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第二章『ライブ行こうぜ!!』
事情聴取②
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~文哉&明慶&ことは&花彩の場合~
「あぁ~……」
憂鬱だ、と寛助は思う。
上司である崇嶺の妹・花彩たちの聴取を自分が担当することになるなんて。
彼女たちからどういった話を聴き取ればいいのか、内容をまとめた“質問指示書”を崇嶺から貰っているのだが……。
それでも、気分が重いなぁ……。
溜め息を吐きながら、会議室の扉を開けて中に入る寛助。
部屋にはすでに四人の少年少女が待っていた。
寛助はゆったりとした動作で、彼らの対面にあるパイプイスに腰掛ける。
小さく喉を鳴らしてから、彼は口を開く。
この子たちは高校生。半端な態度じゃ舐められる。ならば、第一声が肝心だ。
上司の口調を真似して、厳かなふうに寛助は告げる。
「えー、それでは、事情聴取を始めさせてもらう」
すると、即座に花彩が言う。
「かんちゃん、前置きはいいからさー、早くしてよねー」
「はい、了解しましたぁ!! ……って、だから、その呼び方はどうなのかなぁ花彩ちゃん」
一度完璧な敬礼を披露した上で、寛助はすかさずツッコミを入れた。
文哉は首を傾げながら言う。
「かんちゃん?」
「そ。この刑事さん、佐伯 寛助って名前なの。だから、“かんちゃん”。可愛いでしょ?」
花彩から言われると、なんだか少し恥ずかしくなってしまう。
「か、可愛い、だなんて……」
そんな寛助のことなどお構いなしに花彩は言う。
「ところで、かんちゃん。こういう事情聴取のときってアレでしょ? カツ丼が出てくるんでしょ?」
彼女の言葉に明慶は強く反応する。
「あ! それ、この間ドラマで観たよ!!」
「結人くんが出てるやつね!」
花彩と明慶のやり取りを聞きながら、寛助は深々と頷いた。
「そうそう。「電影の捜査官」、俺も観てるよ。新堂 結人くん、あの子の演技良いよな~。一つ一つの動作に感情がすっごいこもっててさぁ。リアルなんだよなぁ……!!」
「何よ、かんちゃん。分かってるじゃない!」
文哉も頷きながら会話の中に入ってくる。
「うんうん。オレもそのドラマ観てるよ! 結人くん、めちゃめちゃカッコいいよね~!」
話が盛り上がってきたところで、一人の少女が恐る恐るといった調子で手を挙げる。
花彩は彼女の名を呼んだ。
「ん? どしたの、ことは?」
「あ、あの……えっと……そろそろ事情聴取、始めた方がいいと思うんですけど……」
指摘され、しまった、と思った寛助は咳払いをした上で仕切り直す。
「ほら、君たち。聴取を終わらせて早く帰りたいだろ? ちゃちゃっと済ませるぞ」
「かんちゃんだってノリノリだったじゃない」
花彩の言葉を遮るようにして、再びわざとらしく咳払いをした寛助は、上司から貰った“質問指示書”──所謂、カンニングペーパーをガン見しながら尋ねる。
「では、事情聴取を始めます。まずはステージに現れた巨大なハリネズミについて。誰か知ってる人は?」
まあ、事情聴取をしたところで化け物のことなんて誰も分かりはしないだろう。
そう踏んでいた寛助だったのだが、一人の少年から意外な返答があった。
「えっとねぇ、あれは《GROW》って言うんだよ!」
「ふ、文哉くん! 言っちゃって大丈夫なの!?」
心配そうな様子の明慶を不思議そうに見ながら文哉は言う。
「? 番場さんは内緒にしてって言わなかったよ?」
「あ……そっか……。そういえば……そう、だね……」
文哉から飛び出した名前を寛助は聞き逃さなかった。
「番場? 誰だ、ソイツは?」
訊かれ、文哉は説明する。
「番場 均さん。番場さんは、オレたちにいろいろ教えてくれた人だよ! サングラスかけてて、白衣着てて、なんか科学者っぽい人なんだ!!」
「いかにも怪しい奴だな……」
絶対ソイツが黒幕で間違いないだろう、と寛助は勝手に断定した。
ところで、
「《GROW》とは何ぞや??」
寛助の疑問に文哉が応じる。
「《GROW》は、人間の膨れ上がった欲望が暴走して生まれる生命体だって番場さんは言ってたよ!」
