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9話 エレクトリカルナマズ
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動けない私たちに話しかけてきたのは真っ白な毛並みの1m位の大きな兎だった。そして、まさかの2足歩行をしていた。声から彼? だろうか。肩には大きなニンジンを背負っている。
名前を見るとヨシュアとなっているが、NPCらしい。
「どうしてって、粘着質の粘土を取りに来たんだよ」
NPCだからって横柄になる人がいるけど、そういうのは好きじゃない。
「そうだったのか。ただ、気を付けるといい。最近その辺りでエレクトリカルナマズが出るという情報があるんだ」
「エレクトリカルナマズ?」
「何だかすごい名前ね」
「普段は沼の中に体を隠していて、敵が油断している所に襲い掛かってくる。もしも出会ったら逃げるといい」
「危険なの?」
「かなりね。だけど、もしも逃げられないってなったら、そこら辺の木に赤い木の実がなっているだろう?」
ヨシュアの指し示すように小さな木を見ると、確かに赤い木の実がついている。
「あれはアインの実と言うんだが、エレクトリカルナマズの側に投げてやれば嫌がって沼から出てくるかもしれない。その間に逃げるなり攻撃するなりするといい」
「なるほど。分かった」
私はそのアインの実とやらを見ていて食べれないか気になって仕方なかった。あんなに赤くていい色をしている。食べられるのではないだろうか。
「それじゃあな。大声で呼んでくれれば俺も行くからな」
「ありがとー」
「気をつけろよ」
ヨシュアさんはそう言ってどこかに消えてしまった。
彼がどこかに行くと、私の体の自由が戻ってくる。
「エレクトリカルナマズねぇ」
「美味しいのかな?」
「イノシシって草食じゃないの?」
「イノシシのお肉も好きだよ?」
「食べるのね……」
私は沼地の中央に向って走っていく。アインの実はエレクトリカルナマズを倒してからでも遅くは無いと思う。
それから暫くして、大きな黄色い矢印が沼地のある部分を指し示しているのが見えた。
「あれかな?」
「そうなんじゃない? 行きましょう」
「うん!」
私は足をそちらの方に向けて、走る。
そして、その黄色い矢印まで後少しという所で体の自由が奪われた。
「あれ?」
「ん? どうしたの?」
ザパァ!
「何!?」
「敵!?」
目的地の少し前から、何かが飛び出してくる。その姿は2m程もあろうかというほどの巨大なナマズだった。
そのナマズは何度か沼地を潜ったり跳ねて飛び出したりしながら体中を帯電させている。
「あれがエレクトリカルナマズ?」
「そうでしょうね。さっきの話もあるし、そうじゃなかったらちょっと驚きね」
「ぼへええええええ!!!」
エレクトリカルナマズが奇妙な鳴き声をあげたと思ったら、そのまま沼に潜りこんでしまう。
そのタイミングで、体の自由が戻るのが分かった。
私は走り出し、取りあえずこのエリアの広さを把握する。
「結構広いね」
「そう?」
「うん。ゴリラの所の1,5倍くらいある」
「木もあるし、そういうのの対策かな?」
「そうかも」
「ぼへえええええええ!!!」
「わ!」
「きゃ!」
バリバリバリバリバリバリ!!!
私がいたすぐ後ろを黄色い稲妻が走り抜ける。
「速度あげるね!」
「え? そんきゃあああああ!!!」
ナツキが怖がるからちょっと押さえていたスピードをあげて、私は加速する。
あの電撃を食らったらかなり厳しいだろうことが分かるからだ。
「まずはご挨拶に!」
「ぼへぇぇぇ」
「それずるいよ!」
私がエレクトリカルナマズに体当たりをしようと足を向けると、奴はそのまま巨体を沼の中に沈めてしまった。
私は周囲を探してみるけど、どこにいるか分からない。
「どこ……?」
「あそこ! 背びれが出てる!」
「え? あそこか!」
ナツキの一言で奴が潜んでいる場所が分かった。ならば考えることは後一つ。突進あるのみ!
