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ギが足りない!
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そして、良い匂いが漂ってくる。
この世界に炊飯器はないので、鍋で米を炊いているのだが、自分で火加減を調節するとなると面倒くさいのである。
(これは…わたくし用に炊飯器も作っていただかないといけませんわね…。
それに、パン焼き機もあれば申し分ないですわ)
夢は膨らむばかりである。
鍋から別の器に移された米を見て、マリアローゼはうーんと唸った。
本来なら、日本の重箱のように四角い入れ物があれば良いのだが、大きなグラタンやラザニア用の皿なら見たことはあるが、鰻サイズの物は見た事がないし、食器類を見る限りは置いていない。
とはいえ、あまり前世の形態に拘りすぎるのも良くないかもしれない、と思いなおして、マリアローゼは深めのスープ皿に炊きたてほわほわのご飯をよそった。
(そういえば昨日の海草の残りはどうしたかしら?)
思い立って、ユグムを見上げる。
「昨日の海草の残りはどう致しまして?」
「まだ保管してございますが…」
ツチラトが加工させたということは、毒はないと言うことだ。
マリアローゼはこくん、と頷いて、ユグムに伝えた。
「同じ様に種類ごとに煮立てて、海草から出る味を比べてくださる?」
「は、畏まりました。料理に使えそうな物を選別して、加工する事に致しましょう」
「ええ、海草を拾う方々に賃金も差し上げてね」
一瞬目を丸くしたユグムが、大きく頷いた。
「今までは海岸の掃除としか思われていませんでしたが、収入になるのであれば皆も喜ぶでしょう」
「まあ、それは良かったですわ」
会話を聞き、いたいけな幼女が喜ぶ様を見て、改めて使用人達も町の者達も心を打たれたのである。
わざわざ民へ賃金を払い、買い上げようという貴族は少ない。
しかも幼い少女が当たり前の様にそれを指示したのである。
公爵家の姫君に対する評価はもはや青天井だ。
そんな事とは露知らぬまま、マリアローゼは焼きあがって串から外された鰻をご飯の上に載せた。
ほかほかのご飯の匂いに、えもいわれぬ香ばしい匂いが加わって、ユグムはごくりと喉を鳴らす。
「さ、ユグム、召し上がって」
「いえ、お嬢様の前に頂く訳には…」
固辞しようとするユグムの鼻先に、更にマリアローゼが料理を近づける。
「わたくしは皆様と頂きますから、さあ」
その言葉を聞いたユリアが更に厳しい声で命令するのが遠くから聞こえた。
「もっと炭もってこい!ほら、さっさと焼く!ぼさっとしない!」
鬼軍曹である。
マリアローゼの為なのか、自分の食欲に正直なのかは分からない。
とうとう根負けしたユグムが皿を受け取り、鰻をスプーンで掬って口に運んだ。
「こ…これは、うまい…です……」
「な、何と、それほどまでに……」
固唾を呑んで見守っていたソーレが驚愕の眼差しでユグムを見上げる。
ユグムは何度も頷き、咀嚼していた。
(この方は間違いなく料理の女神だ…!
今迄魚料理に甘みなど、と思っていた私が浅はかだった……!)
殆どの魚料理は塩やブイヨン等の出し汁での味付けが主流なのである。
とんでもなく評価がブチ上がったのを知らずに、マリアローゼはにこにこと幸せそうなほっぺを持ち上げて笑っている。
ユグムはもう一口食べると、ソーレに残りを手渡した。
「うむっ……こ、これは、何と……何と……」
身の柔らかさと甘辛いタレの香ばしさで、口の中に幸福が広がり、魚の脂の美味さにソーレは天にも昇る心地となった。
呆然としているソーレの手から、待ちきれずにダレンが器を取り上げて、一口食べて、驚きに目を見開いた。
「お、美味しいです、お嬢様!」
「あ、少々そのまま、お待ちになって」
マリアローゼが小さな手で制止してから、足置き台からルーナの手を借りてよいしょ、と降りると、調味料の棚の方へ歩いて行き、調理人から調味料の入った小皿を受け取って、ダレンの元へととことこ移動した。
「この調味料を足しますの」
「それは…まさか、昨日の…いや、どんな味になるのか…」
察したユグムの独り言を聞きつつ、調味料の載った鰻を、ダレンがぱくりと食べる。
「……美味し過ぎます、お嬢様……こんな食べ物があるなんて…カレーもとても美味しかったですが、これは…」
ダレンが感動の涙を浮かべているが、ソーレはその手から急いで器を奪って食べた。
そして、呆然とする前にユグムへと器を渡す。
「薫り高い……この香辛料、今迄こんな…」
ソーレはへなへなと机に手を付いて突っ伏した。
(そこまで!?)
