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一章
15話 アトヴァルの部屋
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ティーグレは目の前のアトヴァルの様子も背中のピングの様子も気にせず、いつも通り軽い調子で口を開く。
「風呂上がりですか? 髪が濡れてるし肌も熱ってて色っぽ」
最後まで言う前にドアが勢いよく閉められる。
が、ティーグレは足を挟んでこじ開けた。
笑顔のまま、だ。
体格は似ているが、どうやら腕力はティーグレが上らしい。
アトヴァルの顔が一瞬恐怖に歪んだのを見て、流石のピングも同情した。
ティーグレはコホン、と咳払いをして改めて背筋を伸ばす。
「失礼、つい本音が」
「用がないなら帰れ」
「用がないのに部屋に来ませんよ。ほら、ピング殿下」
不信感が限界突破して隙あらばドアを閉めようとしていたアトヴァルは、手の力を緩める。
見開かれた淡青色の瞳が、ピングがここにいることがいかに珍しいことかを物語っていた。
ティーグレに無理矢理アトヴァルの前へと突き出されたピングは、挙動不審にならないように背中で手を組む。
「あ、アトヴァル。すまないな忙しい時間に」
「どうなさいました皇太子殿下。どうぞ中へ」
「いや、すぐ終わる用なんだ」
血が繋がっているとは思えないほど他人行儀にドアを全開にさせてくれるアトヴァルに、慌てて首を振る。
母親同士の地位の差が大きいため、今では疑問に思うことすら無くなったが。
本当に幼い頃には、もっと親しくしてくれたらいいのにと寂しく思ったこともあった。
(一回、断られてからそれっきりか)
「ピング殿下」
「す、すまない。えっと……」
無駄の一切ない部屋を眺めながらついつい他のことを考えてしまっていると、背中をティーグレに突っつかれた。ハッと現実に戻ったピングは、話の切り出し方が分からないまま喋り出す。
「ふ、風呂に入るの早かったんだな?」
変に声が上ずってしまったが、アトヴァルは気にした様子なく頷いた。
「ええ、まぁ」
「なにか、あったのか?」
「お恥ずかしいことに、水を被りまして」
「へ」
「魔術の自主訓練中のミスです」
驚きすぎて間抜けな声を出したピングに対し、アトヴァルはあくまでも事務的に淡々と答える。
ピングは空色の目をこれでもかというほど丸くした。
完全無欠の天才だと思っていたのに。
「アトヴァルでも、練習、するんだな」
「当然です。努力無しに上達はあり得な」
「安心した」
「え?」
今までピングは、アトヴァルのことを何の努力をせずとも何でも出来る男なのだと信じていた。
自分が百回練習して出来るようになることを、一回でやってしまうのだと。
そんなはずもないのに。
『アトヴァル殿下はすぐに出来るようになりましたよ』
家庭教師たちが言っていた「すぐ」を勘違いしていたのだ。
だからといってピングとアトヴァルは同じではないが、少しだけ心が軽くなった。
「確かに練習するのは当たり前だったな。あの、アトヴァル」
アトヴァルも練習するし失敗もする。そう思うと少し勇気が出てきて、ピングは後ろにいるティーグレのローブの裾をギュッと掴む。
スッと息を吸い、深々と頭を下げた。
「すまなかった」
「何がですか?」
「この間、私の使い魔のペンギンがお前を怪我させるところだった」
「ああ」
会話しながらもずっと不可解そうだったアトヴァルは合点がいったと頷いた。
真剣に謝るピングの頭を上げさせて、感情の読みにくい涼しげな顔をしている。
「お気になさらず。誰も怪我をしなかったのですから」
「で、でも怖かっただろう? 私がきちんと制御できなかったから」
もし自分がアトヴァルだったらと、想像しただけでピングはゾッとした。大火傷を負っていたかもしれないのだ。
でも、アトヴァルは本当に気にしていないようだった。
「いえ。少し驚いて反応は遅れましたが、全く問題ありませんでした」
真顔のまま抑揚なく告げられた言葉は、意図せず矢となってピングに突き刺さる。
ティーグレのローブに皺が残りそうなほど、握る手に力が籠った。
唇が震えそうになるのを必死で引き締める。
「お前からしたら……あれくらい大したことないってことか」
「はい。あれしきのことでリョウイチに助けられたのは不覚の一言です。ご心配をおかけして申し訳ございません。本当にお気になさらず」
腰を折る姿さえ優雅なアトヴァルには、なんの悪気もないのだろう。
言われた方がどのような気持ちになるのか、本当に想像出来ていないのだ。
ピングは口元を弧の形にして、目元を下げる。
努めて明るい声で片手を上げた。
「良かった、さすがだな。じゃあ、それだけだから」
「失礼しますアトヴァル殿下ー」
静かにドアが閉まるのを待ち、ピングは踵を返した。
長い廊下に誰もいないのを良いことに大きく腕を振り、ティーグレの顔を見ることもせずに早歩きになる。カンカンカンッと廊下に足音を響かせる。
体を動かしていないと、口が動いてしまいそうだった。
叫び出しそうだった。
悔しい。
悔しい!
