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本編
仙人のメタ認知
しおりを挟むイザヤたちは馬車に乗り、山道を進んでいた。車輪がガタガタと小石を蹴散らしながら進む音が聞こえる。馬車を引いているのは、信頼のおける二頭の馬、サンダーとミストだ。
セリフィナ:「ヒドい怪我ですね、すぐにヒーリングしますので、じっとしていてください。」
イザヤ:「ああ、これくらい大丈夫だ!」
セリフィナ:「いけません、じっとしててください。」
セリフィナが優しくイザヤの傷に手をかざす。その瞬間、暖かい光が傷から溢れ出し、見る見るうちに傷が癒えていく。
タカヒコ:「へー、ヒーリングって本当に傷が消えていくんだね~。ゲームの中ではHPが回復しか見えないからね~。あとでボクにもやってよ~」
セリフィナ:「タカヒコさんはどこも怪我していませんので、ヒーリングの必要はありませんよ。」
タカヒコ:「あ、そっか~(笑)」
イザヤはセリフィナが発するその不思議な光に心地よさを感じていた。それは、肌に触れる風のように優しく、心を穏やかにしてくれるものだった。
ナミ:「あら、もう傷は治ったんじゃない?」
セリフィナ:「そうですね、これでもう大丈夫です。・・・あ、ナミさんも少しお怪我を。ヒーリングしましょうか?」
ナミ:「・・・私は大丈夫です!MPを温存しておいてください!」
ナミはその言葉を残して、急いでグリモワールを開く。ページをめくり、何やら唱え始めた。
イザヤ:「ナミ、何してるんだ?」
ナミ:「転職よ。メイジは飽きたわ!ビショップにするの。そうしたら遠隔攻撃も回復もできるから。」
イザヤ:「回復はセリフィナがいるだろ?」
ナミ:「回復は二人くらいいた方がいいわ!」
ナミは急いでランダムの転職ボタンを押す。
ナミ:「あ~、なんで三回とも戦士なの~!こんなか弱い女の子が戦士なんかできるわけないでしょ!」
ランダム転職ボタンは一日3回まで。ナミの普段の冷静さが崩れているのを見て、イザヤとタカヒコは不思議に思った。しかし、その理由は二人にはわからなかった。
イザヤ:「それにしてもマドカスの技、凄かったな~!」
ウレアトス:「ガリウスでも最強と言われるお方ですからねぇ」
タカヒコ:「でも不思議なんだよね。僕が見た感じ、それほど凄いとは思わなかったんだ。」
セリフィナ:「確かに、彼は剣を片手でゆっくりと振り下ろしていただけに見えましたわ。」
ナミ:「・・・え?もしかして、」
イザヤ:「どうした、ナミ?」
ナミ:「彼は、私が設定したカスタム剣士かもしれない。」
タカヒコ:「え、もう見つけたの?」
イザヤ:「ナミ、どうしてそれがわかるんだ?」
ナミの顔には驚きと確信が交錯していた。彼女が設定したカスタム剣士は、江戸時代中期の剣士・真里谷円四郎。その剣術は、非常にシンプルなもので、嬰児が戯れるような感じで剣を引き上げて振り下ろすだけと言われていた。
ナミ:「私が設定したのは真里谷円四郎。彼の剣術は、まるで子供が遊んでいるかのように、片手で剣を引き上げて振り下ろすだけ。そして、マドカスという名前、"まどか"は円四郎の"円"の字を別の読み方で読んだものかもしれない。さらには、オリヴァレイという名前の"ヴァレイ"が真里谷の"谷"に関連していると思うの。」
イザヤは自分の目に狂いはなかったと思った。しかし、なぜアイリディアでも最強であり高い地位にあるマドカス・オリヴァレイが、あのような街の居酒屋にいたのだろうか、と思った。
すると、馬車が突如として止まった。前方を見ると、道が途切れていた。
ウレアトス:「ああ、こっからは道がねぇんでさぁ。歩きでいかねばなりやせん。」
その瞬間、ナミが手に持っていたグリモワールが輝き出した。