ここまできてマリアローゼは漸く皆の評価が、まさに鰻上りだという事に気が付いた。
そして、こんなに美味しい鰻が乱獲されないかも同時に心配になったのである。
感動に目を潤ませているユグムの横をささっと通り過ぎて、離れた所でノウェムを呼んで話を聞く。
「あのお魚、ええと」
「ウナですか?」
(惜しい!ギが足りない!)
「何処で獲れますの?あの、食べ過ぎないようにしないと、絶滅してしまいますから…」
「そんな心配までなさるとは……この辺りのウナは、海に面した河口付近で獲れた物だと思いますが、上流の湖にも生息していると聞いております。あと、ナーウィスでも大量に獲れるので、そちらから仕入れているかと、ふむ、ではまずナーウィスから大量に仕入れると共に河川での漁獲権をこちらで取得致しましょう」
「ま、まあ、そんな事が出来ますなら是非」
マリアローゼが小さな両手をぱちんと鳴らして喜ぶのを見て、ノウェムもにっこりと微笑んだ。
ナーウィス公爵領だけでなく、ミーティス公爵領、クレアーレ公爵領、ステルラ公爵領も同じか温かい気候なのである。
間に大きなモルガナ公爵領があるが、商売に目敏い一族だ。
先に他の公爵領を抑えるべきだろう。
素早く算段をつけたノウェムが従僕に走り書きを持たせて、執務室へ走らせた。
ここでまた予定外の仕事がジェレイドとノーザンに降りかかったのである。
この世界に炊飯器はないので、鍋で米を炊いているのだが、自分で火加減を調節するとなると面倒くさいのである。
(これは…わたくし用に炊飯器も作っていただかないといけませんわね…。
それに、パン焼き機もあれば申し分ないですわ)
夢は膨らむばかりである。
鍋から別の器に移された米を見て、マリアローゼはうーんと唸った。
本来なら、日本の重箱のように四角い入れ物があれば良いのだが、大きなグラタンやラザニア用の皿なら見たことはあるが、鰻サイズの物は見た事がないし、食器類を見る限りは置いていない。
とはいえ、あまり前世の形態に拘りすぎるのも良くないかもしれない、と思いなおして、マリアローゼは深めのスープ皿に炊きたてほわほわのご飯をよそった。
(そういえば昨日の海草の残りはどうしたかしら?)
思い立って、ユグムを見上げる。
「昨日の海草の残りはどう致しまして?」
「まだ保管してございますが…」
ツチラトが加工させたということは、毒はないと言うことだ。
マリアローゼはこくん、と頷いて、ユグムに伝えた。
「同じ様に種類ごとに煮立てて、海草から出る味を比べてくださる?」
「は、畏まりました。料理に使えそうな物を選別して、加工する事に致しましょう」
「ええ、海草を拾う方々に賃金も差し上げてね」
一瞬目を丸くしたユグムが、大きく頷いた。
「今までは海岸の掃除としか思われていませんでしたが、収入になるのであれば皆も喜ぶでしょう」
「まあ、それは良かったですわ」
会話を聞き、いたいけな幼女が喜ぶ様を見て、改めて使用人達も町の者達も心を打たれたのである。
わざわざ民へ賃金を払い、買い上げようという貴族は少ない。
しかも幼い少女が当たり前の様にそれを指示したのである。
公爵家の姫君に対する評価はもはや青天井だ。
そんな事とは露知らぬまま、マリアローゼは焼きあがって串から外された鰻をご飯の上に載せた。
ほかほかのご飯の匂いに、えもいわれぬ香ばしい匂いが加わって、ユグムはごくりと喉を鳴らす。
「さ、ユグム、召し上がって」
「いえ、お嬢様の前に頂く訳には…」
固辞しようとするユグムの鼻先に、更にマリアローゼが料理を近づける。
「わたくしは皆様と頂きますから、さあ」
その言葉を聞いたユリアが更に厳しい声で命令するのが遠くから聞こえた。
「もっと炭もってこい!ほら、さっさと焼く!ぼさっとしない!」
鬼軍曹である。
マリアローゼの為なのか、自分の食欲に正直なのかは分からない。
とうとう根負けしたユグムが皿を受け取り、鰻をスプーンで掬って口に運んだ。
「こ…これは、うまい…です……」
「な、何と、それほどまでに……」
固唾を呑んで見守っていたソーレが驚愕の眼差しでユグムを見上げる。
ユグムは何度も頷き、咀嚼していた。
(この方は間違いなく料理の女神だ…!