使い魔に火を纏わせられたことは、自分にとっては大きなことだった。
制御できていない事故とはいえ、周りがすぐに対処できないほどの威力もあった。
(あれしきのこと! 一瞬でもアトヴァルを同じ人間だと思った私がバカだった!)
目頭が熱くなってきて、眉根に力を込める。
どんどん早くなるピングに、ティーグレはピッタリとついてきた。
「アトヴァル殿下は心配かけないようにって気を遣っただけですよ」
「……っ分かってる」
柔らかくフォローしてくれる言葉を頭では理解していても、気持ちがついていかなかった。
廊下の一番端にある自室に着く頃には、ピングは肩で息をしていた。体の疲れよりも心の消耗で息が苦しい。
早く一人になりたくて、息一つ乱れないティーグレを振り返った。
「付き合わせて悪かったな。もう部屋へ戻れ」
ドアを開けながら告げても、ティーグレは帰らず部屋に入ってくる。相変わらず、朗らかな表情のままピングに手を伸ばしてきた。
「ご褒美、忘れてたんで」
「クッキーなんて、もう」
食べる気分ではないと突き放そうとしたピングの体は、温もりに包まれた。
ティーグレに力強く抱きしめられている。
そう気づいた時には、我慢していた涙がぶわりと溢れてきた。
「風呂上がりですか? 髪が濡れてるし肌も熱ってて色っぽ」
最後まで言う前にドアが勢いよく閉められる。
が、ティーグレは足を挟んでこじ開けた。
笑顔のまま、だ。
体格は似ているが、どうやら腕力はティーグレが上らしい。
アトヴァルの顔が一瞬恐怖に歪んだのを見て、流石のピングも同情した。
ティーグレはコホン、と咳払いをして改めて背筋を伸ばす。
「失礼、つい本音が」
「用がないなら帰れ」
「用がないのに部屋に来ませんよ。ほら、ピング殿下」
不信感が限界突破して隙あらばドアを閉めようとしていたアトヴァルは、手の力を緩める。
見開かれた淡青色の瞳が、ピングがここにいることがいかに珍しいことかを物語っていた。
ティーグレに無理矢理アトヴァルの前へと突き出されたピングは、挙動不審にならないように背中で手を組む。
「あ、アトヴァル。すまないな忙しい時間に」
「どうなさいました皇太子殿下。どうぞ中へ」
「いや、すぐ終わる用なんだ」
血が繋がっているとは思えないほど他人行儀にドアを全開にさせてくれるアトヴァルに、慌てて首を振る。
母親同士の地位の差が大きいため、今では疑問に思うことすら無くなったが。
本当に幼い頃には、もっと親しくしてくれたらいいのにと寂しく思ったこともあった。
(一回、断られてからそれっきりか)
「ピング殿下」
「す、すまない。えっと……」
無駄の一切ない部屋を眺めながらついつい他のことを考えてしまっていると、背中をティーグレに突っつかれた。ハッと現実に戻ったピングは、話の切り出し方が分からないまま喋り出す。
「ふ、風呂に入るの早かったんだな?」
変に声が上ずってしまったが、アトヴァルは気にした様子なく頷いた。
「ええ、まぁ」
「なにか、あったのか?」
「お恥ずかしいことに、水を被りまして」
「へ」
「魔術の自主訓練中のミスです」
驚きすぎて間抜けな声を出したピングに対し、アトヴァルはあくまでも事務的に淡々と答える。
ピングは空色の目をこれでもかというほど丸くした。
完全無欠の天才だと思っていたのに。
「アトヴァルでも、練習、するんだな」
「当然です。努力無しに上達はあり得な」
「安心した」
「え?」
今までピングは、アトヴァルのことを何の努力をせずとも何でも出来る男なのだと信じていた。
自分が百回練習して出来るようになることを、一回でやってしまうのだと。
そんなはずもないのに。
