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13 魔の森と伐採依頼と
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町の北東にある大きな森。
魔の森と呼ばれる場所だ。
その場所に入ることは、Fランク以上の冒険者に許されている。
俺もランクが上がったことで、この森での依頼を受けられるようになったわけだ。
今回受注したのは森の境界で木の伐採をする仕事
これがまた前回同様に人気のない依頼なのだ。地味で忍耐が必要で、儲けが少ないという特徴がある。
そのうえ魔物を討伐するのとは違って、いくら木を切り倒してもレベル上げにもならない。その割に硬くて太くて切り倒すのは手間がかかる。
伐採した木は持ち帰れば建築資材や薪として売れるが、とても嵩張るので持ち帰るのが大変だったりする。
ちなみに北東の魔の森の成長速度はかなり早く、しばらく放っておけば町などすぐに呑まれてしまうそうだ。
森が生長するために必要な環境が整っていて、魔素の流れや、瘴気の発生も安定している場所なのだとか。
もちろん、森が成長するほど奥からは強力な魔物が大量に湧き出るようになる。
町が存続するためには定期的にやらなくてはならない大切なお仕事というわけだ。が、今回の伐採依頼、俺の本当の目的は他にある。これは非常に非常に重要なミッションなのだ。
それは何か? もちろん山菜採りである。お野菜を手に入れるのである。
こっちに来てから肉しか食べてない俺にとっては、もはやこの任務、一刻の猶予すらも許されない最優先の絶対任務であると言っても差し支えないだろう。
勢い勇んで、いざ魔の森へ出発。
これまでになく真剣な面持ちで町の北門を通り過ぎる俺。
ふと、後ろの方から声が聞こえた。
「聖女様~。狩りですか? 気をつけて下さいね」
門番が聖女のグループに挨拶をしているところだった。
「へっへっへ、俺達さ、今日は森に入るんだぜ? Fランクに昇格したからな。これでもう一人前の冒険者ってわけだぜ」
答えたのは聖女の御付だった。彼らもこれから森のほうに行くらしい。
それにしても、聖女様たちの冒険者ランクはまだFなのだな? 今の俺と同じではないか。
町の人々に聖女様と呼ばれているくらいなのだから、もっとずっとレベルが高いのかと思っていたのだが。
「聖女様、いくら聖魔法が得意とはいっても、まだほんの15歳で成人したばかりなのですから、むちゃな事はしないでくださいね。くれぐれも」
「ありがとう、でも大丈夫よ。私にはこの頼れる仲間がいるもの。シオエラルなんて剣聖の血筋だし、他のみんなも命をかけて私と共に戦ってくれると誓ってるわ」
「ええそりゃあ皆さんの実力は折り紙つきですよ。そりゃあ分かってますがね、それでも危険は付き物、最近は魔物の動きも妙なところがあります。ですからシオエラル様もお気をつけて。剣聖の末裔ってだけじゃあなくってね、貴方は大事な大事な領主様の跡取り息子なんですから。ああ、そうそう……」
俺は歩みを進め、次第に彼らの声は聞こえなくなった。
シオエラルってのは、ギャオじゃないほうの少年だな。いつ見ても髪の毛をいじっているナルシスト系美男子だ。あれは領主の息子だったのか。しかも剣聖の末裔なのだと。
すごいなあいつら、町の有力者の子息グループって感じである。
それがわざわざ冒険者などという危険な仕事をやるものなのだな。
まあ実際に実力もあるのだろうし、大丈夫なのかもしれない。
さて、俺とトカマル君は森の外周部へと到着。
手に持っていた剣をしまい、ギルドで借りた伐採用の斧に持ちかえた。
ひとくちに斧とはいっても、戦闘用と伐採用では作りが違う。それでこの依頼のために貸し出し用のものがわざわざ用意してあるのだ。
借りてきた大きな斧を振るってガンガンに伐採開始。森の外側に向けて倒してゆく。切り倒した木はもちろんインベントリへ収納してしまう。
やはりこのインベントリというスキルは便利すぎる。
これがあるだけで持ち帰る手間は激減。
町までの運搬作業がネックになっていたこの依頼も、これがあれば簡単楽チン、仕事は捗る。
もちろん木を切り倒す作業のほうは、やはり地味に大変なのだけど。
そこはもうコツコツ、コンコンとやっていきます。
地味な作業って割と好きなのだよ。
コツコツ コンコン コツコツ コンコン
もちろん本来の目的である山菜採りも忘れない。
森と草原との境界付近には、とある植物系モンスターが出現するらしいのだ。
資料室の図鑑にはそのように書いてあった。
モンスターの名称はミニデーモンリリー。
この世界では貴重な肉以外の食材。
出現率はあまり高くないので、ついでに木でも切り倒しながら気長に待ってみようかなと、そういう計画だ。
その魔物は黒い斑点のあるオレンジ色の花を咲かせているらしいが、今のところは見当たらない。