明慶は文哉の言葉に付け加える。
「あのハリネズミの《GROW》は確かジャミングノイズのボーカルの人から出てきたよね」
「ジャミングノイズのボーカル……名前は、大迫 賢太だったか。……ん? 大迫 賢太?」
もしかして、大迫はその化け物を利用してフェスをメチャクチャにしようとしてたんじゃ……。
これはかなり有益な情報だ。早く筧警部に知らせなければ。
逸る気持ちを抑えつつ、寛助は次の質問に移る。
「文哉くんとことはちゃん。君たちは変身したけど、あれは一体、何だったんだい?」
「それは、この指輪の力だよ」
言いながら、文哉は青い宝石のついた指輪を寛助に見せた。ことはも緑の宝石がついた指輪を見せる。
二人が見せてきた指輪の煌めきに、寛助は驚いて声を上げてしまった。
「はえ~、綺麗な指輪だなぁ」
「オレも正直、どういう原理なのか未だによく分かんないけど、この指輪の力で変身して《GROW》と戦うことができるんだ」
困った顔をしながら文哉はそう言った。
寛助は呟く。
「にわかには信じがたいが……君たちが化け物を撃退したのは事実だしな……」
だったら、と寛助は質問の内容を変える。
「筧警部が花彩ちゃんを庇って傷を負ったとき、ことはちゃんがその傷を治したようだけど……それも指輪の力なのかい?」
問いかけを受けて、しかし、ことははとても微妙な表情を浮かべた。
「えっと……そのことについては、私自身もよく分かっていなくて……。ただ花彩のお兄さんを助けたいって思ったら、どうしてかできてしまって」
「でも! ことはが傷を治してくれたから、お兄ちゃんは助かったんだよ! だから、ホントにありがとう!!」
戸惑う親友を勇気づけるように花彩は改めて感謝の言葉を伝えた。
「なるほどなるほど……」
呟きながら少年少女から聞き出した情報をメモに残す寛助。
彼は次の質問を投げかける。
「じゃあ、次。君たちが化け物を退治した後、巨大な鏡と大きな鎌を持った人物が現れたけど、彼らは一体何者なんだ?」
寛助の問いに対して、文哉が答える。
「大きな鏡の方は、加々見 成美っていうらしいんだ。鎌を持ってたのはその加々見の手下らしいよ」
「ほうほう……って、はぁっ!? 巨大な鏡は人間なのか!?」
驚きながら尋ねてくる寛助に、文哉の返答は曖昧だ。
「そう……だと思う。オレたちも番場さんから聞いただけだから、半信半疑というか……」
語る文哉の表情には戸惑いの色が見られた。
すると、花彩が口を開いた。
「にしても、その加々見って人? の手下の男の子……小柄なのにあんなに大きな鎌をブンブン振り回すなんて……どんな腕力してんのかしら?」
「うーん、あの人……僕にはやっぱり女の人に見えたけどなぁ……」
加々見の手下の性別について、花彩と明慶とで主張が異なることに疑問を持った寛助は、残りの二人の意見も聞いておく。
「君たちはどう思う?」
寛助の問いかけを受けて、ことはは自信無さげに言った。
「それが、よく分からなくて……ただ、私には男の人にも女の人にも見えたっていうか……」
「うん。オレもことはちゃんとだいたい一緒だよ」
ことはの主張には文哉も概ね同意見のようだ。
寛助は思う。
……なるほど、つまりよく分からん。
結局、どちらが正解なのかは不明なままだ。
すると今度は明慶が口を開いた。
「あの人……文哉くんやことはちゃんと同じ指輪をしてるんだよね。宝石の色は真っ黒だけど……」
寛助は一同へ問いかける。
「その加々見って人物は一体、何をしようとしているんだ?」
「さあ……オレたちもそこまでは教えてもらってないんだ」
文哉はどこか寂しそうな顔をしてそう言った。
寛助は皆へ言う。
「それじゃあ最後の質問。君たちと同じように変身していた雨宮 紡くんと真木 詩織さんとは知り合いなのかい?」
この質問には文哉が答える。
「紡くんはライジングイカロスで、詩織さんはハイドランジアの人だよね? けど、オレたち二人とは会ったこともないよ。ライブを見たのも今日が初めてだし」
彼の言葉に、他の三人が頷いた。
今までに聞き出した情報をメモにまとめながら、寛助は言った。
「……ふんふん、なるほど。よし、事情聴取は以上です。帰ってくれて大丈夫だよ」
「ところで、かんちゃん。カツ丼は出ないの?」
「出ないよ……!!」