私は駆け出し、『疾走』を使って勢いをつける。体が引き延ばされる感覚を味わいながら奴目掛けて突っ込む。
「ナツキ! 援護お願い!」
「もうやってるわ!」
私の周囲には緑色のシールドが展開されていて、何時でも動かせるようだった。流石ナツキ。
「いっくよおおおおおおお!!!」
私は奴の背びれを目掛けて『突進』を繰り出す。
スカッ
「え?」
「嘘?」
私は背びれにぶつかったと思ったのに、何もいなかったようにすり抜けてしまった。
「何で?」
「……これは当たり判定がないんでしょうね」
「そんな! 目の前にあるのに!」
「ゲームとしてはその背びれを攻撃するんじゃなくって、どうにか引きずり出して……」
「ぼへえええええええ!!!」
バリバリバリバリ!!!
話す暇も無く奴は電撃攻撃を仕掛けてくる。私は走りながらその攻撃を躱す。その電撃はさっきよりも私のすぐ後ろを通り抜けていき、危うく食らってしまうところだった。
「コナクソ! それなら今のうちに!」
「ぼへぇぇぇ」
「ああもう!」
奴は電撃攻撃をして直ぐに沼の中に入り込んでしまう。私のスピードが追いつかないなんて。
その時、ナツキが叫ぶ。
「飛び出して来たタイミングよ! そのタイミングで突っ込めばいいのよ!」
「でもそれだと電撃が!」
「私のシールドを信じなさい!」
「分かった! ただ、クールタイムがあるから待って!」
「分かったわ!」
後30秒。私は木を躱しながら中央付近にいる奴から決して目を離さない。
「ぼへええええ!!!」
バリバリバリバリ!!!
またしても私の直ぐ傍を電撃が駆け抜けていき、近くにあった木に着弾する。
バリバリバリ!!!
木が大きく避け、その木になっていた赤い木のみが落ちてくる。私はその実を踏まないように気を付けて駆け抜けた。これが終わったら食べれるかもしれない。
「後10秒でいけるよ!」
「私もいけるわ! 次に飛び出した時に決めるわよ!」
「分かった!」
それから木にぶつからないようにしつつ、やつから視線を外さないように気を付けながら走る。そして、10秒経過した段階で、奴が跳ねた。
「今!」
「『疾走』!!!」
私はスキルを叫びながら奴に向って突進をする。
「ぼへえええええええええ!!!」
バリバリバリバリ!!!
目の前に奴の電撃が迫る。だけど、私は回避なんてしない。
「『胞子シールド』!」
バリバリバリバリ!!!
目の前に現れた緑色の盾に電撃の全てが吸い込まれる。そして、気が付いたら電撃は消え失せてしまっていた。
「ぼへええええ!!!???」
「『突進』!!!」
私は驚く奴に逃がさないために更に加速する。そして、奴が沼に頭をつけた。このままでは間に合わない。なら!
「『ぶちかまし』!!!」
そこから更にもう一瞬。ほんの一瞬だけ加速し、奴に私の『ぶちかまし』をぶつける。
「ぼへええええええ!!!!!!」
「きゃああああああああ!!!」
「ちょとおおおおおおお!!!」
私とナツキは奴に体当たりした衝撃で吹き飛び、奴もその巨体をバウンドさせながら沼地の上を転がっていった。
私達が何度かバウンドして、沼地に半身が沈む。
「きゃああああああああ!!!」
「ナツキ! どうしたの!?」
私はナツキから聞こえる悲鳴で、すぐさま起き上がった。そして、彼女を見ると彼女は体から出ている小さな茶色い手を見つめている。
「ハル……私、汚れちゃった」
「? よごれた? どういうこと?」
エレクトリカルナマズの攻撃を受けたりしたんじゃないの?
