堕ちていく僕

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堕ちていく僕(春奈ルート)

春奈ルート⑦

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翌朝

私が起きたら優衣は先に起きて朝食をつくってくれてた。


「あ、春奈様おはようございます」


「おはよー、お!」
「朝ご飯ありがとー」


「鮭焼いたから食べましょー」


朝はこんな感じで可愛らしいけど夜になると最近は毎日豹変する……


「今日は忙しかったね……」


「……はい」


「明日も予約いっぱいだから寝ようか…」


「嫌………」


そういって私の布団に入り駄々をコネながら私の身体を触りはじめた……


「優衣…くすぐったいよ……」


そして私の胸を触り


「春奈様……春奈様の乳首は私と一緒じゃない……私の乳首には春奈様から頂いたピアス……春奈様もピアス開けてほしいな…春奈様にも付けていいよね?お揃いのピアス付けよ?」


「……え?……き、急じゃない?」


「私からもピアスあげたいの…開けよ?ね?」


「……でも、明日も仕事あるしまた今度話そ?……」



「嫌!今日がいい、お願い……春奈様……」


「……わかった……」


私はピアッシングされる事になってしまった。


「ありがとう春奈様、じゃあ、持ってくるね」


そういうとはじめから開ける気だったのかと思うくらいまとめてあったニードルと優衣に付いているのと同じピアスが準備された。


「ゆ、優衣それ……」


「そうだよ私のと同じやつ作ってもらったの」


「一度着けたらとれないピアスだよ……」


「うん……じゃあ……やるよ?」


そう言うとニードルを消毒して上着とブラを脱がされ乳首を消毒された……


「うん……優しくして……」


「わかってるよ……春奈様……」


ニードルをゆっくり近づける優衣…


「あ、ああ……いや……」


「いくよ……」


「う、うん……」


「えい……」

ブツッ……


「いっ……!!」


「大丈夫?痛い?」


「だ、大丈夫……」


痛みが走る……


「ほら……出来た……もう一つね…」



「え?ま、待っ……」


「待たない……」


「あ、ああ……」

プツッ…………


再び激痛が走り乳首に穴が開いた。


「あ、ああ……優衣ぃ……ハァハァ……」


両方の乳首にはニードルが貫通して刺さったままでジンシンと痛みが走る。


「じゃあ着けるね……」


………スッ


カッチャ!

「はい………もう一つ……」


……………スッ

カッチャ!

「素敵……これで私たち一つだよ」


「う、うぅ……」


そして優衣は悦な表情で激しくキスをしてきた。


「んむぅ!んぐぅ!」

「んっ……くちゅくちゅ……はぁ……春奈様ぁ……」


(優衣はこんな子だったっけ?)