そんな花彩と寛助のやり取りを見ていた文哉たちは思わず笑みを零してしまうのだった。
「あぁ~……」
憂鬱だ、と寛助は思う。
上司である崇嶺の妹・花彩たちの聴取を自分が担当することになるなんて。
彼女たちからどういった話を聴き取ればいいのか、内容をまとめた“質問指示書”を崇嶺から貰っているのだが……。
それでも、気分が重いなぁ……。
溜め息を吐きながら、会議室の扉を開けて中に入る寛助。
部屋にはすでに四人の少年少女が待っていた。
寛助はゆったりとした動作で、彼らの対面にあるパイプイスに腰掛ける。
小さく喉を鳴らしてから、彼は口を開く。
この子たちは高校生。半端な態度じゃ舐められる。ならば、第一声が肝心だ。
上司の口調を真似して、厳かなふうに寛助は告げる。
「えー、それでは、事情聴取を始めさせてもらう」
すると、即座に花彩が言う。
「かんちゃん、前置きはいいからさー、早くしてよねー」
「はい、了解しましたぁ!! ……って、だから、その呼び方はどうなのかなぁ花彩ちゃん」
一度完璧な敬礼を披露した上で、寛助はすかさずツッコミを入れた。
文哉は首を傾げながら言う。
「かんちゃん?」
「そ。この刑事さん、佐伯 寛助って名前なの。だから、“かんちゃん”。可愛いでしょ?」
花彩から言われると、なんだか少し恥ずかしくなってしまう。
「か、可愛い、だなんて……」
そんな寛助のことなどお構いなしに花彩は言う。
「ところで、かんちゃん。こういう事情聴取のときってアレでしょ? カツ丼が出てくるんでしょ?」
彼女の言葉に明慶は強く反応する。
「あ! それ、この間ドラマで観たよ!!」
「結人くんが出てるやつね!」
花彩と明慶のやり取りを聞きながら、寛助は深々と頷いた。
「そうそう。「電影の捜査官」、俺も観てるよ。新堂 結人くん、あの子の演技良いよな~。一つ一つの動作に感情がすっごいこもっててさぁ。リアルなんだよなぁ……!!」
「何よ、かんちゃん。分かってるじゃない!」
文哉も頷きながら会話の中に入ってくる。
「うんうん。オレもそのドラマ観てるよ! 結人くん、めちゃめちゃカッコいいよね~!」
話が盛り上がってきたところで、一人の少女が恐る恐るといった調子で手を挙げる。
花彩は彼女の名を呼んだ。
「ん? どしたの、ことは?」
「あ、あの……えっと……そろそろ事情聴取、始めた方がいいと思うんですけど……」
指摘され、しまった、と思った寛助は咳払いをした上で仕切り直す。
「ほら、君たち。聴取を終わらせて早く帰りたいだろ? ちゃちゃっと済ませるぞ」
「かんちゃんだってノリノリだったじゃない」
花彩の言葉を遮るようにして、再びわざとらしく咳払いをした寛助は、上司から貰った“質問指示書”──所謂、カンニングペーパーをガン見しながら尋ねる。
「では、事情聴取を始めます。まずはステージに現れた巨大なハリネズミについて。誰か知ってる人は?」
まあ、事情聴取をしたところで化け物のことなんて誰も分かりはしないだろう。
そう踏んでいた寛助だったのだが、一人の少年から意外な返答があった。
「えっとねぇ、あれは《GROW》って言うんだよ!」
「ふ、文哉くん! 言っちゃって大丈夫なの!?」
心配そうな様子の明慶を不思議そうに見ながら文哉は言う。
「? 番場さんは内緒にしてって言わなかったよ?」
「あ……そっか……。そういえば……そう、だね……」
文哉から飛び出した名前を寛助は聞き逃さなかった。
「番場? 誰だ、ソイツは?」
訊かれ、文哉は説明する。
「番場 均さん。番場さんは、オレたちにいろいろ教えてくれた人だよ! サングラスかけてて、白衣着てて、なんか科学者っぽい人なんだ!!」
「いかにも怪しい奴だな……」
絶対ソイツが黒幕で間違いないだろう、と寛助は勝手に断定した。
ところで、
「《GROW》とは何ぞや??」
寛助の疑問に文哉が応じる。
「《GROW》は、人間の膨れ上がった欲望が暴走して生まれる生命体だって番場さんは言ってたよ!」
明慶は文哉の言葉に付け加える。
「あのハリネズミの《GROW》は確かジャミングノイズのボーカルの人から出てきたよね」
「ジャミングノイズのボーカル……名前は、大迫 賢太だったか。……ん? 大迫 賢太?」
