刷り込まれた記憶 ～性奴隷だった俺

あとがき

モブ姦を書きたいという動機で書き始めました。
もともとこのお話は高校復讐編で完結していたのですが、BL小説大賞応募条件のひとつに５００００字追加があって、急いで書き足したので伏線やつながりなど全くなく２つの違うストーリーをくっつけた感じになってしまいました。まあストーリーを楽しむ話ではないのでいいかなあと思って。エロいこと書きたかったんだ（笑）。
突然新キャラが出てきたり、展開がおかしく全部を読むのは大変だと思いますので、お好きなシーンだけセレクトしてお楽しみください。

やられまくる、それだけを書きたかったので、学校でも会社でも男が多い集団であればよかった。後に復讐するんですがそれぞれに似合った人生の落ち方、嫌な奴は嫌な方法で、頭のいい奴は複雑で苦悩して自滅するという。水森は難しかったですが書いてて楽しかったです。黒部と長谷川のあの終わり方はだいだい決めてました。愛する「心」というものがない佐伯はスパッと二人を切り捨ててます。そういう性格じゃないと頭おかしくなるような事されてますので佐伯を翔子にしないようにするには優しい性格では駄目だなと思って冷酷で自己中な奴にしました。
主人公佐伯ひとりを狂言回しにして書いてましたが説明役が欲しいなと思って後藤を追加しました。そして後藤の立場を拡大して追加分のストーリーはヤクザものになってます。ホントはそっちの世界の話を書くのは嫌なんですが文字数のために頑張りました。あんまり調べなかった。ほぼ思いつきです。

後半も基本ただやりまくるシーンを書きたかっただけなので、そういう方向性と世界観を作りました。新川も小泉静も書いている途中で思いついたのでいきなりの登場、その分インパクト強めにして印象に残そうと思ってキャラ濃いめにしています。
エチエチなシーンを書きたいための設定なのでストーリーなんてないです。とはいえそれなりに世界観を作りましたが、どうにか佐伯の成長を書けた…かな？人を冷酷に切り捨てていく佐伯が最後は人の死に涙するところまで変わった。変化するための大きなインパクトとして小泉静を出して、前々から考えていた反社に対する考え、生き残るなら後藤のように、散るなら小泉のように。佐伯の話に関係ない設定ですが文字数稼ぐために追加しました。
どの話を書くときも決めていることは、実体験を混ぜる、全部フィクションにはしない。だけどBLシーンだけはファンタジーに（笑）。
今回マンネリを打開しようと思って「こんなBLシーンはイヤだ」という書き方をあえてしてみたんですが、やっぱり失敗でしたね。読者増えない～（笑）結局路線を戻しました。読者戻った～。よかったあ。
ここまで読んでくださった方がいらっしゃいましたらお礼申し上げます。感想とかいただけるとうれしいです。