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12 修学旅行 side 陸
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「しつけぇな・・・何度も言わせるな。
俺は、お前を恋人にするつもりは欠片もねぇよ」
本当にこの女は鬱陶しい・・・
睨んでも一瞬怯むだけで、俺の肩にもたれ掛かり尻を押し付けてくる。
自分に自信があるα女子は、何度断っても理解しねぇ。
俺はモテる方じゃないが、一度絡まれるとしつこいヤツが多いんだよな。
断ったことで、自尊心を傷つけられたと相手が躍起になるんだろうが、こっちにはこっちの事情がある。
α女子は受け入れられて当たり前なんて嵩にきず、さっさと他に行けばいいってのに。
「えぇー、えぇー、じゃあさ、じゃあさっ
あいつら就寝点呼まで戻って来ないし、一回試そうよ!
付き合う前に、相性確かめるのもアリでしょ?
こんなときしか、笹部はいっつも遅く来て早く帰るし誘えないもん。
私から誘ってるんだし、いいじゃん!」
ぷぅっと頬を膨らませ、上目遣いで腕を絡めてくる。
俺は、お前を恋人にするつもりは欠片もねぇよ」
本当にこの女は鬱陶しい・・・
睨んでも一瞬怯むだけで、俺の肩にもたれ掛かり尻を押し付けてくる。
自分に自信があるα女子は、何度断っても理解しねぇ。
俺はモテる方じゃないが、一度絡まれるとしつこいヤツが多いんだよな。
断ったことで、自尊心を傷つけられたと相手が躍起になるんだろうが、こっちにはこっちの事情がある。
α女子は受け入れられて当たり前なんて嵩にきず、さっさと他に行けばいいってのに。
「えぇー、えぇー、じゃあさ、じゃあさっ
あいつら就寝点呼まで戻って来ないし、一回試そうよ!
付き合う前に、相性確かめるのもアリでしょ?
こんなときしか、笹部はいっつも遅く来て早く帰るし誘えないもん。
私から誘ってるんだし、いいじゃん!」
ぷぅっと頬を膨らませ、上目遣いで腕を絡めてくる。
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