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六十二、宮本清飛
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タクシーに乗っていたのは十分程度で、ある家の前に停まった。おかあさんがお金を払ったあとに外に出て、その家を見上げた。よく見る日本家屋の平屋で、怖い場所では無かったと不思議に思った。おかあさんはなんで苦しそうな顔をしていたのだろう。
手をひかれて、家の敷地に入った。勝手に入っていいのかな?と思ったけど、おかあさんの顔がまた苦しそうで、何も言えなかった。ぎゅっと握り返すことしかできなかった。
「いるかしら……」
引き戸の前で、おかあさんがぼそっと呟いた。迷うような素ぶりを見せたあと、繋いでいる方とは逆の手でインターホンを押した。ピンポーンという軽い音とともに「はーい」という優しそうな声が聞こえてきた。
(声を聞いても、怖そうじゃない。)
首を傾げていると、おかあさんが引き戸に手をかけた。繋いだ手から緊張が伝わってきて、
「おかあさん……」
と思わず呼びかけた。引き戸をスライドさせると、さっき返事をした女の人が上がり框の先にいて、ぼく達を見て首を傾げた。髪型がふんわりとしていて、おばさんだったけど明るそうな、優しそうな女性だった。どことなく、おかあさんに似ているような気がする。
「どちらさま……」
そう言いかけた瞬間、何かに気付いたようにはっと目が見開かれた。震える手で口元を多い、絞り出すように、
「美知子?」
とおかあさんの名前を呼んだ。
「久しぶり、母さん」
敷居を跨いで、おかあさんが後ろ手に戸を閉めた。まだ驚いて口元を覆っているその人は、気がついたように後ろを振り返って声を上げた。
「あなた!来てちょうだい!美知子が帰ってきたわ!」
その声のあと、すぐにドタドタと一人の男性が廊下を走ってきた。白髪混じりの、厳しそうな見た目のその人は、おばさんと同じようにおかあさんを見て目を見開いた。
「美知子!」
「父さん、久しぶり」
おかあさんは緊張した顔に、どうにか笑顔を浮かべた。
(おかあさんの、おかあさんとおとうさん……?)
おかあさんが二人を、かあさんととうさんと呼んだことで二人が誰なのかを理解した。だけど、なんでおかあさんは二人を見ても嬉しそうにしないのだろう。なんで辛そうな表情をしてるんだろう。ぼくはおかあさんとずっといられると嬉しいのに、おかあさんはそうじゃないのかな?というよりもなんで、今までぼくは会ったことが無かったのだろう。
頭の中にたくさんの疑問が浮かぶ。
「その子は、もしかして」
「うん、私の息子。清飛よ」
二人の目がぼくを見て、緊張しておかあさんの後ろに隠れようとしてしまった。だけど、おかあさんを守るとさっき決めたのを思い出して、隠れるのは我慢した。
「こんにちは……」
「ええ、こんにちは。」
「よく来たな」
小さな声で挨拶をすると、二人の目は少し柔らかくなった。
その時、繋がれていたおかあさんの手が離れた。え?と思って隣を見ると、おかあさんは土間に膝をついていた。驚いて、何も言えなくて、じっとおかあさんを見ていることしかできなかった。それは二人も同じようだった。
「ごめんなさい……!」
手をついて、頭を地につけておかあさんは叫んだ。
ショックだった。初めてこんな姿を見たから。おかあさんの行動も、謝った意味も理解できなくて、だけどこうしなきゃいけないほど、おかあさんが追い詰められていたのだと知って泣きそうになってしまった。それに、優しそうに見えた二人がもしかしたら本当はとても悪い人で、悪くないのにおかあさんにこうさせているのかもしれないと思って、怖くもなった。
だけど、
「美知子、大丈夫だから顔をあげて。ほら、清飛くんもびっくりしてるでしょう」
おばさんーーぼくのおばあちゃんがそう言って、おじいちゃんも険しさの中に優しく気遣うような思いを感じとれて怖い人ではないということは実感できた。
おかあさんは顔はあげたけど、膝はついたままの体勢で静かに話し始めた。
「勝手に出て行った娘が戻ってきて、虫が良い話なのは分かってる。だけど、私の我儘のせいで清飛に辛い思いをさせたくないんです……お金を、貸してください。必ず返します。これ以上の迷惑はかけません。だから、お願いします」
「美知子、相手の方は?お父さんは何をしてるの?」
「康弘は、清飛の父親は清飛が産まれる前に亡くなりました」
「……じゃあ、お前は一人で子育てを?」
「ええ」
おかあさんの返答に、おばあちゃんとおじいちゃんの顔に驚いたような、悲しい表情が浮かぶ。ぼくは混乱してしまって、今の状況がよく理解できなかった。ただ、ぼくの為におかあさんが頭を下げているのだと思って、悔しくて嫌で、気がつくと泣いていた。