もしかして、大迫はその化け物を利用してフェスをメチャクチャにしようとしてたんじゃ……。
これはかなり有益な情報だ。早く筧警部に知らせなければ。
逸る気持ちを抑えつつ、寛助は次の質問に移る。
「文哉くんとことはちゃん。君たちは変身したけど、あれは一体、何だったんだい?」
「それは、この指輪の力だよ」
言いながら、文哉は青い宝石のついた指輪を寛助に見せた。ことはも緑の宝石がついた指輪を見せる。
二人が見せてきた指輪の煌めきに、寛助は驚いて声を上げてしまった。
「はえ~、綺麗な指輪だなぁ」
「オレも正直、どういう原理なのか未だによく分かんないけど、この指輪の力で変身して《GROW》と戦うことができるんだ」
困った顔をしながら文哉はそう言った。
寛助は呟く。
「にわかには信じがたいが……君たちが化け物を撃退したのは事実だしな……」
だったら、と寛助は質問の内容を変える。
「筧警部が花彩ちゃんを庇って傷を負ったとき、ことはちゃんがその傷を治したようだけど……それも指輪の力なのかい?」
問いかけを受けて、しかし、ことははとても微妙な表情を浮かべた。
「えっと……そのことについては、私自身もよく分かっていなくて……。ただ花彩のお兄さんを助けたいって思ったら、どうしてかできてしまって」
「でも! ことはが傷を治してくれたから、お兄ちゃんは助かったんだよ! だから、ホントにありがとう!!」
戸惑う親友を勇気づけるように花彩は改めて感謝の言葉を伝えた。
「なるほどなるほど……」
呟きながら少年少女から聞き出した情報をメモに残す寛助。
彼は次の質問を投げかける。
「じゃあ、次。君たちが化け物を退治した後、巨大な鏡と大きな鎌を持った人物が現れたけど、彼らは一体何者なんだ?」
寛助の問いに対して、文哉が答える。
「大きな鏡の方は、加々見 成美っていうらしいんだ。鎌を持ってたのはその加々見の手下らしいよ」
「ほうほう……って、はぁっ!? 巨大な鏡は人間なのか!?」
驚きながら尋ねてくる寛助に、文哉の返答は曖昧だ。
「そう……だと思う。オレたちも番場さんから聞いただけだから、半信半疑というか……」
語る文哉の表情には戸惑いの色が見られた。
すると、花彩が口を開いた。
「にしても、その加々見って人? の手下の男の子……小柄なのにあんなに大きな鎌をブンブン振り回すなんて……どんな腕力してんのかしら?」
「うーん、あの人……僕にはやっぱり女の人に見えたけどなぁ……」
加々見の手下の性別について、花彩と明慶とで主張が異なることに疑問を持った寛助は、残りの二人の意見も聞いておく。
「君たちはどう思う?」
寛助の問いかけを受けて、ことはは自信無さげに言った。
「それが、よく分からなくて……ただ、私には男の人にも女の人にも見えたっていうか……」
「うん。オレもことはちゃんとだいたい一緒だよ」
ことはの主張には文哉も概ね同意見のようだ。
寛助は思う。
……なるほど、つまりよく分からん。
結局、どちらが正解なのかは不明なままだ。
すると今度は明慶が口を開いた。
「あの人……文哉くんやことはちゃんと同じ指輪をしてるんだよね。宝石の色は真っ黒だけど……」
寛助は一同へ問いかける。
「その加々見って人物は一体、何をしようとしているんだ?」
「さあ……オレたちもそこまでは教えてもらってないんだ」
文哉はどこか寂しそうな顔をしてそう言った。
寛助は皆へ言う。
「それじゃあ最後の質問。君たちと同じように変身していた雨宮 紡くんと真木 詩織さんとは知り合いなのかい?」
この質問には文哉が答える。
「紡くんはライジングイカロスで、詩織さんはハイドランジアの人だよね? けど、オレたち二人とは会ったこともないよ。ライブを見たのも今日が初めてだし」
彼の言葉に、他の三人が頷いた。
今までに聞き出した情報をメモにまとめながら、寛助は言った。
「……ふんふん、なるほど。よし、事情聴取は以上です。帰ってくれて大丈夫だよ」
「ところで、かんちゃん。カツ丼は出ないの?」
「出ないよ……!!」
そんな花彩と寛助のやり取りを見ていた文哉たちは思わず笑みを零してしまうのだった。
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