
それは偽者のメイドですよ。
「いつも送り迎えご苦労様です」
「お嬢様の為ですから」
そう答えるつかさは誇らしげです。
「プロフェッショナルなメイドさんだね!」
「お嬢様に関してのみならプロフェッショナルにございます」
「そうなんだ! 専属のメイドさんなんですね!」
「! 素晴らしいご理解を有難うございます!」
そう言ってなぜか私の手を持ち両手で包み込みます。
「なんです?」
「せっかくですので」
「意味がわかりません…」
「あははは、素敵なメイドさんね」
「~~~」
褒められたつかさが、喜びの余り私の頭を抱いて胸に埋めます。
「私とお嬢様の二人っきりのデートを邪魔するお邪魔虫と思いましたが、とてもいい人たちですね」
「いいから離しなさい」
「もう1時間ほど!」
「離しなさい」
「…せめてあと59分!」
「つかさ?」
「もうぢわげごじゃぢばじぇん!」
泣きながら謝る前にまず離しなさい!
「まったく」
つかさをひっぺがえして、呆けていたお二人に向き直ります。
「つかさはこんな子です」
「あはははは」
「個性的な人…ね」
「では早速ですが、お嬢様に最も合ったお洋服をば。こちらです」
お二人を放置して私の手を引くつかさ。
夢さんと希望さんはなぜかニコニコとついてきます。
たまに別枠で怪人が出てきて弾君が破面ライダーになって敵を倒したり。
暴走宇宙人が出たとかで、コウさんとマシロ君が授業から抜け出したりしておりましたが、任務に関してだけで言えば『進展無し』となってしまっています。
授業にも慣れて、由良先生に寝すぎと怒られたりもしましたが、授業中に指摘される事は何もありませんでした。
「起こそうとした先生達は、なんか優しい目をして離れていったよ?」
とは夢さんの談。
任務中につき、ホテルに篭っている訳にもいかないのです。祝日ではありますが、お外に出ることにします。
「おっかいものー♪ おっかいものー♪ おじょーさまーとおっかいものー♪」
鼻歌交じりで私の横を歩くのはメイドロボのゼオン君ことつかさ。
こんな歌を歌って回りに笑顔を振りまいていますが中身は機械仕掛けの殺戮者(マシーナリーブレイカー)人類の敵です。
「私、ショッピングモールにいい思い出が無いんですよね」
「では私と良い思い出を作りましょう! デートですデート!」
「なんでまた従者とデートをしなければならないのですか」
「お嬢様と二人っきりでのお買い物ですよ!? デートじゃなければなんなのですか!」
「や、普通にお買い物でいいじゃないですか」
「デートです!」
「まあなんでもいいですけど。つかさの普段着も買わないといけないですからね」
そうです、このメイド。
無駄にセクシーランジェリーばかり持っているだけで、普段着を持っていないんです。
ホテルだと裸かメイド服か、そんな2択を迫るばかりのダメイドです。
「私よりお嬢様のお洋服の方が大事です! あ、でもお嬢様とお揃いの服なら欲しいです!」
「普通に普段着買いましょうよ…」
「じゃあ普通にお揃いにしましょう!」
「はいはい」
つかさにじゃれられていると、クスクスと笑い声を受けました。
「仲良いね」
「あう」
夢さんに見られました。恥ずかしい。
「ゆめー、買い終わったよー。あ、優ちゃん!」
横のお店からは小さな紙袋を持った希望さんが出てきました。
何日か学校で顔を合わせるようになってから、気がついたらちゃん付けで呼ばれるようになっています。
「お買い物?」
「ええ、少々日用品とお洋服を」
「優ちゃん引っ越してきたばかりだもんね、初日の祝日といえばお買い物だよね! あ、お店教えるよ!」
「ホントですか? 助かります」
「…そうですね、お嬢様」
心なしか声が低くなったつくさ。
「あ、えーっと。いつも優ちゃんを送り迎えしているメイドさん」
「つかさ、と申します」
スカートをつまんで控えめに頭をさげるつかさ。
「わあ、本物のメイドさんだ」
それは偽者のメイドですよ。
「いつも送り迎えご苦労様です」
「お嬢様の為ですから」
そう答えるつかさは誇らしげです。
「プロフェッショナルなメイドさんだね!」
「お嬢様に関してのみならプロフェッショナルにございます」
「そうなんだ! 専属のメイドさんなんですね!」
「! 素晴らしいご理解を有難うございます!」
そう言ってなぜか私の手を持ち両手で包み込みます。
「なんです?」
「せっかくですので」
「意味がわかりません…」
「あははは、素敵なメイドさんね」
「~~~」
褒められたつかさが、喜びの余り私の頭を抱いて胸に埋めます。
「私とお嬢様の二人っきりのデートを邪魔するお邪魔虫と思いましたが、とてもいい人たちですね」
「いいから離しなさい」
「もう1時間ほど!」
「離しなさい」
「…せめてあと59分!」
「つかさ?」
「もうぢわげごじゃぢばじぇん!」
泣きながら謝る前にまず離しなさい!
「まったく」
つかさをひっぺがえして、呆けていたお二人に向き直ります。
「つかさはこんな子です」
「あはははは」
「個性的な人…ね」
「では早速ですが、お嬢様に最も合ったお洋服をば。こちらです」
お二人を放置して私の手を引くつかさ。
夢さんと希望さんはなぜかニコニコとついてきます。
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