ナミ:「リーダースキル“エンパワーメント”って書いてあるわ。誰かを鼓舞して力を与えるスキルらしいわ。」
イザヤ:「よし、エンパワーメントを使ってみよう!」
イザヤは空間に浮かぶエンパワーメントのボタンを押した。
イザヤ:「サンダー、ミスト、お前たちは最高の名馬だ!どんな野山も駆け抜けて人間を運ぶことができる!」
イザヤの鼓舞に応えるように、二頭の名馬、サンダーとミストは輝きを放ち、途切れた道でも堂々と歩み始めた。
ウレアトス:「どぉなってんだぁ。こんな魔法ははじめてみやした!」
間もなく、一行の目の前に谷が広がり、その先には仙人瑞龍の庵らしき建物が見えた。しかし、その庵に向かおうとした瞬間、天から大きなドラゴンが降り立った。
突如空から降ってくるドラゴンの影。セリフィナはその巨体に目を向け、プロテクションを張る時間もなく固まってしまった。
セリフィナ:「・・・きゃあ!」
しかし、その間一髪の瞬間、イザヤが駆け寄り、セリフィナを抱き寄せ、ドラゴンの攻撃からかわした。
老人の声:「これ、ヴリトネス、やめんか~!」
目の前に現れたのは、ひとりの老人。その風貌とオーラから、イザヤたちはこの人が伝説の仙人・瑞龍であることを即座に理解した。
イザヤ:「・・・あなたが瑞龍。」
瑞龍:「ふぉふぉふぉ、わしを知るものがいるとは珍しいのう。」
その瞬間、ナミが口を挟む。
ナミ:「ちょっとイザヤ、いつまでセリフィナさんを触っているの!?」
イザヤ:「あ、いけね。」
瑞龍:「ふぉふぉふぉ、元気がよい方々じゃ。まあ、少し寄っていきなされ。」
イザヤはすぐにセリフィナから手を離し、一行は瑞龍の庵へと足を進めた。
瑞龍の庵の前庭では、妖精アルテーニアが来訪者たちを迎えていた。彼女は翼をひらひらさせながら、微細な光のミストを散りばめて、空気を一層清新にした。
アルテーニア:「いらっしゃいませ、旅の方々。」
ナミ:「ああ、いい香りだわ。」
タカヒコ:「妖精だ!初めて見たよ、かわいいな。」
瑞龍の庵に一歩足を踏み入れた瞬間、イザヤたちはその広がりと美しさに驚かされた。外観からは想像もつかないほどの広さ、それでいてどこか居心地の良さを感じさせる空間が広がっていた。
中央には大きな炉があり、その炎がゆらゆらと踊り、暖かな光と熱を部屋全体に提供していた。壁一面には古い書籍や巻物が並んでおり、その間には美しくも神秘的な陶磁器と宝石が織りなす一幕が展開されていた。
天井は高く、その高さを利用して吊るされたランプたちは、部屋全体を柔らかな光で包んでいた。一角には小さな祭壇が設置されており、そこには精緻に彫られた仏像と香炉が並べられていた。
さらに、庵の隅には完璧に整えられた茶道具一式があり、これが瑞龍が日常的に茶の湯を楽しんでいる証拠であることを示していた。部屋に点在する植物たちは皆、極めて健康そうに育っており、それが瑞龍自らが手をかけていることを暗に物語っていた。
この庵は単なる住居以上のもの、それは一見して明らかだった。それは瑞龍自身の哲学や美意識、そして力が凝縮された場所であり、イザヤたちはその全てに心から畏敬の念を抱いた。
瑞龍:「アルテーニア、お茶を入れてくれ。」
アルテーニア:「かしこまりました、瑞龍様。」
その瞬間、アルテーニアの体は光に包まれ、彼女は通常の人間サイズの美しい女性に変身した。
タカヒコ:「えっ、変身したの!?」
瑞龍:「ほっほっほ」
しばらくしたら、アルテーニアがお茶を運んできた。それはフェアリーティーという名前で、花、花粉、蜜を混ぜ合わせて乾燥させ、煎じたものだった。
ナミ:「お、おいしい...」
フェアリーティーを一口飲むと、イザヤたちは体中にほんわりとした温もりを感じ、旅の疲れが和らいだように思えた。