「うわああん!」
ぼくの泣き声にぎょっとして、三人の視線がぼくに集まった。おかあさんにぎゅっと抱きしめられながら、慌てたようにあやされる。
「清飛!ごめんね。大丈夫よ!」
「わああん!わああん!」
「ほらもう、小さな子の前でこんなことして、不安になっちゃうでしょ!二人ともあがって。お茶にしましょ」
「詳しいことは中で聞くから」
「家にあがっていいの……?」
驚いた表情を浮かべたおかあさんに、おばあちゃんは言った。
「もう怒ってないわよ。美知子が帰ってきてくれて、一言でも心配かけたことを謝ってくれたらそれで良いと思ってたわ。こんなに可愛い孫も連れてきてくれて、ありがとうね」
それを聞いておかあさんの表情が歪んだ。堪えるような表情なのに、安心したような不思議な顔をして、次の瞬間、目からはたくさんの涙が溢れた。おかあさんが泣くのを初めて見たけど、何故だかそれを見ても悲しくはならなかった。「ありがとう」と「ごめんなさい」を繰り返し、おばあちゃんに肩を抱かれながら歩くとおかあさんはいつもより小さく見えた。
その後、おばあちゃんが連絡して初めて美恵子さんに会った。美恵子さんがおかあさんの顔を見るなり平手打ちをくらわした後、抱きついて大泣きしたので、ぼくもまた泣いてしまった。
落ち着いたあと、おばあちゃんがお茶と、「小さい子の口に合うかしら」と言いながら羊羹を出してくれた。羊羹はおかあさんが一番好きな和菓子だったから、よく家でも食べていたから嬉しかった。
それから何年か経って、お母さんが酷い反抗期で家を出て行ったきり帰っていなかったと知った。結婚した時、本人が知らない所でお父さんが祖父母に会って挨拶をしていたと聞いて驚いていた。だから、会えていなくても幸せに暮らしているのだと祖父母は思っていたようで自分からは連絡していなかったらしい。
お母さんは反抗期が過ぎた後、家を出たことを後悔していたが変な所で真面目な性格をしているので自分の言葉に責任を持とうと、意地になって帰らなかったのだと言う。だけど、俺が生まれてからは、これから不自由させるかもしれない、自分がもしいなくなったらどうしようとずっと悩んでいたそうだ。いつか、頼れる人に助けを借りたいーーその決定打になったのが、小学校の入学前だった。その時は土下座する母親を見るのが辛くて、こんなことしないで欲しいと思っていたが、今になってみると自分の矜持を曲げてでも息子の幸せを願ってくれた母親に、感謝と共に誇りに思った。でも、お母さんとの生活は幸せだったから、お金が無くても不自由することなんてあったのかな?と当時の俺は悠長なことを考えていた。
結果的に、もう一つの悪い「もし」が的中してしまった。お母さんがあの時、実家を訪れなければ今の俺はもっと途方に暮れることになっていたのだなと後になって思った。だけど、全て順風満帆に行くほど、俺は素直な性格をしていなかった。
手をひかれて、家の敷地に入った。勝手に入っていいのかな?と思ったけど、おかあさんの顔がまた苦しそうで、何も言えなかった。ぎゅっと握り返すことしかできなかった。
「いるかしら……」
引き戸の前で、おかあさんがぼそっと呟いた。迷うような素ぶりを見せたあと、繋いでいる方とは逆の手でインターホンを押した。ピンポーンという軽い音とともに「はーい」という優しそうな声が聞こえてきた。
(声を聞いても、怖そうじゃない。)
首を傾げていると、おかあさんが引き戸に手をかけた。繋いだ手から緊張が伝わってきて、
「おかあさん……」
と思わず呼びかけた。引き戸をスライドさせると、さっき返事をした女の人が上がり框の先にいて、ぼく達を見て首を傾げた。髪型がふんわりとしていて、おばさんだったけど明るそうな、優しそうな女性だった。どことなく、おかあさんに似ているような気がする。
「どちらさま……」
そう言いかけた瞬間、何かに気付いたようにはっと目が見開かれた。震える手で口元を多い、絞り出すように、
「美知子?」
とおかあさんの名前を呼んだ。
「久しぶり、母さん」
敷居を跨いで、おかあさんが後ろ手に戸を閉めた。まだ驚いて口元を覆っているその人は、気がついたように後ろを振り返って声を上げた。
「あなた!来てちょうだい!美知子が帰ってきたわ!」
その声のあと、すぐにドタドタと一人の男性が廊下を走ってきた。白髪混じりの、厳しそうな見た目のその人は、おばさんと同じようにおかあさんを見て目を見開いた。
「美知子!」
「父さん、久しぶり」
おかあさんは緊張した顔に、どうにか笑顔を浮かべた。
(おかあさんの、おかあさんとおとうさん……?)
