学校にいる人たちの卑猥な日常

浅上秀

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キャプテンは副キャプテンのいいなり

中編

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安藤は坂下の股間に手を当てる。

「あれ?勃った?」

「こ、これはちがっ…」

「キスして興奮した?それとも…」

安藤は股間を掴みながら坂下の耳そばに顔を近づける。

「俺に意地悪なこと言われて喜んじゃった?」

「うっ…」

坂下は真っ赤な顔のまま固まった。

「はは、かわいい」

安藤は坂下の頬を両手で包む。

「大丈夫、キャプテンが俺に意地悪言われると興奮しちゃう変態だなんて、俺しか知らないから」



坂下と安藤は入部した時から、実力が同じくらいだったのでいつもレギュラー争いを繰り広げていた。
しかし安藤は女性にもてるため、やっかみをかいがちだ。

坂下は少々暑苦しい性格なので、女性にはもてにくいが、同性からの支持を得やすかった。
そのため、二年生の時に坂下がキャプテンに、安藤が副キャプテンに選ばれたのだ。

そのころ、安藤は女性不信に陥っていた。
原因は当時のマネージャーが執拗に安藤にストーキングを行っていたからだ。

マネージャーを問い詰め、退部どころか退学に追い込み、安藤を救ったのが坂下だった。

安藤は坂下に対していつしか恋愛感情を抱くようになっていたが、坂下の性的志向がわからずに悶々としていた。

そんなある日のことだった。

「やっば、部室に傘忘れた…」

学校の玄関を出ると雨が降っている。
安藤は部室のロッカーに傘を忘れたのを思い出した。

「たしか坂下いるから開いてるはず…」

部室のドアからは光が漏れていた。

「お、開いてるっぽい」

ドアに近づくと中から声がする。

「は?」

安藤は耳を近づけてみた。

「ん、はっ、あっ」

喘ぎ声が聞こえてきた。

「まじかよ…」

そっと隙間から覗いてみる。

中では下半身を露出した坂下が肉棒を扱いていた。

「さ、坂下っ!?」

安藤は驚いた。
坂下は普段の性格上、部室でそんなことをするように思えなかったのだ。

「んん、あっ、安藤っ、もっと…」

坂下は安藤の名前を呼びながら自慰にふけっていた。

「え、俺!?」

安藤は大声と共に思わず、ドアを開けてしまった。

「ん、え!?安藤!??」

坂下は混乱していた。
安藤は後ろ手にドアを閉めて鍵を掛けた。

「忘れ物、取りに来たんだけど…そしたら坂下が…」

「え、あ、ご、ごめ、ちが…」

坂下は今まで見たことがないくらいにうろたえている。
安藤は坂下が男を好きになるのか、悩んでいた自分を笑ってやりたくなった。

「そんな人だと思わなかったよ」

「え?」

「坂下が、部室で俺の名前呼びながらオナニーするような変態だったなんて」

「へ、変態じゃ…」

坂下が慌てる。

「は?変態だろ?俺に、変態って言われるたびに、ココ、ピクピクさせてさ」

安藤が坂下の肉棒を指さした。







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