瑞龍:「で、わしに何の用でしたか?旅のお方。」
イザヤ:「申し遅れました。俺はイザヤ、こっちがナミ、タカヒコ、そしてウレアトスです。あ、もう一人は酔っ払って馬車で寝てます。」
と言うと、酔っ払いのマドカスがふらつきながら入ってきて座り込む。
瑞龍:「はて、ウレアトス殿という名は有名な山賊と聞くが。」
ウレアトス:「この方々と遭遇して、山賊から足を洗いやした」
ナミの瞳にはわずかな疑念が浮かぶ。
瑞龍:「それは結構、結構。ふぉふぉふぉ。」
イザヤは単刀直入に質問を投げかけた。
イザヤ:「この世界が何者かによって作られた仮想空間、って本当ですか?」
瑞龍は一瞬の沈黙を挟んだ後で答えた。
瑞龍:「いかにも、その通りじゃ。」
ナミ:「どうして、そのようなことが言えるんですか?」
瑞龍:「この世界は我々に都合が良すぎる。例えば、お主らがこの遠くの山に馬車で来ているのもその一例じゃ。」
イザヤ:「は、はい。(リーダースキルのことか...)」
瑞龍:「そして不自然なことに、この世界は正義に溢れすぎておる。故にわしが“清濁の結界”をこの山に作り、悪人をかくまっているのじゃ。」
ナミ:「それって、良いことなのでしょうか?」
瑞龍:「良い悪いは我々が作り出す概念にすぎぬ。山賊にも、山賊になる理由がある。お主らがその立場であれば、同じことをしていたかもしれぬ。」
イザヤ:「なるほど、それは確かに...」
ウレアトス:「へい、そうなんでさぁ、あっしにも色々とありまして...」
瑞龍:「そうした者たちにも生きる権利はある。できることならこの世界の悪人を全てわしの懐に隠してやりたい。そして改心の機会を与える。一時的に、その悪を全て我が手に請け負ってわし一人が悪人になれば、それでよいと思っておるのじゃ。」
瑞龍の深遠な言葉に一堂は驚きと敬意を持って聞き入った。
特にセリフィアは、悪を許容し、その責任を一手に請け負うというこの仙人の教えに震えた。その教えは、彼女の学んできた教義にないものであった。そして、彼は善悪を超えた存在なのかもしれないと、セリフィアは内心で考えた。
イザヤ:「つまり、この世界は正義に偏りすぎた不自然な世界で、それがアイリスが作ったというわけですか?」
瑞龍:「...アイリス。」
瑞龍はその名前を聞くと、一瞬目を閉じた。
瑞龍:「この世はアイリスが作った世界ではない。」
イザヤたちはその言葉に驚きを隠せなかった。
瑞龍:「と、わしは思っておる。」
イザヤ:「なぜ、そのように思うのですか?」
瑞龍:「それは、メタ意識によるものじゃ。」
ナミ:「メタ意識って何ですか?」
瑞龍:「メタ意識とは、この世を俯瞰する意識を超えた悟りの意識のことじゃ。」
この「メタ意識」は、瑞龍が厳しい修行と瞑想によって悟りに達した、意識を超越した状態である。彼が善悪を超える哲学を持っているのも、このメタ意識がその根底にあるからなのだろう。
庵の中は再び静寂に包まれ、それぞれが瑞龍の言葉とその背後に広がる無限の意味に思いを巡らせた。
瑞龍の庵の中で夕日がゆっくりと室内を照らしながら沈んでいく。その瞬間、瑞龍はまるで時間そのものが彼に語りかけているかのように微笑んだ。
瑞龍:「そのメタ意識でこの世を見ると、お主らが信じられないかもしれんが、この世界は数字や記号のようなもので成り立っているのじゃ。」
イザヤ、ナミ、タカヒコの三人は目を見合わせた。心の中で、彼らは確信を得た。この仙人はプログラミング言語に精通している、と。
ナミ:「それで、その記号や数字は何と書かれているのですか?」
瑞龍:「その未知の言語を解読しようとすると、それは巧妙に隠れるのじゃ。この世界は、我々が理解し難いように設計されていると感じ、それがこの世界が記号で構築された仮想空間であると結論づけた。」