「泥に汚れちゃったわ……ハルの上に居れば大丈夫だと思っていたのに……」
「……」
カプ。
私は無言で彼女を咥える。
「え」
ポイッ
「ちょっとおおおおおお!」
私は頭で彼女を受け止め、奴がいた方を凝視する。
「ナツキ! 今は戦闘中だよ!」
「でもあんな攻撃をしたのにまだ大丈夫な訳……」
そんなことはない。たった一回しか体当たりしていないのだ。それなのにボスがそんな直ぐにやられるわけ
『ハル はレベルアップしました。Lv13→Lv15になりました。ステータスが上昇しました。スキルポイントを30取得しました』
「……」
「ほらね?」
名前を見るとヨシュアとなっているが、NPCらしい。
「どうしてって、粘着質の粘土を取りに来たんだよ」
NPCだからって横柄になる人がいるけど、そういうのは好きじゃない。
「そうだったのか。ただ、気を付けるといい。最近その辺りでエレクトリカルナマズが出るという情報があるんだ」
「エレクトリカルナマズ?」
「何だかすごい名前ね」
「普段は沼の中に体を隠していて、敵が油断している所に襲い掛かってくる。もしも出会ったら逃げるといい」
「危険なの?」
「かなりね。だけど、もしも逃げられないってなったら、そこら辺の木に赤い木の実がなっているだろう?」
ヨシュアの指し示すように小さな木を見ると、確かに赤い木の実がついている。
「あれはアインの実と言うんだが、エレクトリカルナマズの側に投げてやれば嫌がって沼から出てくるかもしれない。その間に逃げるなり攻撃するなりするといい」
「なるほど。分かった」
私はそのアインの実とやらを見ていて食べれないか気になって仕方なかった。あんなに赤くていい色をしている。食べられるのではないだろうか。
「それじゃあな。大声で呼んでくれれば俺も行くからな」
「ありがとー」
「気をつけろよ」
ヨシュアさんはそう言ってどこかに消えてしまった。
彼がどこかに行くと、私の体の自由が戻ってくる。
「エレクトリカルナマズねぇ」
「美味しいのかな?」
「イノシシって草食じゃないの?」
「イノシシのお肉も好きだよ?」
「食べるのね……」
私は沼地の中央に向って走っていく。アインの実はエレクトリカルナマズを倒してからでも遅くは無いと思う。
それから暫くして、大きな黄色い矢印が沼地のある部分を指し示しているのが見えた。
「あれかな?」
「そうなんじゃない? 行きましょう」
「うん!」
私は足をそちらの方に向けて、走る。
そして、その黄色い矢印まで後少しという所で体の自由が奪われた。
「あれ?」
「ん? どうしたの?」
ザパァ!
「何!?」
「敵!?」
目的地の少し前から、何かが飛び出してくる。その姿は2m程もあろうかというほどの巨大なナマズだった。
そのナマズは何度か沼地を潜ったり跳ねて飛び出したりしながら体中を帯電させている。
「あれがエレクトリカルナマズ?」
「そうでしょうね。さっきの話もあるし、そうじゃなかったらちょっと驚きね」
「ぼへええええええ!!!」
エレクトリカルナマズが奇妙な鳴き声をあげたと思ったら、そのまま沼に潜りこんでしまう。
そのタイミングで、体の自由が戻るのが分かった。
私は走り出し、取りあえずこのエリアの広さを把握する。
「結構広いね」
「そう?」
「うん。ゴリラの所の1,5倍くらいある」
「木もあるし、そういうのの対策かな?」
「そうかも」
「ぼへえええええええ!!!」
「わ!」
「きゃ!」
バリバリバリバリバリバリ!!!
私がいたすぐ後ろを黄色い稲妻が走り抜ける。
「速度あげるね!」
「え? そんきゃあああああ!!!」
ナツキが怖がるからちょっと押さえていたスピードをあげて、私は加速する。
あの電撃を食らったらかなり厳しいだろうことが分かるからだ。
「まずはご挨拶に!」
「ぼへぇぇぇ」
「それずるいよ!」
私がエレクトリカルナマズに体当たりをしようと足を向けると、奴はそのまま巨体を沼の中に沈めてしまった。
私は周囲を探してみるけど、どこにいるか分からない。
「どこ……?」
「あそこ! 背びれが出てる!」
「え? あそこか!」
ナツキの一言で奴が潜んでいる場所が分かった。ならば考えることは後一つ。突進あるのみ!