野に咲く普通の草花にまぎれて隠れひそみ、人が近づくと襲ってくるという。地上部を攻撃しても無駄で、地下にある小さな球根が本体だそうだ。
そして、その球根は食べられなくもない。図鑑にはそう書いてあった。
食べられなくもないと書いてあったのだ。
美味しいとか不味いとか、あるいは調理方法とか、そういう事は何も書いてなかった。ただ、毒はないらしい。
「エフィルア様ー、そんなの本当に美味しいんですか? 植物の根っ子なんて」
トカマル君は彼の身の丈よりも大きな斧をブンブンに振り回しながら、鼻をクンクンさせて周囲の気配に注意を向けている。
「分からない。ただ、食べてみたいのだよトカマル君」
ミニデーモンリリーが俺の求める味のものなのか、それはまだ分からない。しかし、図鑑で見た感じだと限りなく百合根に近いのだ。美味しそうな感じはするのだ。
地上に見えている茎の部分には子鬼がくっつているという奇妙な植物だけど、花は百合に似ているし、球根部分も普通に百合根っぽいのだ。
あれは蒸したらホクホクになるに違いない。異世界に来てから初の炭水化物。俺は手に入れてみせる。
コンコンと木を切り倒しながら、ウロウロと歩いて周って数時間。ミニデーモンリリーは姿を表さない。
ただ木材ばかりが集まってゆく。
【尖兵樺の原木】×21本
魔の森の境界付近に良く生える広葉樹。
生育が早く、森を広げるように激しく繁殖してゆく。寿命は短い。
軽くて柔らかい材質だが魔法的性質は良く、広く日用品の材料として使用されている―ー
これだけ本数があればある程度の収入にはなるのだろうが、それよりも今は食材が欲しい。もう口の中が芋系を求めてしまっている。
いくら待っても探しても、姿を現さないミニデーモンリリー。もう少し広い範囲を探してみるか。
俺は武器を斧から剣に持ちかえて探索を進める。しかし、それでも簡単には見つからない。
森の中からは魔狼の群れが湧いて出るばかりだ。
敵の数は多いが、魔狼くらいならば今や余裕を持って倒せるようになっている。武器もあるしトカマル君も強くなっているし。
魔狼のまるごと素材×7 を収納する。
しかし目的の魔物は現れない。もしや出現スポットが違うのだろうかと思い、少しずつ移動しながら探索を続ける。
そうこうしていると、森の奥からザワザワとした喧騒が聞こえてきた。
人間の声だ。何人かいて、彼らも魔狼の群れと戦っているようだ。
聖女様の御付であるギャオとシオエラルの姿が見えたのだが、
「お前が行け」「いやいやそっちこそ先に行け」 そんな譲り合いの精神を発揮している様子だった。
魔の森と呼ばれる場所だ。
その場所に入ることは、Fランク以上の冒険者に許されている。
俺もランクが上がったことで、この森での依頼を受けられるようになったわけだ。
今回受注したのは森の境界で木の伐採をする仕事
これがまた前回同様に人気のない依頼なのだ。地味で忍耐が必要で、儲けが少ないという特徴がある。
そのうえ魔物を討伐するのとは違って、いくら木を切り倒してもレベル上げにもならない。その割に硬くて太くて切り倒すのは手間がかかる。
伐採した木は持ち帰れば建築資材や薪として売れるが、とても嵩張るので持ち帰るのが大変だったりする。
ちなみに北東の魔の森の成長速度はかなり早く、しばらく放っておけば町などすぐに呑まれてしまうそうだ。
森が生長するために必要な環境が整っていて、魔素の流れや、瘴気の発生も安定している場所なのだとか。
もちろん、森が成長するほど奥からは強力な魔物が大量に湧き出るようになる。
町が存続するためには定期的にやらなくてはならない大切なお仕事というわけだ。が、今回の伐採依頼、俺の本当の目的は他にある。これは非常に非常に重要なミッションなのだ。
それは何か? もちろん山菜採りである。お野菜を手に入れるのである。
こっちに来てから肉しか食べてない俺にとっては、もはやこの任務、一刻の猶予すらも許されない最優先の絶対任務であると言っても差し支えないだろう。
勢い勇んで、いざ魔の森へ出発。
これまでになく真剣な面持ちで町の北門を通り過ぎる俺。
ふと、後ろの方から声が聞こえた。
「聖女様~。狩りですか? 気をつけて下さいね」
門番が聖女のグループに挨拶をしているところだった。
「へっへっへ、俺達さ、今日は森に入るんだぜ? Fランクに昇格したからな。これでもう一人前の冒険者ってわけだぜ」
答えたのは聖女の御付だった。彼らもこれから森のほうに行くらしい。
それにしても、聖女様たちの冒険者ランクはまだFなのだな? 今の俺と同じではないか。
町の人々に聖女様と呼ばれているくらいなのだから、もっとずっとレベルが高いのかと思っていたのだが。
「聖女様、いくら聖魔法が得意とはいっても、まだほんの15歳で成人したばかりなのですから、むちゃな事はしないでくださいね。くれぐれも」