今迄魚料理に甘みなど、と思っていた私が浅はかだった……!)
殆どの魚料理は塩やブイヨン等の出し汁での味付けが主流なのである。
とんでもなく評価がブチ上がったのを知らずに、マリアローゼはにこにこと幸せそうなほっぺを持ち上げて笑っている。
ユグムはもう一口食べると、ソーレに残りを手渡した。
「うむっ……こ、これは、何と……何と……」
身の柔らかさと甘辛いタレの香ばしさで、口の中に幸福が広がり、魚の脂の美味さにソーレは天にも昇る心地となった。
呆然としているソーレの手から、待ちきれずにダレンが器を取り上げて、一口食べて、驚きに目を見開いた。
「お、美味しいです、お嬢様!」
「あ、少々そのまま、お待ちになって」
マリアローゼが小さな手で制止してから、足置き台からルーナの手を借りてよいしょ、と降りると、調味料の棚の方へ歩いて行き、調理人から調味料の入った小皿を受け取って、ダレンの元へととことこ移動した。
「この調味料を足しますの」
「それは…まさか、昨日の…いや、どんな味になるのか…」
察したユグムの独り言を聞きつつ、調味料の載った鰻を、ダレンがぱくりと食べる。
「……美味し過ぎます、お嬢様……こんな食べ物があるなんて…カレーもとても美味しかったですが、これは…」
ダレンが感動の涙を浮かべているが、ソーレはその手から急いで器を奪って食べた。
そして、呆然とする前にユグムへと器を渡す。
「薫り高い……この香辛料、今迄こんな…」
ソーレはへなへなと机に手を付いて突っ伏した。
(そこまで!?)
ここまできてマリアローゼは漸く皆の評価が、まさに鰻上りだという事に気が付いた。
そして、こんなに美味しい鰻が乱獲されないかも同時に心配になったのである。
感動に目を潤ませているユグムの横をささっと通り過ぎて、離れた所でノウェムを呼んで話を聞く。
「あのお魚、ええと」
「ウナですか?」
(惜しい!ギが足りない!)
「何処で獲れますの?あの、食べ過ぎないようにしないと、絶滅してしまいますから…」
「そんな心配までなさるとは……この辺りのウナは、海に面した河口付近で獲れた物だと思いますが、上流の湖にも生息していると聞いております。あと、ナーウィスでも大量に獲れるので、そちらから仕入れているかと、ふむ、ではまずナーウィスから大量に仕入れると共に河川での漁獲権をこちらで取得致しましょう」
「ま、まあ、そんな事が出来ますなら是非」
マリアローゼが小さな両手をぱちんと鳴らして喜ぶのを見て、ノウェムもにっこりと微笑んだ。
ナーウィス公爵領だけでなく、ミーティス公爵領、クレアーレ公爵領、ステルラ公爵領も同じか温かい気候なのである。
間に大きなモルガナ公爵領があるが、商売に目敏い一族だ。
先に他の公爵領を抑えるべきだろう。
素早く算段をつけたノウェムが従僕に走り書きを持たせて、執務室へ走らせた。
ここでまた予定外の仕事がジェレイドとノーザンに降りかかったのである。
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