『アトヴァル殿下はすぐに出来るようになりましたよ』
家庭教師たちが言っていた「すぐ」を勘違いしていたのだ。
だからといってピングとアトヴァルは同じではないが、少しだけ心が軽くなった。
「確かに練習するのは当たり前だったな。あの、アトヴァル」
アトヴァルも練習するし失敗もする。そう思うと少し勇気が出てきて、ピングは後ろにいるティーグレのローブの裾をギュッと掴む。
スッと息を吸い、深々と頭を下げた。
「すまなかった」
「何がですか?」
「この間、私の使い魔のペンギンがお前を怪我させるところだった」
「ああ」
会話しながらもずっと不可解そうだったアトヴァルは合点がいったと頷いた。
真剣に謝るピングの頭を上げさせて、感情の読みにくい涼しげな顔をしている。
「お気になさらず。誰も怪我をしなかったのですから」
「で、でも怖かっただろう? 私がきちんと制御できなかったから」
もし自分がアトヴァルだったらと、想像しただけでピングはゾッとした。大火傷を負っていたかもしれないのだ。
でも、アトヴァルは本当に気にしていないようだった。
「いえ。少し驚いて反応は遅れましたが、全く問題ありませんでした」
真顔のまま抑揚なく告げられた言葉は、意図せず矢となってピングに突き刺さる。
ティーグレのローブに皺が残りそうなほど、握る手に力が籠った。
唇が震えそうになるのを必死で引き締める。
「お前からしたら……あれくらい大したことないってことか」
「はい。あれしきのことでリョウイチに助けられたのは不覚の一言です。ご心配をおかけして申し訳ございません。本当にお気になさらず」
腰を折る姿さえ優雅なアトヴァルには、なんの悪気もないのだろう。
言われた方がどのような気持ちになるのか、本当に想像出来ていないのだ。
ピングは口元を弧の形にして、目元を下げる。
努めて明るい声で片手を上げた。
「良かった、さすがだな。じゃあ、それだけだから」
「失礼しますアトヴァル殿下ー」
静かにドアが閉まるのを待ち、ピングは踵を返した。
長い廊下に誰もいないのを良いことに大きく腕を振り、ティーグレの顔を見ることもせずに早歩きになる。カンカンカンッと廊下に足音を響かせる。
体を動かしていないと、口が動いてしまいそうだった。
叫び出しそうだった。
悔しい。
悔しい!
使い魔に火を纏わせられたことは、自分にとっては大きなことだった。
制御できていない事故とはいえ、周りがすぐに対処できないほどの威力もあった。
(あれしきのこと! 一瞬でもアトヴァルを同じ人間だと思った私がバカだった!)
目頭が熱くなってきて、眉根に力を込める。
どんどん早くなるピングに、ティーグレはピッタリとついてきた。
「アトヴァル殿下は心配かけないようにって気を遣っただけですよ」
「……っ分かってる」
柔らかくフォローしてくれる言葉を頭では理解していても、気持ちがついていかなかった。
廊下の一番端にある自室に着く頃には、ピングは肩で息をしていた。体の疲れよりも心の消耗で息が苦しい。
早く一人になりたくて、息一つ乱れないティーグレを振り返った。
「付き合わせて悪かったな。もう部屋へ戻れ」
ドアを開けながら告げても、ティーグレは帰らず部屋に入ってくる。相変わらず、朗らかな表情のままピングに手を伸ばしてきた。
「ご褒美、忘れてたんで」
「クッキーなんて、もう」
食べる気分ではないと突き放そうとしたピングの体は、温もりに包まれた。
ティーグレに力強く抱きしめられている。
そう気づいた時には、我慢していた涙がぶわりと溢れてきた。
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