「ありがとう、でも大丈夫よ。私にはこの頼れる仲間がいるもの。シオエラルなんて剣聖の血筋だし、他のみんなも命をかけて私と共に戦ってくれると誓ってるわ」
「ええそりゃあ皆さんの実力は折り紙つきですよ。そりゃあ分かってますがね、それでも危険は付き物、最近は魔物の動きも妙なところがあります。ですからシオエラル様もお気をつけて。剣聖の末裔ってだけじゃあなくってね、貴方は大事な大事な領主様の跡取り息子なんですから。ああ、そうそう……」
俺は歩みを進め、次第に彼らの声は聞こえなくなった。
シオエラルってのは、ギャオじゃないほうの少年だな。いつ見ても髪の毛をいじっているナルシスト系美男子だ。あれは領主の息子だったのか。しかも剣聖の末裔なのだと。
すごいなあいつら、町の有力者の子息グループって感じである。
それがわざわざ冒険者などという危険な仕事をやるものなのだな。
まあ実際に実力もあるのだろうし、大丈夫なのかもしれない。
さて、俺とトカマル君は森の外周部へと到着。
手に持っていた剣をしまい、ギルドで借りた伐採用の斧に持ちかえた。
ひとくちに斧とはいっても、戦闘用と伐採用では作りが違う。それでこの依頼のために貸し出し用のものがわざわざ用意してあるのだ。
借りてきた大きな斧を振るってガンガンに伐採開始。森の外側に向けて倒してゆく。切り倒した木はもちろんインベントリへ収納してしまう。
やはりこのインベントリというスキルは便利すぎる。
これがあるだけで持ち帰る手間は激減。
町までの運搬作業がネックになっていたこの依頼も、これがあれば簡単楽チン、仕事は捗る。
もちろん木を切り倒す作業のほうは、やはり地味に大変なのだけど。
そこはもうコツコツ、コンコンとやっていきます。
地味な作業って割と好きなのだよ。
コツコツ コンコン コツコツ コンコン
もちろん本来の目的である山菜採りも忘れない。
森と草原との境界付近には、とある植物系モンスターが出現するらしいのだ。
資料室の図鑑にはそのように書いてあった。
モンスターの名称はミニデーモンリリー。
この世界では貴重な肉以外の食材。
出現率はあまり高くないので、ついでに木でも切り倒しながら気長に待ってみようかなと、そういう計画だ。
その魔物は黒い斑点のあるオレンジ色の花を咲かせているらしいが、今のところは見当たらない。
野に咲く普通の草花にまぎれて隠れひそみ、人が近づくと襲ってくるという。地上部を攻撃しても無駄で、地下にある小さな球根が本体だそうだ。
そして、その球根は食べられなくもない。図鑑にはそう書いてあった。
食べられなくもないと書いてあったのだ。
美味しいとか不味いとか、あるいは調理方法とか、そういう事は何も書いてなかった。ただ、毒はないらしい。
「エフィルア様ー、そんなの本当に美味しいんですか? 植物の根っ子なんて」
トカマル君は彼の身の丈よりも大きな斧をブンブンに振り回しながら、鼻をクンクンさせて周囲の気配に注意を向けている。
「分からない。ただ、食べてみたいのだよトカマル君」
ミニデーモンリリーが俺の求める味のものなのか、それはまだ分からない。しかし、図鑑で見た感じだと限りなく百合根に近いのだ。美味しそうな感じはするのだ。
地上に見えている茎の部分には子鬼がくっつているという奇妙な植物だけど、花は百合に似ているし、球根部分も普通に百合根っぽいのだ。
あれは蒸したらホクホクになるに違いない。異世界に来てから初の炭水化物。俺は手に入れてみせる。
コンコンと木を切り倒しながら、ウロウロと歩いて周って数時間。ミニデーモンリリーは姿を表さない。
ただ木材ばかりが集まってゆく。
【尖兵樺の原木】×21本
魔の森の境界付近に良く生える広葉樹。
生育が早く、森を広げるように激しく繁殖してゆく。寿命は短い。
軽くて柔らかい材質だが魔法的性質は良く、広く日用品の材料として使用されている―ー
これだけ本数があればある程度の収入にはなるのだろうが、それよりも今は食材が欲しい。もう口の中が芋系を求めてしまっている。
いくら待っても探しても、姿を現さないミニデーモンリリー。もう少し広い範囲を探してみるか。
俺は武器を斧から剣に持ちかえて探索を進める。しかし、それでも簡単には見つからない。
森の中からは魔狼の群れが湧いて出るばかりだ。
敵の数は多いが、魔狼くらいならば今や余裕を持って倒せるようになっている。武器もあるしトカマル君も強くなっているし。
魔狼のまるごと素材×7 を収納する。
しかし目的の魔物は現れない。もしや出現スポットが違うのだろうかと思い、少しずつ移動しながら探索を続ける。
そうこうしていると、森の奥からザワザワとした喧騒が聞こえてきた。
人間の声だ。何人かいて、彼らも魔狼の群れと戦っているようだ。
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