私は駆け出し、『疾走』を使って勢いをつける。体が引き延ばされる感覚を味わいながら奴目掛けて突っ込む。
「ナツキ! 援護お願い!」
「もうやってるわ!」
私の周囲には緑色のシールドが展開されていて、何時でも動かせるようだった。流石ナツキ。
「いっくよおおおおおおお!!!」
私は奴の背びれを目掛けて『突進』を繰り出す。
スカッ
「え?」
「嘘?」
私は背びれにぶつかったと思ったのに、何もいなかったようにすり抜けてしまった。
「何で?」
「……これは当たり判定がないんでしょうね」
「そんな! 目の前にあるのに!」
「ゲームとしてはその背びれを攻撃するんじゃなくって、どうにか引きずり出して……」
「ぼへえええええええ!!!」
バリバリバリバリ!!!
話す暇も無く奴は電撃攻撃を仕掛けてくる。私は走りながらその攻撃を躱す。その電撃はさっきよりも私のすぐ後ろを通り抜けていき、危うく食らってしまうところだった。
「コナクソ! それなら今のうちに!」
「ぼへぇぇぇ」
「ああもう!」
奴は電撃攻撃をして直ぐに沼の中に入り込んでしまう。私のスピードが追いつかないなんて。
その時、ナツキが叫ぶ。
「飛び出して来たタイミングよ! そのタイミングで突っ込めばいいのよ!」
「でもそれだと電撃が!」
「私のシールドを信じなさい!」
「分かった! ただ、クールタイムがあるから待って!」
「分かったわ!」
後30秒。私は木を躱しながら中央付近にいる奴から決して目を離さない。
「ぼへええええ!!!」
バリバリバリバリ!!!
またしても私の直ぐ傍を電撃が駆け抜けていき、近くにあった木に着弾する。
バリバリバリ!!!
木が大きく避け、その木になっていた赤い木のみが落ちてくる。私はその実を踏まないように気を付けて駆け抜けた。これが終わったら食べれるかもしれない。
「後10秒でいけるよ!」
「私もいけるわ! 次に飛び出した時に決めるわよ!」
「分かった!」
それから木にぶつからないようにしつつ、やつから視線を外さないように気を付けながら走る。そして、10秒経過した段階で、奴が跳ねた。
「今!」
「『疾走』!!!」
私はスキルを叫びながら奴に向って突進をする。
「ぼへえええええええええ!!!」
バリバリバリバリ!!!
目の前に奴の電撃が迫る。だけど、私は回避なんてしない。
「『胞子シールド』!」
バリバリバリバリ!!!
目の前に現れた緑色の盾に電撃の全てが吸い込まれる。そして、気が付いたら電撃は消え失せてしまっていた。
「ぼへええええ!!!???」
「『突進』!!!」
私は驚く奴に逃がさないために更に加速する。そして、奴が沼に頭をつけた。このままでは間に合わない。なら!
「『ぶちかまし』!!!」
そこから更にもう一瞬。ほんの一瞬だけ加速し、奴に私の『ぶちかまし』をぶつける。
「ぼへええええええ!!!!!!」
「きゃああああああああ!!!」
「ちょとおおおおおおお!!!」
私とナツキは奴に体当たりした衝撃で吹き飛び、奴もその巨体をバウンドさせながら沼地の上を転がっていった。
私達が何度かバウンドして、沼地に半身が沈む。
「きゃああああああああ!!!」
「ナツキ! どうしたの!?」
私はナツキから聞こえる悲鳴で、すぐさま起き上がった。そして、彼女を見ると彼女は体から出ている小さな茶色い手を見つめている。
「ハル……私、汚れちゃった」
「? よごれた? どういうこと?」
エレクトリカルナマズの攻撃を受けたりしたんじゃないの?
「泥に汚れちゃったわ……ハルの上に居れば大丈夫だと思っていたのに……」
「……」
カプ。
私は無言で彼女を咥える。
「え」
ポイッ
「ちょっとおおおおおお!」
私は頭で彼女を受け止め、奴がいた方を凝視する。
「ナツキ! 今は戦闘中だよ!」
「でもあんな攻撃をしたのにまだ大丈夫な訳……」
そんなことはない。たった一回しか体当たりしていないのだ。それなのにボスがそんな直ぐにやられるわけ
『ハル はレベルアップしました。Lv13→Lv15になりました。ステータスが上昇しました。スキルポイントを30取得しました』
「……」
「ほらね?」
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