イザヤ:「なるほど。でも、もしこの世界がアイリスによって作られたものでないとしたら、一体誰が、何の目的でこの世界を作ったのでしょうか?」
瑞龍:「それは、わしにもわからぬ。なぜなら、その創造主は創造の記号そのものであり、わしのメタ観測では探知できないからなのじゃ。」
イザヤ:「それで、その記号の創造主を私たちは見ることはできない、というわけですか?」
瑞龍:「もし見ることができるとしたら、それは“本心・トゥルーマインド”を通じてじゃ。」
イザヤ:「本心・・・トゥルーマインドですか。」
瑞龍:「そうじゃ。古(いにしえ)の聖者たちが獲得し、この世の創造主と対話したという神話があるんじゃよ。」
イザヤ:(神話の中にさらに神話が存在するというのか・・・)
瑞龍の言葉には深い意味が込められていた。イザヤはその言葉を慎重に心に留め、創造主と対話する可能性について考え始めた。そして、イザヤはその神話について瑞龍に聞いた。
瑞龍:「ふむ、興味があるか。かつて、いにしえの聖者と呼ばれる者たちは、瞑想と修行を通じて自身の内面に潜む“本心・トゥルーマインド”に触れることができたと言われておる。その状態で、彼らはこの世界の創造主と対話を交わし、多くの叡智を得たとも言われるんじゃ。」
イザヤ:「その叡智とは何でしょうか?」
瑞龍:「それはさまざまじゃ。自然の法則、宇宙の秘密、そして人々の心に潜む真理。しかし、そのすべてが言葉にできるものではなく、聖者たちはそれを独自の言語や記号、時には行動として世に示したそうじゃ。」
イザヤ:「それは非常に興味深いです。でも、そのような能力を持つ聖者は今もいるのでしょうか?」
瑞龍:「時代が変わり、多くの知識と技術が発展したが、そのような“本心・トゥルーマインド”に触れる能力は稀じゃ。しかし、可能性としてはゼロではない。誰もが内に持つその本心に触れる鍵は、各々が自らで見つけるものじゃからな。」
瑞龍の話から、イザヤは新たな視点と問題意識を得た。彼は心の中で、この神話が現実のものとなるような探求を自らも始める決意を固めた。
瑞龍:「本心・トゥルーマインドに到達した者は八人おり、彼らを八大聖者と呼ぶ。その中の一人、ゼノン・イリディウスはこの大陸の西に存在したとされております。今は彼の名を留める遺跡があるだけですが、言葉と記号を極めたというその人物が、もし伝説が真実ならば、創造主と対話したのかもしれませんな。」
その言葉にナミが感じた何かを鋭く口にする。
ナミ:「西の遺跡に財宝があるという噂があるわね。もしかしたら、その"財宝"とは本心・トゥルーマインドの比喩なのかもしれないわ」
イザヤ:「確かに、その考えには一理ある。次に向かう場所として、西の遺跡も考慮に入れるべきだろう。」
夕日が完全に沈み、庵内に微かな闇が広がり始めた中、マドカスが突如として口を開いた。彼の表情には一種の皮肉な笑みが浮かんでいた。
マドカス:「ふっ、面白かったぜ。この世は記号遊びのゲームってわけか。」
その言葉に、庵内の空気がわずかに張り詰めた。
瑞龍はマドカスを見つめ、その後ゆっくりと口を開いた。
瑞龍:「ゲームと言えば確かにそうかもしれぬ。だが、それがどれほど真剣な"遊び"であるかは、参加する者の心次第じゃ。」
マドカスの表情にわずかな変化が見られた。瑞龍の言葉に、何かを感じ取ったのかもしれない。
イザヤ、ナミ、タカヒコ、そして瑞龍。それぞれがこの庵で過ごす一夜に何を感じ、何を得るのか。庵の中は静かな夜に包まれ、それぞれの心に新たな思索の種が蒔かれた。
瑞龍:「日が暮れたようじゃ。旅のお方たちよ、今夜はこちらでお休んでいかれよ」
イザヤ、ナミ、タカヒコは頷き、その仙人の言葉に甘えることとした。今夜、この神秘的な庵で過ごすことになると知りながら、イザヤたちはそれぞれ何を感じ、何を思うのか。夜が更けていく中、それぞれの心には新たな疑問と共に、深い安堵が広がっていった。