おかあさんが二人を、かあさんととうさんと呼んだことで二人が誰なのかを理解した。だけど、なんでおかあさんは二人を見ても嬉しそうにしないのだろう。なんで辛そうな表情をしてるんだろう。ぼくはおかあさんとずっといられると嬉しいのに、おかあさんはそうじゃないのかな?というよりもなんで、今までぼくは会ったことが無かったのだろう。
頭の中にたくさんの疑問が浮かぶ。
「その子は、もしかして」
「うん、私の息子。清飛よ」
二人の目がぼくを見て、緊張しておかあさんの後ろに隠れようとしてしまった。だけど、おかあさんを守るとさっき決めたのを思い出して、隠れるのは我慢した。
「こんにちは……」
「ええ、こんにちは。」
「よく来たな」
小さな声で挨拶をすると、二人の目は少し柔らかくなった。
その時、繋がれていたおかあさんの手が離れた。え?と思って隣を見ると、おかあさんは土間に膝をついていた。驚いて、何も言えなくて、じっとおかあさんを見ていることしかできなかった。それは二人も同じようだった。
「ごめんなさい……!」
手をついて、頭を地につけておかあさんは叫んだ。
ショックだった。初めてこんな姿を見たから。おかあさんの行動も、謝った意味も理解できなくて、だけどこうしなきゃいけないほど、おかあさんが追い詰められていたのだと知って泣きそうになってしまった。それに、優しそうに見えた二人がもしかしたら本当はとても悪い人で、悪くないのにおかあさんにこうさせているのかもしれないと思って、怖くもなった。
だけど、
「美知子、大丈夫だから顔をあげて。ほら、清飛くんもびっくりしてるでしょう」
おばさんーーぼくのおばあちゃんがそう言って、おじいちゃんも険しさの中に優しく気遣うような思いを感じとれて怖い人ではないということは実感できた。
おかあさんは顔はあげたけど、膝はついたままの体勢で静かに話し始めた。
「勝手に出て行った娘が戻ってきて、虫が良い話なのは分かってる。だけど、私の我儘のせいで清飛に辛い思いをさせたくないんです……お金を、貸してください。必ず返します。これ以上の迷惑はかけません。だから、お願いします」
「美知子、相手の方は?お父さんは何をしてるの?」
「康弘は、清飛の父親は清飛が産まれる前に亡くなりました」
「……じゃあ、お前は一人で子育てを?」
「ええ」
おかあさんの返答に、おばあちゃんとおじいちゃんの顔に驚いたような、悲しい表情が浮かぶ。ぼくは混乱してしまって、今の状況がよく理解できなかった。ただ、ぼくの為におかあさんが頭を下げているのだと思って、悔しくて嫌で、気がつくと泣いていた。
「うわああん!」
ぼくの泣き声にぎょっとして、三人の視線がぼくに集まった。おかあさんにぎゅっと抱きしめられながら、慌てたようにあやされる。
「清飛!ごめんね。大丈夫よ!」
「わああん!わああん!」
「ほらもう、小さな子の前でこんなことして、不安になっちゃうでしょ!二人ともあがって。お茶にしましょ」
「詳しいことは中で聞くから」
「家にあがっていいの……?」
驚いた表情を浮かべたおかあさんに、おばあちゃんは言った。
「もう怒ってないわよ。美知子が帰ってきてくれて、一言でも心配かけたことを謝ってくれたらそれで良いと思ってたわ。こんなに可愛い孫も連れてきてくれて、ありがとうね」
それを聞いておかあさんの表情が歪んだ。堪えるような表情なのに、安心したような不思議な顔をして、次の瞬間、目からはたくさんの涙が溢れた。おかあさんが泣くのを初めて見たけど、何故だかそれを見ても悲しくはならなかった。「ありがとう」と「ごめんなさい」を繰り返し、おばあちゃんに肩を抱かれながら歩くとおかあさんはいつもより小さく見えた。
その後、おばあちゃんが連絡して初めて美恵子さんに会った。美恵子さんがおかあさんの顔を見るなり平手打ちをくらわした後、抱きついて大泣きしたので、ぼくもまた泣いてしまった。
落ち着いたあと、おばあちゃんがお茶と、「小さい子の口に合うかしら」と言いながら羊羹を出してくれた。羊羹はおかあさんが一番好きな和菓子だったから、よく家でも食べていたから嬉しかった。
それから何年か経って、お母さんが酷い反抗期で家を出て行ったきり帰っていなかったと知った。結婚した時、本人が知らない所でお父さんが祖父母に会って挨拶をしていたと聞いて驚いていた。だから、会えていなくても幸せに暮らしているのだと祖父母は思っていたようで自分からは連絡していなかったらしい。
お母さんは反抗期が過ぎた後、家を出たことを後悔していたが変な所で真面目な性格をしているので自分の言葉に責任を持とうと、意地になって帰らなかったのだと言う。だけど、俺が生まれてからは、これから不自由させるかもしれない、自分がもしいなくなったらどうしようとずっと悩んでいたそうだ。いつか、頼れる人に助けを借りたいーーその決定打になったのが、小学校の入学前だった。その時は土下座する母親を見るのが辛くて、こんなことしないで欲しいと思っていたが、今になってみると自分の矜持を曲げてでも息子の幸せを願ってくれた母親に、感謝と共に誇りに思った。でも、お母さんとの生活は幸せだったから、お金が無くても不自由することなんてあったのかな?と当時の俺は悠長なことを考えていた。
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