私は戸惑っていた。


「春奈様大好き……」

「私も……」


優衣はまた私の上に覆い被さりキスをしながら胸を刺激してきた。


「春奈様……春奈様……好き……愛してる……」


「私も……んっ……」


「んっ……はぁ……はぁ……」


優衣と私の秘部

同士が触れ合う。

「春奈様……一緒に気持ちよくなりたい……」


「うん……いいよ……」


優衣はゆっくりと腰を動かし始めた。


「はぁはぁ……気持ちいい……」

「優衣……もっと動いてもいいんだよ……」

「うん……」

クッチュ…クチュクチュ……


優衣の動きが激しくなる。

「ハァハァ……ん………んーー!」

そしてついに絶頂を迎えた。


「春奈様……春奈様ぁぁ!」

「ゆうぃ!ゆうい!イク!」

プッシャーーー………

私たちは同時に果てた。


「はぁはぁ……」

「春奈様……」

「優衣……」


そして優衣は私の胸に顔をうずめてきた。


「はぁはぁ……春奈様……幸せ……」

「私もだよ優衣……」


しばらく余韻に浸っていると優衣が寝てしまった。

優衣は静かに眠っていた。

私はそっと頭を撫でてあげる。


「優衣は寂しかったんだよね……ごめんね……」


翌朝
まだ乳首が痛い……優衣はまだ眠っている。


シャワーを浴びようと風呂場へ行って鏡を見て現実に引き戻される。


「あ、この髪型でこの身体見るの恥ずかしいな……」



乳首はちょっと擦れるだけで痛みを感じる。

「痛い……」

それでも我慢しながらシャワーを浴び脱衣所で髪を乾かして出ると優衣が起きていた。

「おはよー」

「おはようございます」

「昨日は凄かったですね」

「うん……」

「春奈様、お疲れでしょう?朝食用意しましたよ」

そう言って朝食を出してくれた。

「ありがとう、いただきます」

朝食を食べている間ずっと私の事を見ていた。

「なに?」

「春奈様かわいいなぁと思って見てました」

「もう……」

それから二人で出勤した。

「今日、ちょっと双子コーデすぎない?同じ髪型だし……」

「いいじゃないですか、私とお揃い嬉しいですよね?」

「そ、そりゃあ……まあ」

「ふふっ♪」

「春奈様は可愛いです」

同じ髪型の二人がいる美容室で何故か私達と同じ髪型にしたいというお客さんもたまに出てきた。

「あの……美容師さんみたいな髪型にしたいんですけど……」


「短めのボブにしていいですか?」


「はい!」


「かしこまりました」


そんな感じのやりとりがあったりして、二人の真似をする人が増えていった。


「なんかちょっと流行ってきましたね、この髪型♪」


「そうだねぇ……」

「春奈様、どうしました?」

「いや、なんでもないよ……」


優衣の私へのお揃い強要が止まらなくなっていた。

「春奈様……今日はこれ着てくださいよ~」

「えぇ~?」

「これなら絶対似合いますから!ほら早く!」

まぁ服は別に支障ないからいいけど、ピアスとかタトゥーまでお揃いは怖いな……

優衣の身体に華のタトゥー入れさせたのは私だけど……


そしていつものように優衣が待つ寝室へ向かった。

「春奈様!待ってました♪」

「優衣……」

「春奈様…………服脱いで……」

「う、うん」

裸の私を優衣はじっと見ている……

「あとはヘソピアスと背中にお花のタトゥーたくさん入れましょうね♪」

「ええ?」

「大丈夫ですよ!痛くしませんから!」

「全部一緒にするの?」

「だって私達は一心同体なんですよ」

「……」

「春奈様は私のこと嫌いなんですか!?」

泣きそうな顔になる優衣。こういう時の優衣はずるいと思う……

「好きだよ……でもさ、お揃いにこだわ……」

「するの!全部一緒!!」

「わかったよ……」

今の優衣を作り上げてしまったのは私だし渋々了承した。

でも優衣の暴走は止まらず服、アクセサリ、小物、バッグあらゆる物がお揃いを強要されていった。

「春奈様~可愛いスカートあったから買っておきましたよ~」

「あ、ありがとう」

(これでも優衣は元男の子なんだよな……)

ある日

「春奈様とお揃い嬉しいな~」

「うん……」

「でも……一番お揃いにしたいのがあるの……」

「何?それ」

そういうと優衣は綺麗にラッピングされた小さな箱を差し出した。

「開けてみて下さい」

「う、うん……」

私はリボンを解き包み紙を開けると中には指輪が入っていた。

「これは?」

「戸籍も一緒になろ?

結婚指輪だよ」

「け、けっこ……」

「ダメかな?」

「いや……嬉しいよ……」

一緒戸惑ったけど後から嬉しい感情が押し寄せてきた、優衣は身体は女の子だけど戸籍はまだ男で結婚できるのを忘れていて結婚は諦めてたのに……

「春奈様、結婚しよう!」

「う、うん!」

優衣は嬉しそうに笑った。

私は左手の薬指にリングを着けた。

「サイズピッタリ……」

「良かったぁ……」

優衣は安堵の表情を浮かべていた。

私から優衣にキスをした。

「んっ……」

「春奈様…」

何故が二人で感動して涙を出しながらキスをして抱きしめた………

こんな時が来るなんて…………
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