【瑞龍のメタ意識】
瑞龍の「メタ意識」とは、一般的な意識や認識を超越した高度な悟りの状態を指します。この意識は、単に物事を個別に理解するのではなく、全体像を俯瞰する能力と、そのさらに先を見通す視野を持っています。厳しい修行と瞑想、自己探求の結果として得たものであり、瑞龍自身の哲学や教えの根底に影響を与えています。
このメタ意識によって、瑞龍は善悪の相対性を理解し、その枠を超えた多角的な視点を持つことができます。例えば、彼は悪人もまた生きる権利があり、改心の機会を与えるべきだと考えています。これは一般的な倫理観や法律では難しく、多くの人々が受け入れることのできない考え方かもしれませんが、メタ意識によって瑞龍はそのような「高次元の倫理観」を持つことができます。
メタ意識はまた、瑞龍にこの世界が自然なものではなく、何らかの高次の意志や力によって構築されたものであると気づかせます。これにより彼は、この世界が極端に正義に偏っていると感じ、それを調整するために「清濁の結界」を設けるなど、独自の行動をとることができます。
総じて、瑞龍のメタ意識は、彼自身が達成した高度な精神状態であり、その哲学や行動、教えに大きな影響を与えていると言えるでしょう。
【本心・トゥルーマインド】
"本心・トゥルーマインド(True Mind)"とは、個々の存在が持つ最も純粋で本質的な心の状態を指します。この状態に到達することで、人々は自分自身だけでなく、周囲の世界や宇宙とも深い調和と一体感を持つことが可能になります。また、本心・トゥルーマインドは、偽りや曇りのない純粋な意識であり、その状態にあると、真実の知識、智慧、愛、調和が自然と湧き出てくると言われています。
この本心・トゥルーマインドに到達した者は、物事の本質を直感的に理解し、高度な洞察力と共感力を持つとされます。その結果、多くの古の聖者や哲学者がこの状態を求め、その過程で多くの智慧と啓示を得ました。
"本心・トゥルーマインド"は、多くの文化や宗教、哲学で異なる名称や形で語られていますが、その核となる概念は同じです。それは、人々が自分自身と宇宙、そして他者との深いつながりを理解し、その調和と平和を実現するための究極の心の状態とされています。
【八大聖者】
1. オリオン・ヴァーラス:天体と宇宙の秘密に通じた聖者。星座の動きを理解し、その情報を通して人々に啓示をもたらした。
2. エリシア・セリュナ:心の奥底に潜む真実を見抜く力を持つ。彼女の名は今でも心理学の一角石とされている。
3. テオドレ・クロノス:時間の流れと過去・未来の繋がりを解明した。彼の理論は古代文明における時間観念に大きな影響を与えた。
4. マーラ・エレメンタリス:自然の四大元素(火、水、風、土)と調和し、それらを操る術を開発した。エコロジーの先駆けとも言える存在。
5. ゼノン・イリディウス:言葉と記号の力を極めた聖者。彼は言語を超えたコミュニケーションの形を築き上げた。
6. アリアナ・ミスティカ:神秘と超自然に深い洞察を持つ聖者。彼女の探求は後の錬金術や神秘学の基礎となった。
7. ルシウス・アルテマ:人々の信仰と神々の本質を研究した。彼の教えは多くの宗教哲学に影響を与えている。
8. ヴィオラ・アルマ:人々の魂と肉体の関係を解明した聖者。彼女の学説は後に医学や精神医学に貢献した。
これらの聖者たちは、各々が“本心・トゥルーマインド”に到達し、その叡智を人々と共有する形でこの世に多大な影